福岡(うどん・そば)

2016/02/20

博多うどんのお店の中では個性が光るうどんを食べさせてくれる「大地のうどん 博多駅ちかてん」

福岡のうどんは、全国のうどんの中でも私のお気に入りのうどんの一つです。

Daichinoudon_005今日紹介します「大地のうどん」は、そんな福岡のうどん店の中でもどちらかといえば少し異端の部類に入るのではないかと思います。

ここの本店は西区の生の松原の近くにあって、私も7年ほど前に一度伺ったことがあります

ブログに書いてありますが、その時食べた「ごぼう天ぶっかけうどん」のごぼう天の大きさに度肝を抜かれた記憶があります。

その当時は博多駅の近くには支店はなかったのですが、何年か前に出来ていたので、いまでは出張に行った時でも気軽に「大地のうどん」を楽しむことが出来るようになって、うれしい限りです。

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さて、この日は博多駅近くで仕事があり、お昼の早目の時間に食べに行きました。

11:30過ぎだったのですが、我々が着いたときはほぼ一杯の状態でした。

店内入口の食券機で食券を買って入ります。私は最初は「平日限定セット(630円 税込)」を頼もうと思ったのですが、肉が入っているではないですか!そのためにあきらめて他のうどんにしようとしばし思案。意外にメニューの種類が多かったので選ぶのに苦労しました。

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帰るとき店外の写真を写すときに見たら、このようなメニュー写真が掲げられていました。これを最初に見ればよかったですね。

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で、私が頼んだのは、こちらの「丸天うどん(500円 税込)」です。

巨大な丸天が乗せられています。ほぼ丼一面を覆い隠しています。

しかし、この丸天が美味しかった!とても柔らかく熱々。たぶん出来立てでしょう?それに単にすり身だけではなく、玉ねぎ、ひじきなどが入っていました。でも食べるときはやけどに注意です。^^;

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そして、うどん自体のほうもさすがのものがありました。これで500円はお得で大満足です。

小松のうどんのように、柔らかな中にもモチッとした弾力があってのど越しもよいのが特徴です。うどんのうまさの評価は決してコシだけではありません。透明感のあるビジュアルで美味しさが増しているようです。

お汁の方も上品なダシでありながら、うまみがジュワ~と広がる感じでよかったです。

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「平日限定セット」のほうがこちらです。大きなごぼう天がデンと乗せられています。サックリ揚がったごぼう天で美味しいと言っていました。

前述の7年ほど前に行ったとき食べた写真の、本店のごぼう天のほうが少し大きいですね。

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「平日限定セット」にはいなり寿しが2個付いてきます。うどんだけでもボリュームが多かったようで、一緒に行った人は一個食べきれずにご相伴にあずかりました。

「大地のうどん」を久しぶりに食べましたが、昔の記憶がよみがえってくるほど、前回のときのイメージが強烈だったのだと思います。また、機会があれば再訪したいお店の一つですね。

お店を出たころには店外に10名ほどの順番待ちの列が出来ていました。さすが人気店だけのことはあります。とてもお勧めなお店です。

大地のうどん 博多駅ちかてん
福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1
福岡朝日ビルB2F
TEL 092-481-1644
11:00~16:00、17:00~21:00
日曜休

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2015/10/20

博多駅近く「うどん処 十金(ときん)」はのど越しのいい博多うどんを食べさせてくれる人気店

福岡のうどんについては、私のブログでも多くのお店を紹介してきました

何せ「うどん」発祥の地、博多ですからね。美味しいうどんを食べさせてくれるお店も多いのです。

うどん好きの私ですが、全国のうどんの中でも福岡のうどんは大好きなうどんの一つです。

10_2関西を中心とする地方から西日本に広がったのは昆布の出汁文化です。そして出汁を吸わせて、うどんとともに出汁を味わうといったことから、うどんのほうが好まれたのではないかと言われています。そのため、うどんといえばコシがあるよりも柔らかい出汁を吸ううどんのほうが好まれたのですね。

あのタモリさんも「博多のうどんに、コシはいらない」と言っていたほどです。

さて、今回の出張でも一度はうどんを食べようと思い、お昼に食べに出かけました。

今日紹介します「うどん処 十金」は比較的新しいお店です。目立たない場所にありますが、すでに人気店としての地位を得ているようです。

うどんだけではなく「昼はうどん屋、夜は居酒屋」として営業しているようで、普通のうどん屋さんだと早目の時間にお店を閉めるのですが、ここは23時まで営業しています。当然、夜はお酒のアテなんかもあるわけで、そういう意味では使い勝手のいいお店ですね。

我々は12時少し前にお店に入りました。

福岡のうどん屋さんとしては、清楚な感じ?できれいなお店です。^^;

メニューの種類はそれほど多くはないのですが、福岡のうどん店にあるメニューは大体あります。ただ、福岡のうどん店には必ずあるはずの「ごぼ天うどん」が何故かメニューにはありませんでした。代わりに「海老ごぼう天うどん(550円)」というのがメニューにのっていたのです。

9月の中旬だったので、温かいうどんしようか、冷たいうどんにしようか迷ったのですが、私は先ほどの「海老ごぼう天うどん」にし、一緒に行った人は冷たいうどんの「かぼすの冷やしうどん(650円)」を頼むことにしました。

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「海老ごぼう天うどん」はこちらです。これがとても美味しいうどんでした。

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自家製でしょうか?少し角の取れて、のど越しもよく、かつ、福岡うどんのようなまったくコシのないうどんというより弾力があって、とても美味しいうどんでした。出汁を吸わせるよりは小麦粉の美味しさを楽しむうどんです。

もちろん、出汁も当然美味しかったですよ。

羅臼昆布を使っているようで、かつお節よりも昆布のうまみのほうが勝っている気がしました。

そして、乗せられている「海老ごぼう天」が良かったです。大きな海老が2尾と、これまた太めのごぼうがたっぷり入っていました。もちろん、揚げ立てでサクサク。美味しかったですよ。

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こちらは同行者の「かぼすの冷やしうどん」です。さっぱりとした酸味が爽やかだったようです。

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あと、行った3人とも頼んだのが、こちらの「高菜おにぎり」で単品だと150円ですが、ランチのセットでは+130円でした。高菜も芯の具材としてではなく細かく刻んで混ぜてありました。

おにぎりは、福岡のうどん屋さんには、「いなり」や「かしわおにぎり」が定番で置いてありますが、こちらのお店にはありません。「五目御飯」「肉丼」「もつ煮込み丼」がメニューにはありました。

やはり人気のお店だけあって、お昼時はどんどんお客さんが入ってきます。

納得の味でしたよ。おすすめのうどん店です。

うどん処 十金
福岡県福岡市博多区博多駅前4-7-8
TEL 092-483-6373
11:00~23:00
日祝休

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2013/12/02

博多駅前ランチ事情出張番外編「手打めん房 良寛」「ぶあいそ博多住吉通り店」

福岡出張の際に、博多駅前で食べたランチについて紹介しているシリーズ。

今回も、出張番外編として、2つのお店を紹介したい。両店とも2~3回ほど過去に書いたことがあるお店である。

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まずは、「手打めん房 良寛」といううどん屋さん。ここは、本来の博多うどんとは少し違った感じのうどんを食べさせてくれる。少し平らなうどんで、麺には艶と透明感があるし弾力もあり美味しい。

前回の訪問時は「海老あんうどん」という、海老天ぷらの乗せられたあんかけうどんを食べた。

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今回は、私はこちらの「きざみうどん(630円)」を頼むことにした。

前日、前に紹介した、福岡no街のFukuさんたちと行った「高砂まるや」と2次会でだいぶ飲んだので多少胃の調子もおかしく、お昼は胃に優しいうどんを食べようと思いやってきたので、この「きざみうどん」を注文することにしたのだ。

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やはり、本来の博多うどんとは少し違って、艶と透明感、そしてコシもそこそこある。ツユのほうも透明感があり味も澄んだ味で美味しい。

一緒に行った人が食べたのは、博多うどんの定番とも言える「ごぼ天うどん(630円)」である。

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彼は「ごぼ天うどん」を初めて食べたようだが、美味しいと言っていた。

手打めん房 良寛
福岡市博多区博多駅前3-19-14ビーエスビル1F 
TEL 092-451-1931
11:00~15:00
17:00~22:00(LO921:30)
日祝休

お次は、前回は黒カレーのことを紹介した「ぶあいそ博多住吉通り店」である。

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このお店は福岡だけではなく、全国的にもチェーン展開しており、9月に札幌に行ったときも札幌駅のガード下にもお店があってびっくりした。

この日も、最初、黒カレーを食べようかと思って入ったが、突然、日替りの焼魚定食(750円)にすることにした。

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この日は「アジの開き」がメインで、小皿がおかずで付いてくる。ただ、アジの開きが小さめで、ご飯のおかずとしては少し不足感があった。

ぶあいそ博多住吉通り店
福岡市博多区博多駅前4-3-18 1F
TEL 050-5834-4395
11:30~14:00(ランチ月~金)
17:00~24:00(L.O.23:00)
金土17:00~27:00(L.O.26:00)

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2013/11/18

久しぶりの博多駅前ランチ事情番外編「うどん屋 米ちゃん」でごぼ天うどんと宮崎名物「チキン南蛮」

昔、福岡に住んでいたときにシリーズで書いていた「博多駅前ランチ事情」。

大阪に移り住んだ後の番外編も含めて20回ほど書いただろうか?今回の出張でもランチに何店か行ってきたので書きたい。

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まずは、私の好きな博多うどんのお店「うどん屋 米ちゃん」。

ここは、博多ちゃんぽんと皿うどんで有名な「元祖ぴかいち」の隣にある。

ここへは平日のランチに、少し早めの時間帯に出かけた。

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中はカウンター席とテーブル席で25人ほどが座れる広さ。先客はなかった。

お店の前に品書きが貼り出されていたので、そちらを見ると非常にリーズナブルな値段であった。

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その中で私が頼んだのは、博多うどんの代名詞ともいえる「ごぼ天うどん(430円)」。

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他店よりは分厚く切られたごぼうの食感が、時間が経ってもサクッとした食感が残る。麺は。福岡県産の小麦粉を使用し瀬戸内産のにがりを多く含んだ塩で練りと熟成を繰り返して作られる。そして茹でたてのものを食べさせてくれるのだ。うどんの艶と適度なコシのあるうどんに仕上がっている。ツユも美味しく430円という値段を考えるとお得感がある。

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あと、私はこちらのいなり寿司も1個(70円)を頼んだ。うどんと合計でワンコインで済ますことが出来た。

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一緒に行った人は、こちらのお店のお勧めメニュー「チキン南蛮とうどんのセット(Cセットでチキン南蛮が3個で580円)」を頼んだ。このセットはチキン南蛮の数とうどん・ご飯の量によって金額が違う。付いてくるうどんは素うどん。

チキン南蛮については、私が食べたわけではないが、普通のチキン南蛮とは違ったチキン南蛮で美味しかったと言っていた。ちなみこのお店のチキン南蛮は宮崎名物のB級グルメで、宮崎市の「おぐら」というお店が発祥。私のブログでも「おぐら」についてはこちらで紹介しているので参考までに読んでほしい。

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Cセットにはこちらのうどんとご飯小が付いてくる。

比較的量を多く食べる人であるが、この賞のセットでも十分お腹が一杯になったと言っていた。

博多駅前もうどん激戦区である。他のお店もうかうか出来ないだろう?

うどん屋 米ちゃん
福岡市博多区博多駅前3-9-5
月~金
11:30~16:00
17:30~22:00頃(入店は20:30まで)

11:30~15:00
日祝休

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2013/08/15

石川・大阪・福岡のB級グルメ(ご当地グルメ)についての一考察(というほどの内容ではありませんが…)

全国津々浦々、ご当地グルメやB級グルメが花盛りの感がある。

基本的には、町おこしに役立てようというところから、各都市・各地区が色々と趣向を凝らして打ち出したものであろう。

近年はいまや全国的に有名になった「B級グルメ選手権」や、食べ物のジャンルごとの選手権なども花盛りで、全国各地至るところでご当地グルメが生まれているのではないだろうか?

基本は、その地で昔からある食べ物や料理、もしくは料理方法がベースとなっているわけだが、まったく新しくメニューとして作られたものも珍しくない。

今日は石川・大阪・福岡の3つの府県の「B級グルメ(ご当地グルメ)」について書いてみたい。

まずは、地元石川県。一昔前までは石川県民の奥ゆかしさ?が災いして、あまり全国的になが知れたオリジナルブランドのご当地グルメはなかった。

しかし、最近は全国的なブームに乗り遅れまいと、県内各地が地元の素材をアレンジしたり、新しい料理法を考えたりしてPRに余念が無い。

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まずは、金沢カレーである。いまや全国的に知名度がアップした金沢カレーであるが、これも7年ほど前に「ゴーゴーカレー」がテレビの全国放送で取り上げられてから知られるようになったわけで、ネーミングや全国的に統一したブランドとして広まったわけではない。

そのため、黒いドロッとしたルー、ステンレス皿、キャベツが盛られているなどの基本的な要素は共通しているが、味や内容、その他諸々では各店舗で若干の違いがある。

ちなみに名が通っているところでは、前述の「ゴーゴーカレー」のほか、「カレーのチャンピオン」「インデアンカレー」「カレーの市民 アルバ」「キッチン・ユキ」などがある。

金沢の「ハントンライス」も、近年になって注目されてきたご当地グルメである。

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まだまだ全国的なブレイクとはなっていないが、そこそこ知名度が上がってきたのではないだろうか?

有名なのは「オーツカ」。ここの「ハントンライス」については、こちらで書いている

小松のご当地グルメとしては、近年地元の中華料理組合の青年部がPRに取り組み始めた「小松塩焼きそば」がある。

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小松の中華料理店「清ちゃん」がルーツの焼きそばであるが、いまや市内の中華料理店だけではなく、食堂系のお店などでも小松の焼きそばと言えば「塩焼きそば」と言われるまでになってきた。

「小松うどん」も、私が一押しのご当地グルメだが、こちらも近年までは、統一した基準やPR母体がなかったため、残念ながら全国的な知名度は現時点でもあるとは言えない。

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小松にある町おこしの会社「あんやっと」が音頭をとり、認定制度を作ったりしているが、小松市民そのものも市民性かはわからないが、おっとりとした感じで少しずつ前進しているのかな。

お次は、前に「ご当地グルメの宝庫」と書いた福岡である。

「博多ラーメン」「博多餃子」「博多うろん」「明太子」「焼きラーメン」「焼きカレー」など、全国的にも名が通ったご当地グルメがわんさかある。

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すべては書ききれないので、「博多ラーメン」や「博多うろん」については、私の過去の内容を参考にして欲しい。

「明太子」で私がお土産に買い求めるのは、稚加栄という料亭の自家製の明太子、それもこちらおチューブに入った「イカ明太子」がお勧めである。

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イカの耳を使っていて、柔らかく上品な辛さが特徴。イカ明太パスタにすると、オリーブオイルと一緒に合えるだけという手軽に作れて本当に美味しいパスタに仕上がる。

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最後は大阪。大阪は「くいだおれ」の街である。ただ、大阪も石川と同じように、ご当地グルメとして、串かつ、粉物という2大ブランドは存在するが、両方とも全国的に昔から存在する呼び方でありレシピなので、それほど他に土地と違ったご当地グルメではない。

大阪ほどのメジャーな都市になると、わざわざ統一したPRなどしなくともいいということからかもしれないが、探してみると意外に書くことに苦労する。

串かつ粉物については、こちらで詳しく書いているので参考にして欲しい。また、粉物の地域の違いについてもこちらで書いている。

あと、大阪うどんやカレーもあるが、これまたきちんとした統一した定義がありそうでないのだ。

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写真はきつねうどん発祥のお店「うさみ亭マツバヤ」の名代「きつねうどん」である。麺は若干の透明感のある細め。食感も大阪うどんよりは、少し歯ごたえ重視でしっかりとした感じ。油揚げはダシがしみて美味しい。

今回も、個人的な雑感で恐縮だったが、ご当地グルメも、各土地土地において地産地消で食べると美味しいものが多い。これからも地域間競争で美味しさを競い合って欲しいものである。

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2013/05/20

色々な種類のうどんを楽しめる西日本のうどん文化。香川(讃岐)・博多・大阪・小松・氷見・京都・伊勢+稲庭・きしめん

さて、お待たせしました。今回は西日本各地の「うどん」について書いてみたい。

個人的にも蕎麦よりはうどんのほうが好きなことは、過去にも何度も書いている。

私の生まれ育った石川県小松市もうどんが名物だったし、その後、京都・福岡・大阪など西日本に住むことが多かったせいもあり、各地で美味しいうどんを食べた結果、そうなったのかもしれない?

うどんとは、小麦粉を練って長く切った、もしくは延ばした、ある程度の幅と太さを持つ麺のことである。ただ、冷麦やそうめんなども同じ小麦粉から作られる麺類であり同じ仲間である。

うどんの誕生には諸説あるようだが、福岡の承天寺というお寺の境内には「饂飩蕎麦発祥之地」と記された石碑が建っているため、福岡市が発祥ではないかといわれている。

同じ麺類でも、一般的には西日本は「うどん」。東日本は「蕎麦」と言われているが、日本三大うどんといえば、西日本では讃岐(香川県)一ヶ所のみ入っていて、東は稲庭(秋田)と水沢(群馬)の二ヶ所入っているというのも面白い。

一応、関西を中心とする地方から西日本に広がったのは昆布の出汁文化であり、その出汁を吸わせて、うどんとともに出汁を味わうといったことから、うどんのほうが好まれたのではないかと言われている。そのため、うどんといえばコシがあるよりも柔らかい出汁を吸ううどんのほうが好まれたのである。

さて、そんな西日本の都市でも「うどん」を名物としてうたっているところを何ヶ所か紹介したい。

まずは、「うどん県」として有名な、この場所を最初に書かないわけにはいかないだろう!

香川県の「讃岐うどん」である。私も何度も香川県には出張などで行ったことがあり、そのたびに必ず一回以上はうどんを食べたものである。

後述する西日本のうどんが有名な土地でも、讃岐うどんをウリにしているお店が相当な割合で存在しているようだが、今日のところは、讃岐うどんの紹介以外では、そのようなお店は除いてあることをあらかじめお断りしておく。

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写真は、讃岐うどん発祥の「釜たま」。そのまた、こちらのお店が「釜たま」発祥と言われている「山越うどん」で食べたもの。讃岐うどんを全国的に有名にした「讃岐うどん巡礼88箇所」の第一回目のリストの一番最初に出てくるお店が「山越うどん」である。一日約1000食売れるという人気のセルフうどん店なのである。何と!駐車場も200台停められるスペースがあるというから驚きである。

釜揚げなので、本来の讃岐うどんのコシではないが、弾力が凄くて、玉子でコーティングされたうどんが黄金のような輝きである。これが旨かった!さすがの味だった。

讃岐うどんの場合は、湯掻いたあと冷水で締めて、そのままつゆや醤油をかけて食べることが多いが、冷水で締めたうどんに冷たいつゆをかける「ひやひや」や、冷水で締めたうどんに熱い(温かい)つゆをかけて食べる「ひやあつ」。冷水で締めたうどんをもう一度温めなおして、さらに熱い(温かい)つゆをかけて食べる「あつあつ」などのバリエーションがある。

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写真は「ひやひや」が有名なお店「あたりや」の「ひやひや」である。

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なお、湯掻いたままをそのまま出すのを「釜揚げ」と呼び、こちらも寒い冬などに人気である。写真は「釜揚げうどん」のお店「わら家」のもの。大人数だとたらいを器として出される「釜あげ特大」がおすすめ?

何れにせよ香川県の人は本当にうどんが好きで、毎日必ず一杯は食べるという人が多い。そのためうどんの消費量も圧倒的に全国No.1で、うどん一杯の値段も半端じゃないほど安く食べられるのがうれしい。

福岡は先ほども「うどん」発祥の地と書いたが、西日本の中でもいちばん柔らかいうどん(博多では「うろん」と呼ぶ)を食べさせてくれる土地である。つまり出汁を一杯吸っているので美味しいのかもしれない。

タモリさんも「博多のうどんに、コシはいらない」と言っていた。

博多のうどんで名物は「ごぼ天」と「丸天」うどんである。「ごぼ天」とはゴボウの天ぷらうどんで、「丸天」とは練り物を丸い形に揚げたものが乗せられているうどんである。

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写真は福岡西区の「大地のうどん」で食べた「ごぼ天うどん」。ごぼう天がびっくりの大きさである。また、海苔、削り節、大根おろし、ネギ、ショウガがたっぷり乗せられている。それに、カツオと昆布の利いたダシをぶっかけて食べるのだが、これがうまい。ビジュアル的にもいい。

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「丸天」うどんは「かろのうろん」で食べたもの。博多弁では「ど」は「ろ」というらしい。つまり「かろのうろん」は「角のうどん」ということで、読んで字のとおり、道の角にあるうどん屋さんという意味である。

お次は大阪(関西)だが、大阪のうどんは福岡ほどではないが、やはり柔らかく、どちらかといえば麺を食べた感じや出汁の味など、小松うどんに似ているだろう。

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大阪で有名なのは「きつねうどん」で、ご存知、油揚げが乗せられているうどんである。ここは、その「きつねうどん」発祥のお店である「うさみ亭マツバヤ」で食べたもの。甘辛く煮てある油揚げに出汁がしゅんでいて美味しい。

大阪(関西)では、「きつねうどん」は一枚の甘辛く煮た油揚げを乗せるが、一方、油揚げを刻んで、煮ずにそのまま乗せるのが「きざみうどん」である。大阪では出汁文化のため、出汁の旨さを味わえる「きざみうどん」のほうがある意味人気がある。関東のうどんにはないメニューである。

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写真は梅田にある「つるつる庵」の「きざみうどん」。

大阪では、うどんを使った鍋も進化している。こちらは、大阪本町「美々卯 本店」は「うどんすき」の商標登録を持つ老舗で、私も2度ほど食べに出かけたことがあるが、うどんよりも鍋料理としての位置付けのほうが大きいかもしれない。

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普通、鍋料理というものは、魚介や具材から先に入れるものだが、こちらのお店ではうどんから鍋に入れる。

うどんは伸びたら美味しくないというイメージがあるが、当然、うどんすき専用のうどんなようで、もちろん時間が経っても伸びない。煮込んだほうが美味しくなるように作られている。

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お次は氷見うどん。氷見うどんは、日本三大うどんのひとつ、秋田の稲庭うどんと同じく手延べで打つうどんである。讃岐では包丁で切り落としエッヂのきいたうどんのようが好まれるが、手延べの場合は切らないので、のど越しが滑らかなうどんになる。写真は東京神保町で氷見うどんを食べさせてくれる「富山氷見手延うどん 開元」のランチの一品で出された氷見うどんである。

小松うどんについては、何度も書いているが、かの松尾芭蕉が奥の細道の道中に、山中温泉まで行っていながらわざわざ小松までうどんを食べに戻ってきたという逸話まで残っているほどである。

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ちなみに昨年9月末に滋賀県東近江市で開催された「第2回全国ご当地うどんサミット」で見事日本一に輝いたのが小松うどんなのである。

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グランプリを取ったときのメニュー「肉うどん」。写真は、「小松うどん道場 つるっと」の肉うどんである。本番では能登牛が使われているが、能登牛だと値段が高いので普段は違う肉が使われているのだろう?

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これは、芭蕉も立ち寄って俳句を読んだ多太神社の近くにある「つえ村南店」の「かぶとうどん」。芭蕉が多太神社に奉納されている実盛の兜を見て詠んだ句。「むざんやな 甲の下の きりぎりす」にちなんだうどんで、おでん種でもある「餅巾着」が具材として使われている。たぶん「餅巾着」をかぶとに見立てているのではないかと思う。

京都のうどんにも触れておきたい。

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京都にも色々特徴のあるうどんを食べさせてくれるところがある。写真の「ねぎうどん」は、メディアでもよく取り上げられる祇園のうどん屋さん「祇をん 萬屋」のものである。祇園の舞妓さん、芸妓さん、南座で興行する歌舞伎役者にも人気のお店のようだ。

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西日本の最後は伊勢うどんである。このうどんは伊勢神宮の門前うどんの位置付けで、名古屋の味噌文化とも微妙な交わりを経てきている。「たまり醤油に鰹節やいりこ、昆布等の出汁を加えた、黒く濃厚なつゆ(タレ)を、太い緬に絡めて食べる。」のが伊勢うどんで、甘辛い。うどんは超極太という特徴がある。

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門前うどんについて書いたところで、もう一軒、京都の北野天満宮の近くにあるたった一本だけ太いうどんが入っている、変わったうどん「一本うどん」を食べさせてくれる「たわらや」を紹介しておく。本当に一本だけのうどんであり、驚かされる。具材はショウガのみというシンプルさ。さすがに太い!でも、うどんそのものの味がストレートに口の中に入ってくる。

西日本ではないが、番外編として秋田の稲庭うどんと愛知県のきしめんについても紹介したい。

実は私は日本全国で足を踏み入れたことがない(一応、他の都道府県は全てちゃんと二本足で降り立っている)のが秋田県である。その秋田県の南のほうの稲庭地区のうどんの総称が「稲庭うどん」である。

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行ったことがないので、本場にあるお店を紹介するわけにはいかないが、こちらは福岡に住んでいるときに行った、秋田に本店がある「七代 佐藤養助」というお店で食べた「梅おぼろ」うどん。玉子焼き、おぼろ昆布、なめこ、大葉、そして梅肉など乗せられている。出汁はあくまで上品で、そうめん汁のような感じであった。

名古屋のきしめんも全国的に有名なうどんの一つである。この名古屋より東では昆布よりもかつお出汁のほうが強くなる。このように平らな形状のうどんになったのは、たぶんに名古屋の食文化の影響も受けているのだろう?

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こちらは、「きしめん よしだ エスカ店」のオーソドックスなきしめんは美味しかった。

人気のお店で、平日でも11時過ぎから混みだし、11時半前には満席になることも多い。この内容については、後日詳しく書きたい。

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2012/02/14

福岡のうろん(うどん)博多駅にある「大福うどん」ごぼう天うどんと「因幡うどん」丸天うどん

久しぶりに福岡のうどんについて書きたいと思う。

福岡のうどん(博多うどん)は、コシのない柔らかいうどんとして有名である。私が住んだことがある、石川県や大阪も含めて、うどんはコシのないうどんが一般的に食べられている。

近年は讃岐うどんが全国津々浦々幅を利かせていて、柔らかなコシのないうどんそのものが脇役に追いやられた感がある。

しかし、私の故郷である小松のうどん。今住んでいる大阪の大阪うどんとも共通するものがあるのだが、博多うどんも柔らかくてノド越しで食べる麺と、透き通った昆布だしのつゆ。やはり、個人的にはこちらのほうが好きである。

さて、今回福岡に出張の折、時間の関係もあり、博多駅で食べた福岡らしいうどんメニュー2種類を食べたので紹介したい。

その2種類とは「ごぼ天うどん」と「丸天うどん」で、どちらも博多うどんを代表するメニューである。

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まずは、博多駅博多口の地下街にある「大福うどん 博多駅地下街店」で食べた「ごぼ天うどん(450円)」。

「大福うどん」は、昔、エキサイド店のことを紹介したことがある。

今回は新しく出来た博多駅の一番街にオープンしたお店である。

博多うどんのお店では一般的なネギは入れ放題で、すっきりと澄んだツユと太目の柔らかい麺が特徴である。もちろん、柔らかさもしっかり?(笑い)

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ゴボウの天ぷらは、さきがけではなく、太くざっくり切られたゴボウを使っているので、ゴボウの味が天ぷらの衣に負けていない。

大福うどん 博多一番街店
福岡市博多区博多駅中央街1-1
JR博多シティB1F博多1番街
TEL 092-413-5707
7:00~23:00
無休

お次の「因幡うどん」についても、私のブログでも昔紹介したことがある。

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その時行ったのは渡辺通り店であるが、今回行ったのは博多駅のデイトス店。博多駅新装に伴ってリニューアルオープンしたところである。

食べたのは、渡辺通り店のときに紹介したうどんと偶然同じ「丸天うどん(430円)」である。

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その時食べた味は残念ながら覚えていないが、過去の記事を見ると、「このお店の特徴はダシにこだわっていることだろう?北海道羅臼産の天然昆布や、五島・島原産の煮干いりこなどの天然ものの素材にこだわって作られる。」と書いている。

確かに、若干あめ色のツユは色も味も透き通っていた。麺は普通の太さで、当然のことながら柔らかくてノド越しがいい。

2軒のうどんを食べて再認識したのは、博多うどんは小松うどんに本当に良く似ているということである。

因幡うどん 博多デイトス店
福岡市博多区博多駅中央街1-1
博多デイトスB1
TEL 092-441-7851
7:00~20:30(L.O.)
無休

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2011/05/02

福岡のうどん屋2題「山ちゃんうどん」ごぼう天うどんと「八州」きざみ&きつねうどん

博多駅も九州新幹線の全線開通に伴って大きく変貌を遂げている。

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メインテナントとしては阪急百貨店と東急ハンズ。そして屋上にも色々な施設があって、ご覧のような神社もある。また福岡市内も一望でき、多くの人で賑わっていた。

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さて、今日はそんな福岡のうどん屋さん2つを紹介したい。

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まずは、「山ちゃんうどん」。国道3号線を福岡方面から北九州に向かって行くとお店はある。意外に大きなお店で昔から人気のお店らしい。

基本は福岡のうどんの特徴であるやわらかいコシのうどん。麺は太めで手打ちなのでばらつきがある。昆布ダシも利いている。

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頼んだのは「ごぼ天うどん」だが、ごぼうの天ぷらは、福岡の一般的なごぼ天うどんのものよりは衣が厚い。

まぁ、バランスの取れたうどんといえるかもしれない。

山ちゃんうどん
福岡県糟屋郡新宮町大字三代793-8
TEL 092-963-0407
9:00~22:30(L.O.)

014お次はキャナルシティの近くに昔からある「八州」。大手チェーンの「ウエスト」のまん前で勝負している。一見食堂のような外観であるが、メニューの種類はうどん屋よりも定食に近いかも?

こちらのうどんは、福岡のうどんというより大阪のうどんに近い感じがする。単純に柔らかいわけではなく、若干のコシも感じられる。

012

私が頼んだのは、「きざみうどん(400円)」。きざみうどんがあるのも大阪のうどん屋さんみたい。

013

きつねは甘辛のダシで煮込んだお揚げ。きざみのほうは、お揚げをその名の通り刻んでうどんのダシを吸わすうどん。関西系のすっきりダシがよく合ううどんだ。

こちらのお店は24時間営業である。

ちなみに、こちらのお店も福岡の有名ブロガーfukuさんと一緒に行きました。

八州
福岡市博多区住吉1丁目210-6
TEL 092-262-2228
24時間営業
日曜休(連休の場合は営業)

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2009/08/01

博多うどんの人気店「川端うどん」が住吉に移転!久しぶりの丸天うどん

Kawabata_002 いまは大阪でうどんを食べまくっているが、大阪に負けず劣らず、福岡でのうどん三昧も楽しい日々であった。

今回、福岡に出張の機会があったので。ランチはうどん飢餓解消のために、うどん屋に向う。

向ったのは、5月に出来た「川端うどん」の住吉店である。「川端うどん」については、前に私のブログでも紹介したことがあるが、24時間営業で便利な中洲川端にある人気のうどん屋さんである。そこが住吉に移転してきたのである。お店は、前は「満天星」という中華のお店だったところを改装している。

「川端うどん」は透き通った平たい麺でなかなか美味しかったのだが、さて、同じ美味しいうどんを食べさせてくれるのか楽しみにしながらお店に入る。川端うどんは狭かったが、こちらのお店は倍ぐらいの広さがある。

どうも、移転して24時間営業ではなくなったようで、日曜日も休みになったようである。

お店に入って、自販機の前で、中洲川端のお店にあった「特製うどん」を探したが、どうもないみたいなので、やむを得ず注文したのは「丸天うどん」。

Kawabata_001

こちらが、出された「丸天うどん」である。

はやり、透き通った麺でダシも同じく透き通っていて、私好みの味であった。

時間の関係で慌しく食べたので、前、中洲川端のお店で食べた味と比べてどうだったか思い出す前に食べ終わったが、まぁ、満足できたと思う。

川端うどん
福岡市博多区博多駅前4-24-2
11:00~21:00
日曜休

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2009/05/16

福岡呉服町「みやけうどん」はファーストフードよりもすばやく出される博多うどんのお店

さて、久しぶりの福岡ネタである。4月後半に福岡に出張の折に食べたものを紹介したいと思う。

Miyakeudon_002

そのお店は、博多うどんの老舗「みやけうどん」である。五木寛之のエッセイ「ゴキブリの歌」にも登場するし、このお店のすぐそばにある承天寺には「饂飩蕎麦発祥之地」の石碑も建っていて、いわば「うどん」の歴史を背負っているようなお店なのである。

「みやけうどん」については、私も知識不足で、福岡に2年住んでいても知らなかったのだが、いつも私のブログを見ていただいている米子三中さんから教えていただいた。米子三中さん、どうもありがとうございます。

お店には夕方、帰りの飛行機まで少し時間があったので、博多駅から少し回り道をして入った。先客は一人。お店の人がこちらがまだ席に座る前に注文を聞いてきた。

メニューは一種類で「うどん」のみ300円。シンプルである。それに、丸天、えび天、ごぼう天、わかめ、玉子、きつねのトッピングが各80円である。

私はごぼう天を乗せることにした。驚いたことに、座って本当にすぐ! 1分ほどで注文の品が目の前に運ばれてきた。(^^;;

Miyakeudon_001

麺は超極太なので、本来は湯掻くのに時間がかかるはずだが、事前に湯掻いてある麺を、大きな釜で温めて出すようだ!?

ごぼう天は、福岡の一般的なお店で出されるごぼう天のようなものではなく、かき揚天のような丸いごぼう天であった。ただ、中にはごぼうは、2~3切れほどしか入っていないので、若干拍子抜けの感も……。

うどんそのものは、太いのでモチモチした食感で、どちらかといえば 「ほうとう」のような感じである。ダシはなかなか好み。ネギも入れ放題。

博多うどんも奥が深いことは、前にも書いたことがあるが、今日紹介した「みやけうどん」もなかなかの個性派である。ごぼう天は少し残念であったが、380円の値段を考えると行って損はないお店だと思う。

みやけうどん
福岡市博多区上呉服町10-24 
TEL 092-291-3453
11:00~18:30(土)~17:30
日祝休

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