金沢里見町に新しくオープンした地ビールのお店「Craft Beer Dive Futa's」での休日昼飲み
里見町という竪町と柿の木畠を結ぶ路地のマンションの一角にあるのだが、人通りもそれほど多くなく、商売をする上ではそれほどいい立地ではないだろう?
お店のオーナーの風太くんは、前は、同じ地ビールのお店「ジビルバ」のオープン時から店長をしていたのだが、このたび新しいお店を出すにあたって、「ジビルバ」(and広坂ハイボール)オーナーの宮川元氣さんからも祝福されつつ、この「Craft Beer Dive Futa's」をオープンさせたのだ。
風太くんのお父さんは、陶芸家の山下一三さん。私もよく存じあげているのだが、山下一三さんのブログを拝見していると、オープンまでの親子の奮闘記が逐次書かれていて、いつも楽しく拝見していた。
行ったのは先週末の土曜日。この日は色々まわる予定で、その合間の15時過ぎにお邪魔した。
店内には、至るところにお父さんの山下一三さんの手作りの作品がある。それ以外も、様々なところで、子を思う父親の愛情の跡が垣間見える造りなのだ。
お店自体はカウンター10席ほどと、テーブル席が一つの小さなお店。
お父さんの子供を思う気持ちが表れている空間になっている。
至るところに、「Futa's」とお店の名前が刻印されている。これらは九谷焼の作家として活躍されているお父さんの手作りである。写真の下のはハンガー掛。柔らかい造形ですね。
あと、お父さんの友人の方がたからもお祝いの品として届けられたものが、店内に飾られていた。
こちらは、カラクリ人形作家の方の作品。味わいがある。
さて、肝心の地ビールの方だが、こちらのマシン?のようなところから地ビールが注がれる。
一応、一通りを飲もうということで頼んだが、結局一種類は飲むことが出来なかった。
まず最初に頼んだのは、富山の城端麦酒の「アールグレー」と「輝W7」。
「アールグレー」は、紅茶の名前が付いているが、それもそのはず。紅茶の代名詞であるアールグレイを使った「ハーブ・スパイスエール」で、ベルガモットの香りが心地よく香るビールだ。
「輝W7」は「かがやきウィートセヴン」といって、2015年3月に北陸新幹線が開業年にデビューした新定番のビール。柑橘系の爽快な香りにとすっきりとした苦味が心地よいビール。
2杯目は箕面ビールで攻めてみた。大阪にいるときに何度か箕面ビールは飲んだことがある。
妻は9%の高アルコール度数の「WーIPA」。通常の2.5倍のモルトとホップで仕込んでいるストロングエールで、カスケードホップのアロマと濃厚なモルトのフレーバーがして、苦みもしっかりとしたビールであった。
私は「ヴァイツェン」で、小麦を使用したフルーティーな香りが特徴の箕面ビール定番のビール。飲み口もやわらかく爽やかな後味が特徴だ。
最後の一杯は志賀高原ビールの「Porter」。ローストしたモルトがふんだんに使われている黒ビール。ブラックモルトの苦味が伴っているのが大きな特徴。最後の一杯としてはよかったかな?しかしながら最後の一杯と言ってもまだ16時でしたが……。^^;
おつまみは、「自家製スモーク盛合せ(800円)」を頼んだ。サバ、ベーコン、タマゴ、タクワンの4種類で、これは美味しかったし、ビールのつまみとしても最高の逸品だったと思う。この器も当然お父さんの制作。いい感じだ。
なお、フードメニューはこれ以外にも色々あったので、一軒目使いもokだ。
さて、地ビールもブームが来てからだいぶ経つが、競争も激しくなってきたのも事実。応援していきたいと思うので頑張ってほしい。ご馳走様でした。
Craft Beer Dive Futa's
石川県金沢市里見町44-1
タウンハイツ里見町1F
TEL 076-222-0593
平日15:00~23:00
土・日・祝12:00~23:00
火曜休
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