石川グルメ(イタリアン)

2016/05/26

金沢駅前ポルテ金沢地下「テーブル ニコ(Table NICO)」の名物のロティサリーで作るチキンとピッツァ

GWのときに書いた「ラ・フォル・ジュルネ金沢2016」のオペラ椿姫を観る前に少し腹ごしらえをしようと入ったのが「テーブル ニコ(Table NICO)」。

ここは、熟成庫を備えていて、リーズナブルにシャルキュトリーを楽しめる店「テーブル ナナ」の姉妹店です。

椿姫の開演が19:15ということで、近場で軽くと思って入ったのですが、ははは。食べ過ぎました。そして、飲み食いしていたら開演ギリギリになっていましました。^^;

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さて、お店のオープン17:30と同時にお店に入ります。

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内装はカジュアルです。

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思ったよりメニューの品数が多かったです。定番もそうですが、黒板メニューの「本日のおすすめ」にも、ご覧のように多くのメニューが並んでいました。

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まずはシャンパンロゼを妻が、私は樽詰スパークリングワインを頼みます。

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お通しは、「テーブル ナナ」のシャルキュトリーを使っているのでしょうか?

それでは、頼んだものを順番に紹介していきます。

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こちらは「加賀野菜と有機野菜のサラダ(650円)」。まずは野菜からですね。

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これは定番メニューに書かれていた「本日の貝 白ワイン蒸し レモン風味(1,000円)」。この日の貝はムール貝とあさりで、白ワインで蒸されることによって貝の旨みと混然として美味しかったです。

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こちらは本日のおすすめに書かれていた「真鯛のロースト(800円)」。思ったより大ぶりの身で、これでお腹が膨れました。^^;

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そして、ここは雛鶏のロティサリー(ロティサリーチキン)が有名ですが、調理に時間がかかるので、最初にオーダーしておきました。

これはハーフサイズ(800円)のものですが、私は肉の中でも特に鶏肉が苦手なので、これは妻が全部食べました。これもボリュームがあって、お腹が一杯になったようです。

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最後にオーダーしたのが「自家製ハムのカルツォーネ(1,200円)」です。カルツォーネは包み焼きピッツァのことで、ピザと同様の材料で作られて、そのまま三日月型に折りたたんで調理するピッツァなのです。

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14これは「真鯛のロースト」と「ロティサリーチキン」が出される前にオーダーしてあったのですが、カルツォーネの前にすでに満腹状態になり、食べることに苦労する羽目になりましたが、美味しかったので結局、二人の胃の中に消えていきましたが……。

さて、飲み物のほうですが、私はスパークリングのあとキリンのハードシードルを頼んでみました。

ビール感覚で飲めるというシードルでしたが、甘さがあって逆に中途半端な味だったかもしれません。

これはなかなか美味しかったです。

あと、妻はスパークリングや赤ワインを飲んでましたが、こんなに飲み食いしていたら、会場ギリギリになるはずですね。反省。

でも、値段は二人で1万円でおつりがくるほどの安さにびっくり。ボリュームもあったし味も良かったので、行く前の期待値よりは相当上でした。ご馳走様でした。

テーブル ニコ(Table NICO)
石川県金沢市本町2-15-1
ポルテ金沢 B1F
TEL 050-5571-2817 (予約専用番号)
076-225-8640 (お問い合わせ専用番号)
11:00~15:00 17:30~23:30
不定休

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2016/04/18

白山市イオン隣「イタリア食堂 ジッリオ・ディ・フィレンツェ」お得なパスタランチで満腹

白山市のイオンショッピングセンターのすぐ隣にある「イタリア食堂 ジッリオ・ディ・フィレンツェ」少し長い名前のイタリアンのお店に行ってきました。

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お店の名前にある「ジッリオ」とはユリの花のことで、つまりは「フィレンツェのユリ」という店名です。当然、イタリアではフィレンツェで修業をされていたようです。

フィレンツェといえばトスカーナ地方の中心都市で、ルネサンス時代に大いに繁栄したところですね。

トスカーナ料理は大阪や東京のお店で食べたことがありますが、石川では、名前的にはなじみがあまりないかもしれません。

この日は、一応、念のために事前の予約を入れ、とある土曜日のランチにお邪魔しました。

メイン道路から少し入ったところにお店はひっそりとあります。あまり目立たないですね。

ランチは1,100円(税込)の日替わりランチから、3,250円のフィレンツェランチコースまであります。

我々はその中からパスタランチ(1,700円税込)を頼みます。

前菜の盛合せ、スープ、パスタ、自家製フォカッチャ、ミニドルチェ盛合せ、飲み物が付いています。ボリューム満点でお得なセットでした。

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まずは、前菜盛合せ。野菜や魚介もたっぷり入っていて、ベーコンは自家製。

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こちらも自家製のフォカッチャ。好きなフォカッチャの味でした。

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ミネストローネスープも付いていました。ちょうどこの日で冬のスープとしてのミネストローネスープは終わりだったようで、翌日からは春向けのスープにかわるということでした。

パスタはトマトソースベースが5種類。クリームソースが2種類。オリーブオイルベースが2種類の計9種類の中から選びます。一部追加料金が必要な種類もあります。

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私はオリーブオイルベースの「アンチョビとキャベツのペペロンチーノ」を頼みます。オリーブオイルが熱々です。春キャベツのシャキッとした食感と甘み、アンチョビの塩気と旨みでいい塩梅の仕上がりです。

セットのパスタは単品のハーフサイズのようですが、それよりは量は多そうです。

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妻はトマトソースベースの「天然ブリのシチリア風」を頼んでいました。シチリアといえばトマトとナスの産地として有名ですが、ナスは使われていません。ブリはたっぷりと入っていましたよ。

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15ドルチェは2種類盛られています。右は自家製のプリンです。これはなかなか美味しいです。

飲み物は二人ともエスプレッソ。とても濃い味のエスプレッソでした。

お店自体はご夫婦で切り盛りされているアットホームな感じのお店で、気軽にイタリアンを楽しむには適していると思います。ご馳走様でした。

イタリア食堂 ジッリオ・ディ・フィレンツェ
石川県白山市平松町89番13
TEL 076-259-1282
ランチ11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー18:00~21:00(L.O.20:30)
(金・土のディナーはL.O.21:00)
火曜休

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2016/03/27

白山市旧鶴来「もく遊りん 食工房」は森の中の石窯で焼くピッツァハウスで人気です

獅子吼高原に登るゴンドラ乗り場周辺に広がる総合施設「パーク獅子吼」に隣接している「もく遊りん

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ここは木材をテーマに「木・食・住」を提案する情報発信基地として平成11年にオープンしています。

元々は鶴来で100年を越す歴史を持った材木業者を母体に誕生しています。そして木材の加工場があった場所を木の展示・体験スペースとして再利用しているのです。

「森の工房」と「食工房」を持っていて。私も10年前に「パーク獅子吼」と一緒の記事の中で紹介していますが、その時は「食工房」について軽く触れているだけで、食べたものについて書いていませんでした。

8その時「機会があれば行って書きたいと思う」と書いておきながら、今回、何と!10年ぶりになりますが紹介したいと思います。^^;

敷地は地ならしせずに傾斜地をそのまま生かしています。そのためそれに合わせて床面を作っているので、「森の工房」「食工房」とも店内は階段上になっています。

さて、肝心の「食工房」ですが、元々が材木業者がなぜピッツァ屋さんを?ということですが、母体が材木業者なので薪を燃料に使った料理には何があるだろうか、と逆から発想した結果、ピッツアにたどり着いたようです。素晴らしいですね。

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そして、そのこだわりも半端ではありません。イタリア製の石窯を取り寄せて、メインの食材である小麦粉についてもイタリア産の特注小麦粉を取り寄せているようです。

「パーク獅子吼」もいまではそれほど見学客が来ないし、鶴来でも外れのほうに位置している「もく遊りん 食工房」ですが、ランチ時は平日でも多くのお客様が訪れるようです。

我々は土曜日のお昼にお邪魔しましたが、広い店内は12時ごろには満席になるような勢いでした。

ランチのセットメニューの基本は、ピッツァとパスタがメインです。その中から我々は「ペアセット」を頼んでみました。

「ペアセット」には、オードブル盛り合わせ、本日のピッツァ(2種類よりチョイス)、本日のパスタ(4種類よりチョイス)、デザート、ドリンクが付いて3,480円。ピッツァやパスタは単品だと1,200円か1,300円するものなので、お得な設定になっています。

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オードブル盛り合わせは、スモークサーモン、子いわしのマリネ、自家製しし肉の生ハムです。「パーク獅子吼」なのでしし肉?^^; ほど良く燻製されて私でも食べられました。
ピッツァとパスタは2人でシェアします。

私たちが頼んだのはピッツァは、こちらのバジリコペースト・チーズ・ソーセージです。
クリスピータイプのイタリア製の石窯で高温で焼きあがるので、早く出されました。やはり木材屋さんなので薪もいいのでしょう……?(笑い)

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クリスピータイプのピッツァですが、モチッとした食感がほどよく残った美味しい生地でした。チーズもたっぷりで美味しかったです。ビールかワインが欲しくなります。^^;

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パスタのほうはツナ・ナス・ソーセージのトマトソースです。量もたっぷり。麺もアルデンテでトマトソースは酸味もほどほどでよかったです。

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18デザートは紅茶シフォンケーキでした。これはそれほどへぇ~といった感じではなかったですね。

飲み物は、コーヒー、レモンティー以外にもソフトドリンクがチョイス出来ます。

いいお店でした。ご馳走様でした。

もく遊りん 食工房
TEL 076-273-9501
石川県白山市八幡町リ1-6
ランチ11:00~15:00
4月~12月
17:00~22:00(L.O.21:00)
1月~3月
17:00~21:00(L.O.20:00)
火曜

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2016/01/25

今年のお正月の過ごし方。初詣、初木場潟、小松「梅八」のお節「テキサスハンズ」のピッツァ

年が明けてから早一か月ほど経とうとしていますが、2016年お正月は皆さん、どんな過ごし方をされたのでしょうか?

もう時間がだいぶ経ってしまいましたが、私の正月について少し書きたいと思います。

4_2お正月は、大体がどこへ行っても混んでいて、値段も高いので旅行や温泉などへも行かず、家や近場でゆっくり過ごすことが多いです。

今年のお正月は例年になく暖かい日が続き雨も雪もほとんど降らず、とても過ごしやすかったと思います。こんな年は私の記憶にもないですね。

さて、私は初詣には安宅住吉神社に行くことが多いのですが、特に理由があって決めているわけではなく行かないときもあります。

今年は3日に行きました。毎度の行列でしたが待つ間も暖かいので苦になりません。

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お参りの後、安宅の海岸線をぶらり歩きましたが、温かかったから、こんな時期でも歩こうと思ったわけです。釣りをしている人も多くいました。

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そのあと、車で木場潟まで行き少し散策。お正月だったので展望休憩所はクローズしていたため中には入ることができません。

いつもは一周歩くのですが、安宅でも歩いたので、この日は西園地あたりを少しだけ歩きました。暖かい日だったので、周回歩道は多くのジョギングやウオーキングの人たちで賑わっていましたよ。

さて、お正月といえば「おせち」です。

我が家では、これまで毎年、加賀市のビストロ「ラ・ヴィーヴ」から取り寄せていたのですが、電話するも今年はやっていないということで他をあたることに。

そこでタウン誌で見つけた「梅八」さんのがよさそうだったので頼んでみました。

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八幡の「梅八」さんといえば、小松でも高級な日本料理のお店として知られています。私もブログを書き始める前に2度ほど伺ったことがあります。

電話で注文をしておくと、大晦日に宅急便で配達してくれます。

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内容的には2段重で、和食の店らしい伝統的な和風のおせちです。税別17,000円。当然、すぐに無くなりました。^^;

加賀旬彩 梅八
石川県小松市八幡ロ5-41
TEL 0761-47-8885
11:30~14:30
17:00~22:00
月曜休(祝日の場合は翌日)

そしてお正月料理に飽きてきたら、違う料理も食べたくなります。

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昨年末にオープンしたピッツァのデリバリー&レストラン「テキサスハンズ 小松店」を利用することにしたのです。

Webで登録してホームページからオーダーすると2%引きになります。また、取りに行けば配達価格の半分の値段になるので、その方がいいと思います。

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色々な種類のピッツァがありましたが、頼んだのは以下の3枚。

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こちらはビールのつまみに良さげなクリスピータイプのピッツァ「フレッシュバジル」。フレッシュバジルソースを使っていて具材はトマト・ベーコン・コーン。シンプルですが、薄い生地で何枚でもいけそうです。サイズはMで1,240円です。

ただ、つまみにはいいクリスピータイプも、デリバリーで時間が経つと冷めやすいのが難点かも?

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こちらの「スパニッシュアヒージョ」はSサイズ(780円)でお願いしました。

スペイン料理のアヒージョは私も好きな料理の一つです。ガーリックで風味を加えたオリーブオイルで煮込まれた魚介は美味しいですね!?

そんなアヒジョの味をソースにしたものがかけられています。乗せられているのはエビとタコ、トマト、アスパラ、マシュルーム、バジルでした。モチッとした生地にもソースが合って美味しかったです。

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あと「スーパーデラックス」もSサイズ(870円)で頼みました。こちらのほうは人気の品らしく、フレッシュマッシュルーム・ペパロニサラミ・ズッキーニ・ベーコン・エビ(ブラックタイガー)・イタリアンソーセージ・ハナサキイカなど、種類・量とも盛り沢山でした。

全国チェーンのピザデリバリーも多い中、北陸発の健闘を願っております。

テキサスハンズ 小松店
石川県小松市園町ニ36-1
TEL 0761-21-0100
10:00~22:00
無休

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2016/01/22

小松で私のよく行くお店2つ「クッチーナ」で旬の素材を使ったパスタとピッツァ「エスメラルダ」で旬のカクテル

グルメブログをやっていると、どうしても新規開拓をしなければ!という考えがあって、何度も同じお店ばかり紹介できなくなることも。^^;

だがしかし、私も何度も行くお店はあるわけで、今回、その中でも小松市にある私のブログでの登場回数が多い2店「クッチーナ」と「エスメラルダ」について、改めて書きたいと思います。

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「クッチーナ」はイタリアン&カフェ。「エスメラルダ」はオーセンティック・バーですが、両方とも小松では人気のお店です。

まずはクッチーナですが、毎年、この時期に紹介することが多いですね!?(笑い)

この日はランチでお邪魔しました。

クッチーナがうれしいのは、パスタとピッツァの種類が多いことです。その日の気分で食べたいものがチョイスできるので、家族やグループ客にも人気なのです。

また、ピッツァは、イタリアから取り寄せた薪窯で焼き上げます。

私はいつもパリッとした薄い生地のローマピッツァを頼むのですが、今回はモチっとした厚い生地のナポリピッツァを頼むことにしました。

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「白子と長ネギのピッツァ(1,400円)」。白子のとろ~ろとした濃い味に長ネギの旨みが加わっていい感じに仕上がっていました。

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パスタのほうも旬の素材を惜しみなく使った「カキ貝とベーコンのスパゲッティ(1,360円)」をオーダーしました。ソースはトマトorペペロンチーノが選べますが、もちろん、トマトソースです。クッチーナのトマトソースは私のお気に入りなのです。

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そして使われているカキも大きな身でジューシー。クッチーナの上品なトマトソースに合いました。厚く大きく切られたベーコン。麺もアルデンテでよかったです。

ランチには土・日・祝は、プラス540円でスープまたはワインとサラダ・コーヒーが付きます。

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この日のスープはミネストローネ。お豆さんがたっぷり入っています。

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サラダは有機無農薬野菜です。シャキッとした食感です。

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セットのコーヒーです。満足です。

クッチーナ
石川県小松市城南町106-2
TEL 0761-22-3775
11:00~22:00(L.O.21:00)
ランチタイム11:30~14:30(日祝は無し)
木曜,第4水曜休

お次はエスメラルダです。

この日は、金沢からの帰りに立ち寄りました。12月の忘年会シーズンだったために代行の時間がかかったため、その待ち時間に軽く一杯飲んできたわけです。

頼んだのはフレッシュフルーツカクテルです。

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妻は「ラ・フランスの軽~いカクテル」。ジンベースです。口当たりのいい少し甘めのカクテルでした。

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私は「キウイとレモンのカクテル」です。これはウォッカベースです。

今回のカクテルは中田マスターではなく、橘くんが作ってくれたカクテルでした。

もう一人前のバーテンダーですね!?美味しかったです。

バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水~土18:00~27:00
日祝18:00~25:00
火曜休

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2015/09/09

小松にオープンした「SHOKUDO YArn(ショクドウ ヤーン)」は石川産にこだわり,シェフのエッセンスが凝縮された創作料理を楽しめます

小松というところは、食に関しては保守的な街です。意外に新しいお店が育たない土地だと思います。特に「洋」のジャンルでは顕著です。

そんな小松の街では、いままでは考えられなかった新しいお店が8月にオープンしました。場所は吉竹町で憩いの森にも近い場所にあります。

小松は40年ほど前までは撚糸業が盛んな土地で、至るところに撚糸工場が存在していました。お店自体も元々ここにあった撚糸工場をリノベーションしているのですが、これまた素晴らしい空間に変身させているのです。

オーナーシェフの米田ご夫妻に、撚糸工場をレストランで利用するという経緯をお聞きしましたが、ここでは書かないでおきます。

ほんの少しだけ書くとすれば、「撚糸の過程で糸を何本も合わせて撚り、新たな糸を作るように、これまで経験してきた様々なエッセンスを、あたかも撚糸の糸のように組み合わせていくことで、ここ石川でしか表現できない料理を創造していきたいという思いを込めたものです。」という想いからオープンさせたということでした。

そこで、お店も「YArn」、つまり「紡績糸,織り糸,編み糸」の意味の店名にしたようです。

お店の場所については、小松にこだわったわけではないということですが、石川県にはこだわりがあると話されていました。

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敷地は広く、外観からはレストランだとは気が付きません。小松の石材「日華石」の塀垣に「SHOKUDO YArn」と書かれていますが、よく見ないとわからないですね。

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店内にもおなじ日華石が使われていましたが、この内側はワインセラーになっていました。日華石は温度管理にも適しています。

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中に入ると目の前に、このような木が現れます。

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これは樹齢200年のオリーブの木だそうで、スペインから直接取り寄せたようです。中庭のシンボルツリーの位置付けですね。オーナー夫妻は、このオリーブの木のお迎えにわざわざ名古屋港まで行ったそうです。

我々がお邪魔したのはランチでしたが、お値段は3千円と6千円(税サービス料別)の2種類のみで完全予約制になっています。ちなみに夜は同じく税サービス料別で8千円と1万3千円のコースとなっています。(現在は値段が変更になっています)

実は行く前は、何と高い値段だ!と思っていました。そのため、この値段では小松のような地方都市では難しいんではないだろうか?とも考えていました。

ところが、最後まで料理を楽しんだ上での結論は「素敵なお店だ」に変わっていました。もっとも、このような感想は個人的な好みの範疇の問題ですから、人によっては当然違う気持ちになるでしょうが、私にとってはいい意味で予想を大きく超えていましたね!?サプライズの数々で大いに楽しませてくれました。

内装、使われる食器や食材へのこだわりも半端じゃなかったです。料理に使う水も「平成の名水百選」に認定されている能美市の仏大寺の遣水観音霊水を、わざわざ汲みに行き使っているほどなのです。

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そして、家具や食器類、小物やおしぼりに至るまでオリジナルで、オーナー夫妻のこだわりが感じられます。料理や小物類にまでお店の名前の「YArn」の文字が刻印されています。ただ、ナプキンだけは紙製でした(笑い)。ランチだったから?

オーナーシェフの米田さんは、スペインやイタリアの星付き有名レストランで腕を磨き、帰国後は小松市内の有名店「つづら」の調理長をつとめた方で、ご夫婦とも私と同じ高校出身でした。ちなみに、いまは閉店していますが、スペインの超有名3つ星レストラン「エル・ブジ(El Bulli)」でも働いていたことがあります。彼の料理のエッセンスは、このエル・ブジの時の経験がいきているのではないでしょうか?

我々は、まず最初の訪問は一番ベーシックなコースということで3千円のコースにしました。(予約時に連絡)

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まず出された「きなうりソルベット」に、まず驚かされます。

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ノンアルコールのスパークリングを、お店の名前が入った抹茶椀のようなものに注がれて完成させます。お抹茶に見立てたものでしょう。器にもお店の名前が入っていますね。

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そして、一緒に出された「ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ」。44か月熟成された生ハムです。この生ハムを口に入れ先ほどの「きなうりソルベット」を飲むと、とあるフルーツの味に変わります。不思議でした。

添えられている箸は能登ヒバの香り箸で、いい香りです。これは食べ終わった後、用意してくれる袋に入れて持ち帰りが出来ます。

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こちらは「気になる能美産ポルチーニと中島菜苔」というネーミングで、流木でしょうか?そんな器?に乗せられて出されます。

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単純に調理されているわけではないのですが、いろいろ説明をお聞きしましたが写真を撮っていたために、あまり耳に入りませんでした。覚えていません。^^; お店に行って実際にお楽しみください。(笑い)

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お次には、このような袋が出されました。

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中には、深緑色の一見すると海苔のようなものが入っています。

これは「Schiacciatina al Yomogi(スキアッチャティーナ・アル・ヨモギ)」です。スキアッチャティーナとはミニフォカッチャのような意味あいのもので、ようはヨモギをフォカッチャの生地を作るように、イタリア産の強力粉とオリーブオイル、遣水観音霊水を混ぜ、平らに伸ばして焼きあげたものです。

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ご覧の最中のようなものは「加賀イノシシ最中」という料理?

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で、中にはご覧のような猪肉を使ったトスカーナ風のパテが詰められているのですが、臭みがまったくなく私でも食べられました。

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こちらもメニューには単に「肉じゃが(ただしアルファベットで表記)」と書かれていましたが、和食の肉じゃがとは大違いで、写真でもジャガイモのように見えるものも、単純にジャガイモをそのまま使っているわけではありませんでした。

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少し食べた後で、ご覧のようにシェフが味噌を使ったドライソースをかけてくれますが、これで味が大きく変わります。へぇ~!?ってな感じですが、なかなか文章で表現するのは難しいです。^^; こちらも食べてみてのお楽しみということにしておきましょう!

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これは「小豆島オリーブそうめん 小松のトマト」。こちらではほとんどが自家製なのですが、このオリーブそうめんは小豆島産を使っています。

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トマトの北陸一の産地である小松産のトマトがつけ汁に使われています。さっぱりとした味でした。

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こちらの「美川漁港柳鰆に有機金糸瓜パンテレリア産ケッパー」は、脂ののった柳鰆の上には赤土の有機栽培で育てられた金糸瓜が乗せられています。ニラの花もちりばめられていました。

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ちなみに、白ワインは妻の口の中に消えました。

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パンは熱々でした。

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お代わりでフランスパンも。

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デザートは「スイカバー2015」と名付けられた一品で、これが素晴らしい芸術品でした。夏のスイカ割をイメージしたそうで、思わず笑いが出ますね。

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後ろ側はこんな感じになっています。皮は当然ですが、タネまでチョコで作ってあります。手がこんでいます。もちろん、ちゃんとアイスクリームはスイカの味がしましたよ。

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飲み物は有機JASフェアトレードのグアテマラ産コーヒー豆を使ったエスプレッソコーヒー。

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カップは九谷焼の白地でフタが付いていて取っ手が付いていない中国茶を飲むような形状で珍しいカップです。エスプレッソの香りも楽しめます。

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すべて食べ終わった後、調理場を少し見せてもらいました。ガラスはありますがオープンキッチンのように、作っている様子を覗き見ることができます。調理用にダウンライトが設置されていました。劇場のダウンライトのように料理を照らし出していました。

石川県の食材が半分以上を占めていて地産地消にこだわっているようで、何とも贅沢なランチ。食べるのに1時間半以上かかりましたが時間が経つのも忘れるほど楽しめたランチでした。

スペイン・フランス・イタリア・日本が融合したとも感じさせてくれる料理は、一度食べてみる価値はあります。小松の人が「SHOKUDO YArn」の料理をどう感じるか、聞いてみたいですね。

次回は夜に訪れたいものです。皆さんも是非どうぞ!

SHOKUDO YArn (HPはこちら)
小松市吉竹町1-37-1
TEL 0761-58-1058
Lunch12:00~15:00(13:00 L.O.)
Dinner18:00~(19:30 L.O.)
日曜日と月曜の昼休
ただし第三日曜日の昼は営業、その翌日の月曜は全日休み。その翌日の火曜日は昼休業

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2015/08/22

片山津温泉の隠れ家的イタリアン「バリオ」再訪は一人ランチでリゾット気分

加賀市片山津温泉のホテルアローレのそばに、ひっそりとある隠れ家イタリアン「バリオ」。

私のブログで5年ほど前に紹介したことがありますが、今回、私一人で再訪してきました。

少し小高い丘陵地にホテルアローレはありますが、まわりは畑や田んぼばかりで、ホテルのお客以外はあまり車や人が通らないところです。

前に行った時も、「この場所に店を構えるのは、ちょっと勇気がいるかもしれない。」と書いているほど、ひっそりとお店はあります。

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ご覧のように、お店の前に行っても緑ばかりで看板らしきものは見えません。駐車場に入って控えめな看板を見て初めて何かのお店だと気が付くくらいです。

Photo

それに、一見して何のお店かはわかりませんし、レストランだとわかってもイタリアンなのか、フレンチなのか、はたまたカフェなのかもわからないと思います。つまりは知っていないと、あまり行くことはないお店ではないでしょうか?

今回、久しぶりに一人で平日のお昼に行く機会がありました。

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11中に入ると席数が増えています。

ランチのメニュー構成は5年前とほとんど変わっていませんでした。パスタ4種類とリゾット1種類です。値段は980円から1,100円になっていました。

もちろん、パスタの内容は違いましたが、リゾットは5年前と同じ、ボロネーゼのリゾットです。人気があるのでしょう?ロングセラーです。

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ということで、人気の品ならば食べなければということで、5年前に妻が頼んだ「ボロネーゼのリゾット」を頼むことにしました。下の写真が5年前のときのものです。

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ランチにはサラダが別に付いてきます。5年前はリゾットと同じ皿に添えられていました。

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さらに5年前は、前菜とサラダ、それにパスタにはパンも付いていました。

いまは、パンはスープとドルチェと一緒に追加料金を払えば付けることができます。

8ドリンクは基本料金に含まれていて、私は前の時と同じ「ゆずティー」です。前回はホットですが、今回はアイスで頼みました。

レモネードのような感じです。

5年前に比べて少し値上がりしていましたが、消費税アップや昨今の小麦粉の値上がりなどでやむを得ないところでしょう?

ただ、5年経っても基本のメニュー構成が変わっていないということは素晴らしいことだと思います。

バリオ
TEL 0761-75-4600
石川県加賀市柴山町ち100
11:30~14:30 18:00~21:00(L.O)
水曜・最終木曜日

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2015/07/19

4月オープンした山中温泉のイタリア料理店「ラ モンベッタ(La Monbetta)」は古民家を改装したお店

この4月にオープンしたばかりの山中温泉のイタリア料理店「ラ モンベッタ(La Monbetta)」に行ってきました

2012年に「fratello 晴洋家」という、当時、山中温泉にある唯一のイタリア料理店ということで私のブログでも紹介しましたが、その後、福井に移転しまったので、今日紹介の「ラ モンベッタ(La Monbetta)」が、現在は山中温泉にある唯一のイタリア料理店ということになります。

17「ラ モンベッタ」へは、梅雨真っ只中の6月のとある土曜日に訪れました。

お店は古民家をリノベーションしています。でも普通リノベーションといえば古民家の外観を残して内部を改装するケースが多いのですが、「ラ モンベッタ」はご覧のように1階部分は洒落た外観になっています。2階部分は元の雰囲気を残しています。

山中温泉の街中ではこの建物は目立ちます。でも、それほど違和感はないですね。

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4中にはいると、こちらはほとんど昔の面影は残っていません。

明るく清楚にまとめられています。唯一、中庭に面する窓ガラスだけが昔の雰囲気を残す造りになっています。

ランチは3種類。1,700円のパスタメインのAランチ、2,200円のメイン料理主体のBランチ、そして2,800円のパスタ+メインのCランチの3種類です。ランチとしては少し値段は高めです。

パスタとメインは、魚系か肉系の2種類からチョイス、デザートは4種類からチョイスできます。3種類とも、前菜、バケット、飲み物は同じものが付きます。

我々は、BランチとCランチの2つを頼んで、Bランチのスープと、Cランチのパスタをシェアすることにしました。^^;

まずは前菜です。

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う~ん、説明が小さい声であまり聞き取れなかったのですが、聞き返すことができないノミの心臓なので、内容が間違っていたらごめんなさいです。サービス面では、まだまだ慣れていないところもありましたが、開店2か月なのでこれからでしょう。

内容は4種類の冷製の前菜で、ハタハタのエスカベッシュ、豚肉のテリーヌ、サバのマリネ?グラスの中はラタトューユです。味付けは少し控えめでした。

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スープはミネストローネ。こちらも上品な味付けでした。でも野菜の甘みが出ていて美味しかったです。

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バケットは控えめな固さです。オリーブオイルも一緒に出されるのはうれしいです。

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パスタは、「子イカと地物ズッキーニ、フレッシュトマトのスパゲッティーニ」をチョイス。量はそれほど多くはありません。こちらの塩分はちょうどいい塩梅でした。麺もアルデンテで良かったです。

メインは、私は「サワラのポワレ アサリとミニトマトのシチリア風」を頼みました。

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シチリア風ということで、魚介たっぷりのシチリア名物のカポナータ鍋のような煮込み系料理かとも思ったりもしましたが、あくまでもポワレなので、それはないですね。

魚介類はサワラとアサリのみです。野菜はたっぷり入っています。美味しかったです。

妻は「うす切り豚ヒレ肉のソテー レモン風味のバターソース」を頼んでいました。

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豚ヒレ肉も柔らかく、レモン風味だったのでさっぱりして美味しかったそうです。

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デザートは4種類の中から、私は「加賀市産ブルーベリーとサワークリームのタルト」。酸味が適度な甘さとちょうどいい感じでした。ブルーベリーは味が濃厚でした。

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妻は「清見オレンジ風味のチーズケーキ」を頼んでいました。

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もちろん、飲み物も付いてきます。我々は、コーヒーとグレープフルーツジュースを頼みました。ジュース系もチョイスできるのはいいですね。

最後に少し。テーブルには紙のおしぼりは置かれていたのですが、ナプキンがなかったのです。紙でもいいのでナプキンがあればよかったのですが。

山中温泉という温泉観光地。これまでイタリア料理店不毛?のエリアでの営業。今後に期待ですね。

ラ モンベッタ (La Monbetta)
石川県加賀市山中温泉富士見町ム22-1
TEL 0761-71-0031
11:30~15:00(L.O.14:00)
18:00~23:00(L.O.21:30)
火曜日

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2015/05/11

ひがし茶屋街にひっそりと佇むピッツェリア「Pizzeria PERCHE(ペルケ)」はナポリから輸入した窯で焼くピッツァ

金沢のひがし茶屋街にも、ずいぶんと飲食店が増えてきたものです。

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観光地として賑わいがでてくると、自ずと人が集まり店も増えてくる。資本主義の原理ではありますが、昔から住んでいる人にとっては、賑わいはいいと感じる人がいれば逆に迷惑に感じる人もいるわけで、まぁ、我々外部の勝手な思惑だけでは語れない側面があるわけです。

他の観光地では、飲食店が集約して不動産価値があがると、大手資本のお店が幅を利かせてくるのですが、こと、ひがし茶屋街については、意外に地元の頑張っておられる個人営業のお店が移転してきています。

今日紹介します「PERCHE(ペルケ)」は、昨年2月末にオープンした比較的新しいお店です。

お店のある場所は、ひがし茶屋街と言っても観光地化されたエリアから外れたところにあって、観光客の飛び込みを期待できる場所ではありません。

ピッツェリアというと、勝手に白い壁を基調とした明るいお店をイメージしますが、ここ東山では、そんな無粋なお店はいけません。

Photo_2

ご覧のように、しっかりとまわりに溶け込んだ佇まいです。

3_2

中も暗めの照明で落ち着いた内装。ところどころにかわいい動物や魚が埋め込まれている一枚板のカウンターもいいですね。

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お店のウリはイタリアから直輸入した窯です。お店に入れるのが大変だったようですが、ピッツァはやはりこれでなくっちゃ!

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オーナーシェフ曰く「ピッツァは食事ではないので、イタリアでは切り分けずに基本一人一枚食べるんですよ」と教えていただきました。

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まぁ、しかし、酒を飲みながら色々つまみ類も食べたいし、2人で2枚頼むかどうかはその時に決めるとして、とりあえずはスプマンテのハーフボトルをお願いしました。

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そしてまずはオリーブ盛合せ(400円)を頼みます。フレッシュな緑色のオリーブなど3種類が盛られていました。

お次にお願いしたものは「本日の焼き野菜」です。その日の入荷によって出される野菜は違うようで、この日はそら豆、ヤングコーン、マシュルーム、しし唐、なす、カブなどが入っていました。

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もちろん、窯で焼くわけですが、出された野菜は何だか焦げているようなものばかりのように見えますが違います。中にはジューシーな野菜たちが食べられるのを待ってくれているのです。

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ちなみに右下に見える黒いのが玉ねぎです。剥くとジューシーな中身が現れます。

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他の野菜も高温で一気に焼かれるために、ジューシーさが失われずに済みます。

そのため、一応、塩が付いてきますが、野菜のうま味だけでも十分です。

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最初のスプマンテは野菜を食べている途中で飲み干し、今度はナポリの微発泡ワイン(Frizzante フリッツァンテ)、ポンペイアーノの赤をボトルで頼んでみました。ロッソの微発砲ワインは日本では珍しいです。

フルーティな口当たりで軽めのワイン、発泡も軽めでこれなら食中酒としてもいけます。

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そしておつまみのほうは、ムール貝のカルトッチョ(Cartoccio)を頼みました。イタリアでは紙包みの事ですが、こちらでは高温の釜の中に放り込むので、紙の代わりにアルミホイールを使っています。形がかわいいですね!?

シンプルな料理法ですが、イタリアでポピュラーな料理「インペパータ・ディ・コッツァ(Impepata di Cozze)」、日本語に訳すと「ムール貝の胡椒風味蒸し」にも似ています。

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中身はもちろん最高の出来です。シンプルな味付けですがムール貝のうま味と塩だけのシンプルな味が最高です。ワインがすすみます。

最後の締めのピッツァはフィレットを頼みました。ナポリピッツァとしてマルゲリータが有名で我々もよくマルゲリータを頼みますが、オーナーからおすすめだと言われたからです。ここまで明快に一種類だけおすすめされるのはあまりないことです。それだけ自信があるのでしょう?

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ナポリピッツァはふんわりモチモチの生地が特徴で、高温の窯で焼くので焼き上がりまで1分ほどです。スピード加熱なので粉っぽくなく、表面がカリッとして、内側がふんわりとしています

フィレットは水牛のモッツァレラにフレッシュトマト、チェリートマト、バジリコ。マルゲリータはトマトソースが使われていますが、フィレットのほうはシンプルにモッツァレラのうま味とトマトの酸味を楽しめるピッツァでした。やはりおすすめなだけありました。

ワインを二人で一本半空け、発泡系だったこともあって、これでお腹も一杯になりました。本当はもう一枚ピッツァを食べてみたかったのですが、このあたりでおいとますることにしました。

オーナーとお話ししていても、ピッツァイヨーロ(ピザ職人)としてのこだわりを随所に感じさせてくれました。とても美味しかったです。ご馳走様でした。また機会があればお邪魔します。

Pizzeria PERCHE(ペルケ)
石川県金沢市東山1-12-3
TEL 076-251-3688
11:30~14:30 18:00~翌1:00
不定休

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2015/01/13

私のブログでも毎度おなじみの小松のイタリアンカフェ「クッチーナ」で久しぶりのランチ

私のブログでも何度も書いているクッチーナだが、前回から約1年1か月ぶりの紹介です。

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前回は夜の時に行ったものですが、今回はランチ編です。

昔はランチで外食していた時は2週間に一回ほど行っていましたが、今は基本お弁当なので、なかなか行くことがなくなり残念かも。

Photo

ここは平日休日問わずランチ時は多くの人で混み合います。そして客の大半が女性客でそれもグループの客が多いのです。

平日だとプランゾAを頼むことが多いのですが、土日祝はやっていません。他にセットにするとスープやサラダ、パン、飲み物を付けることもできますが、この日は朝食も遅めだったこともあり、両方とも単品で頼むことにしました。

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私と妻の一番人気のパスタはタコと青じその「ポルポ」です。昔よく頼んでいたので懐かしさのあまり頼みました。

やっぱりこの味!トマトソースが絶妙です。少し甘みを感じるトマトソースですが、何というか旨味と甘みのバランスがいいので好みなのです。

このことは何度も私のブログでも書いていますが、クッチーナのトマトソースは美味しいのです。

薪窯で焼き上げた本格薪窯ピッツァはは、生地には全粒粉を使用しています。パリッとした薄い生地のローマピッツァか、モチっとした厚い生地のナポリピッツァのどちらかをチョイスすることが出来ます。我々はいつの通り、ローマピッツァでお願いしました。

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あと頼んだのは「有機無農薬野菜たっぷりのピッツァ」。ご覧のように野菜が山盛りで盛られています。もっとも、ピッツァ自体は超シンプルなプレーンタイプ。その上にトマトと緑の野菜が乗せられているのです。

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これはこれでヘルシーでいいのですが、あとで味のアクセントが欲しくなり、ポルポのソースをかけて食べてみました。これもなかなかイケましたよ!

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デザートは全てオリジナルで、ショーケースに入れられているケーキ類はどれも美味しそうですが、この後、東京からの友人を空港まで迎えに行き、そのあとパティスリーに行くつもりだったのでパスしました。

クッチーナ
石川県小松市城南町106-2
TEL 0761-22-3775
11:00~22:00(L.O.21:00)
ランチタイム11:30~14:30(日祝は無し)
木曜,第4水曜休

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