10年半ぶりの小松「中佐本店」。中佐の屋号の本家は相変わらずの人気でした
ご存じ、小松では有名なうどん麺類のお店の屋号「中佐」。
いま一番人気があるのは、城南や空港にお店がある「中佐中店」ではないでしょうか?
しかし、この「中佐中店」の本家とともいうべきお店が「中佐本店」なのです。
この「中佐本店」を「中佐中店」の城南店と混同される方もいて、特に県外の方は食べログなどの書き込みに、この「中佐本店」のところに「中佐中店」の城南店のレビューを書かれていたりします。
「中佐本店」は、もともとは中町という市内の中心にお店がありましたが、いまの場所(福乃宮)に20年ほどぐらい前に移転しています。昔のお店は「みなとや食堂」になっています。
さて、「中佐中店」は昔、「中佐本店」で修業された方が独立して、いわゆる暖簾分けの形で店を出したのがはじまりです。昔は北店、南店、西店などもありましたが、いまはなく、中佐の屋号を持つお店は「本店」と「中店」だけになりました。
元々の「小松うどん」の祖は、「加登長」といううどん店で、いまでは金沢に何店か暖簾分けのお店がありますが、小松にはなくなってしまいました。
で、「小松うどん」として小松にうどん文化と言えるものを育んだのが、この「中佐本店」と言っても過言ではないと思います。
私も、中町にお店があった時から何度もお店に行ったことがあり、今の場所に移ってからもランチにちょくちょくお邪魔しました。
その後、福岡に転居してからは行ったことがなく、この日、10年半ぶりの訪問となりました。前回の10年前のことはこちらに書いています。暖簾分けのことにも触れています。
この日、母をどんどん祭りに連れて行き、雨が降り出しそうだったために早目に帰る、その足でランチを食べに出かけました。
お昼の15分ほど前に到着したにも関わらす、店内は広いのですが、小上がりの座卓の席が一か所しか空いていませんでした。相変わらず人気のお店です。
メニューを見渡します。う~ん、懐かしい!10年前とほとんど変わっていない感じです。
ということで、昔、ちょくちょく行っていた時によく頼んだ「やきめしミニうどんセット(800円)」を懐かしさのあまり頼んでしまいました。このセットは、丼物や洋食系のご飯ものに+200円でミニうどんを付けることができるのです。
母はわかめうどんを頼みましたが、こちらは写真を写していません。
しかし、私のセットですが、出された「やきめし」が大盛りぐらいある量でした。^^;
昔からこんなに量が多かったでしょうか?ちなみに、上の写真が10年半前のセットです。帰ってから調べると、確かに昔も大盛りでしたね。10年前はこれを完食していたのですから、やっぱり若かったんですなぁ。^^;
いまは、とても食べきることができません。4分の1ぐらい残してしまいました。
あと、ビジュアル的にも10年経過していても、使われている食器類を含めて変化がありません。これはこれで凄いことです。
肝心の味のほうですが、柔らかい小松うどんはのど越しで一気につるっと食べられました。
やきめしのほうは、大盛りはよかったのですが、少し味が薄目でした。もう少し炒め具合も含めて強めでもよい気がしました。私のほうも前回行ってから10年半の間グルメブログをやってきていてお口が肥えたのかもしれません。
中佐本店
石川県小松市福乃宮町1丁目100
TEL 0761-22-1270
11:00~21:00
木曜休
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