ラ・フォル・ジュルネ金沢2016「ナチュール-自然と音楽」椿姫「九谷焼開窯360年記念-小松九谷焼と徳田家四代展」他
GWの中間の3連休。我々は金沢に行ってきました。
3日は、もう初夏と言っていいほどの気温。それに台風が来たのかと思われるような強風で、九谷茶碗まつりなど色々なGWのイベントが影響を受けたようです。
私も帰りの電車が強風の影響でストップ。小松に帰ることが出来ずに、コンサートをご一緒した小松の建築家、家楽舎の木田さんご夫婦の車に同乗させていただくことで何とか帰宅することが出来ました。^^;
さて、この日の目的は、ラ・フォル・ジュルネ金沢2016のコンサートを聴くためです。
ここ最近は、必ずどこかのパートを聴きに出かけています。
今年は「ナチュール-自然と音楽」がテーマ。「プログラムはルネサンスから現代まで500年にわたる音楽史の中から、季節、風景、動物、天体、自然現象など、さまざまな切り口から選曲」しているようです。
さて今回、3日の夜の公演「オペラハイライト ヴェルディ《椿姫》」のチケットを、ラ・フォル・ジュルネ金沢2016のために結成された合唱団「金沢フェスティバル・クワイヤー」のメンバーの方から、3列目というとてもいい席のチケットを手配いただく幸運に恵まれました。
ヴェルディの椿姫は初めて観る演目です。フルバージョンではなく1時間15分あまりのいいとこ取りのオペラです。
数年前に大阪に住んでいるときに、青島広志さん(題名のない音楽会や世界一受けたい授業などのTV番組でもおなじみ)がナビゲーターをつとめた、椿姫などオペラの楽しみ方云々というオペラ・レクチャーミニコンサートに行ったことがあって、、初めて観るオペラの題でしたが、その時の記憶・知識があってそれなりに楽しめましたね。
主役を演じるのはヤーナ・ボルコヴァさん。東欧のディーヴァ(オペラのプリマドンナのこと)と呼ばれる彼女の圧倒的な歌唱力は凄かったです。
あと、脇を固める日本人の出演者の演技・歌唱力も素晴らしくて感動でした。
演奏はオーケストラ・アンサンブル金沢。指揮は佐藤正浩氏。こちらもさすがの演奏でした。本物はやはり違います。
そうそう!出演者で金沢出身の木村 綾子さんと一緒に、記念撮影をする機会にも恵まれました。
彼女は、6月24日に小松市の「こまつ芸術劇場うらら」で開催されるオーケストラアンサンブル金沢の小松定期公演でもオペラの演目を歌います。ぜひ、皆さんもどうぞ!
さて、このラ・フォル・ジュルネ金沢2016に行く前に立ち寄った金沢21世紀美術館は凄い混雑でした。
あと、しいのき迎賓館では「九谷焼開窯360年記念-小松九谷焼と徳田家四代展」が開かれていました。こちらは5月8日までで、この日は4代目も会場にお見えになり、少しお話をさせていただきましたが、むかし、小松の東酒造のとえる会でご一緒させていただいたこともあるので懐かしい気がしましたね。
人間国宝だった3代目と、娘さんの4代目のグラデーションの色使いの違い。男性と女性の感性の違いと言ってしまっては終わりですが、面白かったです。
3代目は九谷五彩のうち赤色を使っていないのですが、4代目は赤も使ってグラデーションを描いていますし、黄色も鮮やかに出しています。黄色を出すのは高温で焼く必要があるということで難しいんですね!?
8日の日曜日までです。
九谷焼開窯360年記念-小松九谷焼と徳田家四代展
4月29日~5月8日(日)
10:00~17:00
しいのき迎賓館1FギャラリーAB
入場無料
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