福岡( 鮨・寿司)

2013/10/28

福岡中央区「高砂 まるや」は寿司酒場で福岡の友人と久しぶりの一献

私が福岡に住んでいたときに、いつもお店選びの参考にしていたブログがある。

それが「福岡no街」である。大阪に転居後も時々福岡で飲んだりして、彼の結婚式にも呼んでいただいたりしている。

今回の福岡行きにあわせて、久しぶりにブログ仲間とともに飲むこととなった。(といっても彼は下戸だが)

場所は彼にお任せしてあったのだが、チョイスされたのが今日紹介する福岡市中央区高砂にある「高砂 まるや」というお店。

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ここに移転する前は天神のVIVIの裏で「まんまるや」という名でお店を開いていたようである。

お店は「寿司酒場」というのがコンセプト。寿司をメインにしているが、寿司ネタの魚介を使った色々な料理を食べられて、〆に寿司を食べることが出来、寿司ファンだけではなく楽しめるお店となっている。

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まず生ビールを頼んで、そのときに一緒に出されたのは鴨。「寿司酒場」ということで肉系はあまりないと思っていて安心していたら、のっけからやられました。(^^;;

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それで頼んだのはお刺身。地タコ、ホタテ、イクラ。さすが寿司屋だけあってネタは良かった。

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寿司酒場ということで、中華系のメニューもあった。こちらは「ホタテとチンゲン菜の炒め物(800円)」。なかなかどうして本格的?

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「野菜のグリル(900円)」は、しいたけ、パプリカ、オクラ、レンコン、かぼちゃ、ミニトマト。炙ると野菜の旨みが凝縮される。特にしいたけが美味しかった。

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こちらは日本酒に合う「穴子の骨ポッキン(350円)」。

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「煮穴子(1,200円)」はとろ~り口の中でとろける旨さ。

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「お寿司屋さんの玉子焼き(600円)」は少し甘めの味付けながら日本酒に合う。

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さて、このあたりで〆の寿司に移ろう。

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手巻き寿司はカウンターのみ出されるということだったが、無理を言って出してもらった。一巻き800円である。中はウニとかっぱ。豪華版である。

なぜ、カウンターだけしか出さないのかな?明快な答えはなかった。ウニがたれてくるかな?

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最後の握りは穴子と中トロ(大トロに近いかな?)。穴子はトロトロで美味しい。トロももちろん上品な脂で口の中でとろける。

さて、飲んだ日本酒についても少し触れておきたい。

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こちらは福岡の蔵元「井上合名会社」の「三井の寿」という純米吟醸で、+14という日本酒度の大辛口の酒である。

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ちなみに酒の名前は蔵元所在地の「三井郡」からきているのだが、漫画SLAM DUNK(スラムダンク)の主人公「三井 寿(みつい ひさし)」に引っ掛けてネーミングされている。また主人公の背番号が14番ということから、裏面にはご覧のラベルが!それに+14という日本酒度の大辛口の酒にしたというこだわりよう。限定1500本の醸造の希少な酒だ。

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同じ蔵元では、ご覧の「純米吟醸 ひやおろし ポルチーニ」という酒も造っている。

ポルチーニとはイタリア産の人気の茸で、香りがいい茸として知られているが、ポルチーニのように芳醇な香りと上品な酸味が感じられる酒だった。

高砂 まるや
福岡県福岡市中央区高砂2-14-20 アルガスナンリ 1F
TEL 092-522-6977
17:00~24:00
不定休

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2013/04/03

金沢(石川)・大阪・福岡の鮨(寿司)考、鮨店色々(主に創作系の鮨店を中心に)

さて、前にお約束したとおり、金沢・大阪・福岡の鮨について書いてみたい。

一般的に鮨(寿司)と言っても世の中には、昔からある発酵させた「なれずし」から「握り」「巻き寿司」まで色々ある。

このブログを書いている期間に私が住んだ石川県、大阪、福岡は、どこも鮨(寿司)が有名な土地柄であった。

日本食、いや全ての食のジャンルの中でも、私は鮨が一番好きである。そんな鮨好きの私にとっても、この三つの街でこの数年間を過ごすことが出来たことは幸せだったと思う。

個人的感想として、各地の鮨に関して思うことを書きたい。

鮨はいまでこそ色々素材を使って握ったり巻いたりしているが、元々は魚を旨くご飯と一緒に食べさせるかがポイントで発達してきたのだと考える。ゆえに鮨という漢字は魚が旨いと書く。(ちなみに、「寿司」という字は江戸時代後半に江戸っ子が縁起を担いで作った当て字)

また、「すし」という字に「鮓」をあてるお店もあるが、この「鮓」は本来、昔からある「なれずし」などの発酵させた保存食のことを指すのだそうだ。

さて、まず福岡であるが、ここの鮨店の特徴は、握りに至るまでにつまみで酒を飲ませるところが多く、そのために、つまみ類のメニューが充実していることだろう?

まぁ、本来鮨店というところは、鮨を食べに行くところであるから、東京などの江戸前鮨のお店からしたら、つまみをたくさん頼んでいつまでも酒を飲む客は敬遠されるかもしれない。

九州の人は酒豪が多いから、そのような形態になったのかもしれない?

玄界灘という、いい魚場がある福岡の魚介の豊富さと質の良さは、鮨店のみならず客にとってもうれしい限りで、金額的にもリーズナブルな値段で美味しい鮨を食べさせてくれるところが多かったと思う。

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写真は一番のお気に入りだった博多駅前4丁目の鮨店「安吉」で出された「キス」。

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こちらは、渡辺通りから薬院方面に入ったところにある「やま中 本店」で食べた「アラ(クエ)の昆布締め」。福岡ではアラが美味しい。ちなみにお店の設計は磯崎新である。

お次は大阪である。

大阪の寿司と言って、思い出すのは「押し寿司」である。箱寿司やバッテラ(酢で締めた鯖などを使い白板昆布〔バッテラ昆布〕をかぶせた押し寿司)などに代表されるもので、昔からある寿司である。

ただ近年は、箱寿司を出す寿司店も少なくなり、一般的な握りを中心とするお店が大勢を占めるようになってきた。また私の好きな、何らかの仕事を施している握りを主体とした江戸前(創作系)鮨店も多くなってきている。

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写真は、東心斎橋「鮨 樋口」で出された。「鯖棒寿司」はダブルで鯖を巻いてある。脂が乗っているので最高!

箱寿司の写真を探したが、残念ながらなかった。箱寿司(押し寿司)で有名な心斎橋筋の「本 福寿司」についての記事はこちら

最後は金沢(石川)の鮨について。

石川も福岡と同じく鮨のネタとなる新鮮な魚介が豊富に獲れる。20年ほど前までは、そのネタの良さを活かした握りが主体であった。

もちろん、それはそれで美味しいのだが、昨今は、ネタお良さだけでは勝負できないこともあり、こちらもだんだんと江戸前(創作系)の鮨店が増えてきている。

私がブログの中で紹介しているお店も、ほとんどが、この範疇のお店ばかりで、どこも一工夫凝らした技を競い合っている。今後も楽しみではないか!

鮨職人も地元出身の人ばかりでなく、ネタの良さだけではなく、米や水が良質なことに目をつけた県外からの移転組みの人気店も増えてきており、競争が益々激化。そのことがさらに金沢の鮨店のクオリティを高めており、全国的にも人気の上位店に入るところが増えてきた。

石川の鮨を語る上で外せないお店が「小松弥助」である。森田さんも、もう80歳を超える年齢となったためにお昼しか営業されていないが、その技と味は健在である。

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その森田さんの、小松にいたときの最後の弟子が「志の助」の前田さん。私の好きな鮨店なのは何度も書いたが、こちらは「小松弥助」のDNAを引き継ぐ「穴子」の握り。あら塩でさっぱりと食すのが、穴子の上品な脂を活かすのだ。

あと、「みつ川」「八や」「きく家」「あいじ」「めくみ」などの中堅の鮨職人に期待が集まる。どの鮨職人も創作系の鮨で我々を楽しませてくれるだろう!

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2013/04/02

福岡でお昼に食べたもの「優乃華のやきそば屋」の焼きラーメンと「博多うお蔵 長兵衛」の海鮮丼

3月に福岡に出張に行った折にランチで食べたものを紹介したい。

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018まずは、博多駅のデイトス2Fに「博多めん街道」という麺類専門の飲食店街がある。私のブログでも、この中のお店は何店か紹介したことがある。

そこに「優乃華(うのはな)のやきそば屋」というお店が入っている。ここは、「優乃華」というお好み焼きやもんじゃ焼きのお店が出した「焼きそば」専門店である。

私ははじめて入ったのだが、焼きそばのメニューはいろいろあったが、目に付いたのは「焼きラーメン」の文字。結局それにすることにした。

焼きそばは地元でも食べられるが、焼きラーメンは福岡が本場の味。元々は、天神の屋台「小金ちゃん」が元祖である。

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「焼きラーメン」は、茹でた博多ラーメンの麺と具材を炒めて、煮詰めたとんこつスープとウスターソースを注ぎ麺に絡めたもので福岡のご当地グルメの一つである。

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ご覧のようなフライパンのような容器に入れられて出されたが、それほど熱々のフライパンではなく、見た目の演出のようである。

味的には、確かに博多ラーメンのスープの味がして、これはこれで美味しかった。

優乃華のやきそば屋
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
博多デイトス 2F 博多めん街道
TEL 092-292-7078
11:00~23:00(L.O.22:30)

お次は、前にも行ったことがあり、記事としてアップしたこともあるサットンプレイスホテル博多の1Fにある「うお蔵 長兵衛 博多駅前店」というお店。

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市場直送の新鮮な魚介類を仕入れており、それを使った魚料理をメインにしたランチを食べさせてくれるお店だ。

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こちらでは「朝とれ海鮮丼(780円)」を食べた。帆立貝柱、カツオのたたき、サーモン、ヒラメ、カンパチが入っていた。

ボリュームもあり値段も手頃で良い。

うお蔵 長兵衛 博多駅前店
福岡県福岡市博多区博多駅前3-4-8
サットンホテル博多シティ1F
TEL 092-474-2730
ランチ 月~日
11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー 月~土
17:00~01:00(L.O.24:00)
日祝 17:00~24:00(L.O.23:00)
無休

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2011/05/18

長浜でも有名な「たつみ寿司総本店」は博多座隣にある創作鮨のお店

福岡は玄界灘の海の幸が豊富で、鮨となると大阪よりは安く食べられるいいお店がたくさんある。

福岡に住んでいたときも、たまにではあるが、美味しい鮨を堪能していた。今回、そんな美味しい記憶を思い起こすために、結婚式で福岡に行った折に鮨を食べてきた。

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事前に調べて予約を入れていたのは、「たつみ寿司総本店」である。長浜で有名な「たつみ寿司」が本店を博多座隣に引っ越してきたのである。もちろん長浜のお店も健在で、他に岩田屋にもお店がある。

3階まであって大きなお店だ。鮨屋には珍しいオープンキッチンで、私たちはカウンター席に座った。

なぜ「たつみ寿司総本店」を選んだといえば、私の好きな醤油をつけないで食べる、いわゆる創作系の鮨を食べさせてくれるからである。ちなみに刺身も醤油をつけるものは一つも無かった。

大阪に帰る前の夕方にお店に到着。さっそく生ビールを頼む。

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付きだしは「ソーメンもずく」と「かずのこ」。ソーメンもずくは初体験?

そして、まずは刺身をおまかせでお願いした。

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小石原焼きの皿に盛られているのは、鯛を皮のまま糸切りにしたもの。塩でさっぱりと食べる。

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アジはポン酢と高等ネギ(鴨頭ねぎ)でふぐ刺し(てっさ)のように食べる。

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こちらも福岡名物「ゴマサバ」。

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珍しい「生くじら」。脂身だが意外とさっぱりとしている。

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炊き合わせは「竹の子、鯛の真子、つぶ貝」。旬の竹の子の食感がいい。鯛の真子も味がしみて美味しい。

焼物は「揚げ巻貝塩焼」。残念ながら写真を撮り忘れてしまった。(^^;;

さてここからが握りである。

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まずは、珍しい生穴子を鯛のワタとあら塩で。複雑な味を楽しめる。

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イカは柚子塩で。甘みのあるイカを活かしている。

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ブリの腹身はもろみ、ししとう、鷹のツメで。鮨にもろみを使うのは珍しい?

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トロは炙りで、脂をより引き出す。

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甘鯛も炙って柚子おろしでさっぱりと食べる。

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ヒラメはアンチョビと海ぶどうを乗せて。なかなか考え付かない組み合わせだ。

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こちらは「南関いなり」と言って、熊本県の南関町の「南関あげ(なんかんあげ)」という油揚げを使ったおいなりさん。甘辛く煮てあるのだが、これも美味しい。

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巻物は塩辛巻。

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最後は「ウニとイクラ」。カクテルグラスに盛られて出される。

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028これだけ二人で食べて、3杯ずつアルコールを飲んで2万円強であった。これはお得である。味的にも好みでお勧めのお店である。

器も感じのいいものを使っているし、早い時間だったのでマンツーマンで握ってくれて、色々なお話も聞けて楽しいひと時であった。

たつみ寿司 総本店
福岡市博多区下川端8-5
TEL 092-263-1661
11:00~22:00(L.O.21:30)
無休

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2010/10/15

9月に九州で食べた物、福岡博多駅前「廻天(かいてん)」福岡桜坂「彦寿し」熊本「Cafe SWITCH」

9月に九州で食べたものを紹介したい。まず最初は福岡から。

いよいよ涼しくなってきたが、夏の間は熱いスープはどうしても敬遠しがちである。これからは逆に恋しくなってくる季節である。博多ラーメンも基本的には熱いスープがベースのラーメンである。これからが本番ということだろうか!?

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さて、そんな博多ラーメンのお店がトップバッターである。博多駅前3丁目にある「廻天(かいてん)」というお店。

お店には行って私が頼んだのは「博多辛味噌らーめん(580円)」。本当はシンプルな「博多らーめん(480円)」にしようかとも思ったのだが、博多ラーメンで味噌味を使ったラーメンは珍しいので頼むことにした。

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スープから少し顔をのぞかせている茶色のが辛味噌である。具はチャーシュー、もやし、わかめである。

辛味噌を溶かしながら食べる。 確かに辛さが襲ってくるが、それほど辛いというほどでもない。ベースのとんこつスープは、臭みは少ないが濃さもマイルド。

麺は細麺なので、すぐにのびてしまいそうである。「固」以上でオーダーしたほうがよさそうだ。

博多らーめん廻天
福岡市博多区駅前3-5-20 1F
TEL 092-474-1741
11:30~23:00(L.O)
日曜休


お次も福岡のお店で、桜坂にある「彦寿し」というお店である。

私が福岡に住んでいたとき、歩いて10分ほどのところにあって、たぶん、このあたりは何度も行き来したはずだが記憶にない。(^^;;

今回、久しぶりに建築家の丸谷博男氏にお会いする機会があり、昼食をご一緒させていただいた。だが肝心のデジタルカメラを持っていかなかったために携帯電話の解像度の悪い写真で恐縮だが、紹介したいと思う。

ご主人は福岡でも有名な鮨屋さんの一つ「河庄」で修業し独立。以来40年も店を構えているベテランの鮨職人である。

この日は、積もる話もあったので、握りはお任せでお願いした。

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タイとイカ

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コハダにヒラメ

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マグロ、ウニ、車海老

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煮穴子、玉子

あと、手巻きが出されたが何だったかな?(^^;;

彦寿し
福岡市中央区桜坂2丁目6-15
TEL 092-751-3691

最後は、熊本に出張の折、待ち合わせで利用しランチを取ったお店を紹介したい。

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上通町にある「Cafe SWITCH (カフェスイッチ)」である。ドコモショップの脇の路地を入っていったところにある、少しわかりにくいお店である。

頼んだのは「野菜カレー」。他にもランチメニューが色々あったが、カフェという性格上、女性向けのメニュー構成であった。

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野菜カレーのほうも量は完全に女性向き。量が少ないと一言言って欲しい気もするが……。ご飯の量は150gほど?であった。

味的には辛さもほどほどでまずまずでした。

Cafe SWITCH (カフェスイッチ)
熊本市上通町1-24 ビアーレビル 1F
TEL 096-354-7731
10:00~24:00
無休

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2009/12/16

博多駅前ランチ事情、駅前4丁目の新しく出来た寿司屋「北海 ひがし」で海鮮丼

今日でブログを初めて、丸5年経ちました。いつもお読みいただきありがとうございます。これからもどうかよろしくお願いします。では、今日の記事です。

新しい博多駅ターミナルビルも、外観が段々と完成に近づいてきたようである。

それに伴ってかどうかはわからないが、博多駅前あたりも新しいお店が色々出きてきた。
「北海 ひがし」は、寿司を中心にして、北海道から取り寄せた魚介を楽しむことが出来るお店であるが、お昼はリーズナブルな値段で新鮮な魚介を使った丼を食べることが出来る。

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毛蟹なども北海道直送の新鮮なものを食べることが出来る。福岡という北海道から遠い場所でも、北海道の味を楽しめるので、私が福岡に居たならば何度かお邪魔したに違いないお店だろう?

さて、ランチメニューの丼は「海鮮丼」「海鮮ユッケ丼」「フィリー丼」の3種類であった。ホームページには「マグロ漬丼」も記載があったが、行った日はメニューにはなかった。「フィリー丼」とは、ホームページにはフィリーロール(サーモン、クリームチーズ、アボガド)を丼にしたと書いてあるが、フィリーロールとは初耳だ。どんな丼なのか興味がある。

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で、私が頼んだのは「海鮮丼」で、サーモン、イクラの醤油漬け、カノパチ、白身(何だろう?)がたっぷり乗せられている。それに一品と、お味噌汁には海老の頭が入ったものが付いて800円である。さすが寿司屋さんだけあってネタも新鮮でお得なランチだと思う。

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一緒に行った他の二人は「海鮮ユッケ丼」を頼んだ。ぶつ切りの魚介に出し醤油に漬けた卵黄とネギが乗せられている。見た目はこちらのほうがよさそうだが、味噌汁には海老の頭は入っていない。

メイン通りからは少し外れた場所にあるが、なかなかいいお店を見つけたと思う。

北海 ひがし
福岡市博多区博多駅前4-8-15
凰城ビル1F
TEL 092-414-6786
12:00~14:00
17:30~23:30(L.O.23:00) 
日曜休

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2009/09/14

美野島「すし空環房 誠瑞」は寿司店だが居酒屋的メニューも豊富!手頃な値段で楽しめる

008今月初旬に福岡に出張した折、「福岡no街」のfukuさんにどこかいいお店を紹介してくださいとお願いしたときに教えてくれたお店に行ってきた。

お盆明けに「ももち浜ストア」で紹介されたようで、fukuさんもランチに行って美味しかったので紹介してくれたのかな?fukuさん、ありがとうございます。

美野島といえば「とろ家」を紹介したことがあるが、「すし空環房 誠瑞」は「とろ家」から歩いて5分くらいのところにある。

なぜ「すし空環房」という冠がついているのか聞かなかったが、基本的には寿司を食べさせてくれるお店ということはわかっていたので、最初、夜は高いのかな?とびくびくして入った。

しかしながら、そんな心配をしなくても良かった!実にリーズナブルに食べさせてくれるし、一貫あたりの値段も明確。それに寿司メニュー以外にも多くの居酒屋メニューが揃っていて、寿司を頼まなくても十分楽しめるお店だ。

ご主人にお聞きすると、寿司店では回転寿司のお店で働いていたことがあるそうだが、本格的?な寿司店での修行の経験はないそうだ。

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さて、まずお通しで出されたのは、まぐろのヅケである。

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まず注文したのは「刺身の盛り合わせ(1,500円~)」。サザエ、カンパチ、サーモン、タコ、石鯛の薄作り、サバなど。1,500円でこの内容だと満足。この日は一人で行ったので、これだけで飲める。

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その後、「銀ダラみりん」を頼む。これは自家製なのかな?

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で、最後に握りを少し頼むことにした。左から煮穴子の炙り、エンガワの炙り、マブツ貝である。思ったより大きな握りで、これでお腹が一杯になってしまった。

カウンターに座ってご主人とも色々お話しすることが出来た。最近は美野島もランチ激戦区になっているようだ!?また、今後も色々探索してみたい一帯である。

すし空環房 誠瑞
福岡市博多区美野島1-13-9
TEL 092-474-2869
11:30~13:30
17:00~23:00(L.O.)
土17:00~(夜営業のみ)
日曜休

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2008/11/06

渡辺通り「やま中 本店」は鮨屋だがつまみの種類がめちゃ豊富!酒がすすむお店でした

渡辺通りから薬院方面に入ったところにある「やま中 本店」は福岡でも、一二を争うほど有名なお店である。

有名人も多く利用するというお店で、建屋の設計は、何と!磯崎 新である。磯崎 新といえば、石川県でも加賀市片山津の「中谷宇吉郎 雪の科学館」や、福岡県でも多くの設計を手がけている世界的な建築家である。

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外観はコンクリートの打ち放しで、見た目はとても鮨屋だとは思えない。

中に入ってびっくり!めちゃ広い。カウンターだけで20名弱は座れるし、テーブル席が5つで20名。それに2階にも座敷があるようだ。内装や照明も磯崎新氏が手がけたのかどうか?ハッとするような壁と照明。カウンターはヒノキである。

また、そこで働く人の多さも半端じゃない!カウンターの中だけで7名の板さんが働いていた。

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顔が半分写っていないが、真ん中が大将の山中さんである。

実は博多の鮨屋さんには、二通りあって、一つは私がこれまで紹介してきたお店のように、基本は鮨で、酒のつまみはそんなに種類がないところ。そしてもう一つが、今日紹介する「やま中」のような、割烹顔負けにつまみが豊富なところで、鮨は若干脇役のお店である。

「やま中」は後者のほうで、私がいつものパターンでおまかせで頼んだはいいが、次から次でつまみ系の料理が出されるのである。

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まず、こちらは付き出し。その後、刺身が出される。

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こちらは、「アラの炙り」。アラを炙ったものは、あまり食べた記憶がない。

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「大トロに近い中トロ」。口の中に入れると淡雪のように解けていくような感覚。

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「生サバ」も脂が乗って美味しかった。

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こちらは、大分産「うに」を殻ごと。殻ごと出されるのも久しぶりかな?

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お次は、ちょっと小さめの「ワタリガニ」。

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途中で出された肴、子持ち昆布やアラの皮を炙ったもの、岩海苔、へしこ(?)など。

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「アラのカマの部分の塩焼き」。こちらも脂が乗って美味しかった。はじかみも自家製で噛み応えがある。

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マグロのハラミの部分を串焼きで。

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「タコの小豆煮」は柔らかくて最高!

さて、これでつまみ系は終わりにして、これからは握りのほうである。「やま中」の握りのシャリは少なめ。お聞きすると、つまみでお腹が膨れるそうなので小さめの握りとなっているようである。(^^;; ちなみに、握りを出す皿は古伊万里である。なんとも贅沢!

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まずは「アラの昆布締め」。今日はアラのオンパレード。行ったのは10月初旬であったが、これからアラも美味しい季節になる。

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「トロの炙り」、

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「車えび」を半生で。

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「しんこ」二枚のしんこは初体験。

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「煮穴子」。個人的には志の助のようにあら塩でさっぱりとした握りのほうが好きかな?

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最後は「玉」。甘目の「玉」でエビのすり身も入っているかな?

さて、これでいくらだったでしょうか!?この日はとある記念日だったので、久しぶりの贅沢でした。

やま中 本店
福岡市中央区渡辺通2-8-8
TEL 092-731-7771
11:30~22:00
日曜休

大きな地図で見る

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2008/07/21

住宅地にひっそりと佇む「すし処 夢膳」は素材にこだわりの創作鮨のお店

Yumezen_013 久しぶりの鮨、万難を排してお店選び。選んだのは博多駅南にある「すし処 夢膳」というお店。

お店自体は住宅街にあり、お店の看板なども出ていないので、非常にわかりづらい。

「何故、ここにお店を出したのですか?」と、ご主人にお聞きすると、裏が実家ということであった。なるほど!

Yumezen_036 ここ「夢膳」は私の好きな創作鮨、細工鮨のお店。お聞きすると北九州プリンスホテルで十数年ほど修行したようで、その後、しばらく何もしないときがあったときに、北九州の鮨の名店「もり田」などで美味しい鮨を食べ、こんな鮨を作りたいと思って鮨屋を始めたという。

ご主人は鮨に対して、とても研究熱心なようで、こちらの永瀬牙之輔著『すし通』(四六書院 1930年)なども購入して研究に勤しんでいるそうだ!?

Ishidai014

では、食べたものを順番に紹介していきたい。まずは、ビールを一杯!つまみを頼むことに。まず出されたのは石鯛。身が締まってこりっとした食感、旨かった。

Kanpachi015

こちらはカンパチ。

Madai016

続いて、真鯛を昆布締めしたものをタタキで。最初は炙った感じの味で、その後、ほんのりと昆布の味が口の中に広がっていい感じ。

Torigai017

こちらは鳥貝。身がしっかりとして味わいもまた結構なもの。

Kurumaebi_018

車えびは、身が締まっていて、プリンとした食感で最高。

Yumezen_019

頭は炙って出してくれた。

Nidako020

こちらは煮だこ。味が中までしみて柔らかい。贅沢にも〆張鶴を使って煮込んでいるらしい。

Unagi021

そして、ご主人が最高の鰻だと自慢の逸品「鰻の白焼」。わさびを少し載せあら塩も少しつけて食べる。上品な脂がわさびとあら塩にあう。

Gari022

さて、ここらで握りにしてもらう。ガリはこだわりの自家製。わさびもわざわざ静岡から直接取り寄せている。

Yumezen_023

ネタケースやカウンターも白木で造られていて、シンプルな内装と相まっていい感じである。

このお店の握りは、醤油をつけずに食べる。そして特徴的なのはシャリに色が付いているからである。これは酢に赤酢を使っているからである。赤酢のほかは塩のみ。

江戸前の握りは昔は赤酢を使っていたそうであるが、いまはほとんど赤酢と他の酢をブレンドしているお店は多いと思うが、赤酢だけを使っているところは少ないと思う。味的には甘みが少ない締まった感じのシャリで、好みの握りとなっている。

そして、握りは小ぶりだが、比較的しっかりと握られていて、口の中で「ハラリ」というわけにはいかないが、甘みを押さえてネタの相性も良かった。

Nodoguro025

こちらは石川でもおなじみのノドグロ(赤むつ)。

Zuke_026

ヅケを赤身ではなく、中トロで。これは珍しい。

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車えび。その都度茹で上げて握ってくれる。少し暖かさが残っていて食感も素晴らしい。

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コハダ。酢の塩梅もなかなかのもの。

Aji_030

アジは煮切りで。個人的にはしょうがとあさつきを乗せて食べるほうが好きかな?

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ウニは唐津産。しっかりとした身で軍艦巻にしなくてもいい。味も濃く満足。

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煮アワビは柚子胡椒がほんのりと。

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自家製のきゅうりを使った巻物。こちらはツケ醤油で。

Tamago034

最後は玉子。少し甘めの味付け。デザート代わりかな?

あと、握りは何種類か出されたが、美味しいものを目の前にすると写真を撮り忘れる癖があり、残念ながら紹介できない。その中でも穴子が柔らかくて旨かった。

福岡の隠れた穴場の鮨店を見つけてハッピーな一日でした。

夢膳
福岡市博多区博多駅南4-12-33
TEL 092-431-3301
17:00~22:00
日祝休

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2007/12/17

薬院にひっそりと佇む江戸前鮨のお店「安春計(あすけ)」は唐津の香りのするお店

Inabaudon_006 福岡在住のむねさんに以前紹介していただいたお店「安春計」。自宅の近くなのだがなかなか行けずにいた。

今回、やっと来訪することが出来たので紹介したいと思う。

場所は、私も利用する薬院のボンラパスの近く。安春計のご主人は、東京銀座の名店「きよ田」で修行をされたそうである。お聞きすると、それも唐津焼の名匠、中里隆さんに薦められてのことだそうである。そのご縁か、お店の中は唐津物で一杯で、ネタにも多くの唐津産が見受けられる。ちなみにご主人は福岡のご出身だということであった。

店内は落ち着いた雰囲気で、侘び寂びを感じさせてくれる。カウンター8席だけのこじんまりとしたお店で、ご夫婦二人で切り盛りするお店は私好みであった。

前日に予約を入れ、訪れたのは土曜日の夜。鮨だけに限らすコースも含めて必ず予約が必要なようで、鮨ネタはあらかじめ下ごしらえされている。私は今回はコースでお願いした。

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まずは、唐津焼の中里隆氏のグラスに注がれ泡立ちの最高のビールとイクラ。

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お造りはまずは、「あら」と「まぐろ」。まぐろは松前産。大間のマグロと漁場はは同じでも仕入れの値段はだいぶ違うそうだ!?

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こちらは「シマガツオのたたき」。カツオらしくない上品な味であった。こちらは自家製のゆず胡椒で愉しむ。このゆず胡椒は秀逸であった。

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そして、「あん肝」。

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焼き物は「カマス」。

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その後は、マジで旨かった「蝦夷バフンウニ」。濃厚だが臭みが全くない。

あと、唐津の川島豆腐店の「ざる豆腐」も出されたが、写真を撮り忘れてしまった。このざる豆腐、食感がまるでチーズのよう。味も濃厚。旨かった。

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吸い物は、フグのだしにほんのりと味付けされた大根が一切れ。

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お酒は、このお店では一種類だけ。銘柄は忘れた。(^^;;でも美味しかったです。

さて握りに移ろう。ここのお鮨は、シャリは少し大きめ。赤酢を用いて、握りもしっかり。口の中でシャリがハラリと解ける感じではないが、シャリそのものの旨みはなかなかのもであった。

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まずは、「あら」。

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「コハダ」。

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イカは二種類で、スミイカと真イカ?あれ?同じ種類か??(^^;;

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先ほどのマグロのヅケ。

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「エンガワ」。

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「中トロ」。

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アナゴはあら塩とタレの2種類で楽しませてくれる。

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こちらは、赤身だが漬けていないやつ。さすが、津軽海峡のマグロ、モノが違う感じ。

コースで酒もそこそこ飲むと値段もさすがに張るが、味的にもお店の雰囲気的にも再訪したくなるお店であった。

これ以外にも、車エビ、昆布締め、他にも何か出されたが、リズミカルに出される鮨のタイミングに、写真を撮り忘れてしまった。これほど写真を撮り忘れたことは私にとっては珍しいことだ。それほど、旨かったということか……?

さて、私のブログも、今日で3年経ちました。こんなに長く続けられるとは思ってもいなかったです。それもこれも応援してくれた皆さんのおかげです。これからもよろしくお願いします。

安春計(あすけ)
福岡市中央区薬院1-6-28
TEL 092-716-6688
18:00~
日祝休

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