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2016/05/03

山中温泉の百笑の郷にある重伝建古民家を使ったそば店「そば工房権兵衛」でそばと山菜,岩魚を楽しむ

昨日紹介した小さな蔵を改装したカフェ「MAGNOLI(マグノリ)」

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そのお店のオーナーのお父さんがやっているお店「そば工房権兵衛」を紹介したいと思う。

こちらのお店には「MAGNOLI(マグノリ)」に行く前にお邪魔したのでだが、その時は「MAGNOLI(マグノリ)」とそんな関係があるとはつゆ知らずに行った。

こちらも4月上旬から11月末までの週末、および祝日のみの営業である。

ご主人の上出さんは、この杉水町の出身で、中学まではここから学校に通っていたそうである。

そんな生まれ育った地区が、国の重要伝統的建造物、いわゆる重伝建に指定され、近年脚光を浴びるようになり、いろんな施設が出来てきた、

「そば工房権兵衛」もその一つで、ご主人の「生まれ育ったこの町をこの家をなんとか残したい」という思いを実現したお店なのである。さらには、隣には一日一組だけ受け入れる「古民家の宿 忠平」や「茅葺やど 与平」などの宿泊施設もある。

そばはこのあたりでは、それほどの量が採れないらしく、11月下旬の一時期を除いては自家製のそば粉を使用していないようだが、あとは自家製のつゆを含めこだわりの蕎麦を楽しむことが出来る。

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中に入ると、昔ながらの囲炉裏のある今と、奥には客間などがあり、この広いスペースを使って客にそばを提供しているのだが、この日も町内でイベントがあったからか、大勢の客で賑わっていた。

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私は11:15という早目の時間に着いたのが正解で、この後、どんどんとお客さんが入ってきて、だいぶ混雑していた。

我々が頼んだのは、「やまいもそば(800円)」と「おろしそば(700円)」。入れ物はもちろん山中漆器だ。

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待っている間に、若竹煮とこごみを出してくれた。これはそばをオーダーした方には全部ついてくるのかな?

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「やまいもそば」の山芋には加賀丸いもを使用している。加賀丸いもは、粘度がとても強くコシがある山芋で、丸い形をしている。我が家でも収穫の秋にはよく買い求める芋なのだ。

そばはぶっかけで、そばそのものもそばつゆも上品系。そばつゆは、少し甘めで辛さ控えめなのがたっぷり入れられていた。このつゆならば全部飲み干せそうだ。

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「おろしそば」は大根おろしの辛味がほどよく感じられ、美味しい。

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そば湯はたっぷりと提供される。

我々は、そば以外にも岩魚を一尾だけだが頼んだ。岩魚は注文を受けてから炭火で焼きあげるので20~30分ほどかかる。

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その待っている間に、囲炉裏で焼かれたじゃがいもをサービスで出してくれた。ありがとうございます。

こちらのお店では、予約が必要だがそば打ちの体験も出来る。

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そして、その岩魚(600円)がこちら。岩魚の産卵時期にはまだ間があるので、魚体はそれほどでもないが、炭火でじっくり焼かれた身は香ばしさもあって、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

11月末限定の地のそばも食べて見たくなった。

そば工房権兵衛
加賀市山中温泉杉水町ハ33番地
TEL 0761-78-1853
土・日・祝日のみの営業で、それ以外の日は要相談
4月上旬から11月末までの期間限定営

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