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2016/05/30

白山市鶴来の行列の絶えない人気そば屋「草庵」のこだわりのそばはやはり旨かった!

「草庵」は、11年前に伺って紹介したことがある

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石川県では超有名なそば店で、いつも行列が出来るところとしても知られている。

11年前はおろしそばについて書いたが、その後、何度かお店の前に行くも、順番待ちの列に恐れをなしてあきらめたことが2度、3度。

GWに息子が帰省してきたときに合わせて、意を決して11時にお店に到着するように向かったのである。

GWのど真ん中だったので、どれくらいの混みようかわからなかったが、あまりに先客が多かったら別なお店に行こうと思っていた。

狙い通りに11時にお店に到着。その時点で7組の先予約が入っていたが、何とか一巡目にお店に入ることが出来たのでラッキー!

お店は100年を超える古民家を改装した、そばを食べるに合う雰囲気の佇まいである。

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席に着くと、そば茶とそばかりんとうが出される。そば茶はそばの香りがする。

ここはそばの工程をすべて自前で行うこだわりで、さらには産地にもこだわっていて、消費する分の玄そばの鮮度を保つために真空低温貯蔵をして、その日に必要な分の量を打つようである。

そばは十割と九一の2種類。さらに十割は粗挽きと田舎の2種類のそばを楽しむことが出来る。

ちょうどGWの真っただ中だったので、限定メニューだったようだが、それでも選ぶのが楽しくなるほど種類があった。

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そばが好きな方は、ざるかせいろを頼むのが普通であるが、私は、おろしそばが好きなのでおろしが入っている品を探したところ、なめことおろし、そしてとろろまで入った贅沢なそば「白山おろしそば(1,495円)」というのを見つけたので、ちょっとお高いがそれにしてみた。

表面に見えるのはとろろ(山芋)であるが、中には大根おろしも隠れている。そして、原木なめこなのか、大きななめこがたっぷり入れられていた。

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つゆはぶっかけで、そばは田舎そばである。田舎だがそれほど太くはなく、のど越しも滑らかで、そばの風味も感じられる。

とろろの甘みに大根の辛味が絡み合って、なかなかの味である。

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こちらは、息子が頼んだ一日限定10食の「あらびきそば(1,030円)」。

見た目は田舎そばと、それほど変わらない感じがしたが、よりそばの風味を感じられるようだ。そして艶やかでのど越しもよさそうだ。

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そば湯も趣のある木製の入れ物で出される。

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息子は、こちらの「竹の子ごはん(360円)」も一緒に頼んでいたが、このご飯も、竹の子の食感もよく、ほんのりとした上品な味付けながら非常に美味しかった。

いや、さすがに名に違わぬ美味しいそばを堪能できた。人気のわけを再認識できた気がする。ご馳走様でした。

草庵
石川県白山市鶴来日吉町ロ32
TEL 076-273-1090
11:30~16:00(売切次第閉店)
※夜は要予約で蕎麦会席
木曜(祝日の場合は営業,翌日休業)

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2016/05/28

永平寺門前町にあるお土産屋兼そば店「あぜ川」で2種類のそばを楽しめる二色膳を食べる

前に紹介した一乗谷へのドライブ。そこから永平寺を経由して山中温泉方面に向かいましたが、母が、永平寺に久しく行っていないということで、立ち寄ることにしました。

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そして、先日アップした宿布屋というそば店で、おろしそば一杯食べただけだったこともあり、少し小腹が空いていたのと、どうせなら駐車場で400円を支払うより飲食して駐車代を浮かせようということで、永平寺に近いところに位置している、こちらの「あぜ川」に入ることにしました。

家に戻ってから食べログを見たら「あぜ川旅館」となっていましたが、旅館もやっているのでしょうか?

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さて、ここは観光地の門前町にあるお土産屋さんなので、まぁ、あまり味的には期待して入ったわけではありません。

メニューには、色々なそばが並んでいます。永平寺の門前町のお店らしく、精進料理なんてメニューもありました。

そのメニューの中で私は、冷やしとろろそばとおろしそばの2つが楽しめる二色膳(1,350円)を頼みました。二つのそばとも量は少なめです。

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そば自体は、きしめんのように平たい太めの二八そばで、外皮ごと挽いた挽きぐるみの粉を使っています。見た目、きれいに切り揃えられています。

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そば粉は地元産の早刈のそばらしいのですが、どこかで打ってもらっているのでしょう?
名物の胡麻豆腐、漬物が付いています。

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つゆは、澄んだ感じの少し甘さの感じられる上品系。まぁ、全体的にはそれほどインパクトがあるそばではないですが、安心して食べられる味でしたね。

胡麻豆腐は母の胃の中に。

その胡麻豆腐を母は買い求めていましたので、美味しかったのでしょう。

冒頭書きましたが、永平寺にも近い場所にあるお店なので、便利な使い方をしながらついでにそばも!というかたにおすすめのところかもしれません。ご馳走様でした。

あぜ川
福井県永平寺町志比24-41
TEL 0776-63-3450
9:00~17:00
水曜休

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2016/05/26

金沢駅前ポルテ金沢地下「テーブル ニコ(Table NICO)」の名物のロティサリーで作るチキンとピッツァ

GWのときに書いた「ラ・フォル・ジュルネ金沢2016」のオペラ椿姫を観る前に少し腹ごしらえをしようと入ったのが「テーブル ニコ(Table NICO)」。

ここは、熟成庫を備えていて、リーズナブルにシャルキュトリーを楽しめる店「テーブル ナナ」の姉妹店です。

椿姫の開演が19:15ということで、近場で軽くと思って入ったのですが、ははは。食べ過ぎました。そして、飲み食いしていたら開演ギリギリになっていましました。^^;

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さて、お店のオープン17:30と同時にお店に入ります。

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内装はカジュアルです。

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思ったよりメニューの品数が多かったです。定番もそうですが、黒板メニューの「本日のおすすめ」にも、ご覧のように多くのメニューが並んでいました。

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まずはシャンパンロゼを妻が、私は樽詰スパークリングワインを頼みます。

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お通しは、「テーブル ナナ」のシャルキュトリーを使っているのでしょうか?

それでは、頼んだものを順番に紹介していきます。

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こちらは「加賀野菜と有機野菜のサラダ(650円)」。まずは野菜からですね。

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これは定番メニューに書かれていた「本日の貝 白ワイン蒸し レモン風味(1,000円)」。この日の貝はムール貝とあさりで、白ワインで蒸されることによって貝の旨みと混然として美味しかったです。

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こちらは本日のおすすめに書かれていた「真鯛のロースト(800円)」。思ったより大ぶりの身で、これでお腹が膨れました。^^;

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そして、ここは雛鶏のロティサリー(ロティサリーチキン)が有名ですが、調理に時間がかかるので、最初にオーダーしておきました。

これはハーフサイズ(800円)のものですが、私は肉の中でも特に鶏肉が苦手なので、これは妻が全部食べました。これもボリュームがあって、お腹が一杯になったようです。

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最後にオーダーしたのが「自家製ハムのカルツォーネ(1,200円)」です。カルツォーネは包み焼きピッツァのことで、ピザと同様の材料で作られて、そのまま三日月型に折りたたんで調理するピッツァなのです。

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14これは「真鯛のロースト」と「ロティサリーチキン」が出される前にオーダーしてあったのですが、カルツォーネの前にすでに満腹状態になり、食べることに苦労する羽目になりましたが、美味しかったので結局、二人の胃の中に消えていきましたが……。

さて、飲み物のほうですが、私はスパークリングのあとキリンのハードシードルを頼んでみました。

ビール感覚で飲めるというシードルでしたが、甘さがあって逆に中途半端な味だったかもしれません。

これはなかなか美味しかったです。

あと、妻はスパークリングや赤ワインを飲んでましたが、こんなに飲み食いしていたら、会場ギリギリになるはずですね。反省。

でも、値段は二人で1万円でおつりがくるほどの安さにびっくり。ボリュームもあったし味も良かったので、行く前の期待値よりは相当上でした。ご馳走様でした。

テーブル ニコ(Table NICO)
石川県金沢市本町2-15-1
ポルテ金沢 B1F
TEL 050-5571-2817 (予約専用番号)
076-225-8640 (お問い合わせ専用番号)
11:00~15:00 17:30~23:30
不定休

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2016/05/24

メニューはおろしそばのみ!福井市「宿布屋(しゅくぬのや)」は辛味大根と太い蕎麦が自慢

先日紹介した福井市の一乗谷エリアに行った時にお昼に食べたところについて書きたい。

福井も、ご存じそばの名店が多いので、なかなかチョイスするのが難しい。

特にGW中は多くの観光客が他の土地から食べに来ることもあって、人気なところは早目の時間から順番待ちになるだろうと容易に推測できるのだ。

Photo

そこで、この日は効率よく動きたいということもあって、穴場狙いというか、人気店ではないが個性的なお店に絞って探した結果見つけたのが、一乗谷からも近い場所にある「宿布屋」というお店である。

2ここは「おろしそば」のみで勝負するお店なのだ。

個人的には、福井で食べるには「おろしそば」が一番と思っているので、もってこいのお店である。

カーナビに電話番号を入力して、開店時間の11時ちょうどにお店に到着した。

当然、一番目の客だったが、店内は暗く、やっているのか少し心配になるような感じのお店。ただ、のれんはかかっていたので、中に入ると、だいぶご年配の女性が出てきてくれた。

メニューは「おろしそば」のみなので、迷うことはない。福井のそば屋さんの「おろしそば」は量が少な目のところが多いので、一杯あたりのそば量をお聞きしたら、やはり少ないということ。2杯食べるか悩んだが、まぁ、途中でお腹が空いたら、またどこかで食べればいいということで一杯だけにした。

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ほどなくして出されたのがこちら。意外と早く出されたので、そばは事前に準備してあるのかもしれない。一杯税込で540円となっている。

こちらのお店は、一部だが、そば粉やネギや大根を自家栽培したものを使用しているとのこと。そばは太く黒っぽい田舎そば。平打ちでコシもあって噛み応えは十分。大根の量は少なかったが辛さはそれなりに強かった。

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ぶっかけだが、つゆの量も少ない。若干甘めの濃いつゆで食べるが、少し麺の存在感からすると、もう少し多くかかっていてもよさそうだと思う。

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そば湯が小さな酒のお猪口のようなそば猪口に入れられて出された。ははは。こちらもできればもう少し量が欲しいかな?

宿布屋
TEL 0776-41-1977
福井県福井市宿布町2-1-1
11:00~18:00
不定休

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2016/05/22

野々市の超有名鮨店と同じ名前、加賀温泉駅「太平すし」も人気の回転寿司店でした

石川県の回転寿司のレベルは、他と比べても相当高いということは前にも書いたことがあります。

また、回転寿司のコンベアのシェアも石川県がダントツ。

ということで、石川県は回転寿司の聖地?と言える場所だといえるんじゃないでしょうか?。

しかしながら、その石川県に住んでいる私は、回転寿司にはあまり行きません。鮨はハレの日のご馳走です。まぁ、そんなときは個人的にはしっとりとゆったりと楽しみたいですね。

さて、GW中、一人でお昼を食べる機会があり、少し足を延ばしてきました。

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前々から気にはなっていたのですが、それは加賀温泉駅近くにある人気の回転寿司「太平すし」のことです。

食べログでも石川県の回転寿司の中でベスト10(2016.5.9現在)に入っているお店なのです。そして、お店の名前が野々市にある超有名店と同じ名前ではないですか!

ウリが「地元 橋立港、金沢中央市場より、毎日とれたて新鮮な魚貝類を仕入れています。」ということなので期待です。生意気なようですが、その実力を拝見しに出かけてきました。

お店に到着したのが11:45ごろ。駐車場には数台の車がすでに停まっていました。

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中に入ると、まだそれほど混んでいるようではなかったですが、お店はさすがに広く、カウンターの中には5名の寿司職人が仕事をしていました(写真範囲外に1人)。人気店だけありますね。

回転寿司の場合、オーダーすると二貫ずつ提供されるので、多くの種類のネタを楽しみたいこともあって、いつも何とか三昧とか、何種盛りとかを頼むことが多いですが、この日もそれで攻めてみることにした。

そして回転寿司ですが、廻っているものは食べません。もっとも、こちらのお店ではレーンにはあまり寿司は廻っていませんでした。たぶん、皆さん、直接オーダーされるのでしょう?

握りは小ぶりです。

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こちらは、海老三昧で、ボタンエビ、白エビ、地物の甘エビ。ボタンエビは小ぶりでした。でも、ねっとりとして甘さもあってよかったです。

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まぐろ三種盛も頼みました。トロ、そで(マカジキ=石川ではサワラのトロ)、赤身の3貫です。そでは美味しかったです。

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貝づくしは、梅貝、赤貝、とり貝の3貫。こちらは、それほどでもなかったです。鮮度もイマイチな感じでした。

これらは何れも3貫で600円。9貫で1,800円(税別)となります。小ぶりな握りなので、これだけではお腹は一杯にならなかったので、あと、白身三種(税別530円)も頼みました。

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カサゴ、金目鯛、ヒラメの3種。この3種は美味しかったです。とくに金目鯛は脂が乗っていました。

以上12貫で、そこそこお腹も膨れたのでこれで打ち止めにしました。締めて2,500円強。

少し値段高めですね。もっとも、地物ネタを中心にした高級路線の回転寿司だということをわかって来られる方がほとんどでしょうから、問題はありません。

加賀温泉に訪れる観光客の方が、帰りに石川の寿司を食べるお店として重宝されているのではないでしょうか?

太平すし
石川県加賀市作見町ヌ24-1
TEL 0761-72-0117
11:00~22:00
第2水曜休

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2016/05/20

金沢新竪町「グッデイ チャイ スタンド(GOOD DAY CHAI STAND)」は小さなお店でチャイとベーグルがウリです

竪町や新竪町にも新しいお店が色々できているようですが、小松に住むものとしては、それほど頻繁に金沢まで行けるわけではありません。

今回、GWにラ・フォル・ジュルネ金沢2016を聴きに行く機会があった折に、金沢で何軒か巡りました。

この日、2軒目に行ったのは、創創点の村井さんからお聞きしたお店です。

住所は新竪町。しかし、新竪町のゲートがあるところからが新竪町と思っていたら、そうではなく、竪町側にも一部新竪町が食い込んでいるんですね?知りませんでした。

Good_day_chai_stand

Good_day_chai_stand_2昭和時代に製造されたおもちゃなどを売っている「昭和迷宮館」の隣に「グッデイ チャイ スタンド(GOOD DAY CHAI STAND)」はあります。

基本、テイクアウト中心なので、とても小さなお店です。そして当然狭いです(笑い)。でも、これがいい!店主とコミュニケーション取れます!そしてイケメンです!間近にお顔を見られますよ!

駅西新町の「ハグミトンワークス」で働いていたようですが、そちらのお店がチャイをやめてしまったようですね?で、独立??そのあたりは定かではありません。

この日のお昼は別なお店で食べてきたのですが、ご飯をだいぶ残してしまったせいで、小腹が空いてきました。そこでおやつ代わりにベーグルサンドを食べます。

基本テイクアウトのお店ですが、店内でもイートインできます。

Good_day_chai_stand_8

私が頼んだのは、こちらの「スモークサーモンのマリネとクリームチーズ(税別480円)」。

小ぶりですが、しっかりもっちりのベーグルは意外と食べ応えがあります。ベーグルは天然酵母を使用していて、一晩低温で発酵させています。

Good_day_chai_stand_11

中はこんな感じです。トマトとレタスの間には、スモークサーモンのマリネとクリームチーズがたっぷりサンドされていました。美味しいです。

Good_day_chai_stand_3

Good_day_chai_stand_7他にはベーグルの菓子パンや、キッシュなども置いていましたよ。

チャイのほうは、「アップルジンジャーチャイ(税別450円)」を頼みました。甘酸っぱい完熟りんごの爽やかな酸味と生姜のほのかな辛味が心地よいです。

なかなか場所的には厳しい感じもしますが、さて、どのようになっていくでしょうか?

グッデイ チャイ スタンド(GOOD DAY CHAI STAND)
石川県金沢市新竪町3-64
TEL 076-205-2634
11:00~19:00
金・第1水・第3水曜休

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2016/05/18

4月未公開編。小松空港「カフェ&ビアダイニング 空門」水道橋「そば居酒屋 やす田」

恒例の未公開編。今回は4月編です。

北陸新幹線が昨年3月金沢まで延伸して、はや1年以上経ちました。

当初から予想された通り、小松空港を利用する人は大きく減少しています。

そんな中、小松空港内の飲食店などにも変化がありました。

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この場所は、前は全日空系列のカリヨンというレストランだったのですが、昨年8月「カフェ&ビアダイニング 空門」に変わっています。サンルートホテル小松が運営しているようですね。

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お昼は、ビッフェスタイルのランチをやっていますが、この場所でビッフェスタイルはどうかな?と思いましたが、とても広いスペースを持つお店です。人は入っているのでしょうか??

2夜は通常のメニューから選びます。この日は17:30頃にお店に入りましたが、先客は一組だけでした。

最初、「小松産大麦米入り”黒”の烏賊めし」を食べようと入ったのですが、何と!いまはメニュー中止ということでした。お店の前の表示、メニューにも堂々と書かれていたのですが……。ちゃんと「中止」という表示をしてほしいですね?

気を取り直して、何を頼もうかと思案。結局、こちらではビールを軽く一杯飲むだけにすることに。

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日本ハムの生ハムでした。^^; 超薄切りで我が家でも時々買い求めて食べているので、すぐわかりました。まぁ、これはこれでいいとは思うのですが、もう少し何とかならないものでしょうか?

すみません。今日は辛口になってしまいました。^^;

カフェ&ビアダイニング 空門
石川県小松市浮柳町ヨ50
小松空港ターミナルビル内2F
TEL 0761-46-6428
ランチビュッフェ11:30~14:00
カフェ14:00~16:0
無休

続いては、東京出張の折にランチを食べたお店「そば居酒屋 やす田」について。

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東京など都会では、お昼時間帯は飲食店は順番待ちのお店が多く、私のような田舎者はそのような順番待ちが嫌いなので、いつもは時間をずらして昼食を食べることが多いのです。

しかしながら、仕事の都合で、どうしてもお昼時のど真ん中に取ることになって場合、どうしても空いているお店を探してしまうことになります。

まぁ、これは一般論ですが、「混んでいるお店=人気のあるお店=美味しいお店」ということが言えると思います。そこで、出来れば美味しいお店で空いているお店を探すことになるのですが、なかなかうまくはいきません。

この日も、2軒ほど候補店に行ってみるも、数人の順番待ちが出来ていたので諦め、最終的に行ったのが水道橋にある「そば居酒屋 やす田」というそば居酒屋のお店でした。

このお店の前は何度か通ってはいたが、あまり気には留めていませんでした。

ランチメニューはそば居酒屋ということで、そば(もしくはうどん)と丼を組み合わせたセットメニューが多かったです。ただ私は最近、うどんにせよそばにせよ、丼と一緒に頼むことはしなりました。しかし、そばだけでは足りないかな?とも思い頼むことにしました。

小松だと、迷わずうどんのセットにするのだが、東京ではあまりうどんは食べたくないというの持った。

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私が頼んだのは、こちらの「天丼セット」。

ボリューム満点で、これはご飯は全部食べきれないと、すぐに判断して、まずはそばから食べることに。案の定、途中で天丼のご飯は食べきれずに残してしまいました。^^;

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そば自体はのど越しがよかったです。

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天丼は思ったよりタネの種類も多く、揚げ立てでまずまず。少し甘めのタレがかかっていたが、そばつゆに少し付けて食べると、より美味しくなった。

Photo

こちらは一緒に行った人が頼んだ親子丼セットの親子丼。こちらもボリュームがありました。どうもご馳走様でした。

そば居酒屋 やす田
東京都千代田区三崎町2-12-9 水道橋伊藤ビル 1F
TEL 03-3262-2262
11:30~14:00
17:00~23:00(L.O.22:00)
日曜休

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2016/05/16

小松末広「一平」は、熟年ご夫婦が営む割烹・寿司のお店で旬な味の数々を堪能しました

私もこのあたりは時々通るので、前からこちらのお店の存在は知っていた。

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しかしながら、これまではご縁がなかったのか、一度も伺うことがなかったところである。

今回、GW休みの最初のころに訪れる機会があったので書きたい。

事前に電話で予約を入れると、電話口に出られた女将さん?がご主人に「お店開く?}と確認をしている。結果、okということででしたが、お店に行って何となく理由がわかりました。

お店はご夫婦で営まれているようですが、ご年配のお二人で、見た感じは、もうそれほどバリバリやられているわけではないようだ。予約の入り方など見て営業されているのかな?

さて、この日は祭日だったが、18:15に行くと、先客の3名の方々がカウンター席で飲み食いされていた。

我々は小上がりの席だったが、帰るまで他のお客様は来なかった。

一応、おまかせでも単品でもokだが、おまかせのほうが待たせないということだったので、5,000円のおまかせでお願いしました。

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突出しは、きゃらぶき、里芋(きぬかつぎ)、竹の子、玉子焼。酒がすすみそうな内容。

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刺身は、ヒラメ、イカ、マグロの中トロ。中トロは大トロに近かく、かつ上品な脂が乗っていた。

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酢の物は毛ガニ。これも美味しかった。

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煮物は若竹煮。いいですね~。竹の子の食感もよく味もよくシュンでいる。

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揚げ物は鯛。揚げ物で出されるのは珍しいかも?これが分厚い身で、揚げ方もサクッ、じゅわ~!いい感じでした。

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揚げ物はもう一品出される。トンカツにサラダ。この手のお店でトンカツが出されるのは珍しいのでは?

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最後は雑炊。なめこと玉子。ご飯ものは少なめでお願いしてあったのでちょうどいい量だった。

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7デザートにはメロンが出されました。

飲み物はビンビール(生は置いていない)、吉田蔵の純米酒、焼酎を飲んで、締めて2人で14,000円強。納得の値段と味だと思う。

お店の後継者はいないのか、お聞きしなかったが、もしいないのであれば、それほど長くは営業しないのではないかと思われる。行くのだったら今のうちですよ!ご馳走様でした。

一平
懐石・会席料理、割烹・小料理
TEL 0761-22-2401
石川県小松市末広町111
不定休

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2016/05/14

水道橋の人気の立ち飲み「うけもち」は300円均一でサクッと飲んでお財布にやさしいお店

10_3少し前に水道橋駅の近くにある「スタンドヒーロー」という立ち飲みのお店を紹介したことがある。

今日紹介する「うけもち」もその近くにあって、この界隈では人気の立ち飲みのお店では「スタンドヒーロー」と1・2位を争うのではないだろうか?

この日も21時半ごろのホテルに到着。チェックインを済ませて、そのまま軽く飲もうということで出かけてきた。

2_2この日、小松空港でラウンジに入り、ビールとハイボールを飲んできたので、まぁ、軽く2杯ほどのつもりで入った。

「スタンドヒーロー」のときも書いたが、個人的には立ち飲みのお店に行くことはあまりない。でも、軽く済ませるときは逆にコスパにも優れ、時間的にも素早く飲み食いできることはいいことだと思う。

「うけもち」は、酒もつまみも明朗会計300円均一のお店だ。非常にわかりやすい。

Photo_6焼酎は、ロックやお湯割りなどの飲み方を伝えると、そのためのグラスを渡してくれて、あとは、一升びんや甕からセルフで注いでok。あふれないようにぎりぎり一杯まで注ぐのだ。

まずは、ハイボールを一杯。これはお店の方が作ってくれる。

おつまみで頼んだのは菜の花ニシンと、

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カツオの刺身。300円でちょこっとずつ楽しめるのはうれしい。

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こちらのお店は、定番もののおつまみもあるが、当日のおすすめメニューは仕入れ次第。ご主人が築地から仕入れた鮮魚を使って作るおつまみ類はなかなかのものだ。

日々内容が変わるようで、頼んだ2品もそのようなおつまみである。

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あと、常時あるおつまみとしては、こちらの鮭トバなどの珍味もあって、

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一緒に行った人が頼んだのは、酒盗と、

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8_3これは何だったかな?

私の2杯目は焼酎をロックで飲んだ。 

ゝ馬(ちょんま)。清酒「白鷹」の酒造メーカーが造る純米焼酎である。すっきりとした飲み口だった。

以上、アルコール2杯とおつまみ3品で1,500円!いいじゃないですか!?

サクッと軽くやるには最適な一軒である。

うけもち
東京都千代田区三崎町2-15-2
TBSビル1F
TEL 03-3234-5664
17:00~23:00
土・日・祝休

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2016/05/13

ブラジルからのゲストを交えてサンバのリズムで盛り上がった日「フリースペースBGM」「エスメラルダ」

GWのこどもの日。この日、ブラジルからウィリントン・モレイラウィリントン・モレイラ・ピンパさん(略してピンパ先生)というパンデイロ(ブラジルのタンバリン)の名手の方が小松にやって来ました。

ブラジル在住で、10年前まで小松の本光寺に勤めていたお坊さん、泉原しゅうさんと連れだっていらっしゃったのです。

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そこで妻と二人で懐かしのしゅうさんに会うため、そしてパンデイロの名手であるピンパ先生のリズムに合わせて盛り上がろうと参加してきました。

Bgm_4

場所はフリースペースBGMという、元はバラッズというお店だったところです。

経営は同じようですが、内装はリニューアルされていてきれいです。相当広いスペースがあって、ここを営業時間外はレンタルスペースとして貸し出しているようです。

Bgm_3

この日はパーティ用のセット料金でした、ちなみに飲み放題で簡単なオードブルなどついていて3,800円~となっています。飲み放題も、お酒の種類が豊富でしたよ。飲み放題でだいぶ飲みすぎました。^^;

土・日・祝はランチも営業しているようで、使い勝手もよさそうなお店でした。

さて、イベントは大いに盛り上がりました。

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さすがパンデイロの名手!すごいテクニックで我々を魅了してくれました。

フリースペースBGM
石川県小松市向本折町午207
TEL 0761-23-3277
火~金18:00~26:00(L.O.25:00)
土12:00~26:00(L.O.25:00)
日・祝12:00~24:00
月曜休(祝日・貸切の場合は営業)

2_2この後、2次会ということでカラオケに行くことになったのですが、私はカラオケがあまり好きではないので、少人数で小松駅前のバー「エスメラルダ」に向かいます。

遊墨民カズさんたち4名です。

お店では、いつもの通り、カズさんの即興のアート披露が始まります。

いつもながらの見事な腕前。感心させられます。

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4目の前のカクテルを見ながらサッと書きあげて、お店にこんな絵葉書をプレゼントされていました。

だいぶ、BGMでは飲み過ぎたので、エスメラルダで何を頼んだのか覚えていません。というか、私はたぶん、おまかせにしていると思いますが、妻は何やら高級そうなシャンパンベースのカクテルを頼んでいたような記憶があります。

あっ、これは私が飲んだパッションフルーツのカクテルですね。

ご馳走様でした。

バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水~土18:00~27:00
日祝18:00~25:00
火曜休

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2016/05/12

小松桜木町「珈琲屋 ジャマイカ」は朝早くから営業。ランチメニューも人気のお店

小松市内にも昔は至るところにあった喫茶店。しかし最近はすでに閉店してしまったところが多い。

昔はコーヒー豆の焙煎をするお店も限られていて、美味しいコーヒーを飲むならば喫茶店に行くのが手っ取り早かったが、近年は、インターネットで全国の美味しいコーヒー豆を取り扱っているところから簡単に取り寄せることが出来るようになり、自宅で楽しむ人が増え、また、スターバックスなどのコーヒー専門店、さらにはコンビニやファストフード店なども美味しいコーヒーをウリにしてしていたりと、街の喫茶店にとって厳しい時代になったきたことは確かだ。

私自身も、これまでこのブログで、喫茶店を取り上げることは少なかったと思う。

Photo_5

今日紹介する「珈琲屋 ジャマイカ」は、昔からある喫茶店で、元々は、旧8号線沿いにお店があったと記憶しているが、最初は珈琲とモカソフトだけの小さなお店からスタートし、いつのまにか小松でも人気の喫茶店の一つとなった。前は小松空港にも店を出していたが、いまは閉店となっている。

普通の喫茶店ではいまでは珍しいかもしれない、朝7時から営業していて、当然モーニングサービスの設定もあり、和定食やカレーなども設定されているなど、面白い喫茶店なのだ。

あと前述の特製のモカソフトなども人気で、それを使ったパフェも人気の品となっているようだ。さて、我々は今回ランチでお邪魔した。

お店自体は、それほど大きなお店ではない。一緒に行った人が喫煙者だったために、我々が案内された奥まったエリアは喫煙可能であった。

ランチメニューは、日替わり、パスタランチ、ステーキランチ、カレーランチなど。喫茶店のメニューとしてはスタンダードな品揃えだが、色々な選択肢はあった。

この日のランチは「豚ロースのさっぱりソテー」。小鉢とみそ汁が付いてくる。だが私は肉が苦手のためパス。これは一緒に行った人が頼んだもの。

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そして私が頼んだのは、こちらのカレーセットである。

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カレーセットには、赤ウインナーと目玉焼きが乗せられているのと、ミニサラダ、スープが付いている。

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カレー自体は、それほど辛くはないが、コクはあった。

780円という値段はリーズナブルで、+150円でコーヒーも付けることが出来る。

この日は時間の関係でコーヒーを頼まなかったが、次回は必ずお願いしたいと思う。

珈琲屋 ジャマイカ
小松市桜木町103-1
TEL 0761-21-1413
7:00~20:00(L.O.)
モーニング7:00~11:00 
ランチ11:00~14:30 
第3or第4火曜,年末年始休

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2016/05/11

今年曳山子供歌舞伎の上演から250年の節目を迎える小松「お旅まつり」が開催されます

青葉が目に眩しいこの季節。恒例の小松最大のお祭り「お旅まつり」が、今週末の5月13~15日に開催されます。

今年は、曳山子供歌舞伎が初めて上演されたと伝えられている年から、節目の250年を迎え、「曳山250年本祭」としてとり行われます。

小松「お旅まつり」については、私のブログでも何度も取り上げていますが、加賀藩三代藩主・前田利常ゆかりのまつりで、約360年の歴史があります。

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曳山の上で演じる「子供歌舞伎」が有名で、今年は材木町と西町が当番町となっています。絢爛豪華な曳山の上での、子供たちのかわいい、それでいて真剣な演技は見どころ満載ですよ。

また、今年、曳山250年本祭ということで、例年だと夜一回だけだった曳山八基曳揃えが、14日の土曜日に昼と夜の2回行われます。

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是非、子供歌舞伎250年の節目の年に、小松「お旅まつり」にお越しください。

小松「お旅まつり」
2016年5月13日~2016年5月15日
石川県小松市中心市街地
問合せ先
曳山八基曳揃え実行委員会(小松市観光交流課内)
TEL 0761-24-8076
FAX 0761-23-6404

ホームページ

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2016/05/10

野菜たっぷりで上品なスープが特徴の「タンメンしゃきしゃき 九段下店」は人気店でした

大都会東京だと、タンメンのみでも勝負できるところがやはり石川とは違います。

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今日紹介します「タンメンしゃきしゃき 九段下店」は昨年6月にオープンしたお店で、錦糸町に本店がある同じ系列の3号店目です。

場所は、前に紹介したことがあります、超辛い担々麺の人気店「雲林坊」の向かいにあります。

この日のお昼は、前日が野菜をほとんど取ることが出来なかった関係で、絶対に野菜を取りたかったということで、こちらのお店を選びました。

田舎者なので、行列が苦手。早目のランチタイム、11時半にはお店に到着。さすがにこの時間だと空いています。ただ食べ終わることには満席になりましたね~。

お店自体はそれほど広くありません。厨房もしかりです。まぁ、タンメン専門店なので、これで十分なのでしょう?

入口に置かれている食券機で食券をまず買い求めます。

基本的にはタンメンと餃子のみで、あとは量と組み合わせの選択肢です。

私は餃子にも興味があったので、タン餃セットというタンメンと餃子5個が付いて1,000円のセットを頼みました。

タンメンとは、「茹でた中華麺に、炒めた肉野菜をダシとタレで煮込んだスープを掛けた日本の麺料理。湯麺と表記する店も存在する。多くの場合は塩タレを使用してスープを調製する。(Wikipediaより)」のことで、塩味のさっぱりとしたスープと、野菜たっぷり入ったヘルシー系のラーメンですね。

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まず、タンメンが運ばれてきました。

野菜や豚肉などの具がたっぷりで、麺が見えません。

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麺は太平打ちの縮れ麺です。容量的には麺より野菜のほうが多い気がしました。

具は、キャベツ、ニンジン、モヤシ、ニラ、豚肉。

豚肉がたっぷり入っていたのですが、脂身が多かったので食べるのはやめました。^^;

肝心のスープのほうは、一言でいえば上品。塩分は効いています。ただ、う~ん、単調というか、スープにもう少しのうまみが効いていたらよかったのですが、食べ進めていくうちに、逆に上品さがアダとなってきました。^^;

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その時は、カウンターに置かれている、コショウ(2種類)、生姜、ラー油などを加えて変化を与えたほうが美味しく食べることが出来ます。ちなみにラー油は自家製のものです。

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餃子は5個付いています。

ニンニクが入っていない餃子で、こちらの方も味的には上品系でした。皮はモチッとしてよかったです。ご馳走様でした。

野菜たっぷりなヘルシーなタンメンで人気のお店ですが、リピーターの獲得がカギでしょうね?

タンメンしゃきしゃき 九段下店
東京都千代田区九段北1-7-3
TEL 070-5588-9252
月~金
11:00~23:30
土、日、祝
11:00~22:00
無休

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2016/05/08

地元の人に親しまれている小松市矢田野「うまいもの処 ひょうたん寿し」でちらしランチ

小松はもちろんなのだが、石川県には寿司店が多いと思う。

昔から、市街地のみならず、郊外にも至るところに寿司店が存在している。

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今日紹介する小松市矢田野の「うまいもの処 ひょうたん寿し」も、旧国道8号線沿いにポツンとあるし、同じ矢田野町には、前に紹介したことがある大西寿司も人気のお店だ。

さて、私は寿司が好きなので、時々食べたくなるのだが、今回は、これまでまだ紹介したことがないお店ということで「ひょうたん寿し」をチョイスして行ってきたので書きたいと思う。

昔にも書いたことがあるが、石川県の寿司店はネタ勝負のお店が多く、握りは素材の良さを生かすため、あまり手を加えないところが多い。

ちなみに、私が好きなのは、江戸前というか、何らかの細工がしてあって醤油を漬けないで食べる握りである。そのため、小松市内の寿司店では、その手のお店が少ないこともあって、あまりこれまで紹介してこなかったのだが、まぁ、最近は書く頻度も減りつつあるので、より地元のお店を紹介していこうかな?と思っている次第である。

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「ひょうたん寿し」はご覧のような立派な建屋である。中も広く、カウンター、小上がり、奥には座敷もあり多くの客を迎え入れることが出来るのだ。

このあたりには、住宅もそれほど密集している場所ではないので、自ずと車で来る人も多いと思うが、駐車場もたっぷりの台数が止まることが出来る広さがある。

ランチメニューの種類は意外に多い。20種類ほどあったかな?おすすめランチ(税別1,000円)、握りやちらし、それに、寿司以外にも「かつ鍋ランチ」なんてのもあった。メニューを見るとファミレスのような感じもしたが、この手のお店としてはメニューの多さは際立っているだろう?

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9その中から私が頼んだのは、こちらの「ちらしランチ(税別1,150円)」。

大きなちらしの丼に、サラダ、茶碗蒸し、みそ汁が付いてくる。

みそ汁は、あら汁、甘えびの頭、赤だしの3種類から選ぶことが出来るのがうれしい。

私は甘えびの頭をチョイス。甘えびの頭が6尾分も入っていた。椀も大きなものが使われていたが、間口が広いので冷めるのが早いのが難点かな?それと、エビのヒゲは切っておいてほしかった。

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握りは、アナゴ、タコ、マグロ、イカ、白身、サーモン、しめ鯖、玉子、かんぴょう、かまぼこなどが盛られている。ボリュームもあった。

税別1,150円で、この内容はうれしい。地元の人に長年愛されてきた理由がわかる気がする。

うまいもの処 ひょうたん寿し
石川県小松市矢田野町チ80
TEL 0761-44-4546
ランチ11:00~14:00
ディナー17:00~22:30(L.O.22:00)
木曜休

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2016/05/07

しもおきひろこキッチンスタジオのベーカリーショップ「panetteriaひなたパン」は小松市中海町にあります

しもおきひろこさんといえば、石川県で活躍するフードコーディネーターで料理研究家の女性です。「しもおきひろこキッチンスタジオ」でおなじみですよね?

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6_2テレビなどでもおなじみですが、「食」に関する様々な分野で活躍されています。

小松市中海町に2016年4月10日。その彼女がプロデュースした「panetteriaひなたパン」というお店がオープンしました。

営業が週末の土日のみということで、なかなか貴重なのです。(笑い)

金沢で活躍されているしもおきひろこさんがなぜ小松にパンのお店を?ということですが、しもおきひろこさんの叔父さんが開業医だったようで、その元医院を改装してお店にしています。

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13:30ごろにお店に到着すると、パンがお店にたくさん並んでいました。しもおきひろこさんらしく、総菜パンや菓子パンが多くあって、能登産豚のベーコン、自家製のカスタードクリーム、旬の加賀野菜などを使っていることがウリなようです。

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種類も豊富で、どれにしようか悩むほどです。その中から私が選んだのは、「パン・オ・ショコラ」「クロワッサン」「ひなたクリームパン」「メロンパン」と、

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こちらは「能登豚の贅沢ソーセージロールデニッシュ」と「エピ」です。

「能登豚の贅沢ソーセージロールデニッシュ」を食べましたが、 こちらは、かほく市の食工房ファミーリエが、珠洲の天然塩と本場ドイツのスパイスで精魂込めて作っている香り豊かな能登豚ソーセージを使っています。ソーセージの食感がよかったです。もちろん味もですよ。

エピはプレミアム能登豚「豚輝」のベーコンをふんだんに使っていて、外はパリッと、中はふわっと焼きあげたフランスパンです。

クロワッサンは、バター多めのサクサクだったようです。メロンパンは甘かったそうです。

あと、こちらのお店はイートインコーナーもあります。ただ、行ったGW最初の週の営業日には、まだオープンしていませんでした。

土日だけという営業ということがたまにキズかもしれませんが、人気のお店になるでしょうね?

ひなたパン
石川県小松市中海町6-216
TEL 080-3744-9898
11:00~売切れ次第
土日のみの営業

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2016/05/06

ラ・フォル・ジュルネ金沢2016「ナチュール-自然と音楽」椿姫「九谷焼開窯360年記念-小松九谷焼と徳田家四代展」他

GWの中間の3連休。我々は金沢に行ってきました。

3日は、もう初夏と言っていいほどの気温。それに台風が来たのかと思われるような強風で、九谷茶碗まつりなど色々なGWのイベントが影響を受けたようです。

私も帰りの電車が強風の影響でストップ。小松に帰ることが出来ずに、コンサートをご一緒した小松の建築家、家楽舎の木田さんご夫婦の車に同乗させていただくことで何とか帰宅することが出来ました。^^;

2016さて、この日の目的は、ラ・フォル・ジュルネ金沢2016のコンサートを聴くためです。

ここ最近は、必ずどこかのパートを聴きに出かけています。

今年は「ナチュール-自然と音楽」がテーマ。「プログラムはルネサンスから現代まで500年にわたる音楽史の中から、季節、風景、動物、天体、自然現象など、さまざまな切り口から選曲」しているようです。

さて今回、3日の夜の公演「オペラハイライト ヴェルディ《椿姫》」のチケットを、ラ・フォル・ジュルネ金沢2016のために結成された合唱団「金沢フェスティバル・クワイヤー」のメンバーの方から、3列目というとてもいい席のチケットを手配いただく幸運に恵まれました。

ヴェルディの椿姫は初めて観る演目です。フルバージョンではなく1時間15分あまりのいいとこ取りのオペラです。

数年前に大阪に住んでいるときに、青島広志さん(題名のない音楽会や世界一受けたい授業などのTV番組でもおなじみ)がナビゲーターをつとめた、椿姫などオペラの楽しみ方云々というオペラ・レクチャーミニコンサートに行ったことがあって、、初めて観るオペラの題でしたが、その時の記憶・知識があってそれなりに楽しめましたね。

主役を演じるのはヤーナ・ボルコヴァさん。東欧のディーヴァ(オペラのプリマドンナのこと)と呼ばれる彼女の圧倒的な歌唱力は凄かったです。

あと、脇を固める日本人の出演者の演技・歌唱力も素晴らしくて感動でした。

演奏はオーケストラ・アンサンブル金沢。指揮は佐藤正浩氏。こちらもさすがの演奏でした。本物はやはり違います。

3_2

そうそう!出演者で金沢出身の木村 綾子さんと一緒に、記念撮影をする機会にも恵まれました。

Photo

Photo_2彼女は、6月24日に小松市の「こまつ芸術劇場うらら」で開催されるオーケストラアンサンブル金沢の小松定期公演でもオペラの演目を歌います。ぜひ、皆さんもどうぞ!

さて、このラ・フォル・ジュルネ金沢2016に行く前に立ち寄った金沢21世紀美術館は凄い混雑でした。

あと、しいのき迎賓館では「九谷焼開窯360年記念-小松九谷焼と徳田家四代展」が開かれていました。こちらは5月8日までで、この日は4代目も会場にお見えになり、少しお話をさせていただきましたが、むかし、小松の東酒造のとえる会でご一緒させていただいたこともあるので懐かしい気がしましたね。

Photo_3

人間国宝だった3代目と、娘さんの4代目のグラデーションの色使いの違い。男性と女性の感性の違いと言ってしまっては終わりですが、面白かったです。

3代目は九谷五彩のうち赤色を使っていないのですが、4代目は赤も使ってグラデーションを描いていますし、黄色も鮮やかに出しています。黄色を出すのは高温で焼く必要があるということで難しいんですね!?

8日の日曜日までです。

九谷焼開窯360年記念-小松九谷焼と徳田家四代展
4月29日~5月8日(日)
10:00~17:00
しいのき迎賓館1FギャラリーAB
入場無料

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2016/05/05

小松市大領中町に4月にオープンした「CAFE CERCLE(カフェ セルクル)」でまったりランチ

今日紹介する「CAFE CERCLE(カフェ セルクル)」は4月16日にオープンしたばかりです。

オーナーの平岩さんは、私もよく行くイタリアンカフェ「クッチーナ」で働いていた方です。

ちょうど、クッチーナの小川さんのFacebookから情報を仕入れて、さっそく行ってみました。

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行ってびっくり!前に紹介した「BRIDGE」のお隣ではないですか。ははは。強力なライバルでしょうか?時々、間違えて来るお客さんもあるようですが……。

さて、こちらへはGWの最初の休みに行ってきました。

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3新築のお店はきれいです。内外装とも白い壁と木の温かみを配置した、清楚な感じで暖かい外観・空間となっていました。

窓に面したカウンター席に座って、オーナーの平岩さんとお話すると、大領中町出身で、3年前まで福岡県に住んでいたということ。少し福岡のお話もしました。

食事メニューはクロックムッシュとラザニア、そしてハヤシライスの3種類です。

クロックムッシュにしようか、ラザニアにしようか少し迷いましたが、結局、ラザニアをお願いすることに。

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10数分待って出されたのがこちらです。

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焼きたてで、もちろん熱々。食べるときは熱いので注意が必要です。

表面はたっぷりのチーズがかけられ、カリッと焼きあげています。中は、自家製のミートソースを使ったボロネーゼソースとベシャメルソース。絡めて食べるととても美味しかったです。パスタ具にはナスが使われていました。

私はラザニアと一緒に、サラダ&コーヒーセットを頼みましたが、こちらは+550円になっています。

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こちらのサラダ。最初に出されます。

コーヒーは、羽咋の神音カフェのコーヒー豆を使用しているようです。

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煎り具合を選べるようで、私は深煎りのをお願いしました。コーヒーのいい香りが漂います。食後のひと時、ホッとした気分を楽しめますね。

食後のひと時、窓に面したカウンター席で、まったりできました。

いいお店です。ぜひ皆さんもどうぞ!ご馳走様でした。

CAFE CERCLE(カフェ セルクル)
小松市大領中町1-15
TEL 0761-27-1177
10:00~18:00
火曜&第2、第4月曜休

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2016/05/04

GWの中間は福井北部をドライブ「浅倉氏遺跡資料館」「復原町並」「永平寺」「谷口屋」の竹田の油揚げ

今年のGWは最大で10連休のところもあったと思います。

これだけ長いと、どこか遠くに旅行でもしたいところですが、今年は妻が新しい仕事に就いた関係で連休中2日しか休みがなく、さらには個人的に混んでいるところは行きたくないので、近場でお茶を濁すことになりました。

GWの合間の平日。思ったより仕事の方も多かったようで、この日、母を連れだってドライブがてら訪れた福井県北部について書きたいと思います。

まずは北陸自動車道を使って向かったのは、数年前に何度かCM撮影で使われたことがある一乗谷の朝倉氏遺跡。

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さすがCMの影響力は凄いと思いますが、一昔は、石川県に住む私もほとんど知らなかった一乗谷が、いまでは全国から多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

戦国時代の一時期に活躍した戦国武将、朝倉孝景。加賀藩の祖である前田利家の前に活躍した武将です。

織田信長に滅ぼされるまで、ほぼ100年間に渡って一乗谷に城下町を築き反映しました。

ここは、戦国城下町として全国唯一、国の特別名勝指定庭園を有する特別史跡だそうです。

Photo_4

まず立ち寄ったのは「浅倉氏遺跡資料館」。朝倉氏遺跡から出土している品は2343点が一括して重要文化財として指定されていますが、それらを中心に展示している資料館です。
復原町並に行く前にこちらの方を先に見ておくと、より体系的に理解で黒思います。

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続いて向かったのは、一乗谷の城下町があったエリアを復元した「復原町並」。礎石に残る柱の焼跡や、出土している柱などから材質、加工方法などを割り出して、城下町を忠実に復原しています。

復元されたのは広いエリアで、ここでは、戦国時代の風情、暮らしを垣間見ることが出来ます。

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武家の屋敷だけではなく、町民の商売の暮らしなど再現されています。

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こちらは、遺跡のシンボルの唐門です。前述のソフトバンクのCMでもおなじみですね。
ただ、こちらも朝倉氏の遺構ではなく、のちに建てられていた松雲院の寺門なのだそうです。

GWとはいえ、谷間の平日だったからか、そんなに混雑はしていませんでした。

浅倉氏遺跡資料館
福井市安波賀町4-10
TEL 0776-41-2301
9:00~17:00(入場は16:30まで)
年末年始(12/29~1/2)休館※ほか臨時休館あり
入館料100円(税込)
復原町並と共通観覧券は230円

復原町並
福井市城戸ノ内町
TEL 0776-41-2330
9:00~17:00(入場は16:30まで)
入場料
個人210円(税込)
中学生以下:無料
70歳以上、障害者は無料(ただし証明書が必要)
年末年始(12/28~1/4)休場

この後向かったのは、永平寺です。母がしばらく行っていないということで連れて行きました。

まぁ、永平寺については、いまさら説明の必要はありませんね。

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「目に青葉」がとてもきれいでした。

7_2

寺の中はいつもどおりの凛とした空気感。心がシャンとしますね。

こちらも大勢の人で賑わっていましたが、GWの谷間の平日ということもあって、それほどの混雑ではありませんでした。

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永平寺から小松に戻るとき、山中温泉を通って帰ろうと、途中、「谷口屋」の竹田の油揚げを買いに立ち寄りました。

相変わらずの人気店で、13:30ごろでしたが、当然のごとく多くの人が中のレストランで、出来立ての油揚げを食べるのを待っています。

4_2

我々は、それを横目に、この日限定の「菜種おあげ3枚」、通常1,500円を1,000円で買うことが出来ましたよ。

我が家でも2~3週間に一度ぐらいは食卓に並ぶほどの人気の厚揚げです。やはり美味しいですね。

谷口屋
福井県坂井市丸岡町上竹田37-26-1
TEL 0776-67-2202
11:00~15:00(12月~3月) 
10:30~15:00(4月~11月)
直売所
9:00~17:30
(11月~2月は17時まで)
不定休(自社カレンダー)

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2016/05/03

山中温泉の百笑の郷にある重伝建古民家を使ったそば店「そば工房権兵衛」でそばと山菜,岩魚を楽しむ

昨日紹介した小さな蔵を改装したカフェ「MAGNOLI(マグノリ)」

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そのお店のオーナーのお父さんがやっているお店「そば工房権兵衛」を紹介したいと思う。

こちらのお店には「MAGNOLI(マグノリ)」に行く前にお邪魔したのでだが、その時は「MAGNOLI(マグノリ)」とそんな関係があるとはつゆ知らずに行った。

こちらも4月上旬から11月末までの週末、および祝日のみの営業である。

ご主人の上出さんは、この杉水町の出身で、中学まではここから学校に通っていたそうである。

そんな生まれ育った地区が、国の重要伝統的建造物、いわゆる重伝建に指定され、近年脚光を浴びるようになり、いろんな施設が出来てきた、

「そば工房権兵衛」もその一つで、ご主人の「生まれ育ったこの町をこの家をなんとか残したい」という思いを実現したお店なのである。さらには、隣には一日一組だけ受け入れる「古民家の宿 忠平」や「茅葺やど 与平」などの宿泊施設もある。

そばはこのあたりでは、それほどの量が採れないらしく、11月下旬の一時期を除いては自家製のそば粉を使用していないようだが、あとは自家製のつゆを含めこだわりの蕎麦を楽しむことが出来る。

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中に入ると、昔ながらの囲炉裏のある今と、奥には客間などがあり、この広いスペースを使って客にそばを提供しているのだが、この日も町内でイベントがあったからか、大勢の客で賑わっていた。

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私は11:15という早目の時間に着いたのが正解で、この後、どんどんとお客さんが入ってきて、だいぶ混雑していた。

我々が頼んだのは、「やまいもそば(800円)」と「おろしそば(700円)」。入れ物はもちろん山中漆器だ。

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待っている間に、若竹煮とこごみを出してくれた。これはそばをオーダーした方には全部ついてくるのかな?

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「やまいもそば」の山芋には加賀丸いもを使用している。加賀丸いもは、粘度がとても強くコシがある山芋で、丸い形をしている。我が家でも収穫の秋にはよく買い求める芋なのだ。

そばはぶっかけで、そばそのものもそばつゆも上品系。そばつゆは、少し甘めで辛さ控えめなのがたっぷり入れられていた。このつゆならば全部飲み干せそうだ。

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「おろしそば」は大根おろしの辛味がほどよく感じられ、美味しい。

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そば湯はたっぷりと提供される。

我々は、そば以外にも岩魚を一尾だけだが頼んだ。岩魚は注文を受けてから炭火で焼きあげるので20~30分ほどかかる。

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その待っている間に、囲炉裏で焼かれたじゃがいもをサービスで出してくれた。ありがとうございます。

こちらのお店では、予約が必要だがそば打ちの体験も出来る。

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そして、その岩魚(600円)がこちら。岩魚の産卵時期にはまだ間があるので、魚体はそれほどでもないが、炭火でじっくり焼かれた身は香ばしさもあって、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

11月末限定の地のそばも食べて見たくなった。

そば工房権兵衛
加賀市山中温泉杉水町ハ33番地
TEL 0761-78-1853
土・日・祝日のみの営業で、それ以外の日は要相談
4月上旬から11月末までの期間限定営

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2016/05/02

山中温泉の百笑の郷「MAGNOLI(マグノリ)」は4月~11月の間のみ営業の小さな蔵のカフェ

昨日紹介した山中温泉の東谷地区杉水町「百笑(ひゃくしょう)の郷」という、引きこもり克服の活動をしている一般社団法人がある。

ここでは、引きこもりに悩む若者たちが、石川県加賀市の山村で空き家をシェアハウスとして利用し、農作業に励んでいる。農業を通して地域の人々と触れ合うことにより10人以上が、社会への復帰を果たしたのだ。

携帯電話も通じないところではあるが、だからこそ「豊かな自然の中で百の笑顔があふれるような村にしたい。ゆっくりと時間の流れる農山村にしたい。」という思いで活動しているようだ。まさに「日本の原風景」というような場所で、都会で生きることに疲れた人を癒してくれる場所としてふさわしいと思えてくる。

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5さて、この日の目的は、まずは東谷地区の杉水町に昨年9月にオープンしたカフェ「MAGNOLI(マグノリ)」に行くこと。

このお店は、私も存じ上げている創創点の村井さんが手がけたお店だったので、一度行ってみたいと思っていたところだった。

前回も書いたが、ちょうどこの日に「赤瓦・煙出し民具資料館」がオープンしたため、小さな町内はお祭りのように賑わっていた。

「MAGNOLI(マグノリ)」も、ご多分に漏れず多くの人で一杯で、オーナーの上出さんともう一人の女性が切り盛りしていたのだが、超忙しい感じだった。

店名の「MAGNOLI(マグノリ)」とは、モクレン・コブシ・タイサンボク・朴の木(ホオノキ)など、もくれん科などのモクレン属の木の総称である「マグノリア」から取っているようだ。

私は、予約を入れてランチセットを頼んであったからよかったが、他のメニューも含めて、訪れた12:40頃には色々なものが売り切れてしまっていた。

10_2

お店は昔の蔵を改装したもので、ちょうど私たちが行った時は、その持ち主のご夫婦も同じカウンター席にいらっしゃっていたのが奇遇だった。

オーナーの上出さんは、元々はお菓子職人さんで、お父さんが、この杉水町で生まれたそうで、それが縁で、こちらにお店を出すことにしたということだ。

実は、こちらのお店に来る前に、同じ町内にある「そば工房権兵衛」でそばを食べてきたのだが、何と!そこをやっているのがお父さんだということを聞いてびっくり。

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お店自体は小さな規模で、一階がテイクアウトの販売コーナーと、厨房、それにカウンター席4席があり、2階が座卓形式で12名ほどが入れるようになっている。

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営業は4月から11月までの金・土・日曜・祝日のみ。ランチセット(税込1,000円)は金曜日は要予約で、それ以外も数量限定なので基本的には予約をしてあったほうがよさそうだ。ただし、携帯電話がまだ通じないエリアなので、上出さんがお店にいるときはつながらない。夕方以降か月~木にかけるとよいだろう。

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ランチセットは 上出さんが元々お菓子職人だったため、お菓子のエッセンスを取り入れた内容になっていて、この日は、おかずマフィン(きんぴらごぼうorじゃがマヨコーン)、季節の炊き込みご飯のおにぎり(この日は竹の子)、大根と水菜・じゃこのサラダ、こごみと鮭のポテトクリーム、。おかずマフィンはきんぴらごぼうをチョイス。

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おにぎりは、ラップを外すとこんな感じ。

サラダのドレッシングは2種類選ぶことが出来た。ちなみに私は醤油ドレッシングをお願いした。

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山中の木地椀に入れられた自家製味噌のみそ汁(豆腐と原木なめこ)は、大きななめこが印象的。

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この日は、すでにそばを食べてきたので、このランチを2人でシェアし、妻のほうは、清見オレンジとチョコチャンクのタルト(税込450円)とコーヒー(税込400円)を頼んでいた。(本当は金時草のスムージーを飲みたかったようだが、残念ながら売切れ)

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なお、ランチセットを頼んだ場合は、飲み物は100円引きになり、私の分のセットとしてコーヒーは350円になっていた。

お菓子はフィナンシェ、マドレーヌ、いちごパウンドなどもあって、飲み物含めてテイクアウト可能。お土産でも良し。これからの季節、森林浴がてら散策の合間に屋外で食べるも良しである。

ちなみに、お菓子作りに欠かせない卵は、元気に自由に愛情をたっぷり受けて育った加賀市の「山ん中たまご園」の平飼いの卵を使っていて、小麦粉は国産のもの。砂糖は身体に優しいきび糖、てんさい糖を使う事を、なるべく心がけているそうで、そんな気配りもうれしいお店である。

皆さんも、空気の美味しい里山で、美味しいお菓子と飲み物を楽しんでみてはいかが?

MAGNOLI(マグノリ)
加賀市山中温泉杉水町ハ103番地1
090-8097-0487
この場所は携帯電話がつながらないので注意
金・土・日曜・祝日 11:00-16:00
営業期間4月~11月

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2016/05/01

加賀市山中温泉の山奥散策「石川県県民の森」杉水重伝建地区「赤瓦・煙出し民具資料館」「古九谷窯跡」

GW前の日曜日に加賀市山中温泉の山奥を色々巡ってきた。

山中温泉の街中から車でさらに20分ほど車で走ったところにある集落は東谷地区と呼ばれ、昔、大聖寺藩では、この地区に住んでいる家に炭役を課していて、ここで御用炭全てを生産していたというのである。

暖かい天気のいい日だったので、周辺を含まて散策してきたので書きたい。ちなみに私はこのかた、このエリアに足を踏み入れたのは初めてだった。

Photo

まずは、「石川県県民の森」。

ここは、樹齢100年以上のスギ林がそびえ、キャンプやバンガロー・ログハウス・ケビンなどを利用した宿泊体験や、渓流遊びができるエリアとなっている。

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杉ノ水川に沿って、色々な施設が整備されていて、季節になるとイワナやヤマメなどの魚釣りや水遊びが楽しめるのだ。

駐車場の近くにあるのが郷土館。

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中に入ると、囲炉裏で火が焚かれていたが、生木に近かったからか凄い煙で、残念ながら中に入ることを断念した。

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杉ノ水川の上流にのぼっていくと、小さな滝が何ヶ所かあり、ご覧の森林浴センターなども、GW前の準備をされていた。

これからの季節、多くの家族連れなどで賑わうのだろう?

石川県県民の森
加賀市山中温泉杉水町
TEL 0761 78-3883(石川県県民の森事務所)
終日開放(施設は利用時間帯を設定)
無休(施設は11~3月は閉館)
料金無料(一部施設利用は有料)
駐車場無料
郷土館
開館9:00~16:00

さて、日本で限界集落という言葉が使われ始めてから、もうだいぶ経つのではないだろうか。

限界集落とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者の集落のことを指すのだが、石川県でも、能登を中心に、そのようなところも多いと思う。

加賀にも、山間の集落あたりで変改集落どころか廃村になったところも多くあり、今日紹介する山中温泉加賀東谷地区も、その一つだったが、幸い、昔ながらの赤瓦で葺かれた屋根と、煙出しが設けられている景観が評価され、平成23年に出水地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことにより、注目が集まることになった。

国の重要伝統的建造物、いわゆる重伝建は、市町村が条例などにより決定した伝統的建造物群保存地区のうち、文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が認定したものを指しているのだが、2015年7月現在、日本全国で43道府県90市町村の110地区が選定されている。

石川県では、金沢市のひがし茶屋街や主計町など6ヶ所が選ばれている。

そういうこともあり、昔、この地域に関係のあった人たちが、保存を兼ねて人が集まる地区として飲食店や宿泊施設として建屋を改装していて、近年注目を集めるようになってきた。

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8_2ちょうど我々が行った日にも、「煙出し・煙出し民具資料館」という新しいお店がオープンして、オープニングのイベントが行われ、餅つきなどもあったりして多くの人で賑わっていた。

ご覧のように、築90年を超える古民家を改装したところに、昔使われていた民具などが展示されていて、入館料500円で、ドリンクと手作りおやつも付いてゆっくりすることが出来る古民家カフェとなっているのだ。

中に入ると、囲炉裏では焼きおにぎりや、芋などが焼かれていて、訪れた人々に振る舞われていた。

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我々も、少しご相伴にあずからせていただいた。ありがとうございます。

4月頃から11月末頃までの土日祝のみ営業している。

煙出し・煙出し民具資料館
石川県加賀市山中温泉杉水町ハ95-1
TEL 0761-78-0682
4月頃から11月末頃までの土日祝のみ営業
ドリンクと手作りおやつ+入館料で500円
10:00~16:00

最後は、古九谷窯跡について。

Photo_2

山中温泉から、前述の東谷地区に向かう道の途中の九谷町にある。

九谷焼の名前も、今からおよそ350年前、大聖寺藩初代藩主の前田利治が、この九谷地区で陶石が発見されたのをきっかけに窯が設けられて、古九谷が焼かれたことが始まりである。

その後、50年ほど古九谷の生産がおこなわれているが、ある日突然に姿を消してしまったという不思議な焼き物なのである。

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一応、古九谷窯跡となっているが、登り窯があった斜面は保存のため埋め戻されていて、また観光施設として整備されているわけではないので、駐車場もなく、ご覧のような錆びれた遺構となっている。

これからの季節、山間部も観光しやすい季節になってくる。自然の空気をたっぷり浴びてリフレッシュをはかるのもたまにはいいのではないだろうか。

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