小松東町「すし処 まる。」で冬の味覚を堪能!ワカメのしゃぶしゃぶも久しぶりに楽しみました
これまでも何度かお邪魔しています「すし処 まる。」。
2月初旬の休日。今回は関東からのお客さまをお迎えしての再訪でした。
過去はすべて暖かい時期に来ているので、寒い時期に来るのは初めてです。
北陸は食の面からは、やはり冬がお勧めですね。真冬の寒さで身が引き締まった旬の食材を使った料理や鮨を堪能できるからです。
小松には鮨店が多くあります。何れも昔から営業しているお店が多く、その中では、ここ「すし処 まる。」は比較的新しいお店です。
ご主人が釣り好きで、ご自分で釣ってきた魚や、釣りや漁師さんのネットワークを使って新鮮な魚介を手に入れることが出来るため、他のお店では食べることが出来ないようなものを楽しむことが出来るのです。
今回、関東からの客人を迎えるにあたって、私としては「鮨はカウンターで食べるに限る!」と思っているために、早々にカウンター席で予約を入れてあったのですが、なぜか小上がりの席でした?
この日は、日頃、関東では食べることが出来ない石川の新鮮な食材を使ったおつまみを中心に頼んで、一献傾けることとしました。
まずは、お通しの「鰯の煮物」。この日は新鮮な鰯がおすすめだそうで、後ほどもその鰯を使った料理が多く出されました。
刺身は、旬の物を見繕っておまかせで出していただきます。
右から2つ目に見える鱈の子付けは、こちらではこの季節ならではの食べ方で、たらの真子を少し煎ってぷりんぷりんの身にまぶしてあります。
一番左には鰯。新鮮なので刺身でも食べることが出来ました。
トロも脂がのっています。
アルコールの方ですが、最初の一杯は生ビールでしたが、その後は神泉の生酒で楽しみます。
お次に焼き物を何にしようかと考え、やはり遠来の方がいらっしゃるので、いまや超高級魚となった「のど黒」をお願いすることに。ところがこれが、何と!1分ほどで出されました。^^;
30cm級の大きさだったので、お店で食べると、いまは5,000円ぐらいするのではないでしょうか?焼いてあったのでしょう…?それともキャンセルが出た??しかし「のど黒」は塩焼に限りますね!?
そして「たらの白子」です。生のままポン酢で食べます。これもなかなか関東では食べることが出来ないので喜んでいました。
「牡蠣の昆布焼き」は、昆布を敷いてその上に牡蠣を乗せ焼いています。昆布の旨みが牡蠣に乗り移って、これまた美味。日本酒に合います。
そして寒い日だったので、生の「ワカメのしゃぶしゃぶ」をお願いしました。
新鮮なワカメが入った時だけ食べることが出来る逸品です。寒い季節ならではの料理です。
最初は少しどす黒い色をしていたワカメですが、出汁の鍋にひと潜りさせれば、さっと鮮やかな緑色にかわります。まさにしゃぶしゃぶしただけで、ワカメの磯の味と出汁の旨みを瞬時にまとわせて食べることが出来るのです。いや~、幸せなひと時ですね。
こちらでも、あまり食べることはできない品です。
そして最後の締めの握り。ただ、だいぶつまみを食べてきたので、量は5貫で、おまかせでお願いしました。
上段が一般的なネタでマグロ、ヒラメ、イカ。下段がイワシとのど黒の炙りでした。のど黒は炙って旨みが出ていましたよ。
妻はそば焼酎のお湯割りを頼んでいました。
握りにはあおさの味噌汁も付いてきます。
以上を飲み食いして、今回は3人で29,000円強。これまでで一番高くつきましたね。^^;
でも、これだけの旬の料理を食べてこの値段は、まだまだリーズナブルだと思いますよ。
すし処 まる。
石川県小松市東町56
TEL。0761-23-1003
15:00~25:00
木曜休
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