引退した小松弥助師匠の技を引き継ぐ鮨店。金沢「志の助」で3000件目の記念レビューです
私のブログも今日のレビューで3,000件となりました。そして北陸新幹線が金沢まで延伸してからもちょうど一年です。Wでめでたい日になりました。
3,000件まで約11年3か月かかりました。135か月ということは1か月あたり約22件のレビューとなります。よく続いたものだと我ながら思います。
この記念すべき3,000件目のレビューをどこにすべきか考えましたが、やはりここしかないでしょう!?
金沢の鮨店「志の助」です。
私のブログでも何度も登場していますが、ここ2年ほど行けていませんでした。理由としては、昨年の北陸新幹線金沢延伸のため、日常的に予約が取りづらい状態が続いていることもあります。
今回は志の助の鮨を食べるためだけに、毎年東京からわざわざ金沢を訪れる妻の友人ご夫婦とともに伺いました。
慣れ親しんでいる「志の助」の鮨ですが、何度訪れても新鮮な気持ちで臨むことが出来ます。
「志の助」の鮨は、師匠の「小松弥助」の森田さんが引退した後、その後継者として一番、森田さんの握りの技と美味しさを受け継いでいる気がします。
北陸新幹線が金沢まで開通以降、予約が取りにくくなっていますが、お聞きすると2か月前から予約を受け付けして、すぐに週末は満席になるそうです。平日も1か月前にはほぼ一杯だということです。人気ですね。ミシュランガイドの富山石川版が発刊されると益々予約が取りにくくなるでしょう?
営業は水曜、日曜が休みで、それ以外はお昼と夜の各1回転のみの営業となっています。
席についてまずビールを頼みます。握りに移る前に少しおつまみを頼み飲みます。
まず出されたのは寒ブリ。紅葉おろしでさっぱりと食べます。私の一番好きなブリの食べ方です。天然ブリの上品な脂身でした。
万寿貝のバター焼きは、小松にお店があった頃からの定番です。私も何十回も食べています。
ビールを一本飲んだ後は、日本酒の神泉大吟醸。フルーティな酒の旨みで人気です。昨年の冬前には全部売切れになっていました。志の助さんはずっと昔からお店に置いているので東酒造さんのほうでお取り置きしてあるそうです。
この後の刺身は、左から小鯛、赤いかの耳の部分、ガスエビです。あら塩か、わさびor生姜の薬味で醤油をつけて食べます。赤いかの耳の部分はコリッとした柔らかな食感。ガスエビは本当に甘くておいしいです。
ここらへんで握りに移ります。
まず出されたのは赤いか。ねっとりとした食感とイカの甘みが感じられます。
これは、いまや金沢の定番のネタになりつつある「のどぐろ」です。弾力のある身でもちろん味的にも最高でした。
トロの炙り、別名アブトロ!最高です。
鯛の昆布締めは上品な昆布の香りと味が乗り移って、えも知れぬ旨みが広がります。
おまかせは以上でしたが、この後に追加で頼んだのはまずはネギトロ!「志の助」で是非食べてほしい逸品です。師匠の森田さんの味を思い出します。
そして右側のはうなきゅうです。ゴマの香りもほんのりとして、少し焼かれて香ばしいうなぎと、これまた相性抜群です。
金沢に移転してからは「志の助」に行く機会もめっきり減りました。まぁ、そのほうが新鮮な気持ちで食べることが出来るかもしれません。
鮨 志の助
石川県金沢市入江3-73
TEL・予約 076-216-5280
12:00~14:30
18:00~21:30
水・日曜休
| 固定リンク
「 石川グルメ(鮨、寿司)」カテゴリの記事
- はじめて入った「長八 金沢駅前店」は8が付く有名なラーメン店の系列店の寿司と和食のお店(2016.06.01)
- 野々市の超有名鮨店と同じ名前、加賀温泉駅「太平すし」も人気の回転寿司店でした(2016.05.22)
- 地元の人に親しまれている小松市矢田野「うまいもの処 ひょうたん寿し」でちらしランチ(2016.05.08)
- 小松粟津の寿司店「直又(なおまた)」は地元客に根強い人気のお店でランチもリーズナブル(2016.04.02)
- 小松市大和町の路地を入ったところにひっそりとある「うへさ」は穴場の寿司海鮮料理でお得感一杯(2016.03.25)
コメント