金沢「季節料理 つばき」で囲炉裏を囲んで,狩猟免許を持つ小村さんが織りなす冬限定ジビエ料理
個人的にはジビエ料理は一番苦手な料理ジャンルです。^^;
しかし、今回、野菜ソムリエでフードコーディネーターのつぐまたかこさんご夫妻、そして、北國新聞に連載を持っている元クックパッド編集長でフードエディターの小竹貴子さん、「食」のライターHさん、シュバリエのMさん、地元放送局の方などと、金沢の湯涌温泉の近くにある「季節料理 つばき」で新年会があったので、そんな苦手な料理の場でしたが出かけてきました。
メンバーは「食」を生業にされている方が多く、皆さん、狩猟免許を持つ「つばき」オーナー小村さんが織りなす冬限定ジビエ料理に舌鼓をうっていました。
つぐまたかこさんは、いま石川県でもっとも活躍されているフードコーディネーターですね。石川県内で行われている「食」関連のイベントを多く仕掛けられている女性です。
小竹貴子さんは、「にほんのごはん」というプロジェクトを、同じ金沢出身の料理家、大黒谷 寿恵さんと一緒に昨年から始めています。
お二方とも何度かご一緒させていただいたことがありますが、「にほんのごはん」プロジェクトは「心や体に染み渡るごはんを作ってほしい」がコンセプトで、日本人にとっての「ごはん」とは?と我々に問いかけてくれます。
このようなメンバーが参加する新年会に行かないわけにはいかない!ということで参加してきました。
でも、行ったことはいいのですが、冬の期間はジビエ料理が基本なお店なので、出されるものは野生鳥獣の食肉ばかり。基本、ご主人が山から調達してきたものしか素材としては使用しないようです。そのため肉が苦手な私はほとんど食べられませんでした。^^;
ちなみに、こちらのお店は、夜は一組限定の予約のみの営業となっています。
まず、お通しは食べられるものばかりで大丈夫でした。これをちびちび食べながら酒を飲みます。
熊肉は、使った肉じゃがも出されます。ジャガイモのみ少し食べました。
これはイノシシ肉のたたきです。きれいなピンク色ですね。クレソンがアクセントになっています。
獲った後、素早く下処理をしているので、野生鳥獣の食肉はまったく臭みがないそうです。
これは熊肉の鍋ですね。自在鉤から吊るされた鍋がいい風情です。
私はご無理をお願いして別なメニューをお願いしてあったのですが、それがこちらの天ぷらです。
今の時期、山菜もあまり種類がないようで、七草で使われているものでしょうか?この頃だいぶ酒がすすんでいてあまり覚えていません。
こちらのお肉もなんだったのでしょう?
おじやで締めますが、この辺も私は全く食べていないので味とかのコメントはなしです。
お酒はビールと、日本酒が主でしたが、日本酒は菊姫の山廃の純米酒。無濾過の生原酒で若干甘めで口当たりがいい酒です。度数高めです。飲みすぎ注意です。(笑い)
こちらは新潟の加茂錦酒造「桶出(微濾過)」。こちらもなかなか美味しい酒でした。
そしてオーストラリアワインです。
そんなこんなで楽しい宴は18時から開始して、あっという間に21:30になってしまいました。
「季節料理 つばき」は紹介した通りの金沢でも珍しいお店ですが、次回は、食べられるものがある冬の期間以外の時期に伺いたいものです。
季節料理 つばき
石川県金沢市上中町己1-2
自然食、郷土料理(その他)、鍋(その他)
TEL 076-229-0010
11:30~21:30
14:00~18:00(冬期夜は要予約)
火曜休
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