小松大和町「梶助」は地元食材をふんだんに使った滋味あふれる日本料理を楽しめるお店です
最近、小松で夜食べる機会がめっきり減ったような気がします。
歳をとってくると会社帰りに一杯ということそのものもおっくうになってきているのかもしれません。
また、小松の街にもポツリポツリと新規のお店もオープンしていることは知っているのですが、何となく足が遠のいて、小松のお店で夕食の紹介は3か月ぶりくらいかもしれません。^^;
今日紹介します小松市大和町の「梶助」は、地元食材をふんだんに使った滋味あふれる会席料理を楽しめるお店として人気です。
私も10数年以上前には数度お邪した記憶はあるのですが、ブログを始めてからは初めてお邪魔しました。
「梶助」の使い勝手の良さは、個室が色々バリエーションがあって、大人数からグループまで対応が可能だということです。
一昔、いや二昔前、繊維産業がまだまだ元気だった時代、小松市の飲食店街も大いに賑わっていました。そのため、小松の料亭や割烹などでも、繁盛して立派なお店になったところが小松にも多く存在しています。
この「梶助」も、昔から知られたお店で、人間国宝だった先代の故徳田八十吉氏も常連客だったようです。
さて、この日は忘年会で8名でお邪魔しました。季節の会席という6千円のコースでお願いしました。
先付には、辛子れんこんやマテ貝、塩ウニなど、あまり小松では出されないものが出ました。お聞きすると、女将さんが熊本のご出身のようです。自家製のカラスミも添えられています。
真ん中はわさびの茎の醤油漬け、左はタラの白子ポン酢です。
松茸の土瓶蒸しは、今シーズンこれで最後かな?この時期だと、やはり九州産?
お造りは、鯛、鮭、大葉の裏には中トロとナメラが隠れています。
焼き物は何種類からかチョイス出来ました。8名全員がノドグロを頼みました。^^;
いまや超高級魚となったノドグロです。高根の花になりつつありますね。
出されたノドグロは大きなもので、半身で出されました。ちなみに、アラカルトで頼むと一尾5千円だそうです。^^;
でも、ノドグロは焼きに限ります。身もしっとりとしていて、何とも言えない甘みと旨味が口の中に広がります。美味しいです。
こちらは、加能ガニの香箱。こちらも北陸新幹線が金沢延伸してからというものは、値上がりが甚だしく、前ほどは頻繁に食べることができなくなっていますね。
最後の締めは、小松うどんでした。こちらのお店で中石食品さんにお願いして半生の小松うどんを作っていただいているようで、のど越しの良さとコシの強さ両方のバランスのいいうどんに仕上がっています。
今回、飲み物は石川県の地酒を中心にお願いしました。
地物の高級素材や九州の珍味など楽しめて6千円はお得なコースでした。さすが老舗の日本料理店ですね。たまにはこんなお店でゆっくりと食事がしたいものです
梶助
石川県小松市大和町141
TEL 0761-22-8314
11:30~13:30
17:00~22:00
不定休
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