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2015/11/29

町家を改装したフレンチスタイルカフェ「安江町ジャルダン」でほっこりランチとカフェタイム

4古くからの街並みが多く残る金沢の中でも特に有名なのが、ひがし茶屋街です。連日多くの観光客で賑わっています。

しかし、ひがし茶屋街以外にも金沢には多くの古い町家が残っていますが、これも戦災や大きな地震に見舞われていないからなのです。

そんな金沢の町家を有効活用しようと、金沢市も「金澤町家再生活用モデル事業」などを取り入れたり「金澤町家情報バンク」で町家情報を公開しています。

さて、今日紹介します「安江町ジャルダン」は、その名の通り、金沢駅からほど近い安江町にあるフレンチスタイルカフェ。

このあたりは、少し前まではほとんどが住宅。風情のある古い街並みがきれいなところです。

2ここにも、北陸新幹線が金沢まで開通することに合わせたかのように、築120年の町家を改修し複合施設として活用する「Machiya5」などの店舗が最近オープンしてきているのです。

もっとも、まだまだ観光客には知られていないエリアなので、そんなに人通りが多いわけではありません。ある意味、隠れ家的なところと言えるかもしれません。

そんな「安江町ジャルダン」ですが、「Machiya5」の一角にあり、隠れ家的な雰囲気と町家の風情でまったりと過ごすことができます。また、店名にもフランス語の「ジャルダン=庭」という名を付けていることから、内装やメニューなどにもフランスのエスプリを感じさせてくれることで最近人気のお店なのです。

この日は妻がお昼過ぎまで近くの場所でのセミナーに参加していたため、12時半に待ち合わせ。そのあとすぐにランチを食べるところを探しました。

そして見つけたのが「安江町ジャルダン」です。この日は私にしては珍しく予約をせずに行きましたが、幸い席は空いていました。

町家独特の細長い建屋の一番奥にお店はあります。前半分は別のお店も入っています。

席に座り食事メニューを探すと、ドライカレー、ドリア、サンドイッチなどがありましたが、その中から私は「加賀野菜のエビドリア(800円)」を頼みました。

さすがに出されるまでに少し時間がかかりましたね。

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5加賀野菜たっぷり、そしてぷりぷりのエビもたっぷり入っていた熱々のドリア。ベシャメルソースもとても美味しかったです。

妻は、こちらのドライカレーです。このドライカレーもスパイシーで美味しかったようです。

ランチを食べたお客さんは飲み物は100円引きになります。我々はコーヒーを頼みました。私はその中でも今週のコーヒー。この週は酸味のあるモカでした。

611月に入ってだいぶ寒くなった日曜日、窓も全開放だったお店の風通しが良すぎで、少し寒かったです。でも、空間、食べ物、飲み物については文句はありません。とてもほっこりできるお店でしたよ

安江町ジャルダン
石川県金沢市安江町18-12
Machiya5 1F
TEL 076-254-1654
月・水・木11:30~19:00(L.O.)
金~日11:3~?22:00(L.O.21:30)
火曜休

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2015/11/28

映画「さいはてにて」の中で永作博美さんが営んでいた「ヨダカ珈琲」が彼女のプロデュースで原宿「ヨダか珈琲」に生まれ変わり

2015年2月に公開された映画「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~」。

奥能登珠洲を舞台にした映画で、主演は永作博美さん。共演で佐々木希さんでした。

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Blend我が家での常備珈琲豆でもある「二三味珈琲」をモデルにした映画で、ほんわかとした、味のある物語でした。もちろん、私も観に行きましたよ!

ちなみに我が家では、これまで深煎りの「二三味ブレンド」とやや深煎りの「船小屋ブレンド」を取り寄せていましたが、先日初めて「さいはてブレンド」というのを頼んでみました。映画をイメージして特別にブレンドしたコーヒーで、いったん映画の終了とともにやめていたようですが、再度復活したようです。

さて、映画の中で永作博美さん演じる吉田岬が営む海辺の舟小屋の焙煎珈琲店が「ヨダカ珈琲」でしたが、映画の公開期間中とその後しばらくは、実際に映画の中で使われた「ヨダカ珈琲」のセットを使い実際のコーヒー店として期間限定営業していました。

今回、「ヨダか珈琲」として店名を一字ひらがなに変更し、舞台を東京原宿に移して、10月5日より営業を開始したということです。そして、そのプロデュースを永作博美さんが行っています。

場所は、小松の田舎から出てきた私にはわかりにくい場所にありますが、携帯アプリのナビのおかげで迷わずにたどり着くことができました。

外観は大きな何枚ものガラスで構成されていて、当然、内部は外の明かりが一杯差し込んできます。

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6_2シンプルで木のぬくもりを感じさせてくれる店内。ゆったりとコーヒーを飲みながら過ごすことができそうです。

壁にぶら下げられていたノートには永作博美さん直筆のごあいさつも。

メニューにはコーヒー以外にも軽食やアルコール類もありましたが、ここはやはりコーヒーを飲まないわけにはいかないでしょう?

コーヒーは浅煎りの「ヨダかブレンド」と深煎りの「カワセミブレンド」の2種類。両方とも580円と少し高め。東京価格ですか?

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一杯一杯ハンドドリップで入れてくれるので、出されるまでに少し時間がかかります。

深煎りの「カワセミブレンド」は、「二三味ブレンド」に似ている気がしましたが、「ヨダかブレンド」はやはり浅煎りで、さっぱりとした口当たりのコーヒーで、このあたり原宿の客層を意識したブレンドかもしれません。

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あと、こちらのヨダかクッキー(260円)も食べてみました。ココナッツ、ピーカンナッツとチョコレートがたっぷり入っていました。

映画の公開から1年弱経とうとしていますが、「ヨダか珈琲」でコーヒーを飲むと、頭の中で映画のワンシーンが走馬灯のようによみがえってきました。懐かしいです。

是非、皆さんも行ってみてください。

ヨダか珈琲
東京都渋谷区神宮前6-14-11
TEL 03 6712 6950

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2015/11/26

箱根の純和風旅館「強羅 花扇」の紹介の最後は朝食編です。神奈川と近県の食材満載

さて、「施設サービス編」「夕食編」と続いた「強羅 花扇」の最後は朝食編です。

朝食も夕食と同じ場所で取ることになります。

朝食の時間は決まっていて、8時が一番早く、あとは8:30、9:00となっていました。我々は、あとの時間を有効に活用するために、一番早い時間でお願いしました。

朝風呂を浴びてから朝食場所に移動します。

朝食はご飯かおかゆを選ぶことができますが、私はおかゆでお願いしました。

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こちらは、小田原名物のかまぼこにわさび漬けが添えられています。右は焼きナスだったかな?^^;

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これは、朴葉味噌を敷いた陶板の上で厚揚げ、豚肉、ブロッコリーを焼いて食べます。

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こちらは炊き合わせと自家製玉子豆腐。玉子豆腐は絹のように滑らか、餡も上品でした。

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焼き魚は幽庵焼きで、鮭とサワラ。きゃらぶきが添えられています。

あと味付け海苔もありました。

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椀はアサリの味噌汁。おかゆは飛騨産コシヒカリを使って、体にしみいる感じでした。

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香の物の梅干しも自家製です。

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デザートはフルーツ。

派手さはありませんが、日本の朝食はこれでなくては!と思わせてくれる内容だったと思います。

朝から元気をもらえました。

こちらは帰る前にお土産で購入した「燻製たまご」です。大涌谷が立ち入り禁止なので名物の「黒たまご」は手に入りません。たぶん、別な方法で作っているのでしょう?

Photo

「黒たまご」のほうは、遠い昔に本物は食べたことがありますが、どんな味だったかの記憶が全くないので、コメントは控えます。

以上、箱根の温泉旅館「強羅 花扇」について、施設サービスから食事までの紹介を終わりたいと思います。

強羅 花扇
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-681
TEL 0460-87-7715
完全予約制
無休

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2015/11/25

箱根強羅の旅館「強羅 花扇」の夕食は秋の味覚と飛騨牛のステーキなどあって楽しめました

さて、昨日「施設サービス編」について書いた箱根強羅の旅館「強羅 花扇」。

今日は夕食について書きたいと思います。

27「施設サービス編」でも書きましたが、ここは、飛騨高山にある「飛騨亭花扇」の姉妹館です。そのため、飛騨の食材を使った料理を楽しむことができます。

もっとも、箱根に来たのになぜ飛騨高山?という突っ込みもあるでしょうが、まぁ、そこは勘弁してください。(笑)

食事はすべて部屋食ではなく、1階もしくは2階の食事処でとります。グループごとに飛騨の木材で作られた半個室で、テーブルも大きな一枚板の檜が使われている、木のぬくもりを感じさせてくれる食事処です。

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29部屋に入ると、すでに前菜と松茸の土瓶蒸しのセットがされていました。

そして食前酒が運ばれてきます。一旦それで乾杯をし、そのあと生ビールをお願いしました。

前菜は柿豆腐松前包み、燻鯛菊花万頭、紅葉真丈、木の実求肥焼餅、松景沢庵贅沢煮、栗胡瓜胡麻和え、蜂の子福紗焼という、難しい名前の料理が3つの器に盛られています。何れも少量ずつで、色々な味を楽しめます。秋を感じさせてくれる前菜でした。

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ここで「土瓶蒸し」に火がつけられます。まずはお猪口で汁を一口飲みます。松茸の香りがほんのりと。そのあと酢橘を絞って飲み、最後は中の具材をつまみで一杯。松茸と鱸、海老のつみれなどが入っていました。

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お造りは鯛、マグロ、鮭。マグロは大トロと中トロでした。

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お次は炊き合わせで「鰻の宝葉巻き」。巻湯葉、冬瓜、壬生菜、紅葉麩、木の芽などが上品な味にまとめられていましたね。

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台の物は「飛騨牛ステーキ」。ズッキーニ、エリンギ、赤パプリカ。岩塩とレモンライムでさっぱりと。

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霜降りのサシがいい感じで入っています。このお肉ならば私でも食べることができます。^^;

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焼き物は「玉子焙烙焼」。さごし・海老・栗・松茸・しめじ・銀杏などがたっぷり入っていました。なつめ甘露煮と菊花大根甘酢漬けが添えられています。

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揚げ物は「針魚干酪包み揚げ」。天ぷらですね。椎茸、ササゲ豆、南京などです。抹茶塩とレモンで食べます。

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蒸し物は「油坊主蓮蒸し 滑茸」。蓮蒸しは好物の料理です。上品な餡がよかったです。

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ご飯は飛騨米のコシヒカリ。真っ白なご飯で美味しい。ちりめん山椒と香の物が付きます。留椀は「合わせ味噌仕立て 海藻」でしたね。

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最後のデザートはフルーツがたっぷり。

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55_2これらを肴に飲んだアルコールのほうですが、生ビールの後は、「ロゼ・ダンジュ(ROSE D'ANJOU)」のハーフボトルを頼みました。また妻は白ワインも頼んでいました。

その後、「飛騨高山の地酒三昧(1,500円)」で、氷室の大吟醸生酒、鬼ころしの純米酒、久寿玉の大吟醸の3種。

箱根で飛騨の日本酒を飲むのも変な感じですが、あまり飛騨の酒を飲んだことがないので、これもまたよし!ということでしょうか?

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その後、私は焼酎なども頼みましたが、美味しい料理を目の前にすると、ついつい酒がすすみますね。

純和風旅館の泊まって、このような会席料理を食べると、日本人で良かったなぁ~、と思う一日でした。

強羅 花扇
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-681
TEL 0460-87-7715
完全予約制
無休

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2015/11/24

箱根強羅の全室露天風呂付旅館「強羅 花扇」に宿泊してきました【施設サービス編】

富士山の裾野あたりに所用があり、東京からレンタカーを借りて移動。宿泊場所は初めて宿泊する強羅温泉にしました。

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その中で、どこの宿にしようか迷いましたが、妻の母も一緒だったため、やはり静かで落ち着ける和風旅館がいいということで選んだのが「強羅 花扇」です。

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ここは、飛騨高山にある旅館、「飛騨亭花扇」の姉妹館。飛騨の宮大工が造った飛騨建築の趣向を凝らした純和風旅館で、全室露天風呂付。神代欅の梁や柱を使用している「木」にこだわった宿です。

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19館内の床もすべてが木、もしくは畳敷きで、温かみのあるつくりになっています。もちろん、素足で館内を歩くことができます。

千本格子をモチーフとした和風のシャンデリアも素敵ですし、家具類も多分飛騨のものではないでしょうか?温かみがあるデザインです。

宿に着くと、大きな門が我々を迎えてくれます。外はほとんどが木々に囲まれていて、静かに過ごすことが出来そうです。

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チェックインは、こちらのラウンジで行います。ここも、設えたカウンターは神代欅の一枚板で、床板も神代欅を贅沢に使用している空間になっていました。

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待っている間にはお抹茶とお菓子のサービスがあり、翌日の朝食後にもコーヒーのサービスも。このあたりはいいですね。

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部屋数は20数部屋ほどの小規模な旅館。噴火の影響で日本人の観光客はまだまだ戻ってきていないということでしたが、警戒レベルも下がり秋の観光シーズンの今は、大勢のお客さんで賑わっていることでしょう?私が行った11月初旬の平日は、満室ではなく、半分以上は外国のお客様だということでした。

でも、我々にとっては幸いで、大浴場は男風呂は私が一人で夜も朝も独占状態でした。そのため、朝風呂のときに少し携帯電話のカメラで写させていただきました。

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室内のお風呂には朝日が差し込んできます。

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露天風呂は二つあり、石造りの露天風呂と、

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ぬるめのお湯の檜風呂でした。

強羅温泉の泉質は「炭酸水素塩泉」という箱根でも珍しい温泉のようで、弱アルカリ性で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復などの効能があるようです。

もちろん、源泉かけ流しです。

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さて、部屋のほうですが、基本は2人か3人定員部屋が多く、1階はベット使用の2人部屋が中心、我々は今回3名ということもあって2階の和室のお布団敷きの部屋にしました。

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こちらは部屋のお茶菓子です。

福井の羽二重餅のようなお菓子でした。

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あと、今回予約した内容には、飛騨「牧成舎」の、もなかアイスもついていました。

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サイズも大きくて、味も3つから選べてよかったですよ。ちなみに私は抹茶味を食べました。

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78あと施設的には、全客室源泉かけ流し100%の露天風呂という贅沢さです。

お湯に浸かりながら、外輪山の雄大な自然を満喫することができます。

紅葉がきれいな今頃は、もっと素敵な景色を楽しむことができているはずです。

今回は最高のお天気にも恵まれとてもよかったです。

最後に、お世話をしてくださった方も親切で丁寧な接客が印象に残ったいい宿でした。

夕食編はこちらです。

強羅 花扇
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-681
TEL 0460-87-7715
完全予約制
無休

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2015/11/23

金沢山側環状沿い「石田屋 gamadan(ガマダン)」で週替わりランチ「七十二候めぐり飯」

小松市にレ・アールというビストロがありました。

ビストロになる前は、デリカテッセンとして営業。私も何度かお邪魔したことがある美味しいお店でしたが、残念ながら2014年2月末で閉店されてしまいました。

そのレ・アールのシェフだった福井さんが、今年の5月に新しくオープンした「石田屋 gamadan(ガマダン)」のメインシェフになったということをネット上で知り、早目に行きたいと考えていましたが、やっとランチを食べに行くことができたので書きたいと思います。

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石田屋さんといえば、寝具のお店として石川県内では有名ですが、今回新しく出したお店は、花屋とフレンチベースのダイニングを併設した睡眠体験型ショップです。

組み合わせとしては一見あまり関係の内容な組み合わせではありますが、ロケーションは素晴らしいところです。

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3階の寝具の展示場からは、眼下に金沢市内を一望できます。

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睡眠体験ができるエリアもあります。

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32重厚な扉を開けて中に入ると、すぐがダイニングになっています。

中には靴を脱いで入るのですが、違う入口から中に入ってきた人が土足のまま入ってきたりと、少しわかりにくい構造で、かつ入口から食べている場所が丸見えだというのも考える余地はあるかもしれませんが、内装や家具備品は、さすが石田屋さんと言えるクオリティでまとめられていますね。

天井もRが付いていて空間的な広がりを感じますし、通路も含めて天然木のフローリングで温かみがあります。

26廊下には作家物を展示するミニギャラリーとして活用されていたり、さすがに凝ったつくりのお店となっています。

さて、ダイニングのほうのラストオーダーは18時です。少し中途半端な時間で、まぁ、ランチのみでの利用と言ったほうがいいかもしれません。

さて、我々は事前に予約を入れて行きました。ただ展示の見学もしたいので30分ほど前に中に入ったのですが、展示の見学はそれほど時間がかからなかったので、3階で20分ほど待つことになるました。

その後お呼びがかかり窓際の明るい席に案内されましたが、何と!男性客は私一人ではありませんか!?(前述の店内写真は帰るときに許可を得て写した写真です)

そして、さっそくメニューを見渡します。

単品メニューもあったのですが、お店のランチの一番のウリ「七十二候めぐり飯」という週替わりのメニューを頼むことに。

行った時の内容は「霎時施(こさめ ときどきふる)」という、この時期「ひと雨 一度」といわれるように、雨が降るごとに一度温度が下がる冬支度の心構えが必要な時期だということを意味している七十二候の一つなのだそうです。(10/28~11/2までのメニュー)

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まず出されたのは「桜えびのちぢみ」。ほんのりと桜えびの味がして美味しかったです。

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お次は「紅葉サラダ」ということで、色とりどりの野菜のサラダです。燻製肉なども添えられていました。野菜たっぷりなのはうれしいです。

この後、出されたセットを見て驚きます。

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見た目、まさしく中華の趣です。あれ?福井シェフはフレンチのシェフじゃなかった??
お店を出るときお聞きしたら、中華はこの日が最初だそうでしたが、和食など何でもやります!とのことでした。

スープは「小雨降りのスープ」で、もちろん中華の味付けです。

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蒸籠の中は「秋鮭と季節野菜の蒸し蒸籠」。ご覧のように色とりどりの野菜と秋鮭の切り身が3切れ入っていました。これらをタルタルソース、粒マスタードを付けて食べます。

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24炒飯はきれいに形が整えられて出てきました。そんなに油っ濃くない味付けで、炒飯とピラフの間のような味付けでした。このあたりは、中華初見山のシェフの勉強熱心さに拍手を贈りたいと思います。

デザートは「雨降りチュー」という名でした。

トロピカルフルーツとタピオカなどが入ったチューです。味はココナッツミルクですね。赤い傘で雨降りを演出していてかわいいです。

あと、飲み物は色々な設定がありうれしいですね。我々は寝具の石田屋さんならではの「眠りブレンド茶」というのを頼んでみることにしました。

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これは焙じ茶+ミント+生姜+シナモンがブレンドされているお茶で、お代わり可能。

飲み進めていくと、体が生姜のせいか、ポカポカと温まってきました。ついつい2回もお代わりをお願いしてしまいました。

この「七十二候めぐり飯」は税抜2,000円。内容的にも十分満足できる内容でしたし、週替わりで色々な内容を楽しむことができるのでリピーターにもうれしいですね。

福井シェフの腕は昔から存じあがているので安心していくことができる、いいお店の一つでした。

ガマダン(gamadan)
石川県金沢市高尾3-4-1
TEL 076-298-7800
10:00~19:00(L.O.18:00)
「七十二候めぐり飯」のラストオーダーは15時
火曜休

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2015/11/22

「銀座で北海道のおいしいを食す」というコンセプトのお店「十勝屋」で2次会締め

先日紹介した有楽町マルイ3Fのカフェ「SKEW(スキュー)」のあと、北海道栗山町出身の方と連れだってもう一軒行きました。

その方と行くときは、毎回、北海道にゆかりのあるお店をチョイスしてくれます。

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今回は銀座のJR高架下、赤い屋根が目印の飲食店街「コリドー街」にあります「十勝屋」を紹介してくれました。

ここ「コリドー街」には多くの飲食店街がありますが、比較的リーズナブルなお店が多そうです。

「十勝屋」は「銀座で北海道のおいしいを食す」ことがコンセプトですが、北海道もでかい!その中でもお店の名前の通り十勝地方の食材をメインにした料理を提供してくれます。この写真は、閉店後お店を出て写した写真で、店内には誰もいませんが、行った時間(22:10ごろ)は大勢の客で賑わっていました。

Photo実は着いたときは、すでにラストオーダーの時間だったのですが、一緒に行った方が同じ北海道出身で店長と顔なじみだったため無理を聞いてもらったようです。

また店内も十勝で育った木材を使ったインテリアになっていて、明るい空間でした。

前のお店で相当飲んできましたが、まずは生ビールです。何という銘柄だったか忘れましたが、サッポロエビス??泡立ちがクリーミーで美味しかったです。

これは、お通しで出されました。

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そして、ラストオーダーを過ぎていたので、急いで頼んだのが、まずは「十勝産ジャガイモ(2種)のラクレットチーズがけ」です。十勝の折笠農場で育ったジャガイモを使用しています。

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手前側の紫色のは、北海道生まれの紫ポテトでシャドークィーンという、東京ではここでしか味わえない品種のジャガイモです。アントシアニンが豊富で、もっちりとした食感。上にかけられているラクレットチーズも、まろやかでコクがあって濃厚な味。とても美味しかったです。

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こちらは「十勝産ホエ―豚の生ハム」。濃厚な味の生ハムでした。

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あと飲み物は、十勝ワインも飲みました。

ちょうどこの時点で閉店時間になったのでお暇しました。ごちそうさまでした。

でも、やはり北海道は特徴ある食材の宝庫ですね。他の地域にとってはうらやましい限りです。

十勝屋
東京都中央区銀座6-2番先
コリドー街
TEL 03-3573-7373
月~金17:30~23:00(L.O.22:00)
土17:00~23:00(L.O.22:00)
日曜休

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2015/11/21

川北町の自家製地ビールが楽しめるわくわくブルワリー「ラ・プルーズ」でランチ

一時ほどの地ビールブームはなくなりましたが。全国色々な地ビールが飲める時代になってきました。

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石川県でも、いくつか地ビールのブルワリーが存在していましたが、なかなか競争が厳しいようで、いまでは能登の日本海倶楽部と、今日紹介する「白山わくわくビール」の2か所だけとなっています。

日本酒の酒造メーカーなども参入していましたが、うまくいかなかったようです。

Photo

さて、石川県の加賀地方の自治体では唯一の町となった川北町。その行政機関や商工会議所などが集積しているエリアに、地ビールブルワリー「わくわく手づくりファーム川北」があります。

ここでは、ご当地ビールとして知られるようになった「金沢百万石ビール」や、今年3月14日に金沢まで延伸した北陸新幹線を祝って作られた「祝新幹線開業ビール グランアグリ 小麦のビール」などを製造販売しています。

さて、天気のいい日曜日に「わくわく手づくりファーム川北」に地ビールを買いに出かけたついでに、併設のレストラン「ラ・プルーズ」でランチを食べることにしました。

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お昼10分ほど前にお店に入ると、先客は誰もいません。店内にはビール醸造のタンクも見えます。

メニューを見渡すと、ランチには平日と休日では違えど定食メニューもあります。そしてそのほかにも色々メニューはありましたが、意外と肉系メニューが多かったのです。日替わりも肉でした。

ほかに魚定食ってのもあったのですが、この日はカレイの煮付けで、前日が家で同じメニューだったためパス。

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少し考えて頼んだのが、こちらの「加賀丸いもコロッケ定食」です。

加賀丸いもといえば、能美市を中心とする南加賀地方特産の山芋のことで、その名の通り丸い形をしていて、すりおろすと驚異的な粘りがある芋なのです。

これから冬の間のかけて収穫されますが、滋味あふれる加賀丸いもは私も大好きです。

コロッケは2個ついています。つけ汁につけて食べます。

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揚げ立てホクホクでとても美味しいです。つけ汁には少しだけワサビも添えられていました。これも味を変えて楽しめてよかったです。

定食には、サラダとひじき煮と漬物が付いていました。サラダが付いているのはうれしいですね。

ご飯も意外と言っては失礼ですがご飯も美味しかったです。

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14ちなみにランチにはコーヒーがセルフサービスで飲み放題でした。

この後、「ラ・プルーズ」の隣にある販売所で地ビールを当然買い求めましたよ!

わくわくブルワリー ラ・プルーズ
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL 076-277-8989
11:30~14:00(L.O.)
17:30~20:00(L.O.)
火曜休(祝日の場合は翌日)

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2015/11/20

コーヒー界のAppleと称されるお店の日本1号店「ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ」

私もコーヒーをそんなに飲む方ではないので、世の中のコーヒーショップの動向などをあまり知りません。

そのため、今日紹介する「ブルーボトルコーヒー」についても、妻に連れられてお店に行くまで名前すら知りませんでした。

ただ、オープン以来、時々私が見ているブログやSNSで何人かの方が書かれていたのを覚えていて、お店の前に着いたときに、それらの記憶がよみがえってきたわけです。^^;

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さて、地下鉄清澄白河駅から5分くらい歩いたところに「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店があります。

他の大手のコーヒーチェーン店が立地しているようなロードサイドにあるわけでもなく、本当に下町の路地の一角に倉庫(ガレージ)のような建物があって、その中で営業しているのですが、私のように「ブルーボトルコーヒー」のことを知らない人間が通りかかっても、えっ?ここがコーヒーショップ?と思うような造りです。

これも、創業者であるクラリネット奏者だったジェームス・フリーマン氏が自宅のガレージで第1号店を始めたことが由縁なのでしょう?また、コーヒー界のAppleと言われる由縁もガレージから創業したということにあります。

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ブルー・ボトル・コーヒーのコンセプトは「個人の香りがするコーヒーチェーン」。そのため、店内でオーダーするとき、最後に名前を聞かれます。番号札を渡されるのではないのですね。そして、コーヒーが出来上がった時には、その名前が呼ばれるのです。

創業者は、スターバックスなどのコーヒーを嫌っていたようで、その理由が「コーヒーはもっと心を込めている物で、マニュアル化され効率化されるものではない。」という信念からなのだそうです。

名前が呼ばれるのも、そういった創業者の考えが反映されているのでしょう?まぁ、コーヒーショップのコア・コンピタンスは決してコーヒーが美味しいということだけではないということですね。

そして、コーヒーも相当こだわっているようです。「マイクロブリューコーヒー」という、厳選したオーガニック・フェアトレードの豆を自家焙煎し、しかも48時間以内のものしか提供しないというこだわりようです。もちろん、オーダーを受けてから、その人用に一杯一杯ハンドドリップで入れてくれます。

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この日は土曜日だったこともあって、お昼過ぎに到着した時には店内は混雑していました。
オーダーするまでに5分ほど待ちました。メニューは実物が並べられています。

オーダーして、10分ほどで名前が呼ばれました。

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頼んだのは私はカフェラテ(520円)。妻は「ニューオリンズ(500円)」という水出しコーヒーにハーブのチコリで風味づけして、ミルクとオーガニックシュガーをあらかじめ入れたオリジナルのアイスミルクコーヒーを頼みました。

他のコーヒーチェーン店のようにサイズを選ぶことはできません。

肝心の味のほうでは、コーヒーにそれほど興味がない私は、時々飲むスタバのカフェラテとの味の違いは分かりませんでしたが、甘さ控えめで美味しかったです。

妻の頼んだ「ニューオリンズ」は、こちらもそんなに甘くはなく、確かにスキッとした後口のアイスミルクコーヒーでしたね。

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合わせてワッフルも有名だということで、こちらの「リエージュ ワッフル(500円)」も頼んでみました。このワッフルは何もつけずに食べます。甘さ控えめでコーヒーにも合います。

オープン当時は2時間待ちだったようですが、いまは休日でもそんなに待ちはないようです。今後、他のコーヒーチェーンとの競争に勝ち残っていくことができるか興味深々です。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ
Blue Bottle Coffee
東京都江東区平野1-4-8
TEL 非公開
8:00~19:00
無休

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2015/11/19

山中温泉ゆげ街道にある橋立港仲買直営のお店はこおろぎ楼の姉妹店「がんば(蟹場)」ランチはおすすめ

山中温泉もそろそろ紅葉も見ごろになってきたようですね。

この季節は、紅葉と美味しい冬の味覚を目当てに訪れる客で、山中温泉の旅館も書き入れ時です。

山中温泉には、いい温泉旅館がたくさんありますが、私は残念ながらあまり山中温泉の旅館を利用したことがありません。

最近、といっても10年ほど前ですが、日本一の朝食を食べることができる旅館として有名な「かよう亭」に行ったことがあるぐらいです。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は山中温泉の旅館「こおろぎ楼」が経営している橋立港仲買直営のお魚食堂「がんば(蟹場)」を紹介したいと思います。

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お店は山中温泉のメインストリート、ゆげ街道沿いにあります。昭和初期に建てられた古民家を改装しているお店です。ただ、あまり目立たない建物で、車だと注意深く見ていないと通り過ぎてしまうかもしれません。

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中は、カウンター席と奥に座敷の席があります。私は一人だったのでカウンター席に座ります。

橋立港仲買直営と書かれているので、橋立港より新鮮な魚介類を仲買人として直接購入しているのでしょう?楽しみです。

メニューを見渡します。さすがに魚介系の品が豊富にありました。

実は私は、この日の夜は家で刺身が用意されているのを知っていました。そこであえて頼んだのは、こちらの「干物炭火焼定食(1,000円)」です。

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小鉢、ご飯、味噌汁、漬物が付いていました。小鉢は酢の物です。

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そして、この日の干物はアジ、イワシ、ハタハタでした。お日様の光をたっぷり浴びてさらにおいしくなったこれらの魚。炭火で焼かれているので、魚の旨味のみが凝縮されていています。

本当はお店のウリである新鮮な魚をお願いしたほうがよかったのかもしれませんが、干物もたまにはオツなものですね。

新鮮なお刺身とセットになった定食もおすすめかもしれません。

橋立港仲買直営 がんば(蟹場)
石川県加賀市山中温泉南町ニ-26 ゆげ街道
TEL 0761-78-1002
11:30~14:00
18:00~22:00
不定休

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2015/11/18

有楽町マルイ3Fオーガニックカフェ「SKEW(スキュー)」で懐かしい方々との久しぶりの再会

昔、某放送局の関連会社が主催していた、一種の異業種交流会に10年ほど出席していたことがあります。

その時に色々お世話になった方々と、久しぶりにお会いすることになりました。

その会を主催されていた元チーフプロデューサーの方とは、福岡に住んでいた時にお会いして以来、7年ぶりの再会です。他、数か月ぶりにお会いする方とか、5~6年ぶりにお会いする方、初めてお会いする方など、男女7名で有楽町マルイ3Fオーガニックカフェ「SKEW(スキュー)」に集まりました。

やはり数年間お会いしていないと、時の流れを感じないわけにはいかないですね。

会に参加していた当時は、ちょうどインターネットが普及し始めてきたときで、私もビジネスとして何とかものにできることがないか模索していました。そこで知り合った方々の中で、いまでは企業の中でもトップや中枢のポジションにつかれた方など何人もいます。本当にお世話になった会なのです。

当時の思い出話や、現況など語り合っていたら、あっという間に時間が経過して、知らないうちに閉店時間を過ぎていました。^^;

ということで、普段だったらこまめに料理の写真を写す私なのですが、話に水を差すことになるため写真は少し遠慮して写しました。

こちらのお店は、新しくなった有楽町マルイの3階にあるため、女性客がほとんどです。
昼間は買い物客が合間にお茶するカフェやランチ使い。夜はカジュアルなバル使いが出来るカジュアルなお店です。

「オーガニックでヘルシー」な料理をウリにしていて、ワインも含めてお手頃価格で楽しめます。ちなみにワインのボトルは2~3千円台のものばかり。そのため、この日は女性陣が相当酒に強いメンバーだったので、ワインを7人で5本も空けてしまいました。^^;

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料理は、見繕って色々お願いしましたが、写真に残っているのは、こちらのフライドポテト(480円)とペンネアラビアータ(550円)。

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あとは、ポークソーセージ(630円)、

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アサリの白ワイン蒸し(830円)を頼みました。

今回は料理に関するコメントはなしにします。(笑)

で、7名で一人4,000円弱の値段で、コスパ的にもいい感じです。

Skew

こんなメニュー?もありました。飛び出す絵本?

いや~、楽しかった!

SKEW(スキュー)
東京都千代田区有楽町2-7-1
有楽町マルイ3F
TEL 050-5868-9595(予約専用)
03-5293-4400(問合せ専用)
月~土11:00~23:00
日祝11:00~22:00
定休日は有楽町マルイの休館に準ずる

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2015/11/17

木場潟と白山を眺めながらまったりとランチを楽しむ!小松矢崎「コッコロ(Coccolo)」

10月中旬は、北陸にしては珍しく快晴の日が多かったですね。

ちょうどこのころに白山に初冠雪が記録され、だんだんと寒くなってきてはいたのですが、いい天気のおかげで日中は汗ばむ陽気で、車で移動の際にはエアコンをかけていたほどでした。

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ところで、木場潟の東側のエリアは潟越しに白山を望め、小松市の中でもホッとも景観のいい場所ではないでしょうか?

今年5月には全国植樹祭が、この木場潟で開催されました。その時もとてもいいお天気で、天皇皇后両陛下をはじめ、全国から関係者が集まって、この素晴らしい景観を眺めたのです。

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さて、今日紹介しますカフェ「コッコロ(Coccolo)」は、そんな木場潟を望む場所にあります。絶好のロケーションで、いいお天気のときは、この景色を眺めに来るだけでも価値があると思います。

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私は、こちらのお店が2007年2月にオープンしたあと2週間後にランチを食べに訪れています。その時のことはこちらを読んでください

その時の内容を読むと、私はイタリアンのお店として紹介していますが、いまはカフェとして夕方までの営業に変わっていました。

オープン当時いたシェフは、いまは小松駅前にジリオというバールのお店を出して独立されています。そのため当時の料理の構成と変わっていると思い、改めて訪問してみることにしました。

営業時間は11:30~18:00です。この手のお店としては営業時間が短いですね。本来は一番儲かるはずのディナータイムは営業してないのです。このあたりも、景観を楽しむことができない時間帯はやめておこうということなのでしょうか?

我々は12時少し過ぎにお店に到着しました。予約なしだったのですが、何とか2人掛けの席が一か所のみ空いていました。ラッキーです。

この日は、写真でもわかる通りほぼ快晴。白山は、いい天気が続いている関係で少しもやっていてぼやけて輪郭がはっきりしない感じでしたが、大きく開けた景観、青い空、静かな環境で気分も爽快です。

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お店自体は広くてゆったり。窓も木場潟に面して大きくとられています。何と!この日のこの時間帯、女性のグループ客ばかりで、皆さん、ランチを食べながら話に夢中。客で男性は私一人でした。^^;

ランチはすべて1,380円。内容は、パスタが5種類設定されているほか、「ふわとろオムカレー」「手づくりハンバーグのロコモコ」からチョイスする形になっています。

私は久しぶりにオムライスが食べたくなって、「ふわとろオムカレー」を。妻はパスタで「エビとエリンギのバジルソース」を頼みました。

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まず出されるのが、こちらの前菜です。スープはさつまいものスープです。

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パスタの前菜には小さなパンも付いてきます。

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少し待って出された「ふわとろオムカレー」がこちら。

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オムカレーとロコモコは、白いご飯だけではなく玄米も選べるのがうれしいです。

カレーそのものは、どちらかといえば甘口に類するでしょう?個人的にはもう少しスパイシーなカレーのほうがよかったですね。

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妻の「エビとエリンギのバジルソース」のパスタは、スパゲッティより少し細めの麺を使っていました。

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デザートは、3種類の盛り合わせになっていて、この日は自家製プリン、チーズケーキ、抹茶アイスでした。

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もちろん、飲み物も付いてきます。

こんなにいいロケーションのところで、ゆったりとランチをとれるお店はそうざらにはありません。景色もご馳走ということを考えれば、値段的にも満足いくのではないでしょうか?

コッコロ(Coccolo)
石川県小松市矢崎町ナ-198
TEL 0761-23-5563
ランチ11:30~14:00
ティータイム14:00~18:00
木曜休 月末の水・木連休

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2015/11/16

初体験清澄白河駅界隈散策「東京都現代美術館」東京アートミーティングⅥ「清澄庭園」「深川江戸資料館」

私もこれまで足を踏み入れたことがないエリア「清澄白河界隈」について書きたいと思います。

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東京都内にある美術館は相当色々なところに行ったことがありますが、「東京都現代美術館」にはこれまで一度も行ったことがありませんでした。

清澄白川駅という、一度も利用したことがない駅が最寄駅で、何となく足が向かなかったこともあります。

今回、この「東京都現代美術館」を見る目的を兼ね、清澄白河駅界隈を散策することにしました。

でも、実際に散策してみると、色々面白い施設やおしゃれなカフェやショップが点在していて、なかなか面白いエリアであることがわかりました。

さて最初に訪れた「東京都現代美術館」は、木場公園の北辺に隣接しています。とても大きな展示スペースを持っているコンテンポラリーアートの美術館です。チーフキュレーターは、金沢21世紀美術館のオープン時にキュレーターをつとめていた長谷川祐子さんです。

その関係かどうかわかりませんが、何となく、金沢21世紀美術館の展示にも似ている感じがします。

行った日は、「東京アートミーティングⅥ "TOKYO"-見えない都市を見せる」という企画展が開催中でした。

内容的には、東京を新たに「見いだす」二つの要素によって構成されていて、一つは各界で活躍する東京のクリエイターが各々のトピックでキュレーションする「東京」。もう一つは、国内外の作家が「東京」をテーマにつくる新作という内容です。

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「イエロー・マジック・オーケストラ+宮沢章夫」文化事象としてのYMOというテーマでの展示。

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「蜷川実花」自己演出の舞台装置という展示。

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「ホンマタカシ」何かが起こる前夜としての東京。

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などの方々がキュレーションを担当していました。

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しかし、内容的には非常に難解でしたね。^^; じっくり時間をかけて考えながら見ないとよくわからないかもしれません。

このあたりはコンテンポラリーアートの難しさでもあります。

この企画展は2016年2月14日(日)までで、一般1,200円で見ることができます。

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このチケットで常設展「MOTコレクション」も見ることができるので、そのまま常設展のほうもざっと見てきましたが、こちらの展示もなかなか難解なものが多かったですね。

東京都現代美術館
東京都江東区三好4-1-1
TEL 03-5245-4111 (代表)
10:00~18:00
*入場は閉館の30分前まで
月曜休館(祝日の場合は翌平日)
年末年始、展示替期間も休み

お次は「清澄庭園」です。

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元々は豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったと伝えられている場所で、享保年間に下総関宿藩主・久世氏の下屋敷となり、ある程度の庭園が築かれたと推定されています。

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その後明治時代に三菱財閥創業者の岩崎弥太郎が買い取り、さらに昭和の時代に拡張されて、今のような回遊式築山林泉庭園としての完成したようです。

池には巨大な鯉や亀がたくさんいました。

園内には岩崎家が全国から集めたという名石が無数に置かれていました。

どこかしら金沢の兼六園の景色に似ているような気がしました。入園料は大人150円と安いです。

清澄庭園
東京都江東区清澄二・三丁目
TEL 03-3641-5892(清澄庭園サービスセンター)
9:00~17:00(入園は16:30まで)
年末年始休(12月29日~翌年1月1日まで)

最後の紹介は、深川江戸資料館です。

Photo_2

その名の通り、江戸時代の深川の町並みを再現した展示室や小劇場とレクホールを備えています。

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入口付近には昭和の大横綱の大鵬関に関するコーナーが設けられていました。

深川江戸資料館
東京都江東区白河1-3-28
TEL03-3630-8625
9:30~17:00(入館は16:30まで)
大人(高校生含む)400円
第2・4月曜休(祝日の場合は翌日)
年末年始,臨時休館(設備点検・展示替え等)

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2015/11/15

神田神保町「海蔵(うみくら)」は築地直送の新鮮な海の幸を楽しめる人気の居酒屋です

北陸に住むものとしては、何もわざわざ東京まで来て魚介を食べることはないと思っています。

ただ、私は肉が苦手なので、あまりに肉メニューばかりのところへは足が遠のきます。

そこで、ついつい男のグループで夜に行くお店というのは、どうしても居酒屋が中心となってしまいます。

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さて、今日紹介する「海蔵(うみくら)」は、地下鉄神保町の駅からほど近い場所にあります。神保町あたりは気軽に入れる居酒屋が多くあって、いわゆる激戦地の一つではないでしょうか?

ここは築地直送の新鮮な海の幸を楽しめる人気の居酒屋ということで、この日の仕事を終え、仲間と3人で晩飯を食べることにしました。

人気のお店だということで、前もって予約を入れてありましたが、18時半ごろお店に到着すると、すでに大勢のお客さんで賑わっていますね。

そして、お店自体も2か所に分かれていて、我々が通されたのが別館の2階。

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まずは生ビールで乾杯!ただ、お通しのこんにゃくとワカメの酢味噌和え?味が薄かったです。^^;

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お刺身3点盛りは1,480円で、6種類の刺身が付いてきます。最初、3人なので3切れでちょうどいいな、と思っていましたが、出てきたのを見ると、一概に3切れではありませんでした。

この日は、タイ、タコ、コハダ、マグロ、ワラサ、アジの6種類が盛られています。ボリュームもあり1,480円の値段を考えるとお得な設定です。これは頼まないと損でしょう!?

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海蔵サラダ(880円)は魚介もたっぷり入りボリュームもありました。

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高級産地として名高い三陸赤崎産の生牡蠣は、ワンピース380円で3ピース頼みました。

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白糠産の本ししゃも焼きは4本で580円。最近、そういえばししゃもを食べる機会がめっきり減りました。

タコの唐揚げ(580円)は揚げ立てで、量もたっぷりで美味しかったです。

この後いくつか頼んだのですが、メニューに書いてあったものでも、なかった品が何種類かありました。

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そこで頼んだのは「やみつきキュウリ(380円)」。

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あと、鴨ねぎ串(1本280円)とマグロほほ肉ネギマ串(1本280円)。

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9最後の締めに頼んだのは、イカスミ焼飯(680円)です。イカスミの焼飯とは変わっていると思ってついつい興味本位で頼んでみました。3人で食べてもいいほどの量でしたよ。

まぁ、味のほうはイカスミと焼飯との相性は、思ったほどでも無いような気がしました。

お酒は、こちらのお店おすすめの広島の酒蔵、相原酒造の酒「雨後の月」と、青森県の田酒(でんしゅ)を飲んでみました。

あとは焼酎を2杯ほどたのんで、締めて15,000円強。まずまずのコスパじゃないでしょうか?。

海蔵(うみくら)
東京都千代田区神田神保町1-2-3
水野ビル1F
TEL 03-5283-1888
月~金17:00~22:40(L.O.)
土16:30~22:10(L.O.)
日祝16:30~21:40(L.O.)
無休

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2015/11/14

10年半ぶりの小松「中佐本店」。中佐の屋号の本家は相変わらずの人気でした

ご存じ、小松では有名なうどん麺類のお店の屋号「中佐」。

いま一番人気があるのは、城南や空港にお店がある「中佐中店」ではないでしょうか?

Nakasahonten_005

しかし、この「中佐中店」の本家とともいうべきお店が「中佐本店」なのです。

この「中佐本店」を「中佐中店」の城南店と混同される方もいて、特に県外の方は食べログなどの書き込みに、この「中佐本店」のところに「中佐中店」の城南店のレビューを書かれていたりします。

Minatoya_006

「中佐本店」は、もともとは中町という市内の中心にお店がありましたが、いまの場所(福乃宮)に20年ほどぐらい前に移転しています。昔のお店は「みなとや食堂」になっています。

さて、「中佐中店」は昔、「中佐本店」で修業された方が独立して、いわゆる暖簾分けの形で店を出したのがはじまりです。昔は北店、南店、西店などもありましたが、いまはなく、中佐の屋号を持つお店は「本店」と「中店」だけになりました。

元々の「小松うどん」の祖は、「加登長」といううどん店で、いまでは金沢に何店か暖簾分けのお店がありますが、小松にはなくなってしまいました。

で、「小松うどん」として小松にうどん文化と言えるものを育んだのが、この「中佐本店」と言っても過言ではないと思います。

私も、中町にお店があった時から何度もお店に行ったことがあり、今の場所に移ってからもランチにちょくちょくお邪魔しました。

その後、福岡に転居してからは行ったことがなく、この日、10年半ぶりの訪問となりました。前回の10年前のことはこちらに書いています。暖簾分けのことにも触れています。

この日、母をどんどん祭りに連れて行き、雨が降り出しそうだったために早目に帰る、その足でランチを食べに出かけました。

お昼の15分ほど前に到着したにも関わらす、店内は広いのですが、小上がりの座卓の席が一か所しか空いていませんでした。相変わらず人気のお店です。

メニューを見渡します。う~ん、懐かしい!10年前とほとんど変わっていない感じです。

ということで、昔、ちょくちょく行っていた時によく頼んだ「やきめしミニうどんセット(800円)」を懐かしさのあまり頼んでしまいました。このセットは、丼物や洋食系のご飯ものに+200円でミニうどんを付けることができるのです。

母はわかめうどんを頼みましたが、こちらは写真を写していません。

Photo

しかし、私のセットですが、出された「やきめし」が大盛りぐらいある量でした。^^;

Nakasahonten_001

昔からこんなに量が多かったでしょうか?ちなみに、上の写真が10年半前のセットです。帰ってから調べると、確かに昔も大盛りでしたね。10年前はこれを完食していたのですから、やっぱり若かったんですなぁ。^^;

いまは、とても食べきることができません。4分の1ぐらい残してしまいました。

あと、ビジュアル的にも10年経過していても、使われている食器類を含めて変化がありません。これはこれで凄いことです。

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肝心の味のほうですが、柔らかい小松うどんはのど越しで一気につるっと食べられました。

やきめしのほうは、大盛りはよかったのですが、少し味が薄目でした。もう少し炒め具合も含めて強めでもよい気がしました。私のほうも前回行ってから10年半の間グルメブログをやってきていてお口が肥えたのかもしれません。

中佐本店
石川県小松市福乃宮町1丁目100
TEL 0761-22-1270
11:00~21:00
木曜休

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2015/11/13

箱根で芸術の秋を満喫!強羅エリアの美術館「ポーラ美術館」「箱根ガラスの森美術館」「箱根美術館」

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7秋の箱根を満喫してきてきたことは、紅葉ネタのときに書きました。

秋といえば「芸術の秋」でもあります。ということで、今日は箱根強羅エリアにある美術館について書きたいと思います。

まずは、先日も紅葉についての記事で少し触れましたが「箱根美術館」です。ここは箱根で最も歴史ある美術館で、宗教家で世界救世教の創設者である岡田茂吉氏が創設した美術館ですが、昭和57年に 静岡県熱海市に姉妹館であるMOA美術館が開館した以降は、特に鎌倉・室町時代に製作された六古窯の壺や甕など縄文時代の土器から江戸時代まで日本の「やきもの」を中心に展示されている施設になりました。

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紅葉ネタで紹介した庭園をはじめ、本館、別館「岡田茂吉の世界」、富士見亭、茶室「真和亭」などが敷地内にあります。

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特に茶室「真和亭」から眺める苔庭のモミジは、ちょうど紅葉最盛期のいま、見ごたえがあると思います。

箱根美術館
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
TEL 0460-82-2623
4~11月は9:30~16:30
12~3月は9:30~16:00
木曜、年末年始休
 ※11月は無休
大人900円、高・大学生400円、シニア700円、中学生以下無料

お次は「ポーラ美術館」です。

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箱根の森の中に、太陽の光を浴びて光り輝く美術館があります。それが仙石原にある私立美術館「ポーラ美術館」なのです。

名前の通りポーラ化粧品のオーナーだった鈴木常司氏のコレクションを中心に展示をする美術館として2002年に建てられています。

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建設にあたっては、このエリアが国立公園内だったために、自然保護の観点から建物の高さを低く抑え展示室などの主要部分を地下に配置しています。

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エントランスから見る紅葉がきれいです。

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いまは「自然と都市にみる、フランス風景画100年の変遷」という企画展が開催されていて観てきました。

でも、相当ボリュームのある企画展だったために、時間の関係で駆け足の見学になり少し残念でした。

内容的には19世紀後半から20世紀初頭にかけて制作された風景画約70点が展示されていて、所蔵品の関係で印象派の作品が多かったですね。

主な出品作家としては、カミーユ・コロー、クールベ、カミーユ・ピサロ、シスレー、モネ、ルノワール、ゴーガン、ゴッホなど、世界の超一流の画家の作品を見ることができて、とても見ごたえがありました。

ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL 0460-84-2111
9:00~17:00
年中無休(作品の入れ替えのため、臨時休業あり)
人1,800円、大・高校生1,300円、小・中学生700円

自然と都市にみる、フランス風景画100年の変遷
開催概要
会期 ~2016年3月13日(日)※会期中無休
9:00~17:00(入館は16:30まで)

最後は「箱根ガラスの森美術館」です。名前の通りガラスをメインに展示している美術館で、こちらも思ったより広大な土地に、イタリア風やヨーロッパ建築を模したアンティークショップやカフェレストラン、お土産屋さんが点在しています。

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中に入ると、目の前にクリスタル・ガラスのアーチ「光の回廊」を見ることができます。コッリドイオ氏作で、遠く小涌谷の湯けむりを眺め、太陽の光が反射してキラキラ輝くアーチは、いい天気に恵まれ青い空にも映え、とてもきれいでした。

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こちらは「クリスタル・ガラスのススキ」で、箱根仙石原の秋の風物詩のススキをモチーフにしたオブジェです。

約100本配置されていて、こちらも青空のもとクリスタルが青い空の下で七色に輝いてきれいでした。

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美術館内はヴェネツィアをイメージして作られていて、今の時期、「特別企画展:魅惑の香水瓶 ─貴族が愛した香りの芸術─」が開催されていました。

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ヨーロッパ貴婦人たちが自身の趣味や嗜好で作らせた多種多様な素材、魅惑的なデザインの香水瓶を160点ほど展示されていました。

こちらの会期は、11月23日までとなっています。

箱根ガラスの森美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL 0460-86-3111
9:00~17:30
年中無休
大人1,500円、大高生1,100円、小中生600円

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2015/11/12

本格料理とお手頃ワインで気軽に飲めるビストロ神保町「BISTRO Kuu(ビストロクウ)」

東京に出張に行くと、熟年男性ばかりだと自ずと居酒屋や和食系のお店になってしまいします。

まぁ、それも仕方がないと思いますが、それでもたまには洋食系のお店で美味しいワインを飲みたくなるのも人情です。

Bistro_kuu

今回の出張では、久しぶりにそのようなお店で飲むことにしました。行ったのは神保町にある人気のビストロ「BISTRO Kuu(ビストロクウ)」です。

Bistro_kuu_3実は、こちらのお店は、昔一度、一人でふらっとお店の前を通りかかり入ろうと思ったのですが、満席で断られた経験があるお店なのです。

今回そのリベンジで事前にネットで予約を入れて臨みましたが、何故か予約が通っていなくて、予約完了画面を見せて納得してもらいました。でも、なぜネットだけで予約が完結していないのかな?不思議です。

こちらのお店は、野菜は契約農家直送の有機野菜を使っているようです。

まずは、泡物で乾杯です。「コドーニュデ(756円)」は辛口のスパークリングでした。

Bistro_kuu_2

こちらはお通しで出されました。

今回、我々はたくさんあるメニューの中から、お店のおすすめメニューを中心頼むことにしました。

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まず、人気の品だという「アンチョビキャベツ(518円)」は、塩分がきいていて辛口スパークリングにも負けません。3人でも満足できる量です。ガーリックも効いています。

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「魚介のカルパッチョ(896円)」。こちらも量が多く、サーモン、タコ、スズキ、ホタテ、カツオのたたきなど大きな切り身で食べ応えがあります。

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「パテ ド カンパーニュ(フォアグラ入り)」は680円です。こちらもボリュームたっぷりの大きさでした。

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ソーセージの炭火焼盛合せ(896円)も、太いソーセージを炭火で焼くことによってジューシーな仕上がりになっています。大きなのが2本と小さいのが1本付いていました。

Bistro_kuu_15

おすすめの「肉盛り(2,138円)」は、お店に入って最初に頼んだ品ですが、最後の登場となりました。エゾ鹿とサーロインステーキの盛り合わせです。

赤ワインに合います。

この日は3人で行ったのですが、各品とも意外にボリュームがあって、このあたりですでにお腹が一杯になりました。

ワインは白と赤を一杯ずつ頼み、一人はハイボールも頼んで、締めて11,000円強。なかなかコスパ的にもよかったです。おすすめです。

BISTRO Kuu(ビストロクウ)
東京都千代田区神田神保町1-41
駿河台下MKビル1・2F
TEL 050-5869-2760(予約専用)
03-5281-9799(問合せ専用)
平日 11:30~15:00 17:00~23:30
土日祝日 11:30~22:00

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2015/11/11

秋と冬の味覚を堪能「あかめ寿司」は明朗会計で安心して楽しむことができる人気の大箱寿司店

金沢の人気寿司店は、北陸新幹線開業以来、予約が取りにくくなっています。

金沢に限らず北陸では、日本海で獲れる新鮮な魚介を、東京などで食べるよりは非常にリーズナブルに食べることができます。新幹線により時間距離が大幅に短縮された今、人気が出るのは当然かもしれません。

ただ、地元の者にとっては、何週間も前に行く日にちを決めて予約をするというのは、あらかじめ分かっているハレの日くらいしか、なかなかありません。普通はせいぜい1週間か2週間前ぐらいでしょう?予約を入れるのは。

しかし、金沢市内の人気の有名どころの寿司店は、比較的、小さなお店が多いこともあって、間近では満席で予約が取れないことも多くなりました。これも北陸新幹線の影響です。

今回、11月初旬に、私としては珍しくディナーの予約も入れずに金沢に向かいました。

ちょうど、この近くでランチを食べ、その足で、前に紹介した「花のアトリエ こすもす」での催し物に向かう前、近くだった「あかめ寿司」に立ち寄り、ダメ元で、夜、席が空いていないか聞いてみました。そうしたらラッキーなことに大丈夫だということで予約を入れました。

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夜、早目にお店に伺ったので、カウンター席の真ん中に座ることができました。そこで目の前で包丁を握って仕事をされていたご主人にお聞きすると、この日もランチも50名ほどのお客さんが入っていたようで、2階も含めて大箱のお寿司屋さんであることがわかりました。(通常、週末はランチ営業やっていないようです)

あと、ご主人は小松のご出身だそうで、ご縁を感じました。

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まずは生ビールとお通しです。

今回は品書きを見ると、11月初旬で、ちょうど秋の味覚の盛り、冬の味覚のはしりの季節。その両方を楽しむことにしました。

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いつもは盛合せで頼むことが多い刺身ですが、今回は単品で。まずは秋刀魚。なかなか刺身では食べないのですが、脂がのっていて美味しかったです。

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そして、ゴマフグも頼みました。ポン酢ともみじおろしで食べます。モチッとした食感でこちらも美味しかったです。

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そして、行った時点では富山以南の漁場では、まだ解禁前だった「甲箱ガニ(1500円より)」を頼みました。新潟産です。

贔屓目が少し入っていますが、やはり地元産の香箱ガニのほうが美味しいですね。でも新物はありがたいです。

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この後、揚げ物は白子の天ぷらを頼みます。タラの生の白子はまだ早いですが、白子の天ぷらもジューシーで好きな食べ方です。

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久しぶりのドジョウのかば焼きです。ここ2年ほど食べていないかもしれません。しかし、ドジョウも高くなりました。いまでは鰻と並んで高級品です。

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こちらは秋の味覚、松茸の土瓶蒸し。今年初体験です。産地は聞きませんでした。う~ん、秋を感じます。

そして、この後は握りです。

前にも紹介したことがある、金沢を中心として石川県の寿司店が参加している「百万石の鮨(全店共通3,800円)」というのがあって、「あかめ寿司」もメンバーの一店です。

こちらのお店の「百万石の鮨」には天ぷらが付いてくるのですが、今回、ご主人とも色々話をさせていただいたので、少し気楽に天ぷら抜きでネタをグレードアップしてくれませんか?とお願いしてみました。

そうしたら心よく引き受けていただいて出されたのが、こちらの10貫です。

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右上から下の方に、マグロ、鯛、イカ、甘えび、コハダ、ウニイクラ、ゴマフグ、ブリ、ヒラメ、カニ、ウナギでした。おっと!11貫付いてきました。

まぁ、本当は1貫ずつ握りたてを食べたかったのですが、まぁ、この時点で店内が相当混んできたので無理を言ってもダメですね。^^;

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あと、追加で握ってもらったのは、こちらの「のどぐろ」です。軽く炙ってうまみを引き出してあります。

21_2

お味噌汁はアサリでした。美味しかったです。3,800円でこの内容、ランチでなく夜頼んだことを考えると満足です。

お酒は生ビールを飲んだ後、日本酒を二人で5合ほど頼みました。

そんな感じで飲み食いして締めて一人8千円未満。満足ですね。

あかめ寿司
TEL 076-263-9787
石川県金沢市本町1-9-15
11:30~14:00
17:00~25:00
(木曜・土日祝のランチ営業は休み,予約があれば営業)
第2第4木曜休

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2015/11/10

たまには変わったネタでホテルの朝食編「西鉄ホテル心斎橋」「札幌JRホテル」「お茶の水イン」

仕事や旅行で他の土地に行けば、ホテルや旅館などを利用します。

特に仕事では、ほとんどがビジネスホテルの利用となります。

当然、夜は街に出て飲食店で食べるわけですが、朝食についてはやはりホテルで取ることが多くなります。

私のブログでは、あまりホテルの朝食を取り上げていませんし、普段はホテルの朝食の写真もあまり写すことはないのですが、今回はたまには、ということで少し取り上げたいと思います。

ホテルの朝食にはいくつかのパターンがあります。

ホテル自体が朝食を無料で全宿泊者を対象に提供するパターンで、東横インやR&Bホテル、ルートインなどの全国ネットの低価格ビジネスホテルが主にしているサービスです。
同じくホテル自前の飲食店が同じホテル内にあって、追加料金を払って朝食をとるホテルもあります。こちらは一昔前までは一般的な形式でした。バイキング形式のところが多いですね。

あと、同じ建物に別資本の飲食店がテナントで入っていて、そこを朝食時は利用しているパターンで、言ってみれば朝食サービスをアウトソースしている形でもあります。APAホテルなどが昨今取り入れている形式です。

この場合は、ホテル側も業者側も両方にメリットがあるので、最近増えてきているようです。

Photo

まず紹介するのは大阪の「西鉄ホテル心斎橋」です。ここはフレッシュネスバーガーが朝食の場所になっていました。先ほどの例では3番目のパターンですね。

もちろん、普通のフレッシュネスバーガーのお店と同じなので、外部のお客様も入ってきますが、朝食時はホテルのお客様がほとんどのような感じでした。

「西鉄ホテル心斎橋」の朝食付プランには700円のセットメニューが組み込まれていましたので、私はこちらのホットドックセットを頼みました。

2

ホットドッグ・チリビーンズドッグ・チーズドッグの3種類からチョイスできたので、私はチリビーンズドッグを。

久しぶりにホットドッグを食べました。

あと、ベーコンエッグとサラダがワンプレートで提供されます。また、ドリンクバーも利用できました。

お次は札幌で泊まった「札幌JRホテル」です。

こちらは、前述の1番目のパターンで、ホテル自体が朝食のサービスを提供しているパターンで、パンが中心の簡単な朝食になっています。

2_2

パンとジュース、枝豆だったかのポタージュスープ、そして北海道のヨーグルト。

Photo_2

更にはサラダがついているシンプルな構成でした。もちろん、食べ放題です。

最後は東京の「お茶の水イン」です。

こちらは地下にある「知夢仁」という居酒屋が朝食場所になっていました。

和食か洋食か選んで、セットで出されるパターンです。

In_2

2泊したので、1日目は和食。2日目は洋食にしました。

In

和食も普通のご飯と朝粥がチョイス出来たと思います。

まぁ、ホテルの朝食も大体千円以上するところが多いと思いますが、まぁ、バカにならない値段ですよね?

だからこそ、ホテルの側も美味しい料理と、良いサービスを提供してもらいたいと思います。

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2015/11/09

大聖寺のカフェ&ケーキのお店「koffe(コッフェ)」で食後のデザート&コーヒータイム

先日紹介した「料亭 山ぎし」でのランチの後、少し時間があったので一人でお茶することにしました。

まぁ、妻が仕事で出張中だった日、私一人では、それほどケーキを食べにカフェに入ることはないのですが、何せ、大聖寺まではめったに来る機会がないので、ついでにネタ探しをしました。

こんな時には食べログが役に立つのですが、ただ地方ではレビュの絶対数が少ないので、単純に点数をアテにするわけにはいかないのです。

そのあたり、お店を選ぶときには、それなりの感を働かさないといけません。

あと、一応選んでからお店に到着するわけですが、ここでも、お店の前に立って、ここに入っていいかどうかについても直感を働かせる必要があります。

ははは。偉そうなことを書きましたが、長年グルメブログをやっていると、そこそこ感が働くようになりました。

実は、こちらのお店の前にも一軒立ち寄ったのですが、お店の入り口から少し中を覗いてやめました。^^;

ということで、今日は「koffe(コッフェ)」というカフェ&ケーキのお店を紹介したいと思います。お店の場所は加賀市役所のすぐ近くです。

Koffe

普通、スイーツ系のお店の場合は外に面した場所がお店になっていて、奥の方にバックヤードの厨房があるところが多いのですが、こちらのお店は外から見える場所が厨房になっています。珍しい作りです。

そして左の入り口からカフェスペースに入ります。

Koffe_4

中はとても広いです。上の写真はカフェスペースから外に向かって見たところですが、私の後ろにもテーブル席があります。

Koffe_3

メニューには飲み物メニューのみ書かれていて、ケーキを食べたい場合はショーケースから直接選びます。

Koffe_6

とりあえずお勧めを聞きましたが、意外にイチゴのショートケーキ(390円)がお勧めだということでそれにしました。見たところ、ケーキの上にはイチゴが乗っていません。これは注文を受けてから乗せるということでした。これはお客さんのことを考えていますね。

Koffe_7

コーヒーも一杯一杯抽出してくれます。

ケーキはふわふわのスポンジで生クリームも軽めでした。美味しかったですよ。

たぶん、オーナーシェフなのでしょう?女性の方が一人で切り盛りされていましたが、ホッとしたひと時に、このようなお店が適しているのではないでしょうか?

koffe(コッフェ)
石川県加賀市大聖寺東町3-4-2
TEL 0761-73-0085
10:00~20:00
水曜休

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2015/11/08

箱根強羅の紅葉便り「強羅公園」「箱根美術館」「強羅花扇」あと少しで見頃

週末に所用で富士箱根に行ってきました。もちろん、観光もしっかりしてきました。

箱根といえば、5月6日に噴火警戒レベル2に引き上げられ、大涌谷への立ち入りが禁止され、6月30日にさらにレベル3に引き上げられ、観光客も減少していたが、9月11日にレベル2に引き下げられ、いまは小康状態である。

泊まった旅館の人にお聞きしたが、まだ観光客は噴火前の状態ではないようで、特に日本人の観光客がまだ戻ってきていないと話されていました。

今日はそんな中、そろそろ見頃を迎える箱根強羅の紅葉便りをお届けします。

強羅の紅葉といえば、まずは「強羅公園」「箱根美術館」を思い浮かべます。

大体6日の時点で6~7分といったところです。

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「箱根美術館」は箱根で最も歴史ある美術館で、MOA美術館の創立者の岡田茂吉氏が開館した美術館です。

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美術館の敷地内には苔庭、萩の道、竹庭などがあって、四季折々の景観を楽しむことができます。

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我々が行った時には、巨岩の石組みを中心とした庭園「石楽園」も、特別公開していました。

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なお、箱根の美術館については、後日他の美術館も含めて書きたいと思いますので、そちらをご覧ください。

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そして「強羅公園」は大正3年(1914年)に開園された日本初のフランス式整型庭園です。

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フランス式整型庭園とは、左右対称に幾何学的に池などを配置した特徴があるそうですが、広い空と山々に囲まれた開放的な園内には、様々な花が植えられており、花の名所でもあります。バラも色々な種類が咲いていました。

Photo

大きな噴水や、

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熱帯植物館などもあって家族で楽しめる公園になっています。

あと、今回の宿泊は「強羅花扇」にお世話になりました、

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こちらの写真はお部屋から写した写真です。旅館についても後日食事を含めて詳しく紹介したいと思っています。

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箱根ロープウェイも一部区間開通しましたし、ケーブルカーはもちろん動いていますよ!
なお、紅葉は今週末あたりが見頃かもしれません。

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2015/11/07

富山ブラック発祥店の味を引き継ぐお店「大喜 根塚店」でたっぷりチャーシューのチャーシューメン

富山のラーメンの代表格として有名なのが「富山ブラック」です。

その富山ブラックを最初に世に出したお店が「大喜」です。

ただ、元々「大喜」があった場所には、いまは「西町大喜」という名のお店があって、ここは「大喜」という店名を使う権利を持っているだけで、真の味の継承はされていないようです。

そして、今日紹介する「大喜 根塚店」が唯一、「大喜」で働いていた方が独立されたときに暖簾分けをしてもらったお店なのだそうです。ちょっとややこしいですね。

私も、「西町大喜 二口店」には過去に行って食べたことはあるのですが、今回、初めて「大喜」の味を継承しているというお店に行って、味の違いを確かめることにしました。

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3とある平日、11:40頃のお店に到着すると、何と!すでに駐車場が満車でしたが、しばらくして空きが出て停めることができ、すぐに店内に入ります。

すると、店内はそれほど混んでいるわけではなく、半分ほどの入りでした。でも、お店はラーメン店としては広く大勢の人が入ることができる広さです。小上がりの席もあります。

フロアでお運びをやっている男性が3人もいたのでびっくり。やはり人気のお店なのでしょうね?ただ、意外と手持ちぶさそうな感じだったのですが、おしぼりなど持ってきてくれるわけでもなし、お水などもセルフサービスでした。

それにテーブルの上には、全く何も置かれていなくて、コショウなどの薬味はもちろん、食べた後、口を拭くティッシュやナプキンもありませんでした。

あと、スープを飲むレンゲも置かれていませんし、ラーメンと一緒にも運ばれてきません。

「テーブルの上をきれいに」というこだわりでもあるのでしょうか?このあたりはお客さんの利便性をもっと考慮すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか?

メニューは至ってシンプルで、メインのラーメンは「チャーシューメン」のみで、量によって小と大があるのみです。

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私は「チャーシューメン小(800円)」を頼みました。チャーシューもたっぷり、ネギもたっぷり盛られています。あとはメンマが乗せられています。

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富山ブラックですが、スープは真っ黒ではありません。前に書いた「西町大喜 二口店」のほうが黒いスープでした。

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肝心の味のほうですが、確かに濃くコショウもたっぷりなのですが、見た目濃く見えるスープですが意外に後口はそれほどではありません。もちろん、他のお店の醤油ラーメンよりは濃い味なのですが、ある意味クセになりそうなスープです。このあたりはさすがです。

でも「西町大喜 二口店」のときも書いたのですが、スープを飲み干す勇気はありません。もっと若ければご飯でも頼むんですが……。

う~ん、富山ブラック。個人的には微妙な味のラーメンですが、これはこれでラーメンのジャンルとしては繁盛してほしいと思います。^^;

大喜 根塚店
富山県富山市根塚町4-2-8
TEL 076-491-2929
11:00~20:00 (L.O.19:50)
水曜休

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2015/11/06

紅葉前線南下中!Vol2白山市「手取峡谷」小松市「荒俣峡」「苔の里」おまけの木場潟眺望

さて、前回は山中温泉と小松の那谷寺を紹介しました「紅葉前線南下中」シリーズ

今回は白山市の「手取峡谷」と小松市の「荒俣峡」を紹介します。

10月末は寒かったのですが、11月に入ってからは暖かい日が続いていて、紅葉の進み具合も足踏み状態かもしれません。

3日から少し遅い夏休みを頂いており、ちょうど一昨日、全国的に快晴の日だったこともあり、一人でぶらり車を走らせました。

まず向かったのは、白山市の「手取峡谷」です。

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手取川は狭い河岸段丘下に深い谷を刻んでいます。特に黄門橋から対山橋間には五色滝、綿ケ滝などの景勝が眺められるエリアで、特に景観に優れています。

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肝心の紅葉は、3~4分くらいでしょうか?来週ぐらいが見頃かもしれません。

「手取峡谷」はそんな山奥までいく必要がありません。小松の市街地からも30分ほどで着きます。

手取川の中流あたり、普通の道路からもすぐのところにあるのですが、険しい階段を少し下るとすぐに見ることができます。

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私も一人でテクテクと階段を下っていくと、すぐに滝が見えますが、これは綿ヶ滝ではありません。

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こちらがそうです。

なかなか勇壮ですよ!マイナスイオンもたっぷり浴びることができました。

ただ、今年発生した手取川上流の崩落により、川の水は濁っていたのが残念です。

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そして車で向かったのは小松の「荒俣峡」です。

こちらも紅葉の名所として有名な場所です。

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「加能八景」の一つにも数えられる景勝地で、私もよくお邪魔する長寿庵という川魚と山菜料理のお店も、この場所にあります。

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ここの紅葉は2~3分ほど?やはり今月下旬ごろが見頃でしょう?

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手取川と違って水の流れはきれいです。

Photo

この後、小松市の日用町の「苔の里」に立ち寄りました。

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「苔の里」は、杉林に囲まれた苔むす庭園、神社、古民家などがあり、全国農村景観百選にも選ばれています。

秋篠宮家の長女眞子さまも2日にご訪問されていますし、過去には秋篠宮殿下も訪れたことがあります。

昔は無料で見学できましたが、いまは500円徴収されました。

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苔むす庭園を散策すると、太陽の光も杉林に遮られていて、静かで光と影のコントラストがきれいです。

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灯篭や狛犬にも苔むしていました。

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紅葉がすすむと、モミジの落ち葉が苔の上に落ち、これまたきれいですよ。

最後に立ち寄った木場潟から見る白山です。

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部分的に紅葉した木々、ススキ、冠雪した白山、澄んだ空気、いいですね~。

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2015/11/05

坂網鴨料理が有名な大聖寺「料亭 山ぎし」のランチメニュー「加賀海鮮丼」はお得感満載でした

加賀市にある片野鴨池は、国内有数の冬の渡り鳥の飛来地として、国際的に重要な湿地の保全を図るラムサール条約に登録されています。

その鴨池では、11月15日から2月15日までの3ヶ月間のみ、伝統的な坂網猟による野生の鴨猟が行われていて、あとしばらくすると、そのシーズンが始まります。

この鴨は、年間200羽前後しか捕れない貴重な鴨です。

Photo私は鶏肉が超苦手なので鴨料理は食べませんが、今日紹介します加賀市大聖寺の「料亭 山ぎし」は、その坂網鴨料理を食べることができる数少ないお店なのです。

ご覧のような立派なお店で、とても高級な雰囲気が漂いますね。店構えだけ見るとお高いんではないか?と思うかもしれませんが、確かに夜、それも坂網鴨料理を食べると、さすがにいい値段はしますが、それ以外のメニューは意外に安く楽しむことができます。

10月の3連休のとき、ランチを食べに出かけてきましたので書きたいと思います。

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お店は3階まであります。宴会などでは2、3階で食べますが、個人の食事の場合は1階になります。私は一人でお邪魔したので当然1階で、こちらのカウンター席に通されました。

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お昼のみのメニューはこちらです。これ以外にも昼夜とも食べることができる定食類もとても良心的な値段で色々な設定がありました。

日替わりランチも何と!千円で食べることができます。この日は魚フライでした。

そこで私が頼んだのは、こちらの「加賀海鮮丼」で税別で1,300円という値段でした。

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いま、北陸新幹線開通による金沢ブームですが、金沢の近江町市場では海鮮丼が大ブームで、大体2,000円前後します。こちらのお店では、海鮮丼に炊き合わせ、茶碗蒸し、とろろ、香の物、みそ汁まで付いて1,300円はお得だと思います。

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肝心の海鮮丼のほうも、イクラ、甘えび、マグロ、カンパチ、イカ、万寿貝?、ヒラメほか何種類もの魚介が盛られていました。ご飯の量もたっぷり。海鮮で食べきれなかったご飯に最後にとろろをかけて全部食べ切りました。美味しかったです。

お店では、橋立港競り市で卸売り市場の競りに参加して魚介類の仕入れをしているので、新鮮な刺身なのですね。

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炊き合わせも、茶碗蒸しも美味しかったです。茶碗蒸しにはちゃんとエビやギンナンなども入っていました。何せ肉類が一切なかったのもうれしかったです。

このような落ち着いたお店で、割烹ということでネタ的にも安心して食べることができる食材と味付け。満足度高かったです。おすすめのお店でした。

料亭 山ぎし
石川県加賀市大聖寺東町2-24
TEL 0761-73-1177
11:00~14:00
17:00~22:30 (L.O.21:00)
月曜 (月曜が祝日の場合は不定)

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2015/11/04

阪急うめだ本店12F「il desiderio ORTAGGIO(イル デジデリオ オルタッジオ)」での記念日コースを愉しむ

大阪に行くとき、ここ1年ほどホテルの予約が取れずに困っています。

間近だと満室だったり、あっても、某ビジネスホテル系列のホテルなどでは、これまで5千円台で宿泊できたところが、2万円を超えていたりします。あまりにひどい状況です。

今回の大阪日帰りツアーも、本当は一泊してゆったり行きたかったのですが、10日ほど前に決まったこともあって、週末で手ごろなホテルが取れませんでした。

そこで、小松に停車する最終のサンバーバード20:07発に間に合うようにディナーを予約することにしましたが、これまた行きたいレストランは、なかなか早い時間(17時)からは営業していません。

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インターネットで検索して見つけたのが、阪急うめだ本店の12Fにある「il desiderio ORTAGGIO(イル デジデリオ オルタッジオ)」というイタリアンのお店でした。東京の南青山の人気のレストランテ「il desiderio(イルデジデリオ)」の姉妹店です。

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Il_desiderio_ortaggio_3阪急うめだ本店の12階は、ご覧のように大きな吹き抜けのアトリウムのような場所を眺めながら料理を楽しむことができます。

実は、ホームページで見たときは、お店の中から外を見た時の夜景のような感じだったので、外に面しているものとばかり、記念日をロマンチックな夜景を見ながら楽しめるものと思い込んでいました。^^; ちょっと残念でした。

今回は、お店の設定にあった「記念日プラン(8,000円)」をお願いしました。このコースには料理のほかに、最初の飲み物としてスパークリングワイン(アルコールorノンアルコール)と記念日のケーキが付いてきます。

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まずは「本日のお食事始めの一皿」として、カボチャのスープと、右のクッキーのようなものは、タレッジオ(タレッジョ)というウォッシュタイプのチーズを使い焼いたものです。カボチャのスープも甘くておいしかったです。

そして、アンティパストは「森の中の野菜イタリアン」をテーマにした前菜盛り合わせが出されます。

色々な野菜が使われていて、調理法も様々。楽しめました。

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左上から順番に「サーモンのタルタル,生姜と黄色ビーツのヴィネグレット」と「蓮根のバーニャカウダ」で、一番右上のは説明を聞きましたが覚えていません。コッパ(生ハム)のようなもののマリネに見えます。

左下は「全粒粉のテスタローリ.ミルクレープ仕立てバジル風味」「秋茄子のスフォルマート,ペコリーノチーズのソース」「サツマイモのトルタ,リコッタチーズのムースを添えて」「15穀米とマシュルームのサラダ仕立て,生ハム添え」です。

多くの種類の料理を味わえるのはうれしいですね。

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ワインは「ソーヴィニヨン」をボトルで頼みました。柑橘系やハーブを感じる爽やかなワインでした。

プリモピアットはパスタが2皿出されます。

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まず一皿目は「本日のシェフお勧めパスタ」として、「秋刀魚ときくらげのプッタネスカ ビアンカのスパゲッティ」でした。アンチョビ、オリーブ、ケッパーなどの塩気がちょい強めでしたが、美味しく頂くことができました。

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二皿目は「自慢の手打ちパスタ」とし、タリアテッレの「秋トリュフのカルボナーラ」が出されました。九州から届く厳選卵の真っ赤な卵黄のみを使用しして作られるためオレンジ色をしています。

そして目の前でトリュフを削ってかけてくれます。トリュフのいい香りがします。肝心の味のほうは濃厚でしたがタリアテッレにはちょうどいい濃さだったと思います。

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セコンドのメインは、私は魚料理で「魚のグリル 根セロリプレア バルサミコソース」。魚はサワラでした。バルサミコの酸味、ペーストの根セロリの甘みと苦みがバランスよく魚と調和して、こちらもワイン共々合いました。

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妻のほうは肉料理で「黒毛和牛のタリアータ ルッコラとパルミジャーノ添え」でした。イタリアのトスカーナで食する牛肉に近い肉質の青森産の短角牛を使用していて、赤身が美味しいようです。

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ワインは妻だけはメルローをグラスで追加でお願いしました。

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Il_desiderio_ortaggio_28ドルチェは「イタリアンマチュドニアとヨーグルトジェラート」。

あと、記念日プランには、誕生日であればチョコでメッセージを書いたメッセージプレートが添えられた2段のデコレーションケーキも付いてきます。もちろん、下の段はダミーですが。

これだけ飲み食いすると、さすがにお腹がいっぱいになりました。百貨店に入っているレストランということもあるかもしれませんが、この手のレストランテとしてはリーズナブルに済ませることができたのではないかと思います。

il desiderio ORTAGGIO(イル デジデリオ オルタッジオ)
大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 12F
TEL 050-5868-3005(予約専用)
06-6313-1526(問合せ専用)
11:00~22:00(L.O.21:00)
不定休(阪急うめだ本店に準ずる)

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2015/11/03

秋の金沢散策,花のアトリエ こすもす「泉薬局文化祭」花展&カフェ「喫茶 ルミ」で吉はしの上生菓子

11月に入り秋本番ですが、この日曜日、本当に久しぶりに金沢を散策してきました。

北陸新幹線が金沢まで延伸して、観光客が大勢金沢に来てくれています。それはそれで地元経済、特に飲食・観光業界などが潤うなどうれしいのですが、直接に関係のない地元の人は少し戸惑っています。

地元新聞でも取り上げられていますが、開通前は数千円ほどだったビジネスホテルの宿泊料金が6万円を超えるなど少し尋常ではない値段が付いたり、私の好きな鮨のお店の予約が取りづらくなったり、交通機関が混雑したり、小松に住む私にとっても金沢まで足を延ばすことさえ躊躇するようになってきました。

余談ですが、超高額な値段をつけるようなホテルは、今後宿泊しないでおこうと決めています。

Photoそんな中、私自身も8月初旬に金沢に行って以来行っていませんでした。今回、「花のアトリエ こすもす」さんの「泉薬局文化祭」にお邪魔するために、久しぶりに金沢まで行くことにしました。

今年、「花のアトリエ こすもす」さんは20周年をめでたく迎えることになりました。私も角島泉さんとは、15年ほど前に小松の酒蔵「東酒造」での会で知り合いになり、それ以来、時々お店にもお邪魔しています。

角島さんはおおらかで、たおやかな感性をお持ちで、お会いすると、いつもこちらの気持ちもほんわかにしてくれます。

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お店は、昭和初期に建てられた町家で、2006年には国の登録文化財に登録されている歴史ある建物なのです。元々は「泉薬局」。さらにさかのぼると創業時は「文化薬局」という名前で営業していたようでが、そのお店の名前に角島さんの名前が入っていること、そして11月3日の文化の日に合わせて「泉薬局文化祭」を開催することにしたようです。

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3階では、今日3日まで花展が開催されています。(花展の入場料500円)

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3階いっぱいを使って、様々な草木花が生けられていました。

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すべての家具調度品までが花器として活かされて、楽しく拝見することができました。

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特にお店の名前に付けられているコスモスが可憐でかわいいですね。

そして、1階では日替わりのカフェが限定オープン。初日のこの日は「喫茶 ルミ」として和喫茶コーナーが設けられていました。

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お抹茶と、「吉はし」の上生菓子が付いて800円。

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私は秋らしく「錦秋」という名の上生菓子を、

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妻のほうは、一見、鬼太郎のお父さんのような「よわい草」という上生菓子を食べてきました。

「錦秋」という名前の意味は、「木々が紅葉して、にしきのように美しい秋」ということ。また、「よわい草」は菊のことで、両方とも秋を感じさせてくれるお菓子でした。

ちなみに本日3日、文化の日は金沢市辰巳町にある人気のお店「cowry coffee(カウリーコーヒー)」が限定オープンしています。

皆さんも、本日が最終日です。是非行ってみてください。

角島泉さんの「花のアトリエ こすもす」が、これから益々花開くことを願っております。

花のアトリエ こすもす
石川県金沢市安江町5-14
TEL 076-222-8720

あと、追加で、この後行った金沢散策場所について書きます。

まず、金沢に行くと必ず立ち寄る金沢21世紀美術館。毎回、有料展示を見るわけではありません。この日も長期インスタレーションルームで2016年1月17日(日)まで展示されている「樫尾聡美 生命の内側にひそむもの」を見てきました。

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染色の伝統技法をふまえながら、幾何学的な装飾で立体的なフォルムをつくり出しています。

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このあと、しいのき迎賓館に移動。「おかわり!こはんフェスタ2015inKANAZAWA」をサクッと見学。ごはんのお供を再発見しよう!ということで、無料で美味しいご飯とおかずを楽しむことができましたが、我々は、この後早目の夕食が待っていたので、食べるのはパスしました。北陸放送の福島アナ、頑張っていました。

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館内では、「石川の22蔵元と22人の漫画家の日本酒ラベル展」というのをやっていました。

石川県内22の蔵元の日本酒ラベルを、22人の漫画家が描き下ろしていて、それが展示されていました。

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ちなみに、こちらのが小松の蔵元「東酒造」の神泉のものです。

これはなかなかユニークで面白い展示でしたね。

これらのしいのき迎賓館での催し物はすでに終了しています。

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2015/11/02

能美市根上「宝来軒」はニラたっぷりの餃子と昔ながらの中華そばラーメンで人気です

能美根上駅も寺井駅から名前が変わり駅もきれいになりました。

元々、根上にあるのに駅名が寺井駅という不思議だったのですが、やっと場所と名前が一致しましたね。

さて、最近は中華料理のお店に行く回数がめっくり減りました。まぁ、年のせいですかねぇ?

今日はそんな久しぶりの餃子ネタです。

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今日紹介します「宝来軒」は、能美根上駅からほど近い場所にあります。そして、このお店の近くには「龍美(たつみ)」という餃子とラーメンのお店があります。

この両店の餃子とラーメンは、見た目といい味といいほとんど一緒です。

「龍美」の餃子とラーメンについては、ここに紹介しているので、こちらを見てほしいと思いますが、こんな近くに同じような系統の餃子とラーメンを出すお店があるのは不思議であります。

ちなみに、「宝来軒」についても何軒かのうちの一軒として炒飯について書いたことがあります

お店の構えとしては「龍美」のほうが圧倒的に古いので、常識的に考えますと「宝来軒」のほうが「龍美」の親族のかた、もしくは出たかたが暖簾分けなどで出されたお店ではないかと推測しますが、ただそれにしても、こんな近いところでの開店は普通は考えられないと思います。

「宝来軒」には、10月のとある日曜日のお昼に行きました。12時5分前にお店に到着。お店はテーブル席が満席でしたが、カウンターと小上がりの席が全部空いていました。でも早い時間から混んでいるということは、やはり人気があるのでしょう?

我々はカウンター席に座りメニューを見ます。

「龍美」は基本、餃子とラーメンのみしかなかったのですが、「宝来軒」は、それ以外に肉野菜炒め、卵スープなどがありました。ただ種類が少ないことには変わりはありません。

我々は2人で餃子、ラーメン、炒飯の3種類を注文して、シェアして食べることにしました。

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まず餃子が出されます。「龍美」は14個が一人前でしたが、ここは12個で650円です。「龍美」に行ってから3年半ほど経過しているので消費税などのアップがあったりして、もしかしたら「龍美」も値段が変わっているかもしれません。

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少し厚めの皮に包まれたニラのみの餡。このあたりは「龍美」と同じです。皮は甘さを感じました。シンプルな構成ですが美味しいです。

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ラーメンも、「龍美」の記憶が定かではありませんが、その時に書いた記事を読む限りは、やはり同じような味だったのでしょう?コショウも最初からかけられていました。

ビジュアル的な違いは、「龍美」のほうが分葱のような細いネギだったことぐらいです。

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麺は黄色く、つなぎにタマゴが多く使われています。つるっとした食感です。

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炒飯のほうは、前にも書いたことがありますが、餃子ほど個性がある味ではありません。無難といえば無難な味でした。

お昼時は、我々が食べている間に、あっという間にお客さんで一杯になりました。メニューの種類は少ないですが、特徴ある餃子に昔懐かしいラーメン。地元ファンが多いのでしょうね?

宝来軒
石川県能美市大成町ワ8-1
TEL 0761-55-3360
11:00~14:00
17:00~20:00
月曜休

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2015/11/01

大阪ミナミ「魚匠 銀平 道頓堀店」鯛めしのコースランチはなかなか充実していてよかったです

Photo大阪に日帰りの買い物&グルメツアーに行ってきました。

今日は、その時にランチを食べたお店について書きたいと思います。

ランチは、ちょうど買い物ついでにミナミで食べることにしました。道頓堀も相変わらず大勢の人で賑わっていますね。

大阪も、北陸に比べるとネタの鮮度的には劣るかもしれませんが、こと料理の味の深さについては、さすが食道楽の街だけあって素晴らしいものがあると思っています。

Photo_2

26昨年、同じく大阪北浜「与太呂 本店」で食べた鯛ごはんが、あまりに美味しかったのと、今回もこの日が我々のハレの日だったので、お祝いの「鯛めし」を食べたいと思い、事前に調べて見つけたのが、今日紹介する「魚匠 銀平 道頓堀店」です。

「魚匠 銀平」は本店が和歌山にあります。大阪など関西中心に店舗展開していていますが、東京にもお店がありました。

和歌山も海に面している地域が多く、有名な漁港を数多く抱え、新鮮な魚介類が獲れる地域です。期待大です。

さて、真鯛は日本人が古来より珍重する魚で、北陸でも、めでたいハレの日の料理には欠かせない魚となっています。もちろん北陸でも真鯛は漁獲されるのですが、真鯛の産地といえば瀬戸内海の各地のほうが有名で、より美味しい真鯛を食べることができるのではないでしょうか?

そこで当然、瀬戸内海に近く、かつ市場としても大きな大阪に、いい真鯛が集まるわけです。

季節的には、桜が咲くころの桜鯛が美味しいことで有名ですが、季節に関わらず、ほんのりとした鯛のうま味が炊き立てのご飯に染み込んだ鯛めしは、やはり格別のものがあります。

さて今回は、ランチメニューでは一番高い3,780円の「鯛めしコース」を事前に予約してありました。

11:30にお店に入ると、店内はすでに大勢のお客さんがいます。お店は11:30~だと思っていたのですが、どうもお休みの日はもっと早い時間から営業しているんですね。

まずは、午前中から歩いて喉が渇いたので、ビールを少し飲みます。

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そして最初に出されたのは「手造り豆腐」。大豆の甘みが引き立っていて美味しい豆腐でした。ただ本当はあら塩で食べたかったのですが、残念ながらテーブルには置かれていませんでした。

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これは、「なにわの伝統野菜」のひとつ「しろ菜のおひたし」です。しろ菜は久しぶりに食べました。シャキッとした食感が残っていました。

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「しらす釜揚げ」も出されます。もっとビールが飲みたくなりましたが、ここは我慢です。^^;

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お造りはカツオ、カンパチ、スズキ、真鯛の4種類が一切れずつ盛られていました。どれも新鮮さがすぐにわかるほどの食べ応えでしたが、こちらも白身はあら塩で食べたかったですね。

この後は焼き魚が出されるのですが、オーダーのときに、どの魚を焼くかチョイス出来ます。ご覧のようにザルに入れられた魚の中から選びます。

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どれも美味しそうだったのですが。私はメジロをお願いしました。メジロはブリの少し小さなものの関西での呼び名です。北陸ではガンド、関東ではワラサですね。

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大きな切り身が2切れも出されました。スダチを絞って食べます。ただ、カマの部分は脂はのっていましたがあまり食べるところがありませんでしたね。身のほうはどちらかというと淡白な味でした。

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妻は普段あまり食べない魚をということで、選んだのはイシモチ。正式な名称はシログチという白身の魚です。こちらも比較的淡白な身でした。

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揚げ物は天ぷら。カラッと揚がっていて美味しかったですよ。

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そして最後に出されるのが、お待ちかねの鯛めしです。こちらの釜で個別に炊かれます。

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「与太呂 本店」で食べた鯛めしのように土鍋で、鯛の姿のまま炊かれるのかと思っていましたが、鯛は炊きあがった時に、すでに骨を外されて混ぜられていました。ビジュアル的には「与太呂 本店」のほうがよかったのですが残念です。

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鯛の上品なうま味を引き立てるために、ほんのりとした昆布出汁と塩のみの味付けでした。飽きのこない味で美味しかったです。最初、全部食べきれるかな?と思いましたが二人でペロリと全部食べ切りました。

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お漬物も上品な味。

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お味噌汁もシンプルで上品な味付けです。

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最後にはバニラアイスも付いてきました。

和歌山や大阪の新鮮で多彩な食材を使い、そして関西本流の味を楽しめ、ボリューム的にもコスパ的にも満足感の高いお店でした。おすすめの一軒です。

魚匠 銀平 道頓堀店
大阪府大阪市中央区道頓堀2-2-20
RITZビル1F
TEL 06-6211-9825
11:30~14:00
17:00~23:00(L.O.22:00)
日曜休

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