コーヒー界のAppleと称されるお店の日本1号店「ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェ」
私もコーヒーをそんなに飲む方ではないので、世の中のコーヒーショップの動向などをあまり知りません。
そのため、今日紹介する「ブルーボトルコーヒー」についても、妻に連れられてお店に行くまで名前すら知りませんでした。
ただ、オープン以来、時々私が見ているブログやSNSで何人かの方が書かれていたのを覚えていて、お店の前に着いたときに、それらの記憶がよみがえってきたわけです。^^;
さて、地下鉄清澄白河駅から5分くらい歩いたところに「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店があります。
他の大手のコーヒーチェーン店が立地しているようなロードサイドにあるわけでもなく、本当に下町の路地の一角に倉庫(ガレージ)のような建物があって、その中で営業しているのですが、私のように「ブルーボトルコーヒー」のことを知らない人間が通りかかっても、えっ?ここがコーヒーショップ?と思うような造りです。
これも、創業者であるクラリネット奏者だったジェームス・フリーマン氏が自宅のガレージで第1号店を始めたことが由縁なのでしょう?また、コーヒー界のAppleと言われる由縁もガレージから創業したということにあります。
ブルー・ボトル・コーヒーのコンセプトは「個人の香りがするコーヒーチェーン」。そのため、店内でオーダーするとき、最後に名前を聞かれます。番号札を渡されるのではないのですね。そして、コーヒーが出来上がった時には、その名前が呼ばれるのです。
創業者は、スターバックスなどのコーヒーを嫌っていたようで、その理由が「コーヒーはもっと心を込めている物で、マニュアル化され効率化されるものではない。」という信念からなのだそうです。
名前が呼ばれるのも、そういった創業者の考えが反映されているのでしょう?まぁ、コーヒーショップのコア・コンピタンスは決してコーヒーが美味しいということだけではないということですね。
そして、コーヒーも相当こだわっているようです。「マイクロブリューコーヒー」という、厳選したオーガニック・フェアトレードの豆を自家焙煎し、しかも48時間以内のものしか提供しないというこだわりようです。もちろん、オーダーを受けてから、その人用に一杯一杯ハンドドリップで入れてくれます。
この日は土曜日だったこともあって、お昼過ぎに到着した時には店内は混雑していました。
オーダーするまでに5分ほど待ちました。メニューは実物が並べられています。
オーダーして、10分ほどで名前が呼ばれました。
頼んだのは私はカフェラテ(520円)。妻は「ニューオリンズ(500円)」という水出しコーヒーにハーブのチコリで風味づけして、ミルクとオーガニックシュガーをあらかじめ入れたオリジナルのアイスミルクコーヒーを頼みました。
他のコーヒーチェーン店のようにサイズを選ぶことはできません。
肝心の味のほうでは、コーヒーにそれほど興味がない私は、時々飲むスタバのカフェラテとの味の違いは分かりませんでしたが、甘さ控えめで美味しかったです。
妻の頼んだ「ニューオリンズ」は、こちらもそんなに甘くはなく、確かにスキッとした後口のアイスミルクコーヒーでしたね。
合わせてワッフルも有名だということで、こちらの「リエージュ ワッフル(500円)」も頼んでみました。このワッフルは何もつけずに食べます。甘さ控えめでコーヒーにも合います。
オープン当時は2時間待ちだったようですが、いまは休日でもそんなに待ちはないようです。今後、他のコーヒーチェーンとの競争に勝ち残っていくことができるか興味深々です。
ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ
Blue Bottle Coffee
東京都江東区平野1-4-8
TEL 非公開
8:00~19:00
無休
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