白山市白峰「雪だるまカフェ」は古民家を再生してホッと一息できるカフェでした
金沢から福井の勝山や大野を経由して岐阜市に至る国道157号線。その途中に旧白峰村があります。
国道沿いは険しい山々やダムがあって、冬期間は豪雪地帯として、また、雪崩やがけ崩れなどで通行止めになることもたびたびあって、昔の人は大変だっただろうな?と思います。
私は小松市でも平野部に住んでいるので、それほど多くの雪が積もることはないのですが、それでも北陸の湿気を多く含んだ雪には悩まされることがたびたびあります。
そんな白峰では、真冬の期間には豪雪地帯であることを活かして「雪だるままつり」というイベントが開催され、白峰の街中に多くの雪だるまが作られライトアップされます。
私は残念ながら行ったことがありません。何せ雪深いところを運転するのが怖いので。(笑い)
さて、雪深い里の雪だるまによる町おこしにあわせたのかもしれませんが、白峰地区の中心エリアに「雪だるまカフェ」はあります。
昨年、一度夕方に訪れましたが、残念ながら営業時間を過ぎていて入ることができませんでした。
今回、先日紹介しました「蕎麦 山猫」で蕎麦を食べた後、足を延ばしてお店に伺いました。
着いてみると、建設用の足場が組まれていて工事中の様子でした。もしやお休み?と思い一瞬ビクッとしましたが営業していてホッと。
外観が隠れていてお見せできないのが残念ですが、横はこんな感じです。明治初期に建築されたといわれる建物を再生して利用しているので、定期的に補修などが必要なのでしょうね?
中には、昔の暮らしを彷彿とさせてくれる品々も飾られています。
カフェとして使われている空間は、昔ながらの居間や仏間、客間をほぼそのまま使っています。
シルバーウィークに行ったのですが、季節的にもちょうどいい感じの日で、お店も外側の戸をすべて外した状態になっていました。開放感たっぷりで、我々はその縁側の席に座り、まったりすることにしました。
いいですね~!ちょうど空気感も透明で爽快そのものです。
そんな中、まだ、このころは夏の余韻も少し残っていて、この日は天気も良く気温も27度ほどになったので我々は喉の渇きを覚え、冷たい飲み物を頼むことにしました。
頼んだのは両方とも大葉を使ったものです。赤と黄色が鮮やかです。黄色は大葉そのものを使った「大葉じゅーす(300円)」。
赤は紫蘇を使った「しそじゅーす(300円)」です。両方とも少し甘めになっていますが、すっきりした飲み口でした。
あと、同じ紫蘇を使った「しそゼリー」も頼みました。これが100円といううれしい値段です。
ちなみに、飲み物を頼むと、かわいい雪だるまのクッキーが付いてきます。
こちらは、妻が頼んだ白峰特産の「かましいりこ(250円)」。
「かまし」というのは、ちょうど店の前のグリーンシートで日干ししていたのですが、長期保存が可能で栄養価も高く、いまはここ白峰だけで食べられる珍しい雑穀です。雪国ならではのおやつでたべる穀物らしいですね。
お湯を少しずつ掛けながら砂糖を混ぜて練っていくと、写真のような感じになって食べることができます。
私も少しだけ食べましたが、何となく昔懐かしい味がしました。
あと、こちらのお店では、ぼたもちちやおろしうどんが美味しいそうですが、我々は蕎麦を食べてきたばかりだったので遠慮しました。また次回ということで。
たまには、何も考えずに、こんなホッとするカフェでぼーっとするのもいいかもしれません。
雪だるまカフェ
石川県白山市白峰イ75
白峰雪だるまの里内
TEL 076-259-2071
10:00~16:00
火曜日
冬期間(12月~3月)休み
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