新店舗になり広くてゆったり食べられる上品な和食のお店になりました。白山市「旬味にしで」
グルメブログをやっていると、どうしても同じお店ばかり紹介するわけにはいかないと思い、違ったお店のことを書くことになってしまいます。
そのため、一度書いたお店が次に書くことになるまで、7~9年ぶりというようなお店ばかりですね。
今回も、そのような一軒で、9年ぶりの紹介になります。
飲食業界も新陳代謝が激しい業界なので、9年間も続いているお店というのは、ある意味いいお店だと言えなくもないと思います。
今日紹介する白山市の「旬味にしで」は、前に紹介した時は旧店舗でしたが、新築移転してとても立派なお店になっていました。
店内もゆったりとした作りになっていましたし、前は確かご夫婦で切り盛りされていましたが、新しくなって、ホテルのレストランで働いているようなウェイター(?)の方もいらっしゃいました。
予約時にテーブル席でお願いしたら、半個室の立派なテーブル席に案内されました。
お店のランチメニューは左の黒板メニューで、お造り定食は売切れ、もしくはお盆の休み時だったために仕入れが出来なかったのでしょう?×印が付いていました。
その中から私が頼んだのは「翡翠麺定食(1,200円)」です。夏季限定メニューです。
翡翠麺とは、製麺の際にほうれん草の絞り汁を練りこんで作られる緑色の麺のことで、宝石の翡翠のようにきれいな緑色をしていることから付けられた名前です。
翡翠麺については、昔、小松にあった中華のお店「ミッキ(mikki)」や、福岡に住んでいた時に行った博多駅前三丁目の「一歩亭」で紹介したことがあります。ちなみに「一歩亭」の翡翠麺はほうれん草ではなく、ニラを刷り込んである変わった翡翠麺でした。
私も久しぶりに食べましたが、本当に目にも鮮やかな緑色していますね!?
こちらの翡翠麺は、着色料を使わずほうれん草を練り込んでいます。きれいな緑色していますね。麺をお酢を入れたサッパリとした汁でいただきます。
翡翠麺のほかには、マグロの山かけ、マカロニサラダ、お漬物が付いていました。ご飯にはちりめん山椒がかけられています。みそ汁は魚のアラからダシを取っています。
妻は焼き魚定食(1,800円)を頼みました。焼き魚は2種類からチョイス出来ます。これは銀だらの幽庵焼きです。
こちらの定食には餡のかかった茶碗蒸しが付いてきますが、ご飯は白ご飯でした。
幽庵焼きはいい塩梅で味もよく、料理の質も上がったように感じました。
9年前に行ったときは「おまかせランチ」というのがあって、焼き魚などたくさん付いていて1,000円とお得感があったランチでしたが、さすがに時が経って、店舗も立派になり働いている人も増えたからでしょうか?焼き魚定食の1,800円は少し高い気がしました。
でも、先ほども書きましたが料理のクオリティも、それに応じて上がっていますので、満足感はとてもありましたよ。
旬味にしで
石川県白山市末広1-154-1
TEL 076-274-5425
11:30~13:30(L.O.)
17:00~21:30(L.O.)
水曜休
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