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2015/06/30

浅蔵五十吉アトリエ併設ギャラリー&カフェ「五十吉(いそきち)」で九谷焼に囲まれコーヒータイム

「浅蔵五十吉」といえば先代が九谷焼作家として初めて文化勲章を受章されています。

いまは三代目が小松の八幡九谷ヶ丘にアトリエを構えています。

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17_2今回、そのアトリエにギャラリー&カフェが併設されているということで出かけてきました。

前に「小松市立 登窯展示館」を紹介した時にアトリエの前まで来たのですが、カフェがあるのは気が付きませんでした。

この八幡地区は、江戸時代末から続く九谷焼の素地生産地として栄えたところで、小松は一時は九谷焼の生地の九谷磁器土のほとんどを供給していたこともあるのですが、近年は枯渇問題で悩んでいるようです。

Photoアトリエは浅蔵五十吉深香陶窯という名前で、三代目の浅蔵五十吉氏と長女の一華さんと夫の宏昭さんが作陶活動を行っています。

ちょうど土曜日の午前中に伺ったのですが、ちょうど三代目の浅蔵五十吉氏が出てこられて少しお話することができました。

そして展示室を開けていただき見学、写真撮影も了解いただきラッキーでした。

5_2二代目の大皿をはじめ、三代目の作品も多く展示されているのですが、これらを無料で見られるのでお得ですよ。

展示室は、寺井泉台の「浅蔵五十吉美術館」と同じ設計は池原義郎氏です。外観や館内も似ています。

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いま旬の北陸新幹線の大皿もありました。背景には「五十吉カラー」と呼ばれる深い黄の色釉を用いています。

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さて、カフェではコーヒーをはじめ紅茶やジュースを楽しむことができます。ギャラリーで展示と販売もしています。

橋立のガラス作家の秋友さんの作品もありました。

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メニューも九谷焼です。

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我々は、「五十吉珈琲(600円)」を頼みました。加賀市のほうでオリジナルに焙煎してもらっているようです。熱めのお湯でドリップするのだそうです。

比較的くせのない落ち着いた味のコーヒーでした。

コーヒーにはチョコレート系のお菓子が付いてきました。

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お砂糖の包み紙にも五十吉の文字が!

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もちろん、コーヒーカップも浅蔵一華さんの作品です。かわいいですね。

ちなみにアトリエでは九谷焼の成形と上絵付けの体験も可能なようです。

ギャラリー&カフェ 五十吉(いそきち)
小松市八幡九谷ヶ丘己50-1
TEL 0761-47-0051
10:00~17:00
月・火曜休
※祝日の場合は営業

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