小松にも牡蠣料理専門店がオープン!「海の恵みかき処 牡舞蠣小松座」オイスターマイスターがいるお店
小松の駅前も、色々なお店が出来ては消えています。
アルコールを出すところは、居酒屋やバーも含めて、昔に比べてだいぶ少なくなってきています。
昔に書いたことがありますが、小松は新しいお店がなかなか育たない土地でもあるのかもしれません。
さて、こんな街ですが、昨年末に個人的にも興味がわくお店が小松駅前にオープンしました。
私も妻も大好きな牡蠣を食べさせてくれるお店で「海の恵みかき処 牡舞蠣小松座」という名前です。牡舞蠣はカブキと読みます。小松ということで勧進帳=歌舞伎との語呂合わせでしょうが、看板とネーミングは小松らしいといえばらしいのですが、少し田舎ぽっかったりします。まぁ、これも愛嬌ですかね?
生牡蠣を含めて、色々な牡蠣料理を食べさせてくれるところは、牡蠣の産地である穴水や都会の金沢ではそれなりに需要があり、ビジネスも成り立つかもしれませんが、小松のような地方都市では難しいだろうと思っていました。
そんな中、果敢に新規オープンした勇気に拍手です。出来るだけ応援していきたいと思います。
これまではなかなかチャンスがなくて行けなかったのですが、今回、やっと行くことができましたので書きたいと思います。
私が行ったのは、5月のとある土曜日。当日18時過ぎに席が空いているかどうか確認したところ空いているというので、妻と二人で出かけてきました。
中に入ると、店内には先客が一組だけでした。土曜日の19時半ごろにこれだけ?と最初びっくりしました。「やっぱり小松では難しいのかな?」と思ったのです。
特に、この5月から8月の4カ月間は、月の英語表記でRが付かない月は牡蠣を食べるな!?ということが昔から言われてきました。
この時期は牡蠣が生殖の準備をするため身が細り美味しくなくなるからだそうです。あと気温も上がり特に生牡蠣は気を付けたほうがいいという警告の意味もあったのだと思います。もっとも、いまは養殖技術も上がり、さらには世界中から輸送する技術も出来てきましたので安心して食べることができます。
さらに、石川県では能登の岩牡蠣という、夏の時期に美味しい名物牡蠣もあることです。逆に夏にこそ海のミルクと言われる滋養強壮にいい牡蠣を食べようではありませんか!
また、こちらのお店には、北陸初のオイスターマイスターが在籍しています。厳選された牡蠣を安心して食べることができ店もポイントだと思います。
さて、席に座り、まずは泡物を頼み、そして生牡蠣をオーダーします。
この日お店にあった牡蠣は、福岡県糸島の「糸島ミルク(380円)」と岩牡蠣の「糸島サウンド(680円)」、そして能登の牡蠣(480円)の3種類でした。
我々は、この3種類を2ピースずつ、まず頼みました。
レモンを軽く絞って食べます。プルンとした牡蠣の身がジューシーで美味しかったです。能登のも美味しかったですが、大粒の「糸島ミルク」が最高でした。
これは「牡蠣ソースバーニャカウダ(680円)」です。牡蠣のうま味がバーニャカウダソースにしみだしていて、スティック野菜をつけて食べると野菜の甘みと相まって美味しかったです。野菜を食べ終わってもソースが残っていたので、思わずバゲットを追加で頼みソースに付けて食べました。
「えびときのこのアヒージョ(780円)」は熱々のアヒージョで、これまたバゲットにつけて食べます。
こちらは「牡蠣ガーリックバター焼き(1個280円)」です。ガーリックと牡蠣の相性も抜群ですね。
アルコールは、泡物の後、定番でシャブリを飲み、最後はハイボールで締めました。
以上でお勘定は13,000円強でした。大好きな牡蠣を満喫できるのでうれしいお店が出来たものだと思いましたね。
皆さんも是非行ってみてください。おすすめです。
海の恵みかき処 牡舞蠣小松座
石川県小松市土居原町198-1
TEL 0761-48-4296
平日・日17:00~25:00(L.O.24:30)、
金土・祝前日17:00~26:00(L.O.25:30)
不定休
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