金沢新保本「麺屋 夕介」は真打の流れを組む家系ラーメンで豚骨醤油ベース太ストレート麺が基本
石川県では8番らーめんが有名過ぎることもあって、ご当地ラーメンがなかなか育たないエリアです。
ただ、そんな石川にも全国各地の有名ラーメンの味を打ち出すお店が色々あります。
今日紹介します金沢新保本町の「麺屋 夕介」は、いわゆる家系のラーメンを食べさせてくれるお店です。
家系とは横浜発祥の濃厚な豚骨醤油ベースで太ストレート麺を特徴とするラーメンのことで、私のブログでも昔、福岡で食べた「藤家」という博多家系ラーメンの記事で、横浜家系との違いについて書いたことがあります。
石川県でも家系ラーメンを味わうことができるなんて、今回「麺屋 夕介」に行って初めて気が付きました。
帰って調べると、「麺屋 夕介」は大額の「真打」という有名店で働いていた方が独立して作ったお店のようです。「真打」はお店の名前は聞いたことがありましたが、私は行ったことがありませんでした。
この場所は、元々は、昨年亡くなられた佐野実氏の「支那そばや」のお店としてオープンしてから、2軒ほど、違うお店に変わり、私も、一昨年のときに「らーめん 能登ノ國」というお店に行きブログにも書いています。
この時、お店の雰囲気などで、経営的に難しいと思っていたら、そのあとしばらくして閉店してしまいました。^^;
仕事で金沢に行き、ランチを食べようと、正午の10分くらい前にお店に到着しました。中に入ると、カウンター席には客がいましたが、テーブル席はすべて空いていました。
我々は4名だったのでテーブル席に座りましたが、その後12時ごろには全席満席となり順番待ちが出来ていましたので、やはり人気のお店なのでしょう?
お店の雰囲気や接客的にもいい感じで、今回はすぐに閉店にはならないだろうと思いました。(笑い)
基本はとんこつ味で、醤油や博多の白とんこつのどちらか、それに魚介味を加えたものをチョイスすることができます。
麺は太麺が基本で、中細、極細も選ぶことができるようですが、ほとんどは太麺がお勧めとなっていました。何も言わなければ、そのお勧めの麺で出されます。茹で加減も固め、柔らかめ、普通を選べます。
量も半玉の半、1玉の小、1.5玉の中、2玉の大を選べます。料金は半が600円でだんだんと100円プラスになります。
私は、普段は最初に入ったお店では、一番最初に書いてあるメニューを頼むことが多いのですが、今回は「ブラックとんこつ」というネーミングが気になったので、それを頼みました。麺の固さは固めをお願いしました。
その味はなんでしょう?醤油がきいているのは間違いないのですが、マー油でもありません。こがし醤油?だいぶ味が濃いです。塩分も多めですね。ご飯が欲しくなりました。
大型海苔にほうれん草とチャーシューのトッピングで家系の定番具材のそろい踏みです。
太麺だけあってモチッとした食感が楽しめ、濃い味のスープといい勝負をしています。
一緒に行った人が頼んだ一番人気の「らーめん」で、味はとんこつしょうゆ味です。
色々チョイス出来て面白いお店でしたね。家系のラーメンを食べたい方は是非どうぞ!
麺屋 夕介
石川県金沢市新保本1-313
TEL 076-214-6940
11:00~14:30
18:00~23:00
木曜休
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