金沢フォーラス6Fにオープンしたうどんの本町製麺所別邸「加賀旬菜くらぶ」で夏にぴったり酢橘うどん
うどんの本町製麺所といえば、私が大阪で住んでいたマンションの近く中央区北久宝寺町に最初に店を構えたところです。
老舗鰹節屋の山長商店がうどん店を出したということで、当時話題になりました。
その後、大阪での多店舗化を皮切りに、いつの間にか金沢にもお店が出来てびっくりしました。
近江町のお店については過去に紹介したことがありますが、その後、片町にお店を出し、さらには今回、北陸新幹線の金沢延伸で湧く金沢駅のフォーラスにもうどん専門店とは違った形態でお店を出すことになったのです。
いや~、スピード感がありますね。感心します。
「おうどん本町製麺所別邸」という冠が付いていますが、店名は「加賀旬菜くらぶ」といいます。
今回、このあと、アルコールが入るイベント2件ハシゴの予定で、少し腹ごしらえをしておこうと、妻がフォーラスで買い物中に一人で入ることにしました。
基本はうどん、串カツ、鮨など和のグルメのバイキング形式がウリのお店のようです。
一見、あまり脈略のない種類の組み合わせのように感じますが、何か勝算があってのことでしょう?
中は思ったより広いです。日曜日の正午前でしたが、順番待ちもなく入ることができました。そして大きな窓があり明るい店内です。たぶん、窓の下には北陸新幹線も見ることができると思います。
最初に出されるのは、本町製麺所定番のお茶「ルイボスティー」です。
そして、店の前のサンプルで見て、何を食べるかは決めていましたので、中ではメニューを見ないで即注文しました。
注文したのは「酢橘うどん(税抜790円)」です。
酢橘を使ったうどんそばといえば、大阪福島「蕎麦 まき埜」のすだちそばを思い出します。透き通った汁で洗練された味とすっきり感がたまらなかったですね。
鰹節屋さんが作ったうどん屋さんなので、うどん汁はカツオ出汁がきいています。色も、関西の他のうどん屋さんより若干濃いですね。7種類の長期熟成削り節と北海道産昆布で作られているようです。
味的には、酢橘がたっぷり乗せられているので酸味も心地よく、麺もコシがありモチモチとしていて、汁との相性も良かったです。北海道産の小麦を使用しているようですが、店内で手打ちされていて小麦の風味を十分感じることができました。
石川のうどんは、柔らかなうどんが多いのですが、最近は讃岐系のお店も増えてきました。選択肢が増えることはいいことだと思います。
本町製麺所の新展開のお店「加賀旬菜くらぶ」。これからも注目していきたいと思います。
本町製麺所別邸「加賀旬菜くらぶ」
石川県金沢市堀川新町3-1
金沢フォーラス6F
TEL 076-293-3727
11:00~23:00
バイキング営業17:00~23:00(L.O.21:30)
無休
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コメント
macaronさん
こんばんは。
酢橘は、この後、お箸で絞って汁を半分ぐらい飲みました。
最初から酢橘があんまり強すぎるといやなので。
投稿: あさぴー | 2015/06/09 21:18
お久しぶりです~
初夏が近づくと私も食べたくなります。
私の場合、すだち蕎麦。すだち残されたようですが、すだち皮ごと、種ごとお蕎麦と頂くのがお勧めです。
口の中いっぱいに香りと爽やかな酸味が広がって、種はかりっとナッツのようで、お蕎麦と合います。
こちらのお店、辛味大根と茗荷も入っています。
投稿: macaron | 2015/06/08 23:56