東京では、やはりうどんより蕎麦?「九段一茶庵 本店」は蕎麦名人直伝の技を受け継ぐお店
蕎麦は体を温めるという、麺類の中では唯一と言っていいほどの食べ物なのだそうです。
北のほうで採れる作物や、色が濃い食べ物は基本的に体を温め、逆に南で採れる作物や色が薄い(白い)食べ物は体を冷やすということなのです。
考えれば、どちらかといえば寒いところが多い東日本では蕎麦が、暖かいところが多い西日本ではうどんが好まれるというのは納得が出来ます。
でも、本当は寒い時期に食べるのが理にかなっているのですが、何となく、蕎麦は暑い時期に食べることが多いような気もしますね。

さて、東京で蕎麦を食べるのも何となく久しぶりな気がします。今日紹介します「九段一茶庵 本店」は、蕎麦名人といわれる片倉康雄氏の流れを汲むお店なのだそうです。
私は、その片倉康雄氏という方が蕎麦の名人だったということも今回初めて知りましたが、人気のお店という評判を聞きつけランチに行ってきました。
実は手打ちの蕎麦は意外と手間暇かかるため、料金は高めの設定のところが多いと思います。
この「九段一茶庵 本店」は店構えも立派で、内部もゆったりと座って落ち着いて食べることが出来る空間です。

写真ではわかりにくいですが、外に面した一角には石臼挽きのスペースもありました。
品書きには特にランチメニューとしての設定もなく、それなりの値段でした。私がその中から選んだのは「おすすめメニュー」の表記がしてあった何品の中の一つ「三色そば(1,230円)」です。

こちらは、せいろ、田舎、そして季節の変わり蕎麦の3つの味が楽しめる蕎麦で、この日の季節の変わり蕎麦は青のり蕎麦でした。
せいろは普通に食べる蕎麦そのものでしたが、田舎蕎麦は一般のお店よりは太いものでした。一般に「挽きぐるみ」と呼ばれている蕎麦ですが、こちらのお店の太い蕎麦を見て思い出したのが、石川県内にあります「とうへんぼくな仲間」という蕎麦のお店の田舎蕎麦です。
割り箸よりも太い蕎麦を食べさせてくれるところもありました。ここ「九段一茶庵 本店」のはそこよりは少し細いのですが、とても「のど越し」で食べるというわけにはいかなくて、よくしっかり噛んで食べました。
青のり蕎麦のほうは、青のりの香りと味がしっかり出ていて、これは美味しかったですよ。

ちなみに、私は一緒に行った人が「おろしそば」を頼んでいたので、大根おろしを少し分けてもらい田舎蕎麦のほうを食べてみましたが、辛味大根との相性がよかったです。
違った3つの味を楽しめる「三色そば」は、お店の中でも手ごろな値段なので人気のようです。一番おすすめかもしれません。
九段一茶庵 本店
東京都千代田区神田神保町3-6-6
九段アビタシオン1F
TEL 03-3239-0889
月~金11:30~21:00(L.O.20:30)
土11:30~19:00(L.O.18:30)
日祝休
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