昔懐かしい昭和の味ナポリタンを楽しめる新橋駅前ビル「カフェテラス ポンヌフ(Pont Neuf)」
昭和の時代は、家で母が作るスパゲッティといえば、ケチャップで絡める「ナポリタン(イタリアン)」ばかりでしたね。
いまでこそパスタのレシピも、ネットで調べたり料理本なども多く出回っていますので、家でも色々な味のパスタを楽しむことが出来ますが、昭和50年代あたりまでは喫茶店などでも「ナポリタン(イタリアン)」か「ミートソース」がほとんどでした。
正直、現在、私としてケチャップベースのパスタを食べたいかといえばそうではありません。また、トマト味の料理を作る場合でも、我が家でも味付けとしてケチャップを使用することはほとんどなくなりました。
この日、新橋界隈で打合せを終え、お昼を食べる時間が午後2時少し前になったので、懐かしの新橋駅前ビルの飲食店街をぶらぶら探して、こちらのお店を見つけて入ることにしました。
店名の「ポンヌフ(Pont Neuf)」とは、フランスの首都パリのセーヌ川に架かる橋のことです。正直、店名とお店の雰囲気は合っていません。(笑い)
でも開店当時はモダンだったのでしょうね。もっとも、新橋駅前ビル自体が古く、地下にある飲食店街にはこのようなお店が多く残っています。
店構えや看板など、昭和の匂いのプンプンする雰囲気のお店です。もちろん、入る前にネットでサッと調べるのですが結構人気のお店で、ナポリタンが有名だということがわかったので入ることにしたのです。
店内もディープな感じで、カウンターやイスにしても年季が入っている感じがします。
私は一人だったのでカウンター席に座り、とりあえずメニューを見渡します。でも、ここは人気のナポリタンを頼まないわけにはいかないでしょう!
こちらの「ハンバーグスパゲッティ(850円)」を頼みました。
メニューに「ボリュームたっぷり」と書いてありましたが、本当にボリュームたっぷりです。^^; これは食べきれないなぁ?と心配でしたが、やはり無理でした。残してしまいました。申し訳ございません。歳は取りたくないものです。
麺は、アルデンテなどという言葉はどこ吹く風!?まぁ、昔のスパゲッティはどこもこんな感じだったかな?と妙に自分自身で納得しながら食べました。
具材は玉ねぎ、ハム、マッシュルームのシンプルな構成で、大量のケチャップが使われていました。味はケチャップ味そのもので、この量だとやはり途中で飽きてきます。そのためタバスコや粉チーズを適時振りかけて味を変えるのですが、やはり食べきれませんでした。
もっとも若い人にとっては苦にはならないでしょう。隣の同じころにオーダーした30代ぐらいのサラリーマンの方はあっという間に平らげていましたから。
それを見て、自分も昔はそうだったのかな?と思い出にふけり、妙に納得して自分を慰めていました。^^;
おっと!ハンバーグは美味しかったですよ!肉汁がジュッと出てくるわけではありませんが、玉ねぎのシャキッとした食感も残っていて食べ応えのあるハンバーグでした。こちらのハンバーグはケチャップに合っていました。
こういうお店がいまなお残っている東京は素晴らしいですね!?
カフェテラス ポンヌフ(Pont Neuf)
東京都港区新橋2-20-15
新橋駅前ビル1号館1F
TEL 03-3572-5346
月~金
11:15~15:30
17:30~20:00
土日祝休
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