めちゃ久しぶりに金沢市大野町「宝生寿し」でランチのおまかせコースを愉しみました
金沢市大野町「宝生寿し」はむかし一度紹介したことがありましたが、いまから9年半も前のことでした。^^;
本当に久しぶりに再訪してきましたので書きたいと思います。
この日は妻が仕事で東京に行っていたので、私一人で金沢の港町をぶらりしてきました。
真冬の寒さだったのですが、幸い雪ではなく雨の3連休の土曜日。予約もしていなかったのですが幸いすぐに入ることが出来ました。
「宝生寿し」は非常に大きなお店で最大100名も入ることが出来るのです。
中も大きい吹き抜けがあったりして、金沢の「こまちなみ保存建造物」として金沢店づくり大賞を受賞していますし、その年のグッドデザイン賞なども受賞しているのです。
カウンター席はこんな感じです。
前の紹介は確か平日のランチでしたが、今回は土曜日ということで平日よりは少しお高くつくコースしかありませんでした。
マスターコース(4,000円税抜)は、おまかせにぎり9貫と付き出し・料理3品・汁物・デザートが付いてきます。
おまかせコース(3,000円税抜)は、おまかせにぎり(1,5人前)12貫と付き出しもしくはデザート・汁物が付いてきます。
私はおまかせコースを頼みました。デザートはいらなかったので付き出しにしました。この日の付き出しは「バイ貝煮付」。小ぶりなバイ貝でした。ビールが欲しくなりましたが車なので我慢。^^;
この後は握りに移ります。前の時は全貫一度に出されましたが、今回は数貫ずつ出されました。今回握っていただくのは若手の方の担当のようです。
まずは左からヒラメ、マグロ、イカ、甘エビです。昔のことなので記憶があやふやですが、少し小さくなったような気がします。
「宝生寿し」では、ネタに一仕事した、いわゆる江戸前、もしくは創作系の握りではなく醤油を付けて食べる握りです。個人的には前にも書きましたが一仕事した握りが好きです。
お次は上がバイ貝、下がアジです。バイ貝は小ぶりですが、コリッとした食感と噛むと甘みが感じられるのがいいですよね。
こちらは上がクジラです。下のほうは鯛ですね。クジラはいまでは寿司ネタとしては今は珍しいかもしれません。まぁ、寿司ネタとしての味はそれほど美味しいとは思いませんでした。
こちらは上がガスエビと生サバ。北陸では生サバを出す寿司店は珍しいです。
また、ガスエビはこの頃注目されてきていますが、石川ではクロザコエビ・トゲザコエビなどがガスエビと言われています。いずれにせよ、いわゆる「足がはやい」。つまりは鮮度が落ちるのが早いので、なかなか他の地域では食べることが少ないエビです。
最後は上がブリトロ、下がクエです。クエは福岡ではアラ。高級食材ですね。でも寿司ネタとしては少し淡白かな?これはフグも同じかもしれませんが。
ブリトロも脂がのっていました。
以上、12貫で全部です。1.5人前ということですが、握り自体が小さめなので男性にとってはちょうどいいくらいでした。
金沢港にも近いので、イメージ的には新鮮なネタというウリもあるので、税抜で3,000円はランチとしては少し高めだと思いますが、ネタ的には高級ネタも多く、県外からの観光客にはいいかもしれません。
そうそう!昼前から地元のお客さんでしょうか?お酒を飲みながら寿司をつまんでいる人がかなりいました。うらやましいです。^^;
宝生寿し
石川県金沢市大野町4-72
TEL 050-5890-0308(予約専用)
076-267-0323(問合せ専用)
11:00~22:00
水曜休(祝日の場合翌日休)
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