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2015/01/02

祝!いよいよ3月に北陸新幹線金沢延伸。シリーズ「石川・金沢という街」Vol.2「金沢を作った歴史編」

シリーズの2回目は「金沢を作った歴史編」という内容で書いてみたいと思います。

金沢には古い街並みが今でも多く残っています。その街並みの風情がどことなく京都にも似ているかもしれません。

よく使われるワードでいえば「小京都」でしょうが、しかし京都と金沢は似ているところもありますが、京都は公家の文化。金沢は武家の文化ということで違う点も多々あります。どちらかといえば、江戸文化を色濃く残しているとも言えます。

そして、その基礎を作ったのが、加賀藩の祖、前田利家です。その利家を祭っているのが尾山神社ですが、ここは明治(1873年明治6年)になって建てられた神社です。

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こちらの神門は津田吉之助によって建てられたもので、オランダ人ホルトマンの設計によるものです。重要文化財に指定されています。ステンドグラスが特徴のユニークな門で、日本で最初の避雷針を建立時に備えています。

加賀藩は幕末まで15代に渡って統治は続いていますが、現代まで続く文化芸術を振興し加賀百万石を作り上げたのは、5代藩主綱紀だといわれています。

その綱紀が基礎を作ったのが、日本三名園の一つ「兼六園」です。

11代藩主治脩(はるなが)の時代になり整備され、13代藩主斉泰の時代に今の兼六園の形になりました。

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金沢の紹介には必ずといっていいほど出てくる、琴の足のような形状をした琴柱灯篭(ことじとうろう)。元々は足の長さは同じだったようですが、折れてしまい、いまのような形状になったのです。

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春は桜、秋には紅葉、冬は雪吊りの景色など四季折々の風情を楽しむことが出来ます。

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金沢の街を歩いていると、市内に用水が縦横無尽に流れていることに気づきます。金沢城内の飲料水確保、火事の時の対応や、いざという時に堀の役目も兼ねていたといいます。

3代藩主前田利常のころに作られた辰巳用水や、その昔からある鞍月用水などは、近年街づくりの一環として整備されきれいになりました。用水を流れる水の音や、水面に反射する光のきらめきなど、街歩きを楽しくさせてくれる要素となっています。

これら用水が流れている周辺に長町武家屋敷跡があります。冒頭書きましたが、武家文化の金沢の象徴でもあります。

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曲がりくねった小路の両側に、昔ながらの土塀。その中には景観を損なわないような日本建築の家屋が見えます。今の季節、雪の被害から土塀を守るために行われる「こも」掛けも美観的によい風情を醸し出してくれますね。

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また、この周辺は加賀藩時代の家臣の家があったエリアで、長町武家屋敷跡は中級武士の家々が集まっていました。その中でも野村家という家臣の家が公開されており、ミシュランガイドブックで星が2つも付けられている名園を見ることが出来ます。

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2階では素晴らしい庭を見ながら抹茶を楽しむこともできます。

ちなみに加賀藩の家臣およびその子孫の方々が住んでいた家は、このあたりだけではなく、市内各所でも多くあります。

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こちらは辻家庭園で、加賀藩家老だった横山男爵によって別荘兼迎賓館の庭園として明治時代の末から大正時代の初期に造られた庭園です。いまのお金に換算して40億といわれる大金を投じて作られた庭だそうですよ。一見の価値はあります。

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寺島蔵人邸も庭園が見どころで、池は水のない枯池の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の庭園で、春はドウダンツツジの開花、秋には紅葉が見事なようです。

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のブログでも紹介しています

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あと長町界隈では、一部ですが加賀八家といわれる人持組頭の家もあったようで、土佐ノ守資料館などがあり観光客も多く訪れる場所となっていますし、足軽が住んでいた家も公開されています。

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また、老舗記念館という金沢ならではの老舗が多い街にふさわしい展示施設もあります。。

ここは藩政時代からの薬種商であった「中屋薬舗」の建物を昭和62年、金沢市が中屋家から寄付を受け、文化財的に価値のある外観を保存し、藩政時代の商家の面影を残す「店の間」などを復元するとともに、伝統的町民文化の展示施設として平成元年4月1日に開館したものです。(HPより引用)

一帯にはお土産屋さんや、九谷焼や漆器、友禅などの工芸品などを売っているお店も多く、それらを見て歩くだけでも楽しいですよ。

さて、次回は「アートの街金沢と工芸石川」です。お楽しみに。

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