神保町「たいよう軒」はベーシックな東京ラーメンと本格チャーハンで人気のお店
ご当地ラーメンというジャンルがあるならば、昔から東京ラーメンというカテゴリーとしては醤油味が基本となっている。
しかしながら、一昔前からのラーメンブームのあと、大市場である東京では全国各地のご当地ラーメンが進出し、本来の東京ラーメンで勝負するお店が目立たなくなった気がする。
私も東京に行く機会が多いが、あまり醤油ベースの昔ながらの東京ラーメンを食べる機会もほとんどなくなった。
ただ、昔、私が子供のころに食べていたラーメンといえば、やはり鶏がらベースの醤油味が基本だったので、東京ラーメンのような味のラーメンがときどき無性に食べたくなることがある。
そんなこんなで、秋も深まりだんだんと寒くなってくると熱々のラーメンを食べたくなり、とある日曜日のお昼にランチを食べに行ったのが、今日紹介する「たいよう軒」だ。
人気のラーメン店ということはわかっていたので、少し早飯の時間帯、正午の15分前にお店に到着。すでに一つしか席が空いていなかったが、ラッキーにもすぐに2名が店を出て行った。そこで我々3名は待つことなく店内に入ることができた。
カウンターだけ8席の小さなお店なので、お昼時はすぐに行列ができる。また、平日は18時までの営業ということで、基本、ランチに食べに来ないとありつけないということだ。
お店ではラーメン以外にも中華系のメニューもあったが、我々は食べるものを決めていた。
Webなどでみると、チャーハンが美味しいということだったので、半チャーハンとラーメンのセット(750円)を頼むことにした。
カウンター席の目の前で調理しているのだが、中華鍋を使いテキパキと調理するご主人。ただ、鍋を扱うのが豪快というか、大きな音を立てて調理するのでびっくり。ただ手際がいいので、ラーメンは5分も経たないうちに3名分出された。
小さなお店ではお昼時は顧客の回転率をあげることが命なので、この点は素晴らしい。
ましてや、ラーメンは何と500円!この低料金を維持するためにも、スピードは必要不可欠だ。

ビジュアルはまさに東京ラーメン。スープは若干色が濃い。最初一口飲んでみると鶏がらのうまみと野菜の甘さが舌に感じ、醤油の味もしつこくないレベルで、全体的に調和がとれさっぱりスープに仕上がっている。
具は厚めに切られた豚ロース肉のチャーシュー、メンマ、小さな海苔、珍しく絹さやまで入っている。500円の値段からすると十分な量とクオリティ。特にチャーシューはしっかりとした食感でありながら硬くなく均一に煮込まれた逸品。なかなかのものだった。

麺は少し縮れた細麺。細いのですぐのびると思ったので先に麺を食べたが、スープとの相性も良くノドに吸い込まれていく。茹で具合もちょうどよかった。
さて、麺を食べているうちに、半チャーハンが出来て目の前に出された。

おっと!これが半チャーハン?ボリューム的には一人前でも通る量だ!?
一部のラーメン専門店ではお飾り程度のクオリティのチャーハンを提供するところもあるが、ここのチャーハンはばらけていて味も本格的。少し塩分がきいていたが、問題なく最後までいけるレベル。美味しい。
ただ私も年をとってきて、普通サイズのラーメンとこの量のチャーハンは、さすがに最後まで食べきることができなかった。
750円で、この量と味。人気ができるのも納得のお店だ。お勧めである。
たいよう軒
東京都千代田区神田神保町3-12
山瀬ビル1F
TEL 03-3222-9171
月~金11:00~18:00
土11:00~ランチ終了まで
日祝休
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