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2014/12/24

金沢の旬と東京銀座で出会うキラリトギンザ「dining gallery 銀座の金沢」&銀座の石川「いしかわ百万石物語 江戸本店」

2014年10月、東京銀座に石川県の情報発信施設が2つ新しくオープンした。

一つは、銀座でも注目の商業施設「キラリトギンザ」に2014年10月30日新規オープンした金沢市の文化発信拠点「dining gallery 銀座の金沢」。もう一つは石川県のPR施設で、前からあったところから2014年10月8日に移転リニューアルした「いしかわ百万石物語 江戸本店」である。

全国の自治体のアンテナショップがひしめき合う銀座。石川県の2つの情報発信施設が、どのように評価されるのか気になるところだ。

なお、金沢市の「銀座の金沢」は「金沢へのゲートウェイ」「金沢ゆかりの人が集う東京のベースキャンプ」というコンセプトで、アンテナショップという位置付けではないようだ。

今回出張の際、夜ご飯を食べにこの界隈に出かけたおりに行ってみたので紹介したい。

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まずは「銀座の金沢」だが、場所は銀座の新ランドマークとして注目されているキラリトギンザの6階にオープンしている。

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キラリトギンザはブライダルをテーマにした商業施設とあって、どちらかといえば結婚を控えたカップルが多く訪れそうな施設で、ネーミングのとおりスタイリッシュできらびやかな外装とインテリアのビルだ。

ここに、3月の北陸新幹線開業に向けて、金沢の食文化や伝統工芸を紹介して観光客を呼び込み、さらには先ほども書いた「金沢へのゲートウェイ」「金沢ゆかりの人が集う東京のベースキャンプ」というコンセプトを持つ金沢市の文化発信拠点としてオープンしたものである。

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銀座という土地柄やブライダル商業施設に入っていることに合わせたのか、どちらかといえば「和」のイメージが強い金沢だが、シック&モダンな内容にまとめられている。

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ギャラリーでは金沢の「伝統工芸」や「美術工芸」など幅広い工芸品などが展示販売されている。

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また、金沢の食文化に触れてもらおうと奥のほうはダイニングコーナーとなっている。

ここでは金沢の日本料理「銭屋」主人、高木慎一朗氏の監修による旬の食材を取り寄せて作られる加賀料理の数々を堪能することが出来るのだ。

この日、会社の人2人と連れだって、ダイニングで石川の酒を飲みながら少し料理を頼んで味わってみた。

平日の超一級の寒波が日本列島をすっぽりと覆った日だったこともあるのか、客は6割ぐらいの入り?カウンター席は一人も客がいなかった。銀座、それもブライダルに関する商業ビル、さらには客単価が高くなるメニュー構成からすると、カウンター席は使い勝手があまりよくなさそうに思えた。

お客さんは、このビルに用事がある人たちではなくビジネスマンがほとんどだった。そういった意味では先ほども書いた「金沢ゆかりの人が集う東京のベースキャンプ」という役割がいきているのかもしれない。

一応、8,000円のコースがお勧めだと聞いていたし、その下に6,000円のコースもあったのだが、酒もあわせて飲むので税サービス料を加算すると結果的には一人1万円前後ぐらいにはなると予想された。そのため少し値段的には厳しいため今回はアラカルトで頼むことにした。

ダイニングで提供される酒は2014年第7回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝したソムリエ、石田博氏が選定を監修している。そして、その関係かどうかはわからないが、冷酒を提供するグラスがワイングラスだった。まぁ、銀座、それもブライダルをテーマにしたキラリトギンザに入っているということもあるのだろうが、実際金沢でワイングラスで日本酒を提供しているところなどほとんどないと思うので評価が分かれるところだろう?

この日は珍しく最初にビールを頼まずに、すぐに日本酒を頼むことにした。メニューにある日本酒は福光屋さんのが多かった。また、当然のことながらお酒は金沢酒造組合加盟の5社のものに限定されている。

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こちらは、純米吟醸の「加賀鳶(700円)」。フルーティな味わいだが後口がすっきりとして美味しい。あと、大吟醸の藍(900円)なども頼んだし、黒帯の悠々の熱燗(1,000円)を2合も頼んでみた。さすがに熱燗は九谷焼の徳利とお猪口で出された。やっぱりこの感じがいいなぁ?

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さて、料理のほうだが、アラカルトメニューもある程度は揃っている。金沢や石川での季節ごとの旬の素材や料理が楽しめる。ただし価格は石川価格からは少し高めの銀座価格である。

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こちらは「金沢の珍味 三種盛(2,400円)」。左から干口子、河豚糖漬け、塩雲丹。いい値段だ。^^; ただ本当に質のいい素材を使っていることは食べてみるとすぐわかる。

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「前菜三種の竹籠盛(2,400円)」には、色々な種類のものが竹籠の中に盛られて出される。

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左上は鯛のたたき。右は金時草 万寿貝 生姜酢。下には梅貝煮、どじょうの蒲焼、五郎島金時のチップス、香の物が盛られていた。

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お次は「めじまぐろたたき」を頼んだが、この日は残念ながらめじまぐろの入荷がなく、「壬生菜 蟹 加減酢(1,000円)」をお願いした。

味付けは全体的には上品で、さすが銭屋さん監修だけはある。もっとも今回は、メイン料理は食べていないのであまり結論めいたことは書けないが。

若干サービス面での課題もあったが、このあたりはすぐに改善されているだろうと期待している。

何せ、石川県の雄「金沢」の文化発信拠点ゆえに、まわりの期待値も高いだろうし、世間の飽きも早いご時世。しっかりを本物を伝えながら質の良い料理とサービスを磨いていかなければすぐに忘れ去られる危険性もある。是非、並み居る自治体のこのような施設の中でも「キラリト」光るところになっててほしい。そうすれば3月に金沢まで開業する北陸新幹線で多くの人が金沢まで訪れることにつながるだろう。

もちろん、「金沢ゆかりの人が集う東京のベースキャンプ」の位置付けも面白いと思うので是非成功してほしい。

dining gallery 銀座の金沢
東京都中央区銀座1-8-19
キラリトギンザ6階
TEL 03-6228-7733
ギャラリー11:00~21:00
ダイニング11:30~23:00(L.O.22:00)
無休

最後に石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語 江戸本店」にも触れておく。

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東京メトロ銀座一丁目駅4番出口すぐのところにあるので便利だ。

有楽町にあった旧ショップの8倍もの大きさで、TH銀座ビルの地下1階、1階、2階の3フロアを占めている。

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外観は石川県の伝統的な町家をイメージしていて、インテリアには戸室石をアクセントに使った石畳の床、町家をイメージした木格子のデザインなどが取り入れられている。

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店内は地下1階~2階に、石川の伝統工芸品、加賀野菜・生鮮食料品・加工食品、調味料、地酒、銘菓などが売られており、その種類は1900種類以上だという。少し種類が多すぎで何だか道の駅に来たような気もするが、まぁ、県の施設なのでえこ贔屓になってはいけない側面もあるのでやむを得ないかな?

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2階には窓際の輪島塗のカウンター席のところがカフェになっていて、加賀棒茶などをゆっくり楽しめる。

また、地下にはイートインコーナーもあり、加賀・金沢・能登の味覚を比較的手ごろな値段で楽しめるようになっている。

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少し狭い気もしたが、花嫁のれんがかけれている中がそうなっている。私が行ったときは満席で残念ながら入ることが出来なかった。

オープン以来、2か月半で一日千人以上が訪れ土日は大変賑わっているらしい、石川県のPRには欠かせない施設になるだろう?

いしかわ百万石物語 江戸本店
東京都中央区銀座2-2-18 TH銀座ビルB1~2F
TEL 03-6228-7177
2Fカフェ10:00-20:00
B1イートイン
ランチ 11:00~15:00
ディナー17:0021:00(L.O.20:30)
無休(年末年始除)

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