水道橋にあるカレーのお店「ハングリー味川」はハンバーグカレーがウリで金沢カレーに少し似ている
これだけでは何のお店なのかはわからないが、実は昔からやっているカレー専門店だ。
そして、こちらのお店のウリはズバリ!「ハンバーグカレー」である。
なるほど、「ハングリー味川」の店名は、もしかしたらハンバーグカレーを短縮したものかもしれない。そしてお腹が空いたという「ハングリー」を掛けているのかな?
それならなかなか面白いネーミングだ。
さて、水道橋界隈は大学も多く、カレーのお店も多い、いわば激戦区である。その中にあって古くから続いている「ハングリー味川」は、やはりそれなりの理由があるのだろう?
私たちは、この日はお昼前の混まない時間帯を狙って早目にお店に着いた。11時40分ごろだったがすでにお店は満席。やはり人気なのだろう?まぁ、お店も8人で満席になるほどの狭いお店なのでやむを得ないところもあるが。
順番を待つ間に、店内から漏れてくる言葉を聞いていると、ほとんどの人がハンバーグカレーを頼んでいるようで、「ハンバーグ」というワードがやたら聞こえてくる。
ほどなくしてカウンタの席に座ることができて、すぐに「ハンバーグカレー」をオーダーした。
カウンターの中では、ご主人がおもむろにひき肉の塊を取り出して、腰を若干落として両手のひらでパンパンパン!とハンバーグを伸ばしながら平らにしていった。
そして、鉄板の上でさらに薄くのばして押し付け鍋蓋のようなもので覆い隠す。途中、ワインだろうか?ボトルから赤い液体を振りかける様子を眺めながら出来上がるのを待った。
考えれば、カレーの専門店で鉄板で調理をするところを持っているお店はあまりないかもしれない。
ハンバーグ以外にもなすやきのこカレーなどもメニューにあったが、これらも鉄板の上で素早く調理されるのだ。
5分ほどで出されたハンバーグカレーがこちら。
大きな皿に、ご飯を盛り付けハンバーグを上にのせてからカレールーが掛けられる。それも3度ほどかけるという、意外にルーの量が多い。
見た目、金沢カレーのようにも見える。
まずはルーを一口。それほど辛くなく、野菜からくるのだろうか、上品な甘みも感じられるカレーだ。確かに味的にも金沢カレーにも似てなくもない。
ハンバーグは柔らかく、あくまでもカレーの味を邪魔しない存在感。カレーをかけた上にハンバーグが乗せられているとハンバーグそのものの味もわかるのだが、残念ながらカレーの味とが混在していたためわからなかった。
ただ、鉄板で丁寧に調理されているので、たぶん、ハンバーグそのものの味も美味しいのではないかと思われる。
付け合せに少量のキャベツ、人参の千切りが添えられている。量は多いが、それほど飽きが来ず、最後まで苦にならずに食べきることができた。
ハングリー味川
東京都千代田区三崎町2-17-8
皆川ビル1F
TEL 03-3261-5323
10:00~19:00
土日祝休
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