東山の鮨の人気店「みつ川」の3号店は金沢駅「鮨 歴々 百番街店」。気軽に楽しめる鮨ランチ
金沢でも指折りの人気店で、場所柄、遠来の客も多く訪れるおすすめのお店の一つだ。
その光川さんが、今春の近江町市場内の2号店である「鮨 歴々 近江町店」に続き、矢継ぎ早に3号店を、新しくなった金沢駅の「百番街あんと」内に8月にオープンさせた。
ひがし茶屋街の「みつ川」は光川さんご自身の名前を冠したトップブランド店で、カウンターのみの少人数をご主人自ら鮨を握る高級路線のお店。
2・3号店の「鮨 歴々」は、こちらも観光客が多く訪れるところではあるが、「みつ川」よりもネタ的にも少し落として、より入りやすい価格設定にしているお店である。
私などは、この関係をよく知っているのだが、知らない観光客が飛び込みで入るお店として敷居を低くしているし、ブランドも変えて差別化しているところなど、光川さんもなかなかよく考えていると思う。
さて、10月の3連休のど真ん中の日曜日。台風が近づいているさ中、お昼少し前に金沢駅の到着してすぐにお店に向かった。
3連休というかき入れ時に予約なしで待たずに入れるかな?と思ったが、運よく一人ということもあってすぐにカウンター席に座ることができた。ラッキー!ほかの席は埋まっているか、「予約席」の札が置かれていた。
メニューは、昼夜関係なく、鶴(握り7貫,巻物2切,味噌汁1,944円)、亀(握り10貫,巻物3切,味噌汁3,240円)、のどぐろ炙り丼(味噌汁2,700円)、おまかせコース(おつまみ,刺身,握り10貫,のどぐろ手巻,味噌汁5.400円)となっていて、それにランチにはランチ握り(握り7貫/味噌汁1,404円)というお得な設定がある。
最初、一番安いランチ握りということも考えたが、品書きの一番トップに書かれていた「鶴」にすることにした。
「みつ川」ではカウンター内には光川さん一人だが、ここでは多いときには4名が入っていた。内、メインで握るのは2人だったが。
まず出されたのは鯛。「みつ川」と同じく醤油に着けずに食べる鮨である。
こちらは赤いか。イカを三枚におろして大葉をはさみ細く切る。4月に「みつ川」で出されたイカは素直に切り身に包丁を何筋か入れたものだった。確か「みつ川」も昔はこのようだった気がする。
まぁ、イカは切ったところからうまみ甘み・うまみを感じるので、いいイカだった場合は、あえてこのようにせずともおいしいが、「歴々」ではネタのコスト的なハンデをカバーするにはいいかもしれない。
握りは「みつ川」に比べて心もち小ぶりかな?
バイ貝は金沢に来たら食べてほしいネタの一つ。
コハダ。
これからの季節美味しくなるブリ。
マグロ。本マグロだと言っていた。
あれ?この記事を書こうとして写真を見ていたら、握りが6貫しか写していない。何か撮り忘れたかな??お昼だったのでアルコールも飲んでいないのに、ボケたかな?^^;
最後はかんぴょう巻が2個だされて終わり。
もちろん、お味噌汁も付いてくる。
「みつ川」のお昼に比べて半分以下の値段で気軽に楽しめるお店として、これからも多くの観光客が訪れるお店となるだろう。金沢の鮨の文字通りの玄関口となってほしいお店である。
鮨 歴々 百番街店
石川県金沢市木ノ新保町1-1
金沢駅百番街あんと内
TEL 076-254-5539
11:00~21:30(L.O.)
無休(ただし百番街あんとの休業日は休)
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