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2014/11/02

和倉温泉「加賀屋 雪月花」お楽しみの夕食編!地物旬の食材を使った豪華な夕食でした

さて、昨日は施設について紹介したが、今日は「加賀屋 雪月花」での夕食について紹介したい。

ちょっと世知辛い話で恐縮だが、一般的に温泉旅館の総原価に占める夕食の原価率は18~30%程度だといわれている。

「加賀屋 雪月花」で、かつ3名という少人数での宿泊だったので率的には低くなるかもしれないが、しかし、それでも一人8~9千円程度はかかっている計算になる。その金額だと食事だけのお店でも結構なコース料理が食べられる計算になる。

そう考えると、自ずと期待度は高まってくるわけで、満足度の基準も上がってくることになる。

この日は台風が近づいてくるということで早めにチェックインしたため、夕食も少し早目の18時にお願いした。

仲居さんが30分前に準備開始。予定通り18時少し過ぎには乾杯となった。

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食前酒は柚子蜂蜜。一杯目のアルコールは生ビール。

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座卓の上に置かれていたのはこれらの品々。

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先付の旬野菜マリネ、ハタハタ。打木赤皮甘栗かぼちゃなども入っていた。適度な酸味でおいしかった。

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35前菜としての干し口子(紙に包まれている)、胡桃胡麻豆腐、柿なます・赤西貝(柿の形の器)、梅貝白煮、車海老艶煮、実り栗、人参カステラ、銀杏とクリーム味噌漬け。

色々な種類を楽しめていい。

干し口子は毎回加賀屋の夕飯にはついてくるのだが、昔食べた時よりずいぶん小さくなった。このことを言ったら仲居さんに大うけでした。

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先吸物は、松茸・げんげ・黒藻のおすまし。

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刺身は十種盛り合わせで、うに、さざえ、カンパチ、鯛、中トロ、のど黒、甘えび、ヒラメ、ヤリイカ、太刀魚。こちらも少しずつ色々な味を楽しめてよかった。

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煮物は合鴨治部煮、銀杏麩、すだれ麩。

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肉が苦手と伝えてあった私には合鴨の代わりにシイタケが入っていた。

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鍋物はいしる沢煮鍋でフカヒレも入っている。煮込む前と、

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煮込んだ後。

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焼き物は和牛朴葉焼き。

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私のほうは、鱧のパイ生地スープだった。

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パイ生地が厚く、崩して中のスープに入れると、すぐにスープを吸ってスープがほとんどなくなってしまった。^_^;

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蒸し物は穴子かぶら蒸し。上品な味付け。

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御飯は石川県産コシヒカリで止椀は能登のもずくの味噌汁。炊き立てのご飯がおいしい。

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デザートはかぼちゃ豆腐、能登大納言、カッサータ。

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あと、我々夫婦が結婚記念日前だったために、こちらの鯛一匹を作りにして出していただいた。記念日にこのようなことをしていただけるのはさすが加賀屋である。

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これらとともに飲んだのは日本酒で、宗玄など頼んだ。

さて、冒頭書いた原価率を考えると、期待値が高かった分だけ満足度はそれほど高くはなく、全般的にサプライズも少なかった。お祝いの出していただいた鯛を入れて何とか釣り合いが取れるといったところかもしれない。しかし、「おもてなし」のし方はさすがのものがある。料理が出てくるタイミングも良かった。

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あと、夜にはこちらのフルーツも出してくれた。

個人的には、雪月花というブランドを考えると、もう少し食材や料理そのものに驚きがあってもよさそうに感じた。ただ、加賀屋としての全体的なクオリティやサービスにはさすがのものがあったと思う。

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