神田にある創業明治38年!年季の入った建屋のディープな居酒屋「みますや」で酒と肴を愉しむ
来年5月には創業110年を迎えるというから恐れ入る。
建物も年季が入っている。昭和初期に建てられたものだというではないか!?このような木造建築が東京に残っていることが奇跡だろう。
さて、私たちは平日に訪問した。もちろん、念には念をということで事前に予約を入れた。
場所は淡路町の交差点を少し南西に入ったところにある。
外観はやはり風格があり、昭和の良き時代を思い出させてくれる。
中は意外に広く、100人弱は入れるほどの大きさだ。
私たちは小上がりの席に通された。客層はほとんどがビジネスマン!男性が9割以上。それもグループでの客だった。
品書きも年季が入っている。丁寧に扱わないと紙が破れてしまいそう。
そして、お通しと生ビール。お通しはタダなのだそうだ!?素晴らしい。
では、3名で食べたものを順番に紹介していきたい。
まずは煮穴子。時間がかかると思って頼んだが、すぐに出てきた。
このような一匹丸ごとの煮穴子(500円)は、石川のほうではなかなか食べることができない。それに味がしみていていい塩梅の脂ののりで、とても美味しい。これはお勧めである。
お店では刺身もウリのようだったが、これは石川でも美味しい魚を食べることができるのでパスして、コハダ酢(500円)を頼んだ。〆具合がちょうどよく、日本酒のアテにも最高。
あと、昔からの江戸前といえば食べないわけにはいかないでしょう?ドジョウの柳川(800円)。ドジョウも大きめのものでごぼうと卵との相性抜群!昔の人は偉い!このような滋味あふれる組み合わせを考えるとは。
これからの季節、ふぐの唐揚げ(800円)もいい。この値段で5個も付いてくる。ジューシーに揚がっていて美味しかった。
にしん棒煮(500円)も最高のつまみ。箸で簡単に切れるほどじっくり煮込まれていても、にしんの形がそのままできれい。日本酒のアテには最高。
あと、こちらのお店の名物の一つに馬刺しがある。私は食べなかったが「さくら刺身の赤身」。おいしかったそうだ、
ぜんまい(450円)も最近値段が高くてあまり食べることができなくなった。
厚焼き玉子。少し甘めの味付けで、大根おろしに醤油をかけて食べる。
最後は酒がさらに飲みたかったので追加で頼んだ「本日のヌタ」はニラとまぐろ。少し甘めの味噌だったが、ニラの臭みを消してくれた美味しく食べられた。
これらのアテで飲んだ日本酒は、冷で獺祭(だっさい)、八海山など。熱燗で灘の酒「白鷹」。
以上、飲み食いして3名で締めて14,100円。一人税込で4,700円。いや~、料理のクオリティが高い!場所や値段を考えると満足度が高いお店だ。
みますや
東京都千代田区神田司町2-15-2
TEL 03-3294-5433
11:30~13:30
17:00~22:30
日祝休
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