小松「租界厨房 上海老街」は異国情緒たっぷりの本格中華が楽しめる。でも食べたのは韓国料理でした
「上海老街」は、だいぶ前に何度かお邪魔したことがある小松にある中華料理店だ。
最後にお邪魔してから8年ほど経過しているが、この時間の経過により脂っこい料理を敬遠する年齢になってきたこともあって、最近は中華のお店の紹介も少なくなってきたかな?^^;
9月のとある日曜日。妻が不在だったので一人でランチを食べに出かけた。お店は年中無休なので使い勝手も良い。
小松で中華料理といえば、いまご当地グルメとして知名度が上がってきた塩焼きそばや、人気の勝ちゃん、清ちゃんを思い浮かべるが、ここ「上海老街」も人気のお店である。
前回のブログの紹介は夜に行った時のもので、「食もエンターテイメント」という内容で書いたが、料理・サービスともエンターテイメント感たっぷりの演出で、単に中華料理のジャンルでくくれないお店だったことを記憶している。
12時少し前にお店に到着。中に入るとお客さんが1階の席はほぼ埋まっていた。
内装は毎度感じるが、私も香港には一度だけ行ったことがあるが、映画などで見た昔の中国の下町というか、ちと怪しい空間を再現している。
ただ、テーブル席を囲んでいるものはバリ島ぽいが……。
さて、テーブル席に座りメニューを見渡す。
こちらのお店では週替わりのランチがお得でおすすめのようだが、行った週は選べるメイン2種類とも肉系だったので他のを探すことにした。
そこで、ランチメニューにあった「スンドゥブランチ(税抜980円)」の海鮮に目が行った。
スンドゥブ(純豆腐)といえば韓国料理で豆腐を使った料理のこと。中華のお店で韓国料理もなんだとは思ったが、日頃食べないものもいいかな?と思いオーダーしてみた。
まず、冷たい中国茶がビアジョッキで出される。
この後、メインのスンドゥブが、石鍋に入れられグツグツ煮込まれた状態で出される。これから寒くなるのでこれは良さそう!?
鍋の中が少し落ち着くのを待って、中身の具材をまずは確認。海鮮なので、エビ、イカ、カニ、あさり、そしてカキまで入っている。
そして、スンドゥブなので、もちろん豆腐!あと、海鮮なのに肉まで入っている。うまみを出すため?でも、いつも思うのだが、海鮮をオーダーする人は肉が苦手な人も多いと思うので肉入れないでほしい?と思う次第である^^;
まぁ、家で調べたら韓国のスンドゥブには基本的には肉が入っているようなので、海鮮だからと勝手に肉が入っていないと思った自分が馬鹿だったということか……。
ということで、本当は添えられているご飯を石鍋の中にぶち込んで食べようと思ったが、肉まで一緒に食べてしまうのでそれも出来ずに、鍋からスンドゥブの中身をスプーンで移しながら食べることになってしまった。
別に添えられていた卵も、生卵だと思ったら温泉卵だった。鍋に一緒に入れて気が付いた。このあたりは説明があるとうれしいかな。韓国海苔1枚とキムチも添えられていた。
味的には、せっかくの海鮮だったが、肉の味のほうが勝っていて特に豆腐に肉の味がしみていて個人的には残念。
エビ、カニが殻つきだったので食べるときに手が汚れたが、最後におしぼりの交換をしてくれた。
「上海老街」は店員の元気もいいし、サービス面も教育が行き届いていて気持ちよく食事ができるお店だ。
味的には今回は私の好みとはいかなかったが、メニューも豊富でエンターテイメント性もあり、かつリーズナブルに楽しめるお店として使い勝手が良いところだと思う。
租界厨房 上海老街
石川県小松市園町ヌ55-1
TEL 0761-23-5633
11:00~16:00
18:00~24:00(L.O.23:45)
土日祝
11:00~16:00
16:00~24:00(L.O.23:45)
無休
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