小松の老舗本格フランス料理のお店「ミュー・レ・ミュー(MIEUX LE MIEUX)」で久しぶりのディナー
小松が誇るフランス料理店「ミュー・レ・ミュー」。
今回はディナーの紹介だが、私も「ミュー・レ・ミュー」にお邪魔するのは久しぶり。昔、ランチネタを書いたことがあるが、その時にディナーの紹介も何れは!と書いておきながら、9年以上かかってしまった。^^;
オープンして35年ほど経っていて、南加賀ではフランス料理のお店では一番だろう?というか南加賀では本格フレンチのお店はここぐらいか……?
地元石川に持ってきてから、本格フレンチを食べに行く機会は少なくなった。今回もGWのポールボキューズ以来である。
今回、母と妻と娘、3名を連れてお邪魔した。一戸建ての建屋は大きく、レストラン内は60名ほど一度に入ることができる大きなお店でレストランウエディングなども行えるほどだ。インテリアは、調度品も含めてヨーロピアンテイスト。落ち着いて食事ができる空間になっている。
当然、中で働いている方も多く、いまや県内のフランス料理のシェフの中ではレジェンドとなっているオーナーシェフの清水さんに師事して多くの若者が働いている。
昔行ったときは、清水シェフは必ず厨房から出てきて、ゲストへの挨拶、料理の説明などしてくれたのだが、この日は姿を見ることができなかった。
その代りと書いてはなんだが、その料理を調理した担当の方だろうか?立ち代り料理を運んできてくれ、説明をしてくれた。このあたりは清水シェフの教えなのかもしれない。ただ、まだ慣れていないのか恥ずかしさからなのか、声が小さく聞き取れないことが多く、今日の料理の詳細はあまり書けない。^^;(実は年のせいで覚えが単に悪くなってきただけかもしれないが)
さて、ディナーは一番リーズナブルなライン河4,420円というコースから、一番高い、フルコース9,720円まで6段階ある。
私たちは、ちょうどこの真ん中ぐらいの予算でお願いした。
お店は本格フレンチのお店だが、やはり地方都市にあるお店として、その地にあった食材と料理法により、どちらといえばご年配の方でも食べやすい味になっていると思う。
また使われている食器なども、九谷焼のオリジナルの食器などもあったりして、地元に根付いたお店として知られている。
出されたのはアミューズ。左はニンジンをマリネのように処理したもの。真ん中はフォアグラのムース。右はバイ貝のパートブリック包み揚げ。バイ貝のパートブリック包み揚げは中華風で面白い。
そして冷製オードブルは、「海の幸のタルタル セルクル仕立て」。イカ、プリンプリンの甘えび、カニ身、とびこなど新鮮な魚介をサラダ風にさっぱりと食べさせてくれる。セルクル仕立てで見た目もきれいだ。
魚のメイン(位置付け的には温製オードブル?)は、「スズキのポワレ、季節の野菜添え」。上品に味付られたソースとジューシーに処理されたスズキが合う。
そして肉のメインは「牛フィレ肉 ネギとレモンの和風ソース」。これは私以外の女性陣の食べたもの。残念ながら写真は妻が少し食べてしまったあと気づいて、急いで写したもの。
母が食べきれないということで私も少し食べたが、柔らかくて赤身のお肉は私でもokだった。
私のほうは肉のメインを魚にかえてもらった。「甘鯛のウロコ焼き、ホタテ・ハマグリ、アスパラを添えて」は、ウロコをカリッと焼いて食べられる甘鯛に、酸味が少しきいたさっぱり系のソースをかけて食べるのだが、甘鯛のうまみとウロコのカリッとした食感がいきている一品だった。
グランデセールはワゴンで運ばれてきた5種類の中から選ぶことができた。
私はこの日の気分で、ティラミスとチーズケーキを頼んだ。もちろん、コーヒーか紅茶も付いてくる。
飲み物は私と妻が、ワイン3杯ずつ飲んで締めて一人8,500円ほど。ほぼ予想通りの値段であった。
この頃は、フランス料理を食べたいと思うことは前に比べて少なくはなったが、たまのハレの日などにはドレスアップして訪れたいお店ではないだろうか。
MIEUX LE MIEUX(ミューレミュー)
石川県小松市丸の内町2丁目225の2
TEL 0761-21-2165
Lunch 11:30~15:00
Dinner 17:30~22:00
不定休
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