浜松「濱松たんと 本店」は浜松餃子をはじめ遠州の名物料理がここに来るだけで楽しめる
浜松は昔でいえば遠江(とおとうみ)、もしくは遠州と呼ばれていた地方で、徳川家康が治めていたところとしても知られている。
浜松にもいろいろな名産品があるが、やはり有名なのはうなぎと餃子だろう?
うなぎについては、先日「川ます」さんについて書いたが、今日は夜に食べた「濱松たんと 本店」という居酒屋で食べた遠州各地の名物料理について書きたい。
まずは、やはり浜松ギョウザだろう。2011,2012年と「餃子消費量日本一の街」となったが、昨年は惜しくも宇都宮に日本一の座を奪還されてしまったが、街中に「餃子」の文字を見かけることができる。
我々は仕事で浜松に行ったが、一泊だけだったので、有効に遠州の名物料理を堪能したいと思い、それらを一度で楽しめるお店を探した。
そこで見つけたのが、今日紹介する「濱松たんと 本店」である。
この日は浜松到着しホテルにチェックインしすぐにお店に入った。
店構えを見る限り大箱の居酒屋だ。内部も、写真はカウンター席だけを写したものだが、他にテーブル席や2階にも席がある。
席に座り、まずは生ビールを一杯。突出しはとろろにうなぎが少し乗せられたもの。はやりうなぎが名産の土地である。
で、食べたものを紹介していきたい。
まずは、サラダで「たんとサラダ(580円)」。アーモンドパウダーと焦がしベーコンが入った自家製ドレッシングで食べる。
そして浜松餃子。浜松餃子の特徴は「キャベツ」と添えられる「もやし」。それに豚肉の割合も多い。キャベツが甘みを出し豚肉により味が濃い餃子だと言える。そのため、もやしで口の中をリセットする必要があったといわれる。
カリッと焼きあげられた餃子はジューシーでおいしい。
このあたりは遠州灘で獲れる新鮮な魚も美味しい。ということで静岡といえばカツオも有名。舞阪漁港で水揚げされたカツオを頼む。分厚く切るのが遠州流なのだそうで、戻りガツオで肉厚のカツオを生姜とにんにくで食べる。これまた美味しい。
あと、こちらも名物「釜揚げしらす(580円)」。おろし醤油で食べる。
そしてやはり、「うなぎ」は欠かせない。
蒸されて余分な脂が落ちこちらはわさび醤油で食べる。少しお高くて2,500円だった。
これは、浜名湖の生の青海苔がたっぷり入った「浜名湖海苔の出し巻き(480円)」である。磯の香りもほんのりとして美味しかった。
「イカわた焼き(480円)」はイカの身をイカワタと醤油で炒めた酒のつまみに最高の一品。
最後に頼んだ「遠州焼(480円)」は、たくあんの角切りが入った遠州流のお好み焼き。薄焼きで折り曲げてウスターソースがかけられている。大阪のイカ焼きのような感じ?
これでおなかも満足満足。なおアルコールは生ビールや静岡の地酒、ハイボールなどを頼んで締めて3人で、一人5千円弱だった。
一軒で遠州名物料理が手ごろな値段で楽しめるうれしいお店で、旅行や出張で浜松に来た人におすすめのお店だった。
濱松たんと 本店
浜松市中区田町330-1
マビーセブン1F
TEL 053-450-6622
月~木・日
17:30~25:00
金・土
17:30~26:00
無休
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