せせらぎ通りにオープンした「御料理 五十嵐」前日までの予約で食べられるお弁当はおすすめ
今日紹介する「御料理 五十嵐」は、ここが建築中のときに見て、何ができるのだろう?と思っていたお店だ。
その後も前を通り、「御料理 五十嵐」という小さな看板が掲げられているのを発見。和食のお店だということが分かった。そして5月末にお店がオープン。
一応、お昼は前日までの予約のみで営業ということだったので、お盆休みに入った休日のランチということで、10日ほど前に、その日は営業しているか確認の電話を入れ出かけてきた。
オーナーは浅田屋「松魚亭」や、私も昨年泊まった奥能登珠洲の「ランプの宿」の料理長などつとめている。
生まれは富山だそうだが、やはり和食のお店は金沢で勝負ということ、それと友人から聞いたことによると、せせらぎ通りの高崎でも働いていたことがあって、ここせせらぎ通りにお店を出すことにしたようだ。
お店は住居兼用で新築されたもの。真新しいお店は当然のことながらきれいだ。店内も広く厨房もオープンで開放感がある。
お昼は、2,500円のお弁当のみ。この日は奥さまが不在のため客は私たち2人と、もう1グループの3名だけであった。
暑い日に、駅から歩いてきてのどが渇いていたので、まずは生ビール。^^;
最初に小鉢が2皿出された。能登産のもずく酢とお餅が入ったもの。
刺身はヒラメとカンパチ。サメ皮ですられたわさびで食べると美味しい。
そして出されたお弁当がこちら。
ふたを開けると、ご覧のように和食のエキスが詰まっていた。
サバのみそ焼き、出し巻き、なす田楽、サツマイモの甘煮、カボチャの天ぷら、小松菜のお浸し、そして、私が肉が苦手だということを前もって伝えていたので、カモ肉をアユの甘露煮に変更してくれた。うれしい。
炊き合わせも、私はハモ。妻はカモと変えてくれた。
ここ「御料理 五十嵐」のうれしいところは、ご飯はグループごとに土鍋で炊き上げる炊き立てご飯!
純白のご飯は土鍋の中で凛と立っていて一目でおいしいことがわかる。ちなみにこの土鍋は長町武家屋敷跡にある「本田屋食器店」のもの。美味しいご飯を炊くことができるそうだ。
ただ、この日もこの後いろいろ食べる予定があったので、残念ながら私は2杯で我慢した。ちょっともったいなかったかな?
漬物も上品だった。
お吸い物は珠洲の紅藻(あかも)が使われていた。ランプの宿で料理長をされていたことで能登の食材も使っているのだろう?
デザートは「いちぢくのワインジュレがけ」。
2,500円だが、和食の献立を一通り楽しめ、器類もいい感じでお得感がある。いいお店だ。
夜は基本はおまかせのコースだが、次回は夜に行ってみたい。
御料理 五十嵐
石川県金沢市香林坊2-11-17
TEL 076-213-5251
11:30~14:00(完全予約制)
17:30~22:00(L.O)
日曜休
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