加賀山代温泉にオープン「kaze(かぜ)」はブルースの聴けるおでん屋でランチは魚介がウリ
山代温泉もなかなか面白い街である。新しいお店が色々出来ている。
温泉街ということもあり、良さそうな行ってみたい飲食店も多くあるのだが、夜だけの営業のところが多くなかなか行くことができない。
そこで、お昼に営業しているところを探して行ってきたので、今日はその一軒を紹介したい。
そのお店の名前は「kaze(かぜ)」。昨年12月にオープンしたばかりのお店だ。
ここの店主は、片山津温泉の「季がさね」、そして山代温泉の「宝生亭」料理長を経て独立した方。
お店のキャッチフレーズ?は「ブルースの聴けるおでん屋」 。何ともミスマッチな匂いのするおみせではないか!?
店構えは「おでん屋」とは思えない。中に入るとさらに驚く。黒を基調とした内装で、クラブやバーのような内装。照明もスポット中心でおでん屋の騒がしいイメージのお店とは似つかわしくない雰囲気だ。
そしてBGMにはブルースが流れている。この雰囲気には合っている気がするが、客層とのミスマッチはないのかな?
私は所要があり平日のお昼にお邪魔した。12時半ごろだったが先客は居なかった。店主にお聞きすると平日のお昼は厳しいと話されていた。
さて、ランチメニューは900円の「冷やしおろしそば」から2,000円の「黒毛和牛ロースステーキ」まで6種類。他、この日は限定でうな重もあった中で私が頼んだのは「海鮮重御膳(1,650円)」。ウリのおでんを組み込んだメニューはなかった。美味しくなるまで煮込むのに時間がかかるからかもしれない。
ランチメニューはこのあたりの相場からすると若干高い気がする。
しばらく待って出されたのがこちら。
「どんぶり」ではなく、「重」というところがミソ?小鉢2皿と豆乳茶碗蒸しも付いている。
メインの海鮮重には鯛・ふくらぎ・赤いか・マグロ・しめ鯖・甘えび・梅貝・鱧・ホタテ・いくらなど多くの種類の魚介が乗せられていた。色々な味が楽しめてうれしい。
小皿のうちの一皿はちりめん山椒だったが、海鮮重は魚介で埋め尽くされていたのでかけるスペースがなかった。^^; 別なもののほうがよかった気もする。
豆乳茶碗蒸しの中には、おこわが入っていた。また、みそ汁にはアオサが入っていた。
個人的には、もう少しウリのおでんをランチにもだしたらいいのにと思うことはあるが、温泉旅館の料理長をしていた経験から、幅広い料理法に精通していると思うので、味のほうは安心できるのではないかと考える。
一度、ブルースを聞きながらおでんを食べてみたい気がするお店だ。
kaze(カゼ)
石川県加賀市山代温泉カ96-2
TEL 0761-76-0151
11:30~14:30(L.O.13:45)
17:30~24:00(L.O.23:00)
木曜休
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