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2014/08/04

金沢本多町「酒屋 彌三郎(ヤサブロウ)」は古民家を改装した趣ある店内で和食を越えた味を愉しめる

北陸新幹線開業を来年春に控えて、最近金沢の街も色々なお店がオープンしている。

特に飲食店関係のお店についても、気になるお店が至るところに出来ていて、私としても行ってみたいと思うところが多い。

また、これまで飲食店が立地をあまりしてこなかったエリアにも新規オープンしていて競争激化しているようだ。

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今日紹介する「酒屋 彌三郎」は本多町にある。北陸放送のそばだが、このあたりも、あまり居酒屋系のお店がなかったところだと思う。

名前の由来はお店のFacebookページに、ご主人自らが「先祖が農作業を終えて帰ってきた集落の人たちに家の軒先でお酒をふるまう商売をしており、そのため屋号が“酒屋”だったということがわかりました」と書いている。

その先祖が2代目で、いまのご主人、荒木さんが5代目である。

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085お店は古民家を改装していて、1階がカウンター8席、テーブル5卓10席。2階が座敷でつめれば20名ほど入ることが出来るようだ。

テーブル席は古民家の良さを活かし、カウンター席は2階分の吹き抜け空間にオープンキッチン。料理が出来上がる様子を間近に見ながら楽しめる空間となっている。

私たちはカウンター席に座り、ご主人とも話をしながら美味しい利とお酒に舌鼓を打った。

ワインアドバイザーの資格を持っている奥さまのチョイスでビオワインも揃えていてるのだが、そのワインに合わせもいいような料理、つまりは和食のジャンルにフレンチやイタリアンのテイストを取り入れたメニューも多く楽しめる。

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まずは私は生ビール、妻はフレッシュなワインで乾杯!

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お通しは、この手のお店では珍しいラタトゥイユ。

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そして定番と今日のお勧めの品書きから頼んだのは、「酒屋 彌三郎」では多くの客が頼むという人気の「彌三郎のポテトサラダ 燻卵添え(650円)」。

パンチェッタを使っていて、粒マスタードのソースに燻卵を乗せ、最後の黒コショウを一振り。なかなか美味しい。ビールにも日本酒にもワインにも合う。

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こちらは「じゃこ葱豆腐(500円)」。カラッと揚げられたじゃこ、ネギ、削り節がハーモニーを奏で豆腐の甘みを引き立ててくれて美味しい。

お造りは盛合せでお願いした。

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メジマグロのわらタタキ、梅貝、アジ、ヒラメの昆布締め、コチ、ヒラマサ。しょうがとワサビで食べる。

メジマグロのわらタタキが美味しかった。

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「穴子の白焼き(1,600円)」は、まずはそのまま食べる。焼き立てなので香ばしく、そのままでも美味しい。そしてワサビを乗せ海苔で巻いて食べるとさらに旨さが増す。でも穴子も白焼きで食べさせてくれるのも珍しい。

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酒のほうは、生ビールとワインのあと、純米吟醸系を中心に3種類ほど頼んだ。酒器は日本酒の種類に応じて趣のあるものばかり。美味さが増す。

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そして、途中で「ムール貝とイカのパエリアは、出来上がるまでに40分ほどかかるので早めに言ってください」という半ば注文しろという強迫観念を駆り立ててくれる殺し文句により、注文どおりの展開となる。

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サフランのつけ汁に浸されていた米に、ムール貝とイカも漬けられていた出汁スープを入れて直火で炊き上げる。

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それが出来上がるまでの間、私は白州のハイボールと「岩がきの沖漬け(600円)」を頼んだ。この沖漬けが超濃厚!味も濃い。これだけで酒がすすむ。

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そして待つこと30分少しでパエリアが完成。土鍋で作るパエリアは珍しいと思うが、さてどんな味か興味津々。

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ご飯茶碗に取り分けて出してくれたのがこちら。日本とスペインのテイストがいい塩梅で混ざり合っている。味は少し濃い目。酒のつまみにもなりそうだ。

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以上、締めて1万3千円強。値段に対しての満足度は高い。さすが人気のお店になるだけはあると思う。

酒屋 彌三郎(ヤサブロウ)
TEL 076-282-9116
石川県金沢市本多町3-10-27
17:30~24:00(L.O.23:00)
日祝休

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