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2014/08/07

白山市「手打蕎麦じょんがら」で割り箸ほど太い十割蕎麦ほか三種の蕎麦を食す

石川県内のグルメブロガーには、私のように広いジャンルを対象として書いているものもいれば、カレーや蕎麦など一点集中でジャンルを絞って書いている方もいる。

今日は、蕎麦の話題なので、北陸で蕎麦に関しては、ここを見れば間違いないと思うブログが「蕎麦食べ歩き北陸」である。

「蕎麦食べ歩き北陸」は、私も昔一緒にお仕事をさせていただいたことがある、株式会社ドモドモコーポレーションの代表取締役、遠田幹雄さんが運営している。文字通り蕎麦好きの「通」さをビンビン感じさせてくれる内容となっていて、私も蕎麦が食べたくなったら参考にさせていただくことも多い。

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さて、今日紹介する白山市加賀笠間の住宅街の中にある「手打蕎麦じょんがら」は、石川県内の「とうへんぼくな仲間」という蕎麦の店の集まりの一員なのだそうだ。

「とうへんぼくな仲間」という蕎麦店の集まりも私は初めて知ったのだが、その仲間のお店に行くのも今回が初めてである。

場所は加賀笠間駅にほど近い場所で、八号線を走っていると看板が出ていたので、それに従って車で走ったら迷うことなく着いたが、初めてだとナビがなければわかりにくいかもしれない。

自宅に併設した感じのお店で、駐車も自宅の前に停める形だ。営業時間は基本は11時から夕方16時までの営業となっている。

お店の中には靴を脱いで入る。スリッパに履き替える形だが、小上がりで食べるにはさらにスリッパもすぐ脱ぐ必要がある。

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お店にあった水槽には超巨大な出目金が泳いでいてびっくり!

品書きは、今年の消費税アップのときに大幅に変わっているようだが、基本は「せいろ」「おろし」「かけ」の3種があった。それに麺の種類も3種類。この組み合わせとなっている。お店の蕎麦は四種類のそばをブレンドしているそうで、挽きぐるみを使った田舎蕎麦である。

普通、蕎麦はいわゆる蕎麦粉8割に小麦粉2割で打つ二八蕎麦、もしくはつなぎを入れない十割蕎麦がよく聞く蕎麦だが、「手打蕎麦じょんがら」では、二八ではなく十一そばという小麦粉十割につなぎの小麦粉を1割加えたものとなっていた。

私が頼んだのは、十割の細打ち、太打ち。十一の細打ちというお店の3種類の蕎麦をすべて味わうことが出来る「3種のそばの盛り合わせ(1,200円)」。

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食べ方は「せいろ」が基本だが、頼んだら「おろし」でもOK!こちらがそうである。

驚いたのは十割の太打ちの蕎麦。私がこれまで食べた蕎麦の中では一番太いかもしれない。うどんではもっと太いのを食べたことがあるが……。

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上の写真の真ん中のがそうであるが、他の細打ちのと比べてもらえば一目瞭然!

もちっとしたコシも半端ではなく、蕎麦の味がまさにダイレクトにくるのだが、これだけ太いと少し塩分というか辛みが欲しくなる。「おろし」にして正解だったかな?

十一の細打ちは舌触り、のど越しともいいし、十割の細打ちはその中間の味わいで、3つの味を楽しめるのでお勧めだろう。

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妻は、せいろの十割の太打ちと、かき揚げ(400円)を頼んでいた。

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私もかき揚を一口食べたが、やはり蕎麦屋の天ぷらは美味しい。

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一緒に行った母は、こちらのなめこおろし蕎麦(1,200円)を十割の太打ちで食べていたが、私の二人の太打ちの太さは明らかに違っていた。私に盛られていたほうが明らかに太かった。

これは種類によって太さを変えているのかな?

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食べ終わるころ、そば湯とデザートが出される。

そば湯は私の好きなとろみたっぷりのそば湯。デザートはそばの寒天であった。

なかなか個性のある蕎麦を食べることが出来るお店で、蕎麦通にもうれしいお店かもしれない。

手打蕎麦じょんがら
石川県白山市下柏野町20
TEL 076-275-6002
11:00~16:00
17:00~予約営業
火曜、第1・3水曜休
(祝日の場合翌日休)

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コメント

遠田さん
おはようございます。
いえいえ、遠田さんのほうこそ凄いです。
私は節操なく書いていますのでね。
ではでは、またどこかでお会いできますことを願っております。お元気で。」

投稿: あさぴー | 2014/08/09 05:56

あさぴーさん、どもども
相変わらず秀逸なおいしいもの紹介をされてますね。さすがです。食いしん坊もここまでくれ芸術レベルだと思います。
ワタクシのこともご紹介してくださいまして感謝です。ありがとうございます。

投稿: 遠田幹雄 | 2014/08/09 00:55

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