能美市寺井「焼き菓子 こびり」で焼き菓子を食べながらのほっこりカフェタイム
今日は能美市寺井に6月にオープンした焼き菓子とカフェのお店「こびり」を紹介したい。
私も小松の北の端の高堂町から寺井町に行く県道を十何年ぶりに通った。小松の市街地に住む人は普段はこのあたりを通らないだろう?
そして、また、このお店の目立たないこと!車で行く場合、場所をよく確認して通らないと通り過ぎてしまう確率大だ。
オーナーの女性は加賀市の出身らしいが、なぜこの場所に……?という気もしないではない。
お店は、能美市のチャレンジショップ1号店の奥にある。たぶん、「焼き菓子 こびり」もチャレンジショップとしての位置付けなのかもしれない。
お店の前には、ご覧の「こびり」と小さく書かれた板?が置かれていて、緑の暖簾がかけられている。
中に入ると、通路が白くペンキで塗られていて、ぬいぐるみ作家のmukashiya 徳井綾さんの作品「蟻の巣」が展示されている。
また、オーナーの両親が作っているらしい野菜も置かれて売られていたりする。
ちなみに店名の「こびり」とは、加賀市のほうでは「小昼」と書き、野良仕事の合間に食べるおやつのことをいうのだそうだ。字もそのような意味合いを持っている。でも、小松の私はあまり聞かない言葉だ。
店内に入ると、手作り感満載の空間で、調べたらワークショップ形式で、壁を白く塗るなど、本当に手づくりで仕上げられた店内なのだそうだ。
家具類などの備品も、どこかから貰ってきたのか?年季の入った品々で、学校で生徒が使っていた机とイスも再利用している。
席に着く前に、焼き菓子と飲み物をオーダーする。
私は「バナナとクルミのマフィン(260円)」で、バナナとクルミという味も食感も違う組み合わせのマフィンだったが、甘さ控えめで美味しかった。
妻は「レモンのホットビスケット(200円)」。レモンが乗せられたビスケットで、温かくして食べる。
ここは粉類・油・豆乳などはずべて国産で、小麦は主には北海道産。米粉は地元能美市のものを使っている。甘味はきび砂糖とはちみつ。塩は珠洲の塩を使っている。安全な素材を使っているようだ。
飲み物にはご覧の「お茶うけクッキー(30円)」が付いてくる。小さいが甘みもしっかりで、まさにお茶請けにもってこいのクッキーだ。
妻はコーヒーで、同じ能美市にあるアグリスコーヒーのスペシャリティ豆を使っていた。
人数がそんなに多く入るスペースではないが、緑一杯の庭を眺めながらほっこりと出来る空間で、美味しい焼き菓子と飲み物を楽しむにはいいお店だと思う。
しかし最近、南加賀では色々新しいカフェが出来てきて、これまで私のブログでも順番に取り上げてきた。なかなか個性的なお店が多く、どこも末永く営業を続けていただきたいと願う。
焼き菓子 こびり
石川県能美市寺井町ウ18
TEL 0761-48-4345
11:00~16:00
木・金曜休
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