大阪中之島「オステリアレーブ(Osteria Leb)」で地中海Sundayランチはシチリアの薫り
大阪にプライベートで行ったときにランチを食べに行ったお店を紹介したい。
妻がこのお店のことをよく知っているのだそうで、その関係もあり、だいぶ前にランチを予約を完了、ちょうど大阪に行った機会に妻と一緒にお邪魔したのだ。
こちらのお店は、この3月までは「クッカーニャ」というシチリア料理のお店があり、今日紹介する「オステリアレーブ(Osteria Leb)」のオーナーシェフがセコンドとして働いていた。「クッカーニャ」が靱公園に新しいお店として移転するにあたり、彼が引継ぎ独立。ほぼ居抜きでオープンさせたのである。
「オステリアレーブ」となってからは、シチリア料理をベースとしながらも、地中海料理全般を食べさせてくれるオステリアとしてすでに人気の店となっている。
場所は、京阪中之島線「中之島」駅から徒歩1分。
中はオープンキッチンで、カウンター席とテラス席もあって明るくいい雰囲気。
オーナーシェフもフレンドリーでホスピタリティ満点。
さて、シチリア料理といえば、前にグランフロント大阪にある「タオルミーナ」というお店を紹介したことがある。シチリア料理として有名なのは海水を使った料理や、魚介のうまみを最大限生かした料理、そして柑橘系!かな?
「タオルミーナ」でも食べた、海水ウニのパスタなどが名物料理である。
土日祝のランチ(Pranzo di vacanza)は2,000円。前菜、パスタ、メイン、ドルチェ、飲み物が付いている。
前菜は野菜中心で、ご覧のパンも添えられている。
前菜の中にあるシチリアの揚げパン「ゼッポレ」はモチモチして美味しい。妻はワインを飲みたいと言っていたが無視。(^^;;
プリモでパスタが出されるかと思ったら、次はメインでした。
メニューに書かれていたセコンド(メイン料理)は、「鶏とオレンジのマルサラソテー」。こちらは妻が食べたもの。オレンジの爽やかなソースがよかったようである。
私は鶏がNGなので、無理を言って魚に変えてもらった。こらは「鯛のアクアディマーレ」という料理で、ようは「丸ごと魚の海水煮」のこと。
イタリア料理で有名でよく聞くことがある「アクアパッツァ」は、水から魚介を煮たもので、「アクアディマーレ」は海水で煮るということらしいが、厳密には「アクアディマーレ」も海水で煮るわけではなく、塩やアンチョビの塩味でスープにしっかりと味付けするということなのだそうだ。
最後のパスタは2種類からチョイスすることが出来る。我々は「ララウンマッシュルームとパルメジャーノのリングイネ」「フルーツトマトとバジルペーストのタリオリーニ」両方とも頼み、二人でシェアすることにした。
「ララウンマッシュルームとパルメジャーノのリングイネ」はマッシュルームをコクが出るまで炒めてパルメジャーノにあわせてあるのだが、このリングイネが秀逸。アルデンテでとても美味しかった。もちろん、ソースも美味しい。
「フルーツトマトとバジルペーストのタリオリーニ」のほうも、山中さんのフルーツトマトの甘みと酸味。それにバジルの香りが、細い柔らかいタリオリーニと絡み合って最高!
食後のジェラートは、マンゴー・パイナップルとヨーグルトとリンゴ。さっぱりとした甘みでよかった。
飲み物はエスプレッソが付いてきた。
どれも美味しくて、2,000円の満足度がとても高く、またディナーに来て見たいと素直に思わせてくれるお店でした。
オステリアレーブ (Osteria Leb)
大阪府大阪市北区中之島4-3-36
玉江橋ビル1F
TEL 06-6443-2014
12:00~14:00(L.O)
18:00~24:00(L.O.23:00)
月曜休
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