関西初マリオットブランド「大阪マリオット都ホテル」施設編&展望台「ハルカス300」&「あべのハルカス美術館」
今年3月に全館オープンしたあべのハルカス。
ご存知、いまの日本で一番背が高い超高層複合ビルである。近鉄百貨店、オフィス棟、そしてその上層階に入っているのが「大阪マリオット都ホテル」である。
外観デザインは、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ代表のシーザー・ペリが監修している。シーザー・ペリは大阪では過去に国立国際美術館、大阪歴史博物館などを設計している。
関西初のマリオットブランドのホテルで、近鉄グループの都ホテルと組んでのダブルブランド展開。日本一の高さを誇る「あべのハルカス」の強みを活かした展開を図っている。
今回、旅行券を頂いたので、ちょっと贅沢をして「大阪マリオット都ホテル」の53~55階のクラブフロアの部屋に宿泊することにした。
ブログでは、今日は「大阪マリオット都ホテル」のクラブフロアの部屋と施設、ならびにあべのハルカス16階にある「あべのハルカス美術館」と最上階の展望台「ハルカス300」について書きたい。
「大阪マリオット都ホテル」は地下鉄御堂筋線天王寺駅の改札口に直結したエレベーターから19階に上がるとメインロビーがある。ちなみに天王寺にはJR、近鉄(大阪阿部野橋駅)、地下鉄御堂筋線と谷町線、そして阪堺電気(天王寺駅前)が乗り入れており、大阪梅田に次ぐ便利なターミナル駅となっている。
地下の御堂筋線改札口からも直結で結ばれているのでとても便利である。ホテルの一階のエントランスはきわめて質素。
19階の受付ロビーは天井が高く、床から天井まで全面がガラスで、とても明るく開放感がある。
我々が宿泊したクラブフロアのゲストは38階のクラブフロアでもチェックインが可能。クラブフロアは料金も高く設定されているが、ホテルの50階以上の最上層に部屋があり、眺めも最高。
ちなみに私たちが宿泊した部屋は54階。55階はスイートルーム主体なので、その真下のフロアである。まさに地上260mの天空のホテル泊となる。
部屋のランクは一番多くあるスーペリア。部屋はそんなに広くはないが、ここも床から天井まで全面ガラスで明るく開放感がある。
内装も落ち着いたトーンでまとめられている。
大阪マリオット都ホテルは宴会や結婚式などの営業はなく、どちらかというと、宿泊ユースに絞った機能性を重視した作りとなっている。
アメニティ類も充実していた。
冷蔵庫にはビリケンサイダーも!これは有料。
部屋からの眺めはこんな感じ。部屋は北向きなので、眺めは難波から梅田の高層ビル群。ただ、梅田までは遠いので、ここからは小さく見えるだけ。
夜はこんな感じ。一番真ん中に光り輝く帯のように見えるのは谷町筋。
私が大阪に住んでいたときも本町のマンションの25階に住んでいたので、眺めと夜景については、距離的な感覚もあるが甲乙付けがたかい。
また、後日改めて書くが、クラブフロアに宿泊したゲストは、専用のクラブラウンジの利用が可能で、そこではカフェから軽食まで、朝6時から夜中12時まで無料で利用することが出来る。
あと、うれしいのは、ホテルに宿泊したゲストは無料で一般客のオープン前の時間帯に最上階の展望台「ハルカス300」に登ることが出来るのだ。一般入場料金は大人1,500円となっている。
少し朝早いが、この日は7時から8時までの時間帯で、2つのグループに分かれて展望階にのぼる。お勧めは7時からの最初のグループ。人数的にも少ないし、だれもいない展望階に入ることが出来る。
16階からエレベーターで60階まで一気に到着。
この日は、梅雨真っ只中だったが雨は降っていない。ただ残念ながら曇り空で、遠くは霞がかかっていた。天気がいいと京都や神戸、淡路島まで眺めることが出来る。
あと、同じあべのハルカス16階に「あべのハルカス美術館」がある。ここではいま、「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション展」という展示会をやっている。
実は、ミラノにあるポルディ・ペッツォーリ美術館には、私たち夫婦も7年半前に行ったことがある。
その当時、どんな美術品を見たかあまり覚えてないのだが、そのときにブログに書いた内容を読み返すと、たまたま通りかかったところにこの美術館があって、飛び込みで入ったようだ。
絵画以外にも装飾品や武具のコレクションも豊富に展示されていた。展示物をみていくと、だんだん記憶が蘇ってきた。
今回、ミラノのポルディ・ペッツォーリ美術館で写した未公開写真も公開する。(ポルディ・ペッツォーリ美術館はフラッシュ撮影しなければ撮影可能だった)
「華麗なる貴族コレクション展」は7月21日まで開催されている。
ミラノでは、ポッライウォーロの「若い貴婦人の肖像」、ボッティチェリの「聖母子」「キリストの死への哀悼」、ラファエロの「行列用の十字架」など見ることが出来た。今回は、ポッライウォーロの「若い貴婦人の肖像」がメイン展示となっていたが、他の展示品も日本初公開品ばかり。
イタリアの歴史的芸術品に間近に触れることが出来る。
あべのハルカスの各施設
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
大阪マリオット都ホテル
チェックイン15:00
チェックアウト12:00
TEL 06-6628-6111
ハルカス300の料金、営業時間などはこちらを。
TEL 06-6621-0300(インフォメーション)
あべのハルカス美術館
火~金10:00~20:00
土日祝10:00~18:00
月曜休館(祝日は営業10時~18時)
年末年始、展示替え期間休
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