片山津「お福さんの店(旧店名集:つどい)」は蕎麦だけではなく素麺もメニュに加わる
前に紹介したことがある片山津の蕎麦店「集(つどい)」が、店名が新たに「お福さんの店」となった。
そこで、とある日に食べに出かけてきたので書きたい。
「集(つどい)」の蕎麦は十割蕎麦で、蕎麦好きの間でもファンが多かったとは思うが、場所的には不利だと思う。素麺をメニューに加えたわけはわからないが、普通に考えれば、蕎麦だけでは難しい側面もあったからではないかと勝手な詮索をした次第である。
行った日は12時20分ごろ。店内には客は居なかった。
一応、品書きは見渡してみたが、素麺はそのメニューには記載されておらず、壁に温泉玉子と梅の素麺メニューが張られていた。
私はその中から、梅ソーメンを頼むことにした。頼んだ理由は梅が自家製だということ。
梅は南紅梅。南紅梅といえば梅の産地日本一の和歌山ブランドの梅である。
さて、「お福さんの店」で使用しているのは、徳島県の半田手のべ素麺。私も初体験である。
出されたものを見ると、素麺といっても麺の太さはひやむぎか稲庭うどんのような太さである。Webで調べたら、半田そうめんは昔、延ばす手間をかけず太めの麺を食べていたようで、そのため、このような太さになっている。
手延べらしいコシがあってのど越しがいい麺である。
自家製梅は酸味もほどよく素麺の汁との相性もいい。ダシも上品に仕上がっているが蕎麦と素麺両方作るのは大変だと思うが……?
最後に、素麺を食べたのだが、そば湯を出してくれた。ありがとうございます。
なかなか蕎麦と素麺、両方提供する専門店は少ないと思うが、はてさて、今後どのようになっていくか楽しみである。
お福さん(旧店名集:つどい)
石川県加賀市新保町ラ-29-1
TEL 0761-74-7835
11:00~15:00
火曜休
| 固定リンク
« 大阪本町「滴(しずく)」で合鴨発祥の地で育つ「河内鴨」と愛媛県八幡浜港から空輸の「天然鯛」を愉しむ | トップページ | 「庫裡庵」は永平寺の近くという蕎麦の本場にて地場産食材ラーメンで勝負! »
「 石川グルメ(そば、麺類その他)」カテゴリの記事
- 白山市旧鳥越「一揆そば 長助」鳥越産のそば粉を使用した田舎そばは極太で弾力たっぷり(2016.07.13)
- 加賀温泉駅前「めん酒房 にしき家」で一番人気のお勧めメニューだという「花かご海鮮丼」を食べました(2016.07.01)
- 白山市鶴来の行列の絶えない人気そば屋「草庵」のこだわりのそばはやはり旨かった!(2016.05.30)
- 山中温泉の百笑の郷にある重伝建古民家を使ったそば店「そば工房権兵衛」でそばと山菜,岩魚を楽しむ(2016.05.03)
- 小松三日市の老舗乾物屋さん「ふる里の味 すみげん」でご主人が木金土のみ手打ちする蕎麦を楽しめます(2016.03.29)
コメント