ミシュラン一つ星の超人気店「銀座 うち山」で鯛茶漬けと「縁高弁当」のランチは予約必須
2008年よりミシュラン一つ星のお店となっている人気店「銀座 うち山」に行ってきた。
実は、昨年も行こうと思って2週間ほど前に予約の電話を入れたのだが、その時点ですでに予約でいっぱいであった。
今年は万難を排して1ヶ月前に予約の電話を入れて、個室をゲット!ランチ時は部屋代はかからないので静かにランチを楽しむ際には早めの予約がいいだろう。
場所は、銀座一丁目と新富町の間ぐらい。看板などの目印になるものが小さく、注意深く見ていないと通り過ぎてしまう。
お店は地下にあり、階段を下りると品のいい空気感が漂っている。細いガラス窓からはカウンター席と板場を覗くことが出来る。
個室は、落ち着いた空間で室礼もいい。料理は茶懐石が基本となる日本料理。
私が頼んだのは、たぶん、ランチに頼む人が一番多いだろうと思われる「鯛茶漬け(1,500円)」。この値段でミシュランで星が付いたお店の料理を楽しめるのはうれしい。
そうそう!予約するときに言われたのは、事前に食べるものを予約入れていくと、スムーズに出されるということで我々はあらかじめ伝えてあった。
「銀座 うち山」の「鯛茶漬け」は、基本は福岡天神の「割烹 よし田」で食べた「鯛茶漬け」と同じように、濃厚な胡麻だれをかけて、最後にお茶をかけて食べるタイプのものである。
このような食べ方は、福岡や大分の杵築あたりで食べられており、私の認識もオリジナルはそのあたりだろうと思う。また、胡麻だれではなく、同じような茶漬けで醤油だれで食べるのは、四国愛媛の宇和島あたりで食べられる「鯛めし」がある。
「焼き胡麻豆腐」は、吉野葛が入った胡麻豆腐を強火で表面をこんがりと焼いてある。外はカリッと!中はとろ~り!まずは一口目、そのまま食べる。胡麻の味がほんのりとして外と中の食感の違いを楽しむ。二口目以降は醤油をかけて食べる。注意は中が相当熱いので火傷の注意することだ。
まずは、切り身にたっぷりと胡麻だれをつけて、それをご飯に乗せて食べる。胡麻だれには、ナッツ系が入っているのだろうか、濃厚でコクに深みがある。
そのあとは、薄めの煎茶(ダシを言っていたが)をかけて食べる。確かにダシだと特徴のある胡麻だれと味的に喧嘩するかもしれない。
あと、添えられているのは、鯛の南蛮漬け、きのことホウレン草のおひたし、香の物。まぁ、主役の鯛茶漬けと焼き胡麻豆腐の強烈な印象に比べると、ほかのは印象が薄くなるのはやむを得ない?
妻のほうは、私が食べた「鯛茶漬け」よりも千円高い「縁高弁当」を頼んだ。(ブログネタとして両方食べたほうがいいと思い、当初から2種類予約していたのだが)
それがこちら。日本料理の基本をおさえた弁当で、この箱の中に和食の世界観が広がっている。焼物、酢の物、煮物、揚げ物、お菓子がバランスよく入れられている。
ご飯の上にはちりめん山椒がかけられている。
造りは別皿で。素材はやはり鯛。
あと、「焼き胡麻豆腐」も最初に別に出された。
吸い物は弁当にのみ付いてくる。
最後に胡麻豆腐のムースが出された。
この日は、夜は先日紹介したフランス料理の「ボンシュマン」もミシュランで星が付いたところだったので、一日で2軒の星付き飲食店をまわったことになる。
銀座 うち山 (ぎんざうちやま)
東京都中央区銀座2-12-3
ライトビルB1F
TEL 03-3541-6720
月~土
11:30~15:00(L.O14:00)
17:00~23:00(L.O21:30)
日祝
11:30~15:00(L.O14:00)
17:00~22:00(L.O20:30)
第一日曜休
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