高輪東武ホテル1F「ダノイ高輪」はトスカーナ地方の家庭料理を楽しめるお店
フランス料理だと、グランメゾンと呼ばれるお店は石川県内でもそこそこあるとは思うが、イタリア料理の場合、本格的なリストランテとして営業しているお店はどうしても限られてくる。
もちろん、リストランテであろうが、トラットリアであろうが、オステリアだろうが、ピッツェリアだろうが、バールだろうが、美味しいイタリア料理を食べさせてくれれば分類などどうでも良いのであるし、地方では、そのあたりはひと括りで捉えられている側面もあると思う。
ちなみに、イタリア料理店では一般的な格では、上からリストランテ>トラットリア>オステリア>ピッツェリアのような順番となっている。リストランテと名乗っているお店ではテーブルクロス、ナプキン、おしぼりなどは布製のものを使用していることが多い。ただ昨今はイタリアでも、このあたりの区分も緩やかになってきたようである。
さて、今日紹介する品川の高輪東武ホテル1Fにある「ダノイ高輪」は、東京から石川に戻るとき、最終の飛行機で帰る前に立ち寄ったお店である。
ここは、名古屋と日本橋にもお店があり、基本はリストランテである。
ホテルに一階にあり、メインダイニングの役割も担っているお店なのだ。
店名の「ダノイ」とはイタリア語で「ようこそ我が家へ」という意味なのだそうだが、イタリアトスカーナ地方の家庭料理をベースに、素材の持ち味をストレートに活かした料理を楽しむことが出来る。
私も初めて行ったお店で、オープン時から20時発の最終便に間に合うまでの小一時間という慌しい飲食だったが、前に妻が働いていたところの同期の友人夫妻と一緒に伺った。
とりあえず時間がないので、最初に、アンティパスト(前菜)として3皿。パスタ2皿を頼み、適時出してもらうことにした。
まずは、「カルパッチョ ベッシュ(2,140円)」で、鮮魚のカルパッチョで。香草オイルで仕上げたもの。
こちらは「カプリチョーザ(1,840円)」。生ハム、トレヴィス、トマトなどが入ったサラダで、パルメジャーノレジャーノがかけられている。生ハムはサラダに下に隠れている。
最後の3皿目「リビエノ(1,650円)」は詰め物をしたひしこ鰮のフリットである。
これらを白ワインと一緒に食べた。イタリアで食べると塩分が多いが、こちらのお店は上品で前菜らしく駆る目のテイストで味付けられていた。
パスタは、2人前を4人でシェアしたので、この量で1人前の半分である。
「スパゲッティーニ ヴェルドゥーラ(1,900円)」は、白いんげん豆と野菜のガーリックアンチョビソースのパスタで、さっぱり系のパスタ。
「タリアテッレ ポモドーロバジリコ(1,800円)」は手打ちのタリアテッレにトマトソースの酸味のあるポモドーロバジリコだった。
あと、好きなフォカッチャも入った焼きたての手作りパンも頼んで、お腹的にはちょうどいい具合だった。
ちょうど、このあたりでタイムアウトの時間となったので、品川駅に向かうことにした。
ホテル内のリストランテなので、雰囲気やサーブもよかった。お勧めである。
ダノイ高輪
東京都港区高輪4-7-6
高輪東武ホテル1F
TEL 03-3440-4424
月~金
12:00~15:00(L.O.14:00)
17:30~22:30(L.O.21:30)
土日祝
12:00~15:30(L.O.14:30)
17:30~22:30(L.O.21:30)
第1月曜休
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