秋葉原で人気の居酒屋「赤津加(あかつか)」は酒呑みにはたまらない魅力満載のお店
昭和29(1954)年創業の老舗居酒屋「赤津加」は、秋葉原という場所にはあまり似つかわしくない黒塀に囲まれたお店である。
何せ、周りはマジ秋葉原!周辺はメイド喫茶などが乱立する場所で、若者が大勢歩いていた。
しかし、久しぶりに秋葉原の街を歩いたが、メイド喫茶の客引きのメイドさんが5m置きに立っていて声をかけてくるのにはびっくりした。
その誘惑?を無視しながら目的の「赤津加」まで無事にたどり着くことが出来た。黒塀!雰囲気ありますねぇ~!
最近まで、この手のお店にはあまり行かなかった私だが、歳を重ねていくほどに「渋い」お店が好きになってきたようである。
ここは吉田類の酒場放浪記でも取り上げられたことがあり、酒飲み呑んべえ達が夜な夜な集うようなディープな酒場なのだ。
今回、東京に出張の折に会社の人と一杯やりに出かけてきたので書きたい。
18:30に予約を入れお店に入ると、我々が座るカウンターの席以外はほぼ埋まっていた。会社帰りや出張で来ていると思われるおっちゃん連中(私達もその一人なのだが)がいるわいるわ!熱気ムンムンで騒がしい空間となっている。
我々はカウンター席の一番端に通されたが、カウンターの中では熱燗担当の女性が対応してくれる。
まずはお通しに生ビールで乾杯。
メニューの種類は意外に豊富で、定番物から旬の素材を使った日替りメニューまで色々あった。では頼んだのものを順番に紹介したい。
これは「冷しトマト(500円)」。
「葉山葵と小松菜おひたし(750円)」はピリッと辛い葉山葵がいい感じ。
旬の「筍とシャコの天ぷら(980円)」。シャコの天ぷらは珍しい?筍のシャキッとした食感との違いが面白い。
「ホタテ、春キャベツ包み含ませ(850円)」は上品な出汁がシュンでいながら、春キャベツのシャキッとした歯ごたえがいい。キャベツの甘みもある。
こちらはお店の人気メニュー「鶏もつ煮込み(820円)」。私は食べなかったが、味噌ベースの味で鶏皮が主で背肝も入っている。鶏もつ以外は、豆腐・こんにゃく・玉ねぎなどが入っていて、もちろん熱々。食べた人は美味しいと言っていた。
「鮪たたき豆腐(680円)」は、最初、どんなものが出てくるか楽しみだったが、まぁ、見た目そのままの内容であった。(^^;;
「川えび唐揚(650円)」はサクッと揚げられていてビールに合う。
これらのアテに飲むのは、やはり日本酒だろう?ここは菊正宗を昔からメインに取り扱っているようで、こんな機会でない限り飲まないであろう?菊正宗の生酒と、こちらの冷酒「香(かおり)」を頼んでみた。本当は熱燗がいいんだろうけど、個人的に熱燗は苦手なので。(^^;;
この雰囲気の酒場では、この手の組み合わせのほうがオツかな?
このような、大人がくつろげる店が秋葉原のにぎやかな電気街の中にあったとは驚きである。
人気のお店なので早い時間帯から満席のことも多いようなので、予約をして出かけたほうがいいだろう?ただし、予約は18:30までの時間帯のみ受け付けているようだ。
再訪したいと思わせてくれるお店だ。
赤津加(あかつか)
東京都千代田区外神田1-10-2
TEL 03-3251-2585
11:30~13:30
17:00~22:30
日祝休土は隔週休
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