東京西神田「麺者 服部」で今トレンドの鶏白湯スープの「とろ葱塩らぁ麺」を食す
昨年からラーメン界は鶏白湯スープがトレンドなのだそうだ。
もっともラーメン界のトレンドは、いわゆるラーメン評論家といわれる方々が作り出しているという側面もあると思う。
ゆえに、毎年、色々な味のトレンドが出てきて、私などはついていけない。ちなみに2014年は牛肉や牛骨を使ったラーメンに人気が出てくるのだそうだ。
さて、今日紹介する西神田の「麺者 服部」は、濃厚な鶏白湯スープをウリにしているラーメン店で、西神田という人気のラーメン店がひしめく激戦区でも長い間人気を保っているのだ。
ちなみに、ここは2010年の「ヤフー勝ち抜きラーメンバトル」で優勝していることでも知られている。
話は変わるが、鶏白湯スープといえば、私も住んでいた福岡・博多のご当地グルメ「水炊き」も鶏白湯スープで、締めに入れるラーメンと煮込まれ濃厚になったスープとの相性もよく、とても美味しいかったことを思い出した。
お店自体はカウンター9席だけの小さなお店。当然お昼時は混みあい順番待ちが発生する。まず店内に入り食券を買う。
私は当然、お店のお勧めメニューである「とろ葱塩らぁ麺(750円)」を頼む。
とろ葱塩らぁ麺は、先ほども書いた「ヤフー勝ち抜きラーメンバトル」で優勝したときの一品で、これを食べないわけにはいかないだろう!?
最初はもう少しサラッとしたスープかと思ったら、とても濃厚で、イメージとしては天下一品のドロッとしたスープを思い出してしまった。
この鶏白湯スープのとろみは、丼一杯あたり3本もの長ネギを、とろっとろに煮込んでいるらしい。もちろん、鶏の旨みを引き出した清湯とホタテやエビなど9種類の魚介を使ったWスープで、味の基本もしっかりしていて美味しい。かえしの隠し味には牡蠣節が使われていて塩角を和らげている。
麺は中太ストレート。鶏白湯スープのとろみとの相性を考えてなのか、少し柔らかめにしてある。個人的には少し固めがうれしいかも?
チャーシューは鶏の胸肉を使用。当然私は食べなかった。そのほか、これまた煮込まれて煮崩れする寸前まで柔らかくなった白ネギ、そして素揚げした明日葉も乗せられている。明日葉の食感はサクッとした食感である。そのかわり、ネギなどの薬味類は一切使われていないこだわりだ。
ランチ時には、この俵ご飯を30円で頼むことが出来る。これを麺を食べ終わったスープに入れ、簡易オジヤのようにして食べるのもスープと絡んでいいかもしれない。
「とろ葱塩らぁ麺」は主人が長年に渡り練りに練った味の工夫を重ねているのだろう?その気持ちがひしひしと伝わってくる一杯であった。
その他のメニューも食材にこだわりのある品が多かった。次回は違うラーメンも食べてみることにしよう!やはり人気店だけのことはある。
麺者 服部
TEL 03-3221-1232
東京都千代田区西神田2-1-8
月~金
11:30~16:00
17:30~22:00
土
11:30~15:00
日曜休
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コメント
米子三中さん
こんにちは。お久しぶりです。
「牛骨ラーメンといえば鳥取」なんですか!?
知りませんでした。
まえに米子に行ったときは、途中の境港でまぐろラーメン食べましたが。
あと「農口」はすでに完売かもしれません。
ではでは、また。
投稿: あさぴー | 2014/04/25 17:55
ごぶさたしてます。
牛骨ラーメンといえば鳥取です。
なんでも横浜から持ち込まれたのが起源とのこと。
今年はラーメンでブレークかも…
ブログにあった日本酒早速取り寄せてみます。
今後とも素敵な食のレポートよろしくお願いします。
投稿: 米子三中 | 2014/04/25 08:32