« 木場潟隣接の超うらやましい場所にある木田さん宅の花見で個性豊かな方々が集合 | トップページ | ラーメン店でカレー!?能美市「らーめん 参客」のカレーは3つの味が楽しめて本格派 »

2014/04/16

金沢武蔵の裏手にひっそりと佇む「かた田」はワインを飲みながら楽しむ小さな鮨

名鉄エムザの裏手にひっそりと「かた田」はある。

072

私も地元石川はもとより、大阪や福岡など色々な鮨店に行ったことがあるが、今日紹介する「かた田」は、その中でももっとも小さな握り鮨を食べさせてくれるところだ。

元々握り鮨は、江戸時代はおにぎりのような大きさだったようである。私の小さかった頃の昭和の時代でも、握りは、同じネタを二貫ずつ出された記憶がある。

しかし近年は、酒のつまみとしての色合いも強くなってきたからか、だんだんと小さくなってきたような気がする。

小さな鮨といえば、鮨屋というジャンルにこだわらなければ、私の食べた中で一番小さな握り鮨は、福岡渡辺通りのサンセルコ地下街の「海の味 有福」のもの。ここのはまさに鮨のミニチュアであった。

084「かた田」の特徴は小さな鮨という以外にもう一つある。

それはワインに合う鮨を食べさせてくれることだ。

まぁ、最近では鮨店でもワインをお店に置いているところは多くなってきたと思う。だが、生の魚を基本とする鮨にはワインとの相性は決してよくないと思われてきたから、まだまだ珍しいのではないだろうか?店内にはワインセラーも置かれている。

私もスパークリングやすっきりとした白などは鮨店で頼むことがあるが、基本はビールか日本酒を頼む。

今回「ワインに合う」鮨とは、普通の鮨とどこが違うのかを知りたくてわくわくして暖簾をくぐった。

073

店内に入ると、カウンター席が7席あるだけの清楚なお店。個人的に思うのだが、主人一人だけで対処できるのは、このぐらいが限度だろう。ちょうどいい空間と間合いである。

110

内装も、白木のカウンターや壁もすっきりとまとめられている。

一人、もしくは二人で切り盛りしているお鮨屋さんに多いが「おまかせ」のみの設定となっている。

まず最初は酒のアテになるようなおつまみが数品出される。

089

078そして、我々が頼んだのは酒はもちろんワインで、ボルドーのシャトー・ヴィニョル。ソーヴィニヨン・ブランである。

ワインはリースリングのもグラスでも頼むことが出来るが、他の種類はボトルでの提供となる。

シャトー・ヴィニョルは爽やかな辛口の白で、グレープフルーツか桃のようなアロマでフルーティ。酸味のある料理にも合う。これは酢飯やワサビとの相性も良さそうだ。

076

まず出されたのは、これからが旬のホタルイカを軽く沖漬けにしたもの。上品な味付けでいい。

079

こちらは珍しいブリの白子。脂を抜くために軽く湯通しにして一晩出汁に漬け込んでいる。

北陸ではタラやふぐの白子はよく出されるが、ブリの白子は初体験かもしれない。

ブリは2月頃から産卵のためにオスのブリも白子に栄養を蓄え身のほうは細ってくる。一方、白子は旨みを増してくるのだが、美味しいのは3月の受精時期までの一ヶ月ほどしかないのだそうである。

080

さらに、アン肝が続く。う~ん、通風には悪いものばかり?(^^;;

しかし、ブリの白子・あん肝とも濃厚な中にも、そこはかとなく上品な旨みが感じられる味付けで、なかなか他では食べることが出来ない味に仕上がっている。

082

こちらはのどぐろの湯葉餡かけ。

のどぐろは焼くのがベストだと思っているが、これも脂の乗ったのどぐろで餡ともマッチしていた。

086

そして、握りに移る前に出されたのが、マスとサバの押し寿司。

087

最後のおつまみは穴子の揚げ出し風。サクッとした食感で、噛むと穴子の旨みが口の中に広がる。

握りに移るが、こちらのお店の握りはすべて出される前に何らかの味付けがされているので、基本はそのまま食べる。

冒頭にも書いたが、ここは「小さな握り鮨」が特徴。行く前に調べたら何人かが「小指ほど」と書いていたのでお腹がふくれるのか心配したが、実際は親指ほどの大きさであった。

元々、江戸前の鮨屋は基本は鮨を食べに来るところで、酒はほどほどに!というルールであるが、時代と共にそのあたりは変化してきて、福岡では鮨よりも料理メニューのほうが主!みたいなところも増えてきた。

ましてや、ワインを楽しみながら食べる鮨となると、かた田のような小さな握りというのも理にかなっているのではないかと思う。

090

まずはヒラメ。見たとおり小さいのだが、シャリがネタで見えないので、ネタそのものの味が勝っている。つまみ感覚で食べられる握り鮨だ。

091

アラも脂が乗っている。

092

ヤリイカ。甘い!

093

赤貝

094

マグロはヅケで。

096

コハダは見た目も味も芸術品。

097

中トロ

100

アジ

101

ノドグロ。脂のりまくり!

102

梅貝

103

シラウオ

106

ゲソは生姜醤油で。

107

109ウニ。以上で握りは終わり。

ワインも途中で終わり、握りがまだ出てきそうなのでついつい追加でアルコールを頼んでしまった。飲んだのは菊姫の米焼酎で「加賀の露」。なかなか個性がしっかりとした焼酎だった。

料理6種類と握り13貫。ワインボトル一本、焼酎1杯ずつ、締めて一人13,000円強であった。

男の私にとっては鮨でお腹一杯になることはなかったが、ワインを楽しむ鮨という、あまり石川県の鮨店では見かけないお店なのでいいかもしれない。

かた田
石川県金沢市武蔵町3-3
レジデンス武蔵1F
TEL 076-263-0263
18:00~22:00※要予約
日祝休

この記事が気に入ってくださったら下記をクリックお願いします。
人気blogランキングへ

にほんブログ村 グルメブログへ

|

« 木場潟隣接の超うらやましい場所にある木田さん宅の花見で個性豊かな方々が集合 | トップページ | ラーメン店でカレー!?能美市「らーめん 参客」のカレーは3つの味が楽しめて本格派 »

石川グルメ(鮨、寿司)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70453/59388326

この記事へのトラックバック一覧です: 金沢武蔵の裏手にひっそりと佇む「かた田」はワインを飲みながら楽しむ小さな鮨:

« 木場潟隣接の超うらやましい場所にある木田さん宅の花見で個性豊かな方々が集合 | トップページ | ラーメン店でカレー!?能美市「らーめん 参客」のカレーは3つの味が楽しめて本格派 »