小松大領町「食工房 花卯」は1品ずつ丁寧に出される点心の懐石ランチコースがおすすめ
小松にある花卯には、お店がオープンしたときから何度かお邪魔したことがある。
福岡に転居する前に行ったものだが、昼と夜一度ずつ私のブログでも紹介したことがあるので見て欲しい。(昼のとき・夜のとき)
石川に戻ってきてからも一度休日に予約せずに伺ったことがあるが、そのときは満席だったために今回紹介するのは久しぶりとなる。
静かな住宅街にあるので、お店の場所がわかりにくく飛び込みのお客はあまり期待できない。だが、ここは常連のお客に根強い人気があるようだ。
さて、2月に到来した大型寒波が一段落した日曜日のランチに出かけてきた。
ランチ(昼膳)は基本は1,800円のランチ膳と2,400円のランチコース(点心)の2種類。あと3,800円のミニコースというのがあるが、こちらはあらかじめ予約が必要だ。
今回はせっかくなので、妻と私で昼膳の2コースとも楽しんでみることにした。
お店の名前に「卯」が付くので、店内に置かれているものや使用する器類などに、ウサギがいて可愛い。
ランチコース(点心)は、まず先付けに「鰯雪花和え」と「大豆旨煮」が出される。この「鰯雪花和え」が美味しかった。
その後、椀物の真丈。上品な出汁でふんわりとした真丈との相性もバッチリ!
お造りは、ホタテと寒ブリ。寒ブリの脂の乗り方がよかった。
そして、ランチコースは口取り、胡麻豆腐、吸い物、ご飯、香の物が出される。
口取りは蓮根、里芋、南京、大根、ふき、麩の炊き合わせ。タラの幽庵焼、味付け玉子、カマボコ、くわいのチップ、絹サヤ、黒豆、蕪など盛りだくさん!
少しずつ盛られていて、味付けも上品。それに色んな味が楽しめるので女性にはいいだろう?
口取り一つとっても手間暇かけて作られていることがよくわかる逸品である。
最後にこちらの山菜とサツマイモの天ぷらも付いてきた。
もう一つ頼んだ「ランチ膳」は、先付けと椀物以外はほぼ同じであるが、お造りはホタテではなくイカが入っていた。口取りの内容も若干違っていた。
デザートはぜんざいか、
りんごのコンポートを選ぶことが出来た。
飲み物はコーヒー、紅茶、昆布茶が選べたので、私は紅茶、妻は昆布茶を頼んだ。カツプ類にもウサギが描かれている。
ランチは夜に来店してもらうための呼び水となるように、コスパ的にもいい内容になっているところが多いが、「食工房 花卯」のランチは十分にその役割を果たしていると思う。また夜にお邪魔したくなった。
なお、ランチ膳は2月一杯です。3月からは新しいメニューになります。
食工房 花卯
石川県小松市大領町そ126-2
TEL 0761-22-0029
11:30~14:00
17:30~21:00
月曜休
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