「秋の大人の社会勉強」ランチ編。京都伏見「月の蔵人(つきのくらびと)」で京風御膳ランチ
「秋の大人の社会勉強」の最後のネタである。
2日目のお昼。最後の訪問先である「月桂冠大倉記念館」の見学を終えた後、ランチを食べたお店「月の蔵人」を紹介したい。
ここは「月桂冠大倉記念館」から100mくらい離れている場所にあり、やはり月桂冠が経営している飲食店である。
近くには坂本竜馬が襲われた旅籠「寺田屋」もある。
元々は酒蔵だったところを改装しており、天井が高く開放的な室内である。蔵自体は大正2年に建築されたもので、モダンなインテリアともうまく調和している。
我々「秋の大人の社会勉強」メンバーとしては、やはり昼から酒を飲みながらのランチとなった。左は「Zipang(ジパング)」という日本酒のスパークリング。もちろん、月桂冠である。
団体なので、部屋に通されるとすでに配膳されていた。
基本は「京月御膳」という1,500円のセットで、メニューにもある品だ。ただ基本のものからは少し違っていたようである。
京都という土地柄、京料理のテイストが感じられるセットとなっているようだ。
この中で一番のお店のウリは「手作り豆富」。普通は、ざる豆冨・おぼろ豆冨・豆冨しゅうまいの3種類から選べるようだが、我々には「ざる豆冨」が最初からセットされていた。
このざる豆冨についてはお店の方からわざわざ食べ方の説明まであった。まずは大豆そのものの味を感じてもらうために何も付けずに食べ、そのあと、テーブルに置かれている3種類の塩で食べ、最後はツユに付けて食べるということ。
まずは言われたとおりに、そのまま何もつけずに食べてみる。確かに大豆本来の旨みを感じる豆富で甘みも凄く感じられる。
塩は源塩(つまりはあら塩)・なまら塩・わさび塩の3種。ちなみに「なまら塩」の「なまら」とは北海道で「凄い!」という意味で「なまら旨い!」などと使うのだが、ようは天然昆布が刷り込まれた塩のことである。
確かに、これらの塩をつけると、豆富の持つ甘みを旨みがさらに引き立つ気がする。美味しい。
膳にはもう一つ豆冨が付いていて、これは月替わり。今月はニンジンの豆冨だそうだが、あまりニンジンの味はしなかった。
お造りは、イカ、マグロ、サーモン。
天ぷらも塩で食べるといいのだが、残念ながら揚げられてから時間が経っているため冷めていて味のほうはイマイチ。
こちらは焚き合せ。
あと、真ん中に見えるのは「京ゆば」。
茶碗蒸しは豆乳で作られた薄味の上品な茶碗蒸しだった。
メニューにはサラダ・デザートも書かれていたが、我々のにはなかったが、代わりにシュウマイの揚げだしのようなものがじゅんさいの入っただし汁に入れられていたものがあった。酒呑みにはつまみ系がいいということか?(^^;;
観光地なので客は観光客が多いと思う。伏見の酒蔵の風情を感じながら食べるので、さらに酒が美味しく飲めるだろう?値段的にもそんなに観光地価格ではないように思えたのでいいお店ではないだろうか?
月の蔵人(つきのくらびと)
京都市伏見区上油掛町185-1
TEL 075-623-4630
11:00~23:00
無休
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