東京西神田「燻し人 しんご」で、まだまだ珍しい燻製カレーのランチを食べにいく
2年半ほど前に、水天宮に出来た世界初の燻製カレーを食べさせてくれるお店「くんかれ」を紹介したことがある。
そのときは新規オープン一ヶ月目ぐらいに食べに行き、いたく感心した覚えがある。
今日紹介する「燻し人 しんご」は、その世界初の燻製カレーを生み出した八木氏が新しく西神田にオープンしたお店なのだ。
今回も新規オープン後一ヶ月目ぐらいに偶然訪問することとなったのは、何かの縁かもしれない。
燻製カレーは八木氏が幡ヶ谷の燻製居酒屋時代に考え生み出したメニューで、その後、水天宮の「くんかれ」で花開いたのだが、いまは、「くんかれ」の経営とは一線を引いているようだ。ちなみに「くんかれ」の運営は株式会社プレミアムダイニングアンドパートナーズが行っていて恵比須と松戸、そして9月には表参道にもお店を出している。
さて、「燻し人 しんご」は、西神田の日本大学の本部及び校舎周辺にあり、カレー好きの学生客をターゲットにしているのだと思う。
お店の名前の「燻し人 しんご」とは、八木氏の名前が進剛(しんごう)というところからきていると思う。
ちょうど、たまたまお店に行った時間がランチ早めの時間帯だったために、八木氏と話す機会を得て、水天宮の「くんかれ」のことについてお聞きしたら、前述の話となったのだが、彼は千葉県の生まれで、きき酒師、野菜ソムリエ、調味料ソムリエの資格を持っている。
お昼はランチのセットメニューが色々あるが、基本の燻製カレーの味は一種類。辛さ5種類とスモークフレーバー3種類から選ぶことが出来る。あとは燻製のトッピングを組み合わせたり、サラダを付けるかなどの組み合わせである。
私はランチのお得なセットのメニューになっている「レギュラーセット(980円)」を頼むことにした。
セットには、これら「燻製マッシュポテト」「燻製チキンスープ」とドリンクが付いてくる。また燻製のトッピングについては4種類とも少しずつ盛られていて、一通り楽しむことが出来るので初めての人にはお勧めのメニューだと思う。ちなみに私は鶏肉そのものが苦手なので、トッピングにある鶏肉はベーコンに変えてもらった。(ゆえに2個入っている)
レギュラーセットは辛さとスモークフレーバーは標準の設定となっている。今回私はそのままのものを食べたが、少し辛口が好きな私にとっては辛さは物足りなかった。より辛くしたりスモークフレーバーの度合いをあげたりは追加料金が必要。
水天宮の「くんかれ」で食べたものとは少し違った味になっている気がしたが、こちらでは燻製のチキンを細切れにしてルーに入れているということであった。トッピングの種類や内容は「くんかれ」の時とそれほど変わらない感じだ。
味としては燻製の良さをうまくカレーに閉じ込めているので、気に入った人はクセになる味である。ただ反面、燻製そのものがある意味尖がった個性とも言えなくもないので、毎日食べたくなるようなものでもないような気がする。
行ったときは、オープンしてまだ一ヶ月しか経過していないので、お昼時でも次々にお客が入ってくるという感じではなかった。まだまだ知名度がないのかな?
学生街の立地で、彼ら学生にどのように支持してもらえるかが鍵だと思う。
燻し人 しんご
東京都千代田区西神田2-7-14
YS西神田ビル1F
TEL 03-6272-3357
11:30~15:00
17:00~23:30
日祝休
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