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2013/12/21

寒い日には金沢おでん!片町「赤玉 本店」で香箱の「かに面」はじめ熱々おでんに舌鼓

11月の最終の土曜日。大学時代の友人と久しぶりに一献。

私のリクエストで金沢おでんを食べることに。

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行ったのは「赤玉 本店」。ここを選んだのは友人の予定が18時から入っていたためである。そのため15時からの早い時間しかダメということで、その時間からやっているのが、金沢駅の黒百合とここ「赤玉 本店」しかなかったのだ。

「赤玉 本店」は2年半ぶり。前は入り口の写真しか紹介できなかったので、今回は金沢おでんの紹介も兼ねて書きたい。

金沢おでんとはなんだろう?私もおでんが好きだが、昔は「金沢おでん」と、頭に「金沢」の文字をつけて呼ぶことはなかった。

ただ、金沢の居酒屋さんにはおでんをメニューとして置いているお店は意外に多い。

世の中、グルメブームがきたり、いわゆるご当地グルメを競うようになってきた、ここ10数年前から「金沢おでん」という名称を聞くようになってきたのではないだろうか?

色々調べてみても、「金沢おでん」という定義はないようで、金沢市内に多く存在するおでん屋さんも昔から慣れ親しんできたやり方と味を守っている。このあたりの頑固さは保守的な土地柄をあらわしている。

また「金沢おでん」の定義すらも定まったものがない。ダシすらも関西風、関東風など店によってバラバラである。

石川県の食には、このような「金沢おでん」だけではなく、意外にご当地グルメやB級グルメという類で地域ブランドとして認識されている料理が少ないのである。

考えても、「加賀料理」そのものも素材をクローズアップしていない料理で、金沢らしいものといえば「治部煮」ぐらいだろう?

昔にも書いたことがあるが、素材に恵まれ過ぎていることも一つの要因であろう。今日はこの辺のことはこれ以上は書かないが、たとえばズワイガニを例にとっても、福井の「越前ガニ」や山陰の「松葉ガニ」といった呼称ではなく、ずっと単に「ズワイガニ」と呼んできて、近年やっと「加能ガニ」というブランドを付けたほどである。

さて、話を本題に戻そう。

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「赤玉 本店」は昭和2年創業というから、すでに86年ほど経っている老舗のおでん屋である。我々は1階の小上がりの席に座り、15時という昼間から久しぶりに酒を酌み交わしながら、懐かしい積もりに積もった話をして美味しいおでんに舌鼓を打った。

さて、数少ない「金沢おでん」らしいタネといえば「カニ面(めん)」だろう?

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これは、香箱ガニの身と内子、外子、みそを丸ごと甲羅に詰めておでんダネとしている、ちょっと贅沢なおでんなのである。

普通、香箱ガニは地元では湯がいたものをニ杯酢などで食べるが、このおでんの「カニ面」も、マジ美味しい!

カニの身にダシが染みこんで、食べると、内子、外子、みその旨みも混在して口の中に味が広がる。

「赤玉 本店」のおでんは、ダシが透き通っている。醤油は大野の醤油を使っているのだが、味付けは至って上品。素材の持つ旨みを邪魔しないダシで好感が持てる。

「カニ面」以外で頼んだのは、こちらはダイコン、車麩、梅貝(300円)、ロールキャベツ(300円)。どれもいい塩梅でシュンでいました。

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ちなみに、車麩も金沢らしい種である。これもモロにダシを吸っていい味。梅貝も、こちらの素材だ。いい塩梅だ。

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こちらは「海老真丈(270円)」。ほんのりと海老の味でダシの上品さとマッチしている。

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「玉子焼(280円)」のおでんも、珍しいので頼んでみた。少し甘めの味付けだが、あくまでも主役はダシである。

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「タコ(300円)」と「さつま揚げ」も頼んでみた。

お店にはおでん以外にも色々なメニューがある。

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こちらは、「へしこ」。日本酒が合う。

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「浜松餃子(450円)」なんてメニューもあった。この餃子もなかなか美味しかった。

2時間ほどで、酒を相当飲んでしまった。それも昼間から。(^^;;

まぁ、久しぶりの旧友と飲み交わす酒は美味しいし、そんなときにはおでんは最高の肴である。

赤玉 本店
石川県金沢市片町2-21-2
TEL 076-223-3330
15:00~26:00
月曜休

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